３週間北欧周遊一人旅７日目③・ヴィスビー街歩き

2012/06/29 - 2012/06/30

一日の旅行記としては、最長の３回分冊になってしまいました。が、その位見応えのある街でした。

漁師の小路だけでなく、街の人達が競うように家々を美しく装っています。

エリア ゴットランド島(スウェーデン)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: スカンジナビア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

博物館を出て、海岸方向へ向かいます。きれいに手入れされた緑の一角。

アルメダール公園では、人々が夏の日差しを楽しんでいます。
きっとヨーロッパの人。

この建物は、城壁と一体化しています。

もう海辺です。

海岸を散策することも考えましたが、漁師の小路に向かうことにします。

この門をはいって・・・。

たぶん火薬塔。

漁師の小路。

小路の向こうに見えているのは、サンタ・マリア大聖堂。

サンタ・マリア大聖堂。

サンタマリア大聖堂はヴィスビーで唯一活動を続けている教会。

もともとがドイツ商人のための教会であり、16世紀に、ハンザ同盟内で内紛が勃発し、軍事力を持ったドイツ・リューベックの攻撃によって破壊されてしまった多くの教会の中で、唯一攻撃を受けなかった生粋のドイツ教会だからだそうです。

ヴィスビーに残る多くの教会の廃墟は、かつてのヴィスビーの栄華を語っています。

大聖堂内部。

ステンドグラス。
周囲を飾る部分が細かい模様。

パイプオルガン。
床に置かれています。

シンプルなステンドグラス。

それぞれに色合いが異なっています。

上にも大きなパイプオルガン。

入り口を飾る像。

飛びだしたガーゴイル。

大聖堂横の階段を上がります。

が、けっこう急で、歩き疲れた足が悲鳴を上げています。

丘の上から見た大聖堂。

廃墟と家々が調和しています。

丘の上の家。
あのベランダから、こういう景色を毎日見ながら暮らしているんですね。

廃墟があちらこちらに見えます。

３０分程丘の上からの風景を堪能。

庭の手入れをしていた女性に、｢きれいな街ですね｣と声をかけると、庭に招き入れてくれました。
漁師の小路の人達だけでなく、街の人みんなが、街を美しくしようとしています。

街のあちこちに置かれた羊たち。

この後夕食で、君達の仲間をいただく予定。

丘から降りてきて、廃墟を探索。

セント・ドロッテン教会、セント・ラース教会らの廃墟。

区別はつきません。

去年、ＵＫで見て廻ったアビーの廃墟は、ほとんどが孤高の廃墟でしたが、ここヴィスビーでは、街の中に、見上げたら廃墟・・・と云う風に点在しています。

公園と一体化。
ヨーク・アビーを思い出します。

緑の縁取りを得て、今も健在の感がありますが。やはり廃墟？

サンタ・カタリーナ教会の廃墟。

３０分程の廃墟ウォッチング。

そろそろ６時、夕食の時間です。

大広場に面したレストランではもう寛いでいる観光客も多く。

このお店にしましょう。

レストラン Bolaget。
たぶん真ん中の建物。

外は人でいっぱい。
多くの人はまだ夕食よりもビールを楽しんでいます。

レストランの中は空いています。こちらに座ることにします。

みなさんビールを注文しています。私もビールを。

このパンについているホイップクリームのようなものがとてもおいしくて、全部食べちゃいました。
クリームの向こうに見えている薄い板のようなものは、とても香ばしくてバリバリと食べちゃいました。ビールによく合います。

ラムステーキを注文。
ミディアムで、赤い部分が見えているのですが、臭みが全くなく、ソースも絶品。付け合わせの野菜もおいしい。

カード払いで２８８クローネ（３３８５円）。

サンタ・カタリーナ教会の廃墟をバックにレストランが営業。

どのレストランも人がいっぱい。

ホテルに戻る途中、どこからか軽快な音楽が聞こえてきます。

レストランで生演奏しているこの人達でした。

今日の総歩数、２４，８００歩。疲れるはずです。