2012/06/29 - 2012/06/29
299位(同エリア1988件中)
クッキーさん
早朝の朝焼けに染まる島々の表情を堪能。
ストックホルムに到着後、スクーグシェルコゴーデン・森の墓地を訪れます。
森の墓地はスウェーデンで最大規模を誇る埋葬地の一つで、建築家、グンナー・アスプルンドとシーグルド・レーヴェレンツが設計を手掛けたもの。
松が生育する氷堆石の丘に、自然と建築美術が一体となり調和のとれたユニークな埋葬地が創造されています。
朝早くの訪問のため、墓地には誰もいません。広大な敷地の中のごく一部しか訪れることができませんでしたが、深く心に染みいるような思い出ができました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 船 徒歩 飛行機
- 航空会社
- スカンジナビア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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早朝4時です。
こんな時間に起きるのは私くらいかと思っていたら、思いの外、人がいました。 -
ストックホルムの群島のさまざまな表情を見せてくれます。
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島々に点在する小さな港町?
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もっとゆっくり見ていたかったのですが、乗りこむときのエレベーターの混雑ぶりを思い出し、早めに部屋を出ることにします。
左の円筒型のものがエレベーター。 -
もう降りるのですが、一応キャビンの様子を。
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左端の高いのは、カクネス塔かな?
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近づいてくるストックホルムの街。
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こうしてみると、本当にかっこいい。
ヴァータハムネン港到着は6:10。 -
大きく開けた口から、どんどん車が吐き出されてきます。
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かなり長い通路でした。
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ターミナルの外には、ツアー客を待つバスの列。
それらを横目に見ながら、シャトルバスを待ちます。こんなに待つのなら、もっとゆっくりとストックホルム入港の様子を見ていればよかった・・・。
チケットはドライバーから購入、50クローネ。 -
7時前に中央駅に到着。
まずコインロッカーを探します。
あるのは分かっていましたが、たどり着くのが一苦労。駅の地図も持っていましたが、あまりにも広くて訳がわからない。
なんとか見つけたものの、今度は使い方がわからない。コインではなく、カード使用のコインロッカーなのです。
悩んだ挙句、ギブアップ、ロッカーを使い始めた人に、助けを求めました。
ようやくスーツケースをロッカーに放り込み、一泊分の荷物を入れたバックパッカー姿で、列車のチケットを買い求めます。
スクーグシェルコゴーデンの名前を指差し、リターンチケットということで、ゲットしたのが、18クローネのチケットが4枚。 -
チケットはゲットできたものの、広い駅構内をさまよい、何人もの人に訊き、やっとプラットフォームにたどり着くことができました。
途中で、ランチ用にと、おいしそうなパン屋さんでパンを買い求めたとはいえ、シャトルバスを降りて、ここに来るまで30分もかかるとは、想定外です。
飛行機に間に合うかしら? -
7時半、ストックホルム中央駅で18番線のFarsta strand行きに乗り「Skogskyrogarden」下車。15分程で到着。
車内で、親切そうなおばさまに降りる駅を訊いたら、丁寧に教えてくれ、少しお話。
降りたら、進行方向とは逆の方へ進み、出口を出たら、右へ折れます。
トラベラーさんの旅行記で見ていた光景が目の前に・・・。
菩提樹が二重に植えられた並木道と、入口へと連なる石垣。 -
正面入り口左側。
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丁寧に削られた切り石で、大きく半円状に設けられた前庭。
墓地という感じではなく、公園を訪れたみたい。 -
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世界遺産の銘。
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ついにやってきました、スクーグシェルコゴーデン・森の十字架です。
森の墓地の入り口。花崗岩の十字架への道。
乱張りの石が敷かれたゆるやかな上りの道を進みます。 -
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葬儀へ向かう弔問客の心の準備が出来るように、別れの後は悲しみを和らげるように配慮した設計がされています。
毎年2000人の葬儀が営まれ、11月のオールセイントデーにはキャンドルが丘一面に灯されるそうです。 -
この十字架は、信仰のシンボルというよりはむしろ「生ー死ー生」という生命循環のシンボルとして考えられているそうです。
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十字架の先には信仰の礼拝堂。
森の火葬場が隣接。 -
礼拝堂は、外と内とがつながって、開放感があります。
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死から生へ・・・。
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こういったレリーフも、生命循環の思想を表しているように思えます。
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礼拝堂から見る睡蓮の池。仏教の世界をも思わせます。
正面に見えるのは楡の高台、瞑想の丘 -
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この道を辿れば、森の礼拝堂に至ります。
時間が気になっていたこともありますが、足が動きたくない様子。
ここまでですっかり満ち足りた思いになっていたので、ここから先へは進まないことに・・・。 -
森の中に静かに点在する低く質素な墓。
スクーグシェルコゴーデンの中心は墓石ではなく、あくまでも自然が中心ということだそうです。
こういう考えや、十字架が生命循環のシンボルだという思想には、強く惹かれるものがあります。 -
楡の高台の瞑想の丘。
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瞑想の丘を一歩ずつ上がっていく・・・。
瞑想の丘と名付けられた意味がよくわかります。
心に浮かぶ言葉は、心の内に秘めたままでいたい・・・。 -
瞑想の丘に一人佇む。
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瞑想の丘から礼拝堂を臨みます。
ここで最後のお別れをするのか・・・。 -
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売られているお花は、切り花よりも植えるためのお花が多いですね。
まだ9時前です。再び電車に乗って、市立図書館に向かいます。
路線図で確認していた通り、乗り換えなしで行けました。 -
中央駅から2つ目のRadmansgatanという駅で降りて、進行方向側の出口へ進みます。
外を見ると・・・すぐにわかりました。
公園の向こうに見える円筒形の建物です。 -
聞いていた通りの光景が広がりますが、やはりこの目で見ると、圧巻です。
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このフォルムには感動です。
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カメラ片手に、という観光客は他にいなかったので、ちょっと気後れしながらも、しっかり撮りたくなる光景です。
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かなりピンボケなんですが、おじさんの乗っている乗りものが気になって。
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入り口の階段脇の壁。
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出口横のカフェ。
コーヒーを片手に本を広げるのでしょうか。 -
公園の中を通って駅に戻ります。
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日焼けを気にして、帽子、日傘、長袖・・という考えは、全く無いのですね。
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ストックホルムの建物ウォッチング。
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この建物の屋根は、トゥルクで見た建物によく似ています。
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街を散策したいのはやまやまですが、飛行機の時間が気になります。
スクーグシェルコゴーデンから利用したチケットは1時間以内なら乗り換え自由ということで、中央駅に戻るときには別料金はかかりませんでした。得した気分。 -
中央駅でアーランダエキスプレスに乗り、空港へ向かいます。
朝から動きまわり、さすがに疲れたのか、降りる頃になってうとうとしていた時に、何かアナウンスが・・・。聞き逃したために、降りたのはターミナル5。
eチケットを確認すると乗るのはターミナル4です。空港スタッフに確認すると歩いて行けるということで一安心。成田でなくてよかった。
ターミナル4に無事着いたと思ったら、次なる試練が・・・。初のセルフチェックです。困惑していたら、隣でセルフチェックをしていた男性が親身に教えてくれ、と云うより、ほとんど操作してくれて無事チェックイン。
ところがセキュリティーチェックで、持ち込む予定のリュックが引っ掛かり、荷物を預けなくてはいけなくなり、再びスタッフの手を煩わせることになりました。
空港のゲート。 -
ちゃんと飛んでくれるだけでいいと思えるような飛行機でした。
はるか昔、大学時代に、長崎の五島列島へ行った時のプロペラ機に次いで小さかったかも。 -
ボケていますが、群島の様子がわかります。
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