2012/08/04 - 2012/08/06
2155位(同エリア3008件中)
きっちーさん
「広島へ行ったことがないから、行きたいんです」
仕事扱いで、タダで行ける!
そのうえ、平和学習もコーディネイトしていただける!
そんなしゃーない理由で手を挙げた、初☆原水禁大会。
世界遺産のある宮島へ行って、老舗っぽいお店でもみじまんじゅう買って職場へ送ったし(手荷物面倒だから)、ヒバクシャの方の貴重な体験談もじかに聞いたし、世界各地の反核活動報告も聞いたし、資料館観たし、半月前からひとりでコツコツ折っていた千羽(には届かなかった)鶴も慰霊碑に供えてきたし!
終わった。
もうあとは帰るだけさー、な気持ちなんですが・・。
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 交通手段
- 船 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 団体旅行
-
そうは問屋が卸さない?
ヒバクシャの女性のお話をうかがって、以前から行きたがっていたトコばっか自分勝手にまわっていたので、すっかり忘れていたんですが。
メインイベントはこの最終日☆
原爆投下の日時に合わせて行われる平和記念式典への参加が、「反核の志をともに!!」っちゅう労組的に重要な取り組みなんでした。
(もちろん原水禁大会の参加も重要なんですけど) -
朝、ホテルから眺める広島市内。
窓の外には、ちょうど路面電車のレールがのびています。
広島市内では『被爆電車』と呼ばれる、路面電車が現役で走っておるそうな。
原爆記念日には、よく走っていると小耳に挟んだので、しばらく観ていましたが。
みんな似たようなデザインなので、新しい車両を抜かせばどれがそうなのかワカリマセン〜。
おっとグズグズしてると、8時になっちゃうよ。
投下時間前から式典は始まるので、参加者はそれ以上に早く会場入りしなくてはいけません。 -
各自、チェックアウトして荷物を持って式典参加したら、原水禁大会閉会式会場で合流、という最終日は縛りの少ないスケジュール。
聞いた話によると、何度か参加している人中には、式典も閉会式もサボって宮島へ遊びに行ったメンバーズが過去にいたそうで。
新幹線の切符を、意固地なまでに団長が参加者に渡さない理由だそうです。
バカだなー。
時間をやりくりすれば、サボらなくたって行けるのに。
第一、式典と大会参加のためにすべて有給・会社+労組負担にしてもらってるんだろうに。
原爆投下日の関連イベントをすべて蹴って遊びに行くって、そりゃ無しだろうな〜。人でなしっぽいよな〜。 -
さて、荷物を持ったまま夕方までウロウロする気はナッシングなので。
ホテルのフロントで宅急便で家まで発送し、身軽に平和記念式典がおこなわれる会場方面へ歩き出します。
式典会場の平和公園周辺は道幅が非常に広いため、そーんな車がじゃんじゃん行きかっているようには見えなかったのですが。
警察によってガッツン道路封鎖がされており、車両通行禁止です。
ご覧ください。
この広々とした道路!
「すばらすぃ〜v東京じゃ考えられん」
車が来ないからと車道に出たら、
「歩道へ戻ってください」
怒られました。
なんでー!
車来ないのに!!
ビックリしてみまわすと、広島ピーポーはきちんと混雑した歩道を歩いてました。
ま、まじめだな・・。
地域性かしら。 -
車が来なけりゃ車道も○!
だって、歩道せまいんだもん!!
そんなオイラには、じゃっかんそりが合わない広島警察。
式典会場へは、四方に点在する公園入り口から自由に入れるのですが、私が通った入り口では、ガール&ボーイスカウトの子ども達が折り紙の挟み込まれたプログラムをくばっていました。
うっ!
子どもはエライな。 -
ちなみに、折り紙は英語などで鶴の折り方を図解したプリントも添付されているので、各自で折ると最寄りのテントで回収してくれます。
プリントを眺めながら外人さんたちも挑戦しています。
これは結構いいアイディアかも。
言葉が通じない人でも、オイラのような初参加者でも、楽しく参加した実感を共有できます。 -
入場待ちの合間に周囲をチェック。
想像していたよりずっと国際色豊かで、大掛かりな式典です。
いつもはニュースで市長挨拶の部分映像を観るだけなので、会場の様子とか全然わからなかったんですけど。
警備やスタッフの人員は、驚くほどです。
あらためて、世界に発信する重要なイベントとして広島の人たちは開催してるんだなあーと、感じました。 -
よく見ると、広島平和記念資料館の建物にも、式典名が看板として取り付けられています!
-
最初、ボーっとしてたので、普通に「広島平和記念資料館」って読んでたよ!
-
資料館の屋上にはTVカメラが多数陣取っていて、建物周囲には警備員さんたちがロープを張って、人が入れないようにしてました。
もっとも建物向こうの公園側、会場方面はそんなでもなく、フツーに資料館へ近寄れてました。
なんで外側だけ厳重警備? -
おとついの夜、ガランとしていた会場は多くの人でいっぱいになっていました。
無人のまま整然とイスの並んでいたスペースは、すでに関係者以外立ち入り禁止のようで。
一般参加のワタクシは、とりあえず日陰を探します。←え・・ -
会場の中心にいる人たちは、関係者や家族、来賓や政府関係者といった面々で、そこまではTVなどで毎年目にする光景です。
会場内で意外だったのは、通勤途中のサラリーマン&キャリアウーマン、そして近所の人といった服装の人が、かなりの人数いたこと。 -
参加してみて感じたのは式典のクライマックスは、原爆投下時間に黙祷を捧げることなので、そのわずかな時間だけでも出勤前に参加しようとする人や、「この時間だけは」と会場に足を運ぶ近くの住人の方がいるようなのです。
ヒバクシャの方のお話も壮絶でしたが、「短い時間だけでも」と駆けつけている広島の人たちの気持ちに、なんだかとても感動しました。
短い時間だけなら、逆に来ないという選択だってありえるわけですから。
ロープで仕切られた会場中心を映し出す、公園内の歩道に連なるカメラの群れ。
いつも見たり聞いたりしているのは、こうした映像に残される顔の知れた代表者の『表現』なので、周辺に居たひとりひとりの地元の人の参加や、どこから来ているかも知れない外国の人たちの参加―――。
「こればかりは、現場へ来なきゃわからないよなー」
来てよかったな、とボンヤリと思いました。 -
午前8時15分。
黙祷が終わると、スーツ姿の人たちや、サンダルを引っ掛けたカジュアルな服装の皆さん達がいっせいにバラけていきます。
日陰で、見えないステージの方から聞こえてくる音声を拾っていましたが、ふと前方を見ると、NHK取材班が付きっ切りで車椅子のお年寄りにインタビューをおこなっています。
ひょっとして、ヒバクシャの方かも。
ひょっとして、NHKスペシャル用の取材かも。
じりじりと車椅子の背後にまわり、カメラに映りこもうと移動☆ -
敗戦特番のどっかにオイラが映っているかも知れません。
ほほほっ。
記念よ、記念v
にんまりしていると、近くで昨日『動く分科会』でご一緒させて頂いた、鹿児島県から参加のHさんと遭遇!
大荷物を抱えたHさんたちの鹿児島グループは、このあとの原水禁大会閉会式は途中で抜けて飛行機で帰られるそうなので、「またお会いしましょう」と挨拶し、手を振り合って別れました。
なんかこんな人の多い会場で最後にお会いできるなんて、チョットうれしいかも。 -
式典はまだ続いているのですが、日陰でじっとしていると蚊の餌食になるので、園内をプラプラ散策します。
ステージは見えないですが、平和記念公園内にいればあちこちにあるスピーカーで内容は把握できます。
平和記念公園内は、本川(太田川本流)と元安川にはさまれており、河岸はきれいに整備されています。
スピーカーから流れる、子どもの平和への決意を聞きながら、元安川沿いを原爆ドーム方面へ歩いていると、ものすごい怒号が対岸から聞こえてきます。
「さては、昨日のウヨクか!!」
だから、道路が警察に神経質に封鎖されていたのか。
愛国とかゆって、広島の人たちのイベントを邪魔するなんて許せんな。 -
こめかみに若干ひきつりを覚えながら、対岸に目を凝らすと、そこには『反原発』のノボリ。
そして、よくよくシュプレヒコールに耳をすますと「再稼動、反対!」「野田かえれ!」のコール。
うわあああ〜。
よりによって、このタイミングでやるかな・・。
気持ちはわからんでもない。
けど、ちっちゃい子が平和への思いを発言してるときに、大音量でガンガンやるのは非常に感じが悪い。
むしろ、嫌がらせっぽい。
イヤ、反原発だっていうなら気持ちはわかるけどね?
せめて、野田さんが発言してる時とか、式典終了に合わせるとかできないのかな??
スピーカーで、式典の発言内容は周辺に十分聞こえてくるので、反核を訴える来賓や、子どもが発言しているあいだは音を出さないことは出来るはずです。 -
「気が利かない反核団体じゃのう〜」
ひょっとして、同じ原水禁大会参加者だったりして(汗)。
真相は不明ですが。
いろんな人がいるよな〜、まったく。 -
反核を世界に向けて発信するこの式典に参加しているくせに、兵器転用も可能な原発の廃止にはとことん後ろ向きな野田さんの発言に移ったので、辟易して会場をあとにし、原水禁大会閉会式会場の方へ移動を始めます。
平和記念公園の方角から見た原爆ドームには、背後にでっかいビルがそびえていて、なるほどこれがよく「ドームは小さい」といわれる所以か、と納得。 -
実際の原爆ドームはこのように、周囲に比較できる建物がないので小さいとは感じないのですが。
遠景で、付近の高層ビルなどが目に入ると、確かに4〜5階建てほどの高さのドームは中規模ビルくらいなので、「小さい」と思う人もいるかもです。 -
そういえば、広島へ落とされた原子爆弾は、このドームの「ほぼ真上」と表現されるものの、実際にはドームの真上ではなくややずれた上空で爆発してたハズよな?
そうすると、この近場に本当の『爆心地』のモニュメントもしくは碑があるんじゃない?? -
原爆ドームの解説碑を再度読み返してみましたが、どこら辺が爆心地だったのかという案内はなく〜。
えー。
でも近くなんだよな、たしか。 -
原水禁大会の1日目の開会式と、3日目の閉会式の会場は、おなじ広島県立体育館グリーンアリーナでおこなわれるので、そちら方面に歩きつつ、それらしい石碑がないかをチェック。
あ。
あった。
それっぽい。
しかし、よーく見るとそれはセントラルリーグ優勝の碑でございました。
ちょっと、立派すぎじゃない?!
まあ、ファンにはいいかも知れんが。
まぎらわしいし。 -
広島県立体育館へ到着!
閉会式は、初日よりもあきらかに参加が減っていて、遠くから来ていた人たちは帰っているグループもいるもよう。
たしかに、座りっぱなしでずーっと人の話しを聞かされるだけというのは、苦痛に感じる場面もあります。
けれど、原発事故で居住地を追われ、生活も激変してしまった高校生達の発言が始まると、会場が水を打ったようになります。
原子力発電は「核の平和利用」と主張する人もいますが、その「平和な核に」よって、生活基盤を破棄された子ども達に面と向かって平和を口にできるのか、問いかけて行きたいと思います。
それは、「必要量の発電に原発は不可欠だから」という人にも、同様の問いを向けたいと思います。
2012年5月5日に北海道の柏原発3号機が停止しましたが、34日経っても(野田首相により6月8日大飯原発稼動)さかんに吹聴されていた「原発停止による大停電」など、起こりませんでした。
「不可欠な発電」の虚構が証明されていてなお、多くの人が故郷を失う羽目になった原発しか、なぜ選択しようとしないのか? -
再稼動なら、電気代の値上げを取り下げる議論が起きるのが筋だと思いますが、電力会社はボーナスの計画をしっかり立てただけです。
原水禁大会にも、原発を容認する発言者もでましたが、自分は反核なら放射性物質によって被ばくする要因を排除するために、反原発にならざる得ないと考えています。
自分が高校生のころは、バイトして友だちとオールして後輩のバイト先の居酒屋で未成年飲酒をするのが楽しみで、発言していた福島の高校生が享受していいはずの不安のない学生時代にこんな目に遭うのは、大多数の大人のツケを少数派の若年層が押し付けられる、途方もない理不尽な出来事だと思います。
閉会式で採択されたアピールよりも、福島から広島へやってきた子ども達の反核・反原発の訴えが、胸に響きました。
閉会後、各自食事をとって広島駅集合ということで、いったん解散に。
閉会式会場で、先ほど見つけられなかった『爆心地』の碑がある、だいたいの場所を教えてもらったので、最後に見てくることにします! -
資料では、『爆心地は原爆ドームの南東約160メートル地点、上空約600メートルでさく裂』だそうなんですけど、漠然としすぎ。
地図に沿って歩いていても、フツーの街並みなので心配になって、駐車場の入り口で車をさばいていた係員の男性に道順を確認。
どうやら、近くまで来たようですv
教えてもらったとおり、元安川沿いを歩くと、道沿いのビルの壁に茶っこい碑がたっています。 -
これかー!
この上空、約600メートルで原爆が爆発したわけです。
最後にたどり着いた場所に感慨深く立っていると、欧米系のカップルが碑を写真におさめていきます。
ここまで、外国の人が来ているなんて思ってもみませんでした。
広島や長崎からの言葉の群れは、確かにいろいろな場所にいるいろいろな人たちを動かしているのです。
『ヒバクシャ』は被爆者であることを、日本国内ですら表明できませんでした。
その時、被爆地にいた植民地出身者にはいまだ、被害すら主張できない生存者もいます。
それでも長い時間をかけて、少しずつ世界に言葉を届けていることを確信します。 -
日本は唯一の被爆国では最早ありません。
そもそも最初からヒバクシャには、「日本人」の枠にくくられない人々、不可視化された他国の人々を含んでいました。
そして、水爆や劣化ウラン弾によっていまもヒバクシャは世代を超えています。
被ばくや無差別殺傷兵器への根絶運動は、「他者や自分の生命を脅かすことを許すのか?」というシンプルな問いが根底にあるように思います。
それに答えるか答えないか、そして応えるやり方が議論されたり試行錯誤され、このさきに続いていくのだろうな、と感じました。 -
うっし!
ゴハンにしよ。
広島焼き食べなきゃv
うきうきと周囲のお店や地下のショッピングモールをあたりますが、どこも満席!!
そう。
原水禁大会参加者が、いっせいに街に解き放たれたので、観光客が好きそーなお店はどこも一杯。
なんですとーっ!! -
仕方なく、新幹線の出る広島駅へ路面電車でやってきました。
会場前で別れたM君に至っては、ゴハンできるところを求めて、原爆ドームから広島駅までデカイ荷物抱えたまま、徒歩できたそうです!!
(ドームから広島駅までは結構距離がある)
道中、食事処は見つからなかったらしい。カワイソー!
そんなわけで、ニアミス発生中の広島駅ビルのレストラン・フロア。
「ここなら、メジャーな広島焼き店も・・」
ですが、やっぱりお好み焼きとか粉モノ関係のお店はお客さんで行列が出来ていました。
ぶーぶー。 -
挫折。
無念。
やっぱ、名物は皆さん押さえておきたいんだなあ〜。
次回に期待。
仕方なし。
今回は、うどんにしてみました。 -
まあ、うどんもたぶん粉系のうち?
讃岐だしね。
近いっちゃ近いし!東京よりは!!
↑
イヤイヤイヤイヤ -
さて。
初☆広島旅行記も最後になりました。
若干、寄り道もしてましたが(笑)。宮島、宮島v
原水禁大会も初めて参加いたしやシタ!
ご近所さんや通勤途中の人たちもまざっていた平和記念式典や、市民団体が毎週のようにやっている平和学習講座などに比べると、一般参加が煩雑なので閉鎖的で残念でしたけど。
最新の反核平和運動は、軍事利用にとどまらず、「平和利用」への不審や実態の告発が次々と飛び出してました。
広島の原爆や、福島県の原発事故による被ばく影響範囲を円形に表現することで、被ばくの範囲や実態が隠されていると語る、ヒバクシャの女性。
原子力発電という「核の平和利用」によって、ふるさとを追われ、生活や健康、人間関係を引き裂かれたことを訴えた、福島県の高校生。
被ばくの現実を伝えることで、自分に起こった出来事を他の国や地域、そして自分にも再び起こることのないように。
そうした、彼/彼女たちの力強い言葉を旅行記の中で伝えるには、少々役不足なのが悲しいですが。
まあまあ、出来ないなりにやれることを、これからも考えていきたいです。
それでは、今回はここまで☆
読んでくださった皆さん、どうもですー!
ご投票頂いた方々にも感謝をxxx
ありがとうございました。
byきっちー
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