2012/07/13 - 2012/07/19
7位(同エリア112件中)
ゆりりんさん
ドイツ4日目。早くも旅が後半戦に突入してしまいました。
朝、ディンケルスビュールから路線バスでネルトリンゲン入り。
この街に訪れた理由はただ一つ、隕石の落下でできたという旧市街のまーるい城壁を高いところから見ること、それだけ。
街をぐるっと囲む城壁の中に、三角屋根のお家がギッシリ詰まった風景に圧倒される。
私にとって、ミュンヘンの市庁舎も、ノイシュヴァンシュタイン城も、ケルン大聖堂でさえもかなわない。
ドイツでいちばん感動した景色は、この日街でいちばん高い塔のてっぺんから見たネルトリンゲンの街並みです。
■今回のドイツ旅行のほかの旅行記は以下をご覧ください♪
旅程 5泊7日
【その1:ケルン編】1~2日目http://4travel.jp/traveler/yuri-ring/album/10689712/
【その2:ハイデルベルク編】2日目http://4travel.jp/traveler/yuri-ring/album/10691075/
【その3:ローテンブルク編】3日目午前http://4travel.jp/traveler/yuri-ring/album/10692357/
【その4:ディンケルスビュール編】3日目午後~4日目朝http://4travel.jp/traveler/yuri-ring/album/10693230/
【その5:ネルトリンゲン編】4日目午前http://4travel.jp/traveler/yuri-ring/album/10694451★今回はココ!
【その6:ミュンヘン編】4日目午後http://4travel.jp/traveler/yuri-ring/album/10695061
【その7:オーバーアマガウ&ノイシュヴァンシュタイン城編】5日目http://4travel.jp/traveler/yuri-ring/album/10695304
【その8:ニュルンベルク編】6日目午前(→帰国:午後)http://4travel.jp/traveler/yuri-ring/album/10696197
(成田着:7日目午後)
【番外編:フランクフルト国際空港編】Lufthansa×RIMOWAを買っちゃおう大作戦!http://4travel.jp/traveler/yuri-ring/album/10712684/
以下は今回の旅行概要です。
【航空券】
ルフトハンザ航空公式サイトから直接購入
【宿】
venere.com、booking.comより申込
【便名】
往:LH711 9:45成田発-14:30フランクフルト着
復:LH7228 20:45フランクフルト発-15:00成田着
【期間】
2012/7/13(金)-7/19(金) 5泊7日
【宿泊】
ケルン:Callas am Dom 77ユーロ(1泊)
フランクフルト:Adler Hotel Frankfurt 44ユーロ(1泊)
ディンケルスビュール:Hotel Deutsches Haus 85ユーロ(1泊)
ミュンヘン:Hotel Eder 59ユーロ×2(2泊)
【金額】
航空券160,540円(燃油代・諸税費込)
ジャーマンレイルパス4日分22,700円
現地での諸経費(宿代、食費、見学料など各種必要経費、
おみやげ代など)約110,000円
RIMOWA代(←これは別枠で計上)約47,000円(クレジットカードにて決済)
【オプション観光】
Alan.1「人気No.1!ノイシュバンシュタイン城とリンダー
ホーフ城1日観光ツアー<ミュンヘン発>」
49ユーロ(※クレジットカードにて事前決済)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス 徒歩
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空 ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ディンケルスビュールから501番系統の路線バスで約一時間南下。
朝9時過ぎ、終点ネルトリンゲン駅前に到着。
バスは旧市街の中心部にも停まってくれますが、荷物を預けるために駅前まで乗り続けました。 -
早速スーツケースを預けようと思ったら…なんとこの駅コインロッカー無し!
コインロッカーの看板ありましたが、全くもって嘘!
売店もご覧の通り閉鎖してるのか営業時間外なのかよく分かんない状態で、この時間は無人駅状態。 -
一瞬途方に暮れましたが、よく見たら駅の目の前にホテルがあったのでここに頼ることに。無事預かってもらえて一安心。
-
ホテル名は「Hotel am Ring」です。ダンケシェーン!
-
旧市街までは駅から歩いて15分ほど。
地球の歩き方には地図はありませんでしたが、バスの進路をチェックしていたので道順は分かりました。
そんなに複雑な道のりじゃないです。 -
門のそばに地図があったので、一応撮影。
小さな街だし、行き先は街の真ん中の教会の塔だけなので、見返すことはほとんどありませんでした。 -
旧市街IN。
-
建築中の家も三角屋根仕様だったのには少し驚きました。
街並み保存の意欲が伝わってきました。 -
パン屋さん。目の覚めるような黄色い壁が可愛い。
-
コカコーラのトラックと三角屋根の家々の対比。
-
聖ゲオルグ教会が見えてきました。この高い塔にはダニエルという可愛らしい愛称がついているそうで、塔の入り口にも「ダニエルの入り口」という表示がありました。
街のどこからでも見えるので、迷ったらダニエルを目指すと良さそう。 -
ところで、ネルトリンゲンの商店の店先には、よくこんなブタの置き物がありました。
-
日本での招き猫のようなものでしょう。
ドイツではブタは幸福の象徴だそうですが、それにしてもネルトリンゲンでは突出して沢山見かけたように思います。 -
家電屋さんのブタは洗濯機模様。
-
これは何屋さんだったか忘れました。
どのブタさんも元気で個性的なカラーリングでした。 -
果物屋さんの店先。
アプリコットは豪快にキロ売り。やっぱり農業国、とっても安い。 -
街の中心に近づいてきました。
豪華な噴水がありましたが、目を引いてしかたなかったのは手前の看板。 -
また出た!
そのロマンチックじゃない日本語表記やめて!(笑) -
楽しそうなドラッグストアがあったのでちょっと寄り道。Mueller。
滞在中、IhrPlatzとかROSSMANとか色々とドラッグストアを見かけましたが、ここは特に気に入りました。
(店名のuウムラウトがお気に入りポイント。笑) -
店内は薬や化粧品のほか、食料品も結構ありました。
印象的だったのはフレーバードウォーター。
色付きヴォルヴィックめっちゃ違和感あるわw -
2Fの一角はハンドクリーム天国!女子なら悲鳴モノ!
街なかにフツーにあるドラッグストアなので、どれも値段が安い!
ドイツの店頭に並んでいるだけで、どれも効果が高いように思えてきます。
パッケージはもちろんお洒落!言うことありません。
ここで買い物魂に火がついて、クナイプのハンドクリームはじめあれこれ買い物しちゃいました。 -
再び街歩きを続けます。
豪勢な木組みの家に惚れ惚れして思わずため息が出ます。 -
家の形がどれも可愛い。
上から見たらどう見えるんだろう?と期待が高まります。 -
そろそろダニエルへ登ります。
高さ90mほどとのこと。予想よりずっと大きく見える。
これだけ高い塔なら絶対景色バッチリでしょ! -
内部はやはり年季入ってます。
-
気抜いたら吹き抜けに真っ逆さまに落ちそうで怖い。
-
この塔の良かったところは、自分の現在位置を知らせてくれたこと。
海外の塔の階段を登ってると、どこまで続くのか分からなくて途中でちょっとイヤんなっちゃうことありませんか?私は毎回です!(笑)
この試みに管理人さんの心優しきホスピタリティを感じました。 -
石に囲まれる窓枠がカッコイイ!
-
頂上付近の管理人さんのもとに着きました。
ここで2.5ユーロを支払って短い階段を登れば、そこはもう展望台です。
ところで気になったのがここに掲げられていた猫の貼り紙。
管理人さんにこの子が何者か聞いてみると、どうもこの塔に住み着く名物猫だそうです。
「今日もどっかにいるよ」と言われましたが、会うことはできず残念。
ついでに名前も尋ねてみると、返ってきた答えは
「ヴェンデルシュタイン」
ねこなのにwwwヴェンデルシュタインwww
かっこよすぎるwwwこの模様ならミケやろミケwww
ツボに入ってしまい、しばらく思い出し笑いに襲われて大変でした。 -
展望台に辿り着き、この光景に「うわぁ!」と声が出る。
城壁すべてを一度に写真に収めることはできませんが、一部分だけ切り取ってもはっきり分かる円形の城壁。
まーるい壁の中に、おもちゃのお家がギュッと詰まっているみたい。
街と、城壁の向こう側の盆地の緑色と、青空。
三層のコントラスト。
この風景が見たかったんです。 -
さっき歩いてきた道も、なんだか「きかんしゃトーマス」とかに出てくるセットみたい。
中央の水色・オレンジ・白の壁の家が並んでいる場所が、さっきコカコーラのトラックが停車してあった場所です。 -
ジオラマモードはヨーロッパの街でよく生きます。
-
朝早くで展望台には私一人だったので、何周もして景色を堪能しました。
-
城壁の向こうの遠くの風景にも目を移したり、
-
町の建物の色とりどりの壁を愛でたり。
景色の楽しみ方は自由気まま。
ドイツではいろんな風景を見てきましたが、最も印象に残っているのはこの塔から見た丸い街です。 -
さて、降りましょ。
塔の途中から見下ろす景色も十分綺麗です。 -
上りよりも下りのほうが怖い箇所もあったり。
-
下界に着いたよー
-
塔の外壁は工事中。現場を覆う壁には街や塔の歴史が書いてあります。
近隣の街から遠足に来たと思しき小学生たちがお勉強していました。 -
ドイツの古い街並みは、屋根の色で統一感を演出しつつ、壁の色がバリエーションに富んでいるので画一的になりすぎず華やかなところが好きです。
-
ドイツの犬はむっくむく!
冬の寒さもきっとへっちゃらっちゃだね! -
ぼちぼち戻りまーす。
さっき街に入ったときと同じ塔から出ます。 -
同じ道を通っているのに、往路では目に入ってなかったものがあることに気づく。
この中華料理店…お店の種類と外観が全く合ってなくて味わい深いw -
門くぐるよ!
-
駅に向かう途中、民家の屋根の上で作業をしているおっちゃんと目が合いました。
満面の笑みで手を振ってくれたので私も負けじとぶんぶん手を振り返す! -
旧市街から離れると街並みはこんな感じ。
なんとなくビバリーヒルズ感がある(※あくまでもイメージです) -
駅前ホテルで預けていたスーツケースを受け取り、駅へ。
切符発券機が絶賛故障中\(^o^)/画面がフリーズしてました。
こんなこともあるのね。
しかしここ、無人駅なのでどうすることもできない。周囲のお客さんも困っていました。
もしこの後乗る電車に検札がもし回ってきたら、私以外にも切符買えていない人がいるよってアピールすりゃいいわと諦めてしばし電車を待つ。 -
ここで何気なく時刻表をチェックしてみてちょっとびっくり。
11:14発の電車逃したら1時間以上待たなきゃいけなかったみたいwあぶねぇw
朝ネルトリンゲン入りしたときに電車の発車時刻をチェックしていなかった割には、ちょうどいい時間に駅に戻って来れていたことが発覚。ツイてる。 -
普通列車(おそらくRB)でドナウヴェルト駅まで移動。所要時間約30分。
私はICEの頼れる感じも普通列車ののんびりした感じも、どっちも好きです。
個人での移動がちょっと不便だったロマンティック街道の小さな街めぐりも、ネルトリンゲンを発ったことで山場を無事越えることができました。
この路線に揺られているとき、ふと「あぁ、もうすぐ旅も終わるんだなぁ…」という思いが頭に浮かび、すごく寂しくなりました。 -
車内に新聞の折込広告っぽいのが放置されていたので、暇つぶしに読んでみることにする。
-
ゆるいw
-
海外の食料品店の生活感溢れるチラシ好きです。
-
ドナウヴェルト駅で乗り換え。
無事この駅で切符も買えました。ミュンヘンまで26ユーロ。
この切符でREもICEも乗れます。
ドナウヴェルト11:58発のREで乗換駅のアウグスブルクまで移動します。
ドナウヴェルトでは、おじさんが時計の調整を行なっている場面に遭遇。面白かったので撮影。 -
ドナウヴェルト―アウグスブルク間もすいていました。
マルコメ君みたいな坊ちゃんが乗客のおばちゃんにチェリーをもらって機嫌良さそうにしている光景がヨーロッパチックだなぁと思いました。 -
約30分後、アウグスブルク到着。
12:39アウグスブルク発のICEでミュンヘンに向かいます。
最初はこの街で一旦降りるつもりだったけど、ミュンヘンでまとまった時間を取りたかったのでここはスルー。
道中、地球の歩き方を眺めていると、どんどん行きたい街が見つかって困ってしまいました。ここアウグスブルクからウルムやギーンゲンへのアクセスがしやすいことに気づき、もう一日あったら行きたかったなーと思いました。
次回以降の訪独では絶対行きます。 -
アウグスブルクでは見慣れない電車を発見。
私鉄だそうです。 -
ミュンヘンには13:12到着予定。
しかし本当にICEは座席が広いなぁ。
ミュンヘンの街には電車内で練った適当プランで突撃します!なんとかなるっしょ〜♪とのんきに構えながら、しばしのICEからの車窓風景を楽しむのでした。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- TSUNEさん 2012/08/19 15:52:47
- クレーター
- ゆりりんさん、こんにちわ。
ネルトリンゲンにいかれたんですね。
羨ましい!
数年前、ドイツ旅行のとき、周辺のデュンケルスビュールなどは訪問したのに
ここは訪問していないんです。
私もいつかダニエルに登り景色をみたいんです。
クレーターの淵はいかがでしたか?
- ゆりりんさん からの返信 2012/12/20 19:38:30
- RE: クレーター
- ツネさん、こんにちは!
ひゃ〜〜〜、お返事本当に遅くなってしまってごめんなさい!!!!
クレーターの淵は想像以上に綺麗にまーるく弧を描いていて、肉眼で見ることができて本当に満足しました。
自分が小さくなって箱庭の中に落っこちてしまったような、不思議な感覚でした。
風が強く吹いていて、夏なのにとても寒かったですが、ドイツで訪れた街でもトップクラスにお気に入りの風景を目に焼き付けることができました。
ドイツ、とってもいい国でしたね。私はすごく気に入りました☆
また訪れてみたいです。
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