2012/07/13 - 2012/07/17
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HYRONさん
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マイルでシンガポールの第2回は「コロニアル」がテーマ。
シティ・ホールやビクトリア・コンサートホールは大工事中で見ることができませんでしたが、それ以外の英国植民地時代の建物や街中に点在するキリスト教会など等を見て回ります。
特に良い写真を残しておきたいと思った箇所は、空気が綺麗で晴れていた朝の時間帯に再訪したりしていたので、写真掲載が訪問順という訳ではありません。ご了承ください。
私の拙い旅行記を参考に、シンガポール行の予定を立てられるという奇特な方のために、一応、MRT(地下鉄)の最寄り駅を追記しておきます。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
シンガポールはラッフルズを抜きに語ることはできません。
シンガポールをイギリス植民地として開発したスタンフォード ・ ラッフルズは、エンプレス・プレイスから程近いこの場所に、1819年1月28日に上陸し、未開であったこの地を、貿易の中心地として繁栄させていきます。
現在はラッフルズ上陸地点として、ラッフルズの像が建てられています。
ちなみに、この像はレプリカで、ビクトリア・コンサート・ホール前にある黒い像がオリジナルです。
MRT:City Hall 下車。
Raffles Place駅からも橋を渡ってアクセスできます。 -
高層ビル群をバックにラッフルズ像を撮影。
午前中の方が午後よりも良い写真が撮れました。 -
誰もが一度は訪れる、セント・アンドリュース大聖堂です。
シンガポール教区の主教が座する主教座があるため、名前にカテドラル(大聖堂)とついています。
MRT:City Hall 下車 -
1856年から63年にかけてラッフルズにより建設された白亜の美しい建物です。
日曜日の朝は礼拝が行われます。 -
イギリス人ラッフルズが立てた教会ですので、英国国教会に属しています。
教会の名前は、12使徒の中で4番目に名前が上がる、聖アンデレから。
聖アンデレはX字型の十字架に架けられ殉教したとされ、教会のあちらこちらにX字の十字架(聖アンデレの十字架)を見つけることができます。
写真はステンドグラスの聖アンデレ十字架。 -
アルメニアン教会は1835年建設。シンガポール最古のキリスト教教会です。
シンガポールに移住したアルメニア人(オスマン=トルコ時代のアルメニア人虐殺より逃れ、多くのアルメニア人が欧米へ移住した)によって建設されます。白い尖塔とドーリア様式の柱が美しい教会で、アーチ型の窓で彩られた教会内部は建築当時のままの姿を残しています。
MRT:City Hall 下車 -
聖心会教会は、1800年にフランスで創設された女子修道会「聖心会」の教会です。
MRT:Dhoby Ghaut 下車 -
聖ヨセフ教会はシンガポールで最も古いカトリック教会として、1853年に創建されました。現在の建物は1912年。
ナザレのヨセフ(イエスの養父)を守護聖人としています。
MRT:Bugis下車。シンガポール国立図書館の目の前です。 -
グッド・シェパード聖堂は建築物としてシンガポールで最も古いカトリック教会。アルメニアン教会と同じG.D.コールドマンによって設計されました。
グッド・シェパードとは聖書内(ヨハネ福音書)に登場する「私は良い羊飼いである。良い羊飼いは羊のために命を捨てる」からの引用。
「南国の教会」の雰囲気を画に描いたような建物でした。
MRT:CityHall下車が最寄。
Bugis駅から他の建物を見つつ南下してくるのがお薦めルートです。 -
ルルドの聖母教会。
フランスのルルドは聖母マリアの出現譚がある場所で、カトリック教徒の巡礼地の一つです。
MRT:Bugis下車。 -
チャイムスは、1854年に設立されたフランス系修道院を修復しオープンしたレストラン、バー、ショップなどが集まる複合施設。
結婚式の名所のようで、滞在中の毎日、結婚式が行われていました。
MRT:CityHall下車。ラッフルズ・ホテルの目の前です。 -
チャイムスを東側から見た景色。
-
シンガポールといえば、ラッフルズ・ホテルです。
イギリス植民地時代の1887年12月、アルメニア人のサーキーズ兄弟によって開業されました。
1899年には現在の原型となるコロニアル様式の建物が完成し、「スエズ以東でもっともすばらしい施設」と高い評価を得ます。
シンガポール在住の欧米人や欧米人旅行者の社交の場として設立されたため、アジア人は冷遇されていた時代もありました。
第二次大戦中は日本軍に接収され、終戦直後はイギリス軍施設や臨時の戦犯収容所などに利用されています。1946年にホテルとして再オープンした際には、マレーシア人の銀行家が経営権を取得したことから、アジア人富裕客層を歓迎する経営方針に転換しました。
以降、何度も資本が変わりましたが、最高級で伝統的なコロニアルホテルとしての存在は今も健在。
客室103室は、シンガポールの最高級ランクのホテルとしては最も少ない数。全室スィートのこのホテルは憧れの象徴です。 -
ホテルに泊まっていなくても立ち入れるエリアは広大。
特にショッピング・アーケイド3階にあるホテル・ミュージアムは、ホテルの歴史を物語る資料や記念の品が所狭しと展示されているので必見です。
MRT:City Hall 下車 -
こちらも忘れてはいけません。
グッド・ウッド・パーク -
長らく改修工事が続いていたヴィクトリア・メモリアル・ホール。
黒ラッフルズも戻ってきました。 -
ザ・アーツ・ハウスは旧国会議事堂を改装し2004年にオープンした複合芸術センター。
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アジア文明博物館。エンプレス・プレイスの中心的な建物です。
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1848年から1856年までインド総督を務めたダルハウジー・マーキスのシンガポール訪問を記念して1850年に建立されたオベリスクです。
ロンドンのテムズ河畔にあるオベリスク「クレオパトラの針」をモデルとしたそうです。
写真奥に大工事中(解体中?)のコンサートホールが見えます。 -
シンガポールといえばマーライオンでしょう。
ところが本家マーライオンは2012年9月頃まで入院(工事)中。
まさか、こんな形で「がっかり」させられるとは思いませんでした。
写真はお母さんマーライオンのそばに立つ、子供マーライオンです。
マーライオン公園へはアクセスに少し戸惑いました。
ルートは二つ。フラトンホテルからワン・フラトンへと抜ける地下道を通るか、CityHall駅からアンダーソン橋を渡ったすぐ左手の階段を下りていくかです。
この辺りに来るとマーライオンを探して地図をみながらウロウロしている観光客を多く見かけました。 -
フラトン・ホテルの脇とエンプレス・プレイスを繋ぐ、1868年に掛けられた吊橋、カヴェナ橋です。
橋名の由来は第7代のシンガポール総督であったウィリアム・カヴェナの名前から。
シンガポール川に掛かる橋の多くは何度も架け替えられていて、この橋は唯一原型を留めているとのこと。元は自動車も通る橋でしたが、現在は歩行者専用です。 -
フラトン・ホテル方面へカヴェナ橋を渡った直ぐの場所に、有名な水に飛び込む子供の像があります。
シンガポール川沿いを歩くと見ることができる一連の作品「People of the River」の一つで、労働者、おしゃべりする人、探検にきた英国人など、川沿いに生活していた当時の人々の姿を銅像で見ることが出来ます。 -
国会議事堂は、カヴェナ橋から川沿いに歩いて、エルジン橋の袂を上がった所に立っています。
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アルメニアン教会のすぐ隣にある煉瓦造の建物は、中央消防署。
毎週末は中を見学できるそうです。 -
シンガポール・アート・ミュージアム。
学校を改築し1996年開館した現代アートの展示館。 -
元は学校シリーズの第二弾。
消防署とアルメニアン教会の間の道を歩くとと程なく、瀟洒な建物が見てて来ます。
シンガポール切手博物館は、もとは1907年に英国系中国人の学校として建てられたものです。 -
切手博物館のすぐ隣にあるフリーメイソンのロッジ。何となく「都市伝説」や「Xファイル」を思い起こしながら撮影しました。
ずっと修復工事が続いていましたが、綺麗に改装されました。 -
元は学校シリーズ第三弾。
1912年に建てられた学校を利用し建てられた、プラナカンの生活や服飾などを展示したプラナカン博物館です。
今回見学した博物館の中で最も興味深い内容を展示していました。
「プラナカン」はマレー語で子孫・末裔の意味。15世紀末以降、マレーシアやシンガポールに渡ってきた、中国系移民の子孫で、オランダやイギリスの西洋文化と中国の文化が融合した文化を築きました。特にシンガポールにおいてはエリート層を形成し、出身国である中国よりも、旧宗主国であるイギリスとの結びつきを重視しているそうです。
街中にもプラナカン建築の建物が多くあり、「プラナカン」をテーマに何日か旅が出来そうでした。 -
シンガポール国立博物館です。
1849年にRaffles Institutionの図書館の一部として設置したのが始まりで、その後数回移転した後、1877年にスタンフォード・ロードの側の現在の位置に恒久的に設置されることになりました。
MRT:Bras Basah駅下車 -
国立博物館の裏側。
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国立博物館までやってたので、すぐ裏手にある小高い山、フォート・カーニング・パークを一回りします。
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フォート・カーニング・パークは、かつてはマレーのスルタンが築いた要塞があり、英国植民地時代にはイギリス軍が、日本軍占領時代には日本軍が軍事目的で使用していた場所。
パーク内には英国軍司令部を再現した地下博物館「バトル・ボックス」があります。
暑いので、登り道は疲れます・・・。 -
フォート・カーニング・パークにやってきたなら必ず見ておきたい、ラッフルズ・テラスからの眺め。
疲れが吹き飛びます!! -
ラッフルズ・テラスから山道を降りていくと、ダイニングエリアのクラーク・キーに到着します。
これは情報芸術省の建物。パークとクラーク・キーの間に立つ、カラフルな建物です。
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