2012/07/12 - 2012/07/17
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わいちゃんさん
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前の日までと同じく今日もパッとしない天気です。今日は今回の旅の目的である三国峠走破と廃線を訪ねる予定をいくつか入れてある日なのでとても楽しみ。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝の天塩川リバーサイドキャンプ場は薄曇りでした。朝食は家から持ってきたクッキーとコーンスープにコーヒーにしました。ワイルドだしょ。
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でもそれだけだとさみしいので、美深町のセイコーマートに寄って大きなおにぎりをパクつきました。北海道ではほんとにセイコーマートに助けられます。
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あてにしてた智恵文のひまわり畑が時期尚早であったので、しばらく南下を続けたところに駅出現。宗谷本線の日進駅です。名寄の1つ北の駅です。あまりやる気が感じられません。(失礼!)
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名寄市街を東へ折れ、R239を走っていると平行していた廃線の名寄本線の駅のひとつ、上名寄駅跡に出くわしました。さびしいですねえ。
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今にも降りだしそうな中、下川駅跡にやってきました。ここには旧名寄本線で活躍していた気動車(いわゆるディーゼルカー)が2両設置されていて、バスターミナルに事前に連絡すると車内に宿泊できるようになっています。
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下川町で休憩している間に今回の相棒を紹介しましょう。ホンダのCBR1100XX、通称スーパーブラックバードといいます。水冷並列4気筒DOHCエンジンで164馬力。市販車では世界初の300km/hオーバーを実現した車です。でも13年前のものですけどね。おまけに荷物山積みだし。
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下川町から南へ折れて休憩なしで上川町へやってきました。ここには地元でもけっこう有名なラーメン屋さん「あさひ」があります。私が行ったときも席は満杯でした。
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「あさひ」で面白いのは、客がライダーとわかると写真のようなメモをくれることです。小さくてわかりづらいかもしれませんが、「好きなラーメンとライダースペシャルお願いします!と叫べ」と書いてあります。
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メモのとおりに特味噌ラーメンとライダースペシャルをお願いすると、ごはんと漬物がサービスでついてきました。ラーメンは濃厚な白味噌味でチャーシューはトロトロ、もやしもたっぷりでおいしくいただきました。
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上川を出てからは層雲峡等の名勝を通ってきたのですが、天気が悪くおまけに霧で何にも見えないのでそのままパス。ということで三国峠まで一気にきてしまいました。
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三国峠パーキングからの眺め。ここは北海道の国道最高所です。三股盆地を見下ろすさまは壮観です。これから見えているところへ降りていくのです。
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三国峠を十勝側に降りてきたところにぽつんと建物がひとつ建っています。ここは三股山荘といって、「畑のランチ」や「ビーフライス」などが人気のレストランなのですが、その敷地こそ廃線となった国鉄士幌線の終点・十勝三股駅跡なのです。
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駅名標も設置されています。
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しばらく国道を走ると平行していた士幌線の遺構がちらちら目に入ります。これは「第5音更川橋梁」です。立派なアーチ橋です。
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さらに走ると「幌加駅跡」につきます。十勝三股の次の駅でしたが、今は草むらに埋もれています。写真は線路跡を十勝三股側に望んだ情景です。奥の空洞みたいなところが先ほどの第5音更川橋梁の淵になります。いい感じです。
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同じ地点を逆に帯広側を向いたところです。ここから帯広まではずっと下り勾配が続いたようです。
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少し南へ歩くと案内板がありました。どうやらここが幌加駅構内の入り口だったようです。2面2線の交換可能な駅だったのですね。
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案内板の写真と同じ場所から現在を写してみました。ほんとに時間の流れというものを感じますね。
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付近にはルピナスの花が咲き誇っていました。群生地も近くにあるようです。ニュージーランドでよく咲いている花ですね。
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今日中に標茶までいかなければならないので、他の遺構はパスしましたが、タウシュベツ川橋梁展望台には寄ることにしました。国道脇から歩くこと約150mほどでしょうか。糠平湖のほとりに出ます。正面奥の陸地の手前に横向きに水面スレスレに顔を出している石の構造物が見えるでしょうか。糠平湖はダム湖なので、夏場は水位が上がり橋梁は湖面に水没するのです。水位の下がる冬場であれば美しい11連のアーチ橋を見ることができます。
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だいぶ時間を取ったので、急いで標茶町までやってきました。ここには多和平という総面積2232haの日本一の広さを誇る育成牧場があります。そしてそのど真ん中にキャンプ場があるのですよ。天気がよければ360度地平線が見え、夜には満点の星空が見えるはずだったのですが・・・。写真はレストランもある管理棟「グリーンヒル多和」です。店の方はほんとに親切でした。
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しばらく多和平の雄大な自然をお楽しみ下さい。
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どこまでも続く地平線。
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とにかく雄大の一言。とてもフレームには収まりません。
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正面の展望台には翌日登りましたが、スケールの大きさに言葉が出ませんでした。
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イチオシ
キャンプ場全景。牛や馬がすぐそばにいます。
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牛はいくつかの柵に分けられていましたが、大きな声でモーモーと鳴き、まるで離れたところの牛と会話しているようでした。
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芝生も良好、ゴミ処分もしっかり、静かでおだやかな(でも雨交じりの)キャンプ2日目となりました。
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これは翌日朝の日の出です。曇りなのでイマイチですが、展望台からの眺めは神々しい感じがしました。次回は絶対満天の星空!
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これまた翌日の写真ですが、朝ごはんです。クッキーにコーヒーとオニオングラタンスープ。
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