南イタリア女一人旅2005③　アマルフィ

2005/10/03 - 2005/10/08

イタリア留学の終わりに約１週間の旅行に出かけました。以前から心惹かれていた南イタリア！カンパーニャ州を中心に女一人旅。南イタリアは私の肌に合うのかも・・・すっかり虜になりました♪

１日目　ペルージャ→ナポリ
２日目　ナポリ→カプリ島→ナポリ→ポンペイ
３日目　ポンペイ→エルコラーノ→ポンペイ
４日目　ポンペイ→ソレント→アマルフィ→ソレント→ナポリ→ローマ
５日目　ローマ
６日目　ローマ→ペルージャ

写真はアマルフィのマリーナ門横に描かれているタイル画で、中世のイタリアから中東付近を表した海洋地図。地中海貿易の先駆者として君臨していた時代を偲ばせます。

エリア イタリア

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩

１０／６
朝ポンペイを後にし、ヴェスーヴィオ周遊鉄道でソレントへ、そこからSITA社のバスに乗りアマルフィへ向かう。美しいティレニア海の景色と、断崖に重なるように建つ家々を眺めながら海岸を走ること約１時間半、ようやくアマルフィに辿り着きました。

まずは”ドゥオーモ”へ。9世紀〜13世紀にかけて海洋国家として繁栄を築いたアマルフィの歴史を象徴する代表的な建造物。基礎はロマネスク様式であるが、東方貿易によりもたらされたイスラム文化とキリスト教建築が融合している。特に鐘楼はアラブの影響が色濃く見てとれる。ファザードは金のモザイクが埋め込まれてあり、陽の光を受けて輝くことから｢黄金のドゥオーモ｣と呼ばれている。

階段を上り、大聖堂入り口から見たドゥオーモ広場の眺め。

”天国の回廊”
ドゥオーモに入って左側にあるロマネスク風の回廊。一面の白の世界に垣間見える中庭の緑、光と影のコントラストが美しい。

回廊から見える鐘楼。埋め込まれた黄色と緑のマヨルカ焼タイルの色彩がアラブっぽい。

回廊の白いアーチから覗く鐘楼がとても気に入りました。

”聖母子像”

”クリプタ(地下祭室)”
アマルフィの守護聖人、聖アンドレアが眠る霊廟です。大理石で造られた柱や天井のフレスコ画、彫刻などで絢爛豪華に飾られていた。クリプタって地味なイメージがありましたが、ここは別格。

聖アンドレアの遺骸が眠る祭壇には、彼のブロンズ像が。

”大聖堂”

主祭壇は自然光が差し込んで、大理石やフレスコ画の色彩を引き立てていました。

主祭壇天井に描かれていた絵。

誰？

小祭壇には胸像がたくさん飾ってありましたが・・・
誰？誰？誰？全然わかんない(汗)

だめだ、全っ然わかんない！誰なんだぁぁぁ(泣)
ま、わかんなくても美しいと感じる心があればいっか。

これはわかった！横たわるキリスト(←あたりまえ)

これも聖アンドレア。漁師の守護聖人で、Ｘ型の十字架(アンドレア十字)、魚捕りの網、魚が象徴になっているそうな。あ、持ってますね、アンドレア十字。

ドゥオーモを出た後は広場周辺のお土産もの屋さんを少しブラブラしてからビーチへ。10月だというのに、まだ水着でくつろいでる人いるんですよねー。

それにしても青い！今日はちょっと雲が多いけど、晴天の日は海と空の境界もわからないほどなんだろうなぁ。一面の青の世界、見てみたいなぁ・・・

断崖に張り付くように建っているアマルフィ海岸の住居群。こんな風景、日本では見ることができませんよね。夜景もきっとキレイなんだろうな。今回はアクシデントでアマルフィ宿泊は見送りになったけど、次回はゆっくり滞在して夜景も楽しみたい。

この日もあまり時間に余裕がなく、アマルフィ滞在はわずか２時間ほど。もうソレント行きのバスに乗る時間です。さよなら、アマルフィ〜！

バスの中からの風景。時折青空が見えたかと思うと・・・

急にどんより曇る。でも、グレーの海も詩的でいいな。

海岸沿いの道をくねくね進みながら、途中ポジターノなどの風景も見ることができました。あ、確かソフィア・ローレンの別荘、ポジターノだったな。どれだったんだろぉ。

心に残る美しい風景って、何よりのお土産です。この日はたくさんのお土産とともにアマルフィ海岸を後にしました。
この後ソレントからナポリへ戻り、Intercityでローマへ。明日はローマ観光です♪