2012/07/13 - 2012/07/19
49位(同エリア915件中)
ゆりりんさん
ドイツ3日目午前中は、早起きしてフランクフルトから電車を2回乗り継ぎ、ローテンブルクへ2時間半の電車旅。
駅からごくゆるい上り坂を進み、旧市街へ入る門をくぐった瞬間、おもちゃの国に入り込んでしまったような錯覚を覚えます。街全体に漂う、中世の面影を残したドイツオブドイツな雰囲気は、さすがロマンテイック街道の中でも屈指の人気観光地。
第二次世界大戦で街の4割が消失し、現在の街並みは復元されたものだということですが、その傷跡が全く分からないほどの様子には敬服するばかりでした。
午後イチのヨーロッパバスに乗るまでの間、街の空気を存分に満喫してきました。
今回の目的は
・街並みを見て、歩いて、風景の可愛らしさに悶える(笑)
・高いところから街を見下ろす(=市庁舎の展望台に登る)
・クリスマスショップ「ケーテ・ヴォールファールト」でくるみ割り人形購入
■今回のドイツ旅行のほかの旅行記は以下をご覧ください♪
旅程 5泊7日
【その1:ケルン編】1~2日目http://4travel.jp/traveler/yuri-ring/album/10689712/
【その2:ハイデルベルク編】2日目http://4travel.jp/traveler/yuri-ring/album/10691075/
【その3:ローテンブルク編】3日目午前http://4travel.jp/traveler/yuri-ring/album/10692357/★今回はココ!
【その4:ディンケルスビュール編】3日目午後~4日目朝http://4travel.jp/traveler/yuri-ring/album/10693230/
【その5:ネルトリンゲン編】4日目午前http://4travel.jp/traveler/yuri-ring/album/10694451
【その6:ミュンヘン編】4日目午後http://4travel.jp/traveler/yuri-ring/album/10695061
【その7:オーバーアマガウ&ノイシュヴァンシュタイン城編】5日目http://4travel.jp/traveler/yuri-ring/album/10695304
【その8:ニュルンベルク編】6日目午前(→帰国:午後)http://4travel.jp/traveler/yuri-ring/album/10696197
(成田着:7日目午後)
【番外編:フランクフルト国際空港編】Lufthansa×RIMOWAを買っちゃおう大作戦!http://4travel.jp/traveler/yuri-ring/album/10712684/
以下は今回の旅行概要です。
【航空券】
ルフトハンザ航空公式サイトから直接購入
【宿】
venere.com、booking.comより申込
【便名】
往:LH711 9:45成田発-14:30フランクフルト着
復:LH7228 20:45フランクフルト発-15:00成田着
【期間】
2012/7/13(金)-7/19(金) 5泊7日
【宿泊】
ケルン:Callas am Dom 77ユーロ(1泊)
フランクフルト:Adler Hotel Frankfurt 44ユーロ(1泊)
ディンケルスビュール:Hotel Deutsches Haus 85ユーロ(1泊)
ミュンヘン:Hotel Eder 59ユーロ×2(2泊)
【金額】
航空券160,540円(燃油代・諸税費込)
ジャーマンレイルパス4日分22,700円
現地での諸経費(宿代、食費、見学料など各種必要経費、
おみやげ代など)約110,000円
RIMOWA代(←これは別枠で計上)約47,000円(クレジットカードにて決済)
【オプション観光】
Alan.1「人気No.1!ノイシュバンシュタイン城とリンダー
ホーフ城1日観光ツアー<ミュンヘン発>」
49ユーロ(※クレジットカードにて事前決済)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス 徒歩
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空 ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
昨日、ホテルの方に「翌朝出発が早いので朝ごはん食べられなさそうなんですけど…」と伝えられたところ渡されたボックスで朝食を済ませる。ごく簡単なメニュー。
ちっこいりんごは現地の人に倣ってそのままかぶりつきます。 -
夜明けのフランクフルト中央駅より出発。
はりきりすぎて5:30頃に駅に着いてしまいました。絶賛時差ボケ中のため、早起きはさして苦にならないのです。 -
ドイツの駅にあるこの端末、電車での旅にものっっすごく便利でした。
これ、一言で言うと「路線検索をした後そのまま切符が買える機械」。
Yahoo!路線検索的なトップ画面に必要事項を入力すると、時刻・電車の種類・乗換駅・ホーム(乗り換え駅でどのホームに移ればいいかまで分かるのにはびっくり!)など、電車を利用する際に必要な情報がひとつの画面にすべて表示されるんです。
言語はもちろん英語選択OK、操作はタッチパネル方式で超ラク。これがあったおかげで本当に助かりました。
鉄道での移動の大半はジャーマンレイルパスで済ませたので、この機械で切符を買う機会は一度しかなかったのですが、要所要所での検索でほーんとにお世話になりました! -
フランクフルトほどの大きな駅になるとあちこちに置いてあります。
使える時間が限られているかどうかはちょっと分かりませんでしたが、朝5:00台に行っても普通に使えました。 -
検索画面はこんな感じ。プリントアウトができるようでしたが、紙が増えるのも煩わしいので、デジカメでサクッと撮って必要なときに見ていました。
ローテンブルクまでは約2時間半。着実に乗り換えできるよう頑張りまーす。 -
駅の売店、色の洪水。やっぱりHARIBOは強いっ!
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写真を撮る人は何かのモチーフに取り憑かれるといいますが、私の場合は電光掲示板のようです。行ったことのない目的地がたくさん表示されているのを見るとこの上なくワクワクします。
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鉄道にまつわるものが好きなんですよね。海外の駅は興奮します。
ちなみに(旅行記とは関係ないけど)、いつか行ってみたい駅はインド・ムンバイのチャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅です。とってもおどろおどろしくてゴッツくてそれでいて官能的なんですよ。 -
行きの飛行機で買って連れてきたルフト熊とICE。
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朝6:00台のICE、さすがにガラガラです。ドイツの電車は本当に綺麗だなぁ。
まずはフランクフルト中央駅を6:22に出発。最初の乗換駅のヴュルツブルクまでは1時間10分。のんびり乗ることにします。 -
フランクフルトから出ると割とすぐ田園風景が広がります。ヨーロッパらしい畑に癒されます。
脳内BGMはもちろん世界の車窓からのテーマ。 -
この車両には大きくて綺麗な荷物置き場が設置されていてラッキー!
ICEでは必ずしも自分の乗った車両にこんなに立派な荷物置き場があるわけではないので運が良かったです。
個人旅行での懸念事項はスーツケースの扱い。不安を少しでも払拭してくれたICEに感謝です。
電車関連でちょっと大変だなぁと思ったのは、列車に乗ったり降りたりするときの上げ下ろしと、ホーム間の移動時の階段での上げ下ろし。気合いが必要でした。 -
ICE車内にはモニターがあり、次の停車駅が確認できます。
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ヴュルツブルクで普通列車(RB)に乗り換え。7:41発の電車で乗換駅シュタイナッハまで40分乗車。
乗客はひとつの車両に2〜3人程度。ゆっくり時間が流れるローカル線もいいものです。 -
シュタイナッハに到着。3回めの乗り換えも無事に済みそう。真っ赤なローカル線車両、可愛くて大好きです。
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シュタイナッハ8:35発の電車で15分ほど移動すると、いよいよローテンブルクです。
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着きました、ローテンブルク!
旧市街に入る前からすでに建物が可愛いです。このホテルの壁、ツタがびっしり! -
レーダー門をくぐり抜けると、そこは童話の世界でした。
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紛れもなく中世です。
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なんていうかね、郵便局の看板とかいちいち本気なの。
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そうかここがドイツというところなのか、と思ったよ。
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レーダー門からまっすぐ歩くと、街の中心、マルクト広場に着きました。
石畳で15kgを越すスーツケースを転がすのはかなり大変でした。 -
マルクト広場からの下り坂を向かった先は、
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正面を向いた木組みの家と塔を一度に見ることのできる、プレーンラインという場所。
朝9:00台で人通りもまだそれほど多くなく、ゆっくり眺めることができました。 -
ここは観光客が必ず写真を撮る場所としておなじみらしい。
記念撮影している人がちらほらいました。 -
10:00、市庁舎隣の市議宴会館のからくり時計を見る。人形がビールぐびぐび飲んでるwと思ったら、これはワイン。街に伝わるマイスタートルンクの逸話をモチーフにした仕掛けだそうです。
ガイドブックでは稼働は11:00〜15:00、20:00〜22:00と書かれていましたが、なぜか1時間早めに見ることができました。サマータイムのせい?真相は不明。
この建物の1Fはツーリストインフォメーションになっています。スーツケースを快く預かっていただいて助かりました…。 -
これはマルクト広場から西に延びる通り。つくづく、どこを切り取ってもサマになる街です。
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楽しみにしていた市庁舎展望台へ。
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途中まで登ったところでゲートに阻まれる。展望台が狭いので人数制限あり、赤いランプが青に変わったら進んでくださいとのこと。ローテクなんだかハイテクなんだか分からんw
料金2ユーロは、ここではなく展望台の直前の小部屋にいるおじさんに支払います。 -
ぐんぐん登ります。
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古い建物なのでエレベーターは無し。当然途中ちょっとバテたものの、窓から見える景色に元気づけられ、頑張って上へ。
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登頂っ!!
上から見てもやっぱり可愛い街。おもちゃの兵隊さんとか街角に隠れていそう。 -
小さな展望台は360度ぐるっと回って景色を見渡すことができます。教会がある側も、一様に三角屋根の家が並んでいます。
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城壁の向こう側も可愛い家ばかり。
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降りるときは急な階段に注意。
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かなり年季の入った階段。足を滑らすと大変なことになりそうな角度の箇所がしばしば。
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無事地上へ戻る。
このあたりからドイツの犬の可愛さに気づく。ドイツの犬は(1)でかい(2)ずんぐりむっくり(3)もふもふ のうちのどれかの条件を大抵満たしている。 -
ここからは、気になったお店を見て回る時間。旅行の醍醐味だね♪
ショーウインドウ見るの好きです。ソーセージ屋さん、いいね。 -
ケルン、ハイデルベルクと来て、やっとここで初めてビルケンシュトックの看板を掲げたお店発見。
ビルケンは靴屋さんの一角にちょっとコーナーが設けられている、という売られ方がほとんどで、路面店は意外にもあまり見つからなかったです。
このお店はマルクト広場からプレーンラインに向かう道の途中にありました。 -
ビルケン天国や。姉妹ブランドの靴もご覧の通り豊富。
日本より半額以上安いです。 -
「一年中がクリスマス」状態の、クリスマスグッズショップのケーテ・ヴォールファールトへ。
お店の前には2メートルはあろうかという巨大くるみ割り人形がドーン!もちろん記念撮影スポット。 -
店内、外観から予想していた以上に広く、品揃えも恐ろしいほど豊富。
店内に有料のクリスマスミュージアムがありましたが、売り場だけですでに博物館みたいだと思いました。
このクリスマスツリーは圧巻。季節感が一瞬で吹っ飛ぶレベル。 -
入り口から右に進むと、ぬいぐるみたちが出迎えてくれます。
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二番目に小さいサイズの王様モチーフくるみ割り人形(20cm)を買いました。45.95ユーロ。
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鳩時計はもはや工芸品の域。一番大きいのなんていくらするんだろう…。素人目に見ても「これ良さそう…」と思ったものは大抵300ユーロ以上してました。クルッポー
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なぜか食器も売っていました。
立体的で優美なデザインに一目惚れ、博物館に飾られていそう。アジアを感じさせる雰囲気がどうも気になって日本に帰ってきて調べてみると、「FRANZ」という台湾の高級食器メーカーのものでした。 -
次はくま尽くしのお店「テディランド」へ。
入り口に等身大のくまがいたのでもちろんツーショット撮影。 -
店内の様子はこんな感じ。
シュタイフのテディベアはじめぬいぐるみだらけ。ぬいぐるみ以外のくまグッズもいっぱい。
しかしこのストールはちょっとダサいと思うw -
やっぱりこのお店もショーウインドウには気合い入ってます。なんとなくドテラ着てそうに見えるテディベアにちょっとウケました。
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シャボン玉をエンドレスで吹くくま発見。
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男の子が夢中になっていました。
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その向かいにはバイオリン弾き。街の風景にバイオリンの音色がよく合っていました。
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またくまのいるお店発見(※さっきのテディランドとは別のお店です)
ローテンブルク名物等身大くまということにしときます。 -
ローテンブルクは日本人に大人気。旅行代理店のドイツを含むツアーの旅程を見ていると、大抵この街とノイシュバンシュタイン城がコースに入っている。
なので街角でこんな風景が見られちゃったりします。 -
ローテンブルク名物、シュネバーレンを食べてみることにします。
マルクト広場からプレーンラインへ向かう道の左側にある「Diller」へ。
シュネバーレンとは、ひも状の生地をぐるぐるまとめて丸く揚げて、粉砂糖を振りかけたお菓子。
お店に入ると慣れた手つきで生地を伸ばすお兄ちゃんが。見学しても楽しそう。 -
こんな感じで山積みになって売っていました。
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基本のプレーン味を購入、1.30ユーロ。
んがっ、ちょっと単調な味で途中で飽きる。せっかく20種類も味があるんだから、おすすめ聞いたり色々吟味したりして選べばよかった〜。 -
街歩きは続く。
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広場を別アングルより臨む。
家の壁の色は厳しく決められていて、塗り替えには許可がいるそうです。確かにこの景観を守るにはその措置も必要かもねー、この建物の壁がいきなりドドメ色とかになってたら嫌だわ。 -
聖ヤコブ教会にも立ち寄り。
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蝋燭の炎が揺らめく。
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正午を回った頃、広場に子供たちが突然集まりだした!
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なにごとかと思うと、ダンスが始まりました。こういうのいいね!すっごく楽しそう!
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前列向かって左の紺色のパーカーの女の子の表情が常にキラキラしてて良かったです。
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最初のグループのダンスが終わって、次はぬいぐるみを使ったパフォーマンス。
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オーディエンスのチビッコもごきげんでした♪
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犬もごきげんでした♪(多分)
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ずっと見ていたいんですが、ヨーロッパバスの発車時刻が近づいています。名残惜しく思いながら広場を後に。楽しかったよ、ありがとう!
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午後になって天気も良くなってきたのに…う〜、まだまだ観光したいなぁ…。去りがたし。
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バス停に着いたのは発車15分前ほどだったでしょうか。ヨーロッパバスは早々と停まっていました。
ここから本日の次の目的地、ディンケルスビュールに向かいます。これまでずっと鉄道で移動していましたが、ディンケルスビュールは鉄道が通っていないため、このバスにお世話になります。 -
ヨーロッパバスは、フランクフルト発の南下便と、フュッセン発の北上便が1日1便が走っています。途中のバス停からの乗降も可能ということで、今回の旅にはピッタリ。手数料込みでローテンブルクからディンケルスビュールまで7.10ユーロ。予約はインターネットで出来ます。クレジットカードでの事前支払いでした。
路線バスを使ってディンケルスビュールに行く方法もあるようですが、バスをいくつか乗り継いで2時間ほどかかるようです。料金もヨーロッパバスのほうが安いということだったので、こちら一択で。
ヨーロッパバスは行き先がすべて車体に書いてあるので、バスを見つけるのも苦にならないでしょう。 -
車内の様子。遅れてきた人たちがいたのでバスの発車は予定時刻12:50より約15分も後倒し。運転手さんが憮然としながら乗客に注意を呼びかけていました。時刻はきっちり守りましょう!
ヨーロッパバス、自動音声でところどころ風景の説明をしてくれるのですが、なんと日本語でもアナウンスがありました。 -
車窓からの風景を楽しみながら、50分間のバス旅です。
外に広がるのは最高の夏空。待っててディンケルスビュール!
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (1)
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- ゆうやさん 2015/02/01 18:02:52
- 参考にさせてもらいました\(^o^)/
- 今年の夏に一人旅で初めてドイツに行くので、ゆりりんさんのブログを全部読んで、行ける範囲で自分の旅行計画、街の中の行きたいとこを考えました(^^)v
読んでて、羨ましいなって思いました⭐⭐
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