2012/07/28 - 2012/08/06
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yoshikayoさん
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カンパニア州のサレルノを拠点として、予定ではカパッチョで水牛のモッツァレラを食べ、そして、パリヌーロに移動して青の洞窟を見て、戻ってきて夕方からアマルフィを散策しようと計画を立てていました。しかし、計画は半分で終了。なにせ交通の便が悪いので、時間がとられてしまいます。その上、迷ったりしたので、予定通りにことは進みませんでした。それでも、1番の目的だったパリヌーロの青の洞窟を堪能することができました。暑い中、よく歩いたなぁ~。パリヌーロの青の洞窟はオススメですよ。日本人の姿は見かけなかったけれど、チケットを買った場所にあったパンフレットには日本語表記がありました。ということは、結構来ているのかな?
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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サレルノ駅です。さあ、今日のスケジュールは過密です。なぜなら3カ所を行ったり来たりするからです。
まずは、カパッチョのTenuta Vannuloに行き、水牛のモッツァレラを食べます。
http://www.vannulo.it/eng/flash/gallery/gallery.html
カパッチョは水牛のモッツァレラが有名らしいのですが、このTenuta Vannuloは機械化せずに人の手でチーズを作っているということで、できたては特においしく、ここ以外では食べられない(店に卸していない)とのことなのです。 -
しかし、列車に乗ったはいいものの、降りる駅が何番目なのかわかりません。駅に止まるたびに青い看板の文字を読んで確かめていたのですが、看板が見えず時間的にまだかな?と思っていたらCapaccio-Roccandaspide駅を乗り越してしまいました(結局2番目の駅だったのかな)。そこで次のPaestumで降り、戻ることにしました。列車まで30分ほどあったので、駅前からまっすぐ伸びる道を歩いてみました。突き当たりまで行ったら、そろそろ時間なのでもどろうかなと思っていたら、ペストゥムの遺跡が見えました。失敗のおまけです。
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しかし、じっくり見ている時間はありません。
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ざっとみて戻ります。
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駅のすぐ前にこういう門があり、くぐってまっすぐの道を進んだのです。城壁のようにずーっと壁が連なっていました。道の両脇は畑です。道にはヤモリ?イモリ?がちょろちょろしていました。
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無事カパッチョに戻りました。Tenuta Vannuloを目指します。この農場については以下が詳しいです。
http://www.arukikata.co.jp/webmag/2007/rept/rept26/rept26_05_070600.html
列車を降りてまっすぐ進みました。住所は控えて行ったものの、通りの名前が見つかりません。あとからゆっくり歩いていた友人は住所通りの場所に向かったのですが、農場ではなく店だと思っていたので見つけられませんでした。私は、さっさと前を歩き、途中であったおじさんと立ち話をして、情報を得てまっすぐ進んで行きましたが、結局行き着けず、何人かの人に聞いて、結局友人が一度行った場所をさらに進んだところにありました。
目印になるのは、時計塔です。それを通り越すと先の方に黄色い建物が見えます。そこがTenuta Vannuloです。 -
次のパリヌーロ行きの列車(9:54)には間に合わないので(交通の便が悪く、都合のいい時間帯の列車がありません)、事前にタクシーを予約していました。約束の時間は10:10。モッツァレラは9:30から販売を始めます。私たちが着いたのが10時頃。時間がありません。でもせっかく苦労してここまで来たのだから、買わないわけにいけません。
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しかし、お店はご覧の通りたくさんの人、人、人。となりのヨーグルトなどを売っているところも大変混雑していたそうです。
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入口を入って右側にある番号の紙をとります。
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店の右上に番号が出ます。順番です。予約はできません。というのも、メールで何度か問い合わせたところ、丁寧に返事をくれたからです。
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中では職人さんが手作業でモッツァレラを作っています。
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店先ではこんなふうにリコッタチーズを売っています。みんな大量に買って行きます。発泡スチロールの箱も用意されていて、水が漏れないようにテープで手早くふたをぐるぐる巻きにしていました。
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30分ほど待ってやっと手に入れた水牛のモッツァレラ。300g買いました。「グランデ?ウン・ポコ?」と聞かれた気がしたので、「ウン・ポコ」と答えました。ちょうど日本で売っているモッツァレラぐらいの大きさのものが5つ入っていました。食べたのはホテルに戻ってからです。
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塩水につかっていました。友人と分け合って食べました。
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弾力があって、中からミルクがじわ〜っと出てきます。くせはありません。脂肪分が高そうですが、日本では滅多に食べられないもの。ありがたくいただきました。日本に持って帰れないのが残念(まだまだ旅行が続くので)。
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このTenuta Vannuloの袋に入っていました。商品によっては、紙袋に入れてくれることもあるようです。水牛の顔がついていました。
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さて、タクシーの運転手を30分近く待たせて、いざパリヌーロに向かいます。列車だとPisciotta-Palinuro駅で降りて、バスでパリヌーロに向かい、歩いて海に行くことになりそうだったのですが、タクシーだから乗っているだけで海までつきます。ただし70ユーロかかりましたが…。
しかし、運転手さんも道がよくわからなかったらしく、人に何度も聞いて、すごい山道を通ってやっとたどり着きました。
大勢の人が海水浴を楽しんでいます。太陽はほぼ真上。ギラギラと照りつけています。 -
さっそく、洞窟ツアーを申し込みます。15ユーロでした。ここでも予定より値上がりしていました。
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それほど待つことなく、ボートに案内されました。他には1家族だけだったので、全員で6名でした。
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岬を回って行きます。
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他のツアーボートや個人のボートなどが海上に浮かんでいます。
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あちこちに洞窟らしき穴が見えます。
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その中の1つに入って行きます。
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他のボートが1艘すでにいました。
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いきなり青の洞窟です。すっごい青い!カプリ島の青の洞窟が有名だけど、以前1度行ったときには波が高くて入れず断念した思い出があります。今回の旅行の計画を立てている段階で偶然パリヌーロの青の洞窟を見つけました。カプリ島より入れる可能性が高く、ツアー料金も安く、観光客慣れしていないという点を重視して今回の旅行に組み入れました(本当は、クロアチアのフヴァル島の青の洞窟にいってみたかったの)。
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本当に写真のように青いんです。
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12時過ぎです。
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洞窟から出ます。
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もう一度振り返って見ます。
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海の水はこんな風に青いのですが、透明度がすごくて、深さがわかりません。
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ここから出てきました。
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次に向かいます。
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次は赤の洞窟です。
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鍾乳石などに覆われる岩肌が赤く見えます。
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ガイドさんが説明しながら懐中電灯で照らしてくれます。説明はわかりませんが、照らされた先が見所なのだろうと見ていました。
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出口近くの水面です。でも、さっきの青の洞窟のように深い青ではありません。
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次に向かいます。
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最後は修道士の洞窟です。奥にある鍾乳石が祈りを捧げている修道士の姿のように見えることから名づけられたようです。でもよく見えませんでした。
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次に向かいます。でも洞窟巡りはおしまいです。
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穴から灯台?が見えます。
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ガイドさんが教えてくれました。
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向こう岸にビーチが見えます。
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ここのビーチの海水は緑色に見えます。
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ずいぶんと場所によって違うものです。
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ビーチに近づいて行きます。
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上陸しました。15分ほどここで休憩です。乗り合わせていた家族は皆水着になって飛び込んで行きました。泳ぐ時間があることは知っていたものの、今後の予定を考えて、泳ぐのはやめようと友人と決めていました。
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ガイドさんがボートを引き上げます。
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浅いです。海底は白っぽい砂です。
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こんなふうにすごい透明度です。こんなに暑いのに、泳ぐには少し冷たいのでは?と思えるような水温でした。でも、みなさん泳いでいます。
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陸地はこんな風に褶曲が見られます。これだけの地殻変動で出来上がったということでしょうか。
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一休みできる場所もあります。でも日陰はここくらいかな。
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再びボートに乗って帰ります。
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さようなら、ビーチ。
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ビーチから少し離れた海上にはボートやヨットが停泊していました。ここからみんな上陸したのかな?
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港に一路戻ります。約1時間半のツアーでした。
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これは、港から街に向かって歩いた坂の上から見た海の景色。すっごいきれいな海でした。
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30分以上歩いて街の中心地にあるインフォメーションまで来ました。
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開いておらず、窓にバス時刻表が貼ってありました。なんとか探り当てたバス時刻(http://www.agenziainfanteviaggi.it/documenti/Orario_Autobus_Autolinee_Infante_dal_11.06.2012_al_19.06.2012.pdf)とほぼ同じですが、便数はこちらの方が多かったです。
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こっちがパリヌーロからピショッタ駅までのバス時刻。
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こっちはその反対。
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向かいにバス停らしきものがあったので待ちます。これが計画が狂ったそもそもの原因。もしもインフォメーションに人がいたらバス停を聞けたのに…。
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ちょうど教会があったので、待っている間に中をのぞきました。
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形が変わっています。
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待っても待ってもバスが来ません。1時間も待ってこれはおかしいということになって人に聞きました。でも知っている人がなかなかいません。本当のバス乗り場は、このインフォメーションと待っていたバス停もどきの間の道をまっすぐ歩いて行きます(坂は登りません)。道なりに歩いて行き、町外れっぽいところにバス停がありますが、このバス停は違います。さらにまっすぐ行くとT字路になっているので、そこを左に曲がると道の反対側に停留所(バス停はないけれど屋根があってバスを待つ場所になっている)があります。青いバスが来たので、手を挙げて止めて駅まで行くか聞きました。行くというので、やっとバスに乗り込み、パリヌーロを脱出しました。
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10分ほどバスは走ってPisciotta-Palinuro駅前に停まりました。
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Pisciotta-Palinuro駅です。ここで1時間以上列車を待ちました。そのくらい交通の便が悪いのです。その後。各駅停車の列車に揺られて無事サレルノ駅に戻ることができました。しかしその時すでに18時を過ぎていたので、アマルフィはあきらめました(パリヌーロ脱出の時点であきらめていました)。
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予定通りにサレルノに戻ってきていたら、15:30のTRAVERMARの船でアマルフィに向かう予定でした。
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乗り場はPizza Concordiaでサレルノ駅から海に向かっていったらある港です。昨日のうちに時刻表を確認しておきました。
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サレルノ発アマルフィ行きの最終が15:30で、アマルフィ発サレルノ行きの最終便19:10で帰ってくるつもりでした。今はTRAVERMARしかないようです。
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ここが本当だったら利用していたフェリー乗り場。
アマルフィには行けませんでしたが、第1目標がパリヌーロだったのでOKです。アマルフィはついでに行けそうだから行こうと思っていただけだったので。ま、欲張り過ぎはよくないということですね。
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