そうだスイスへ行こう、ミラノ～ツェルマット～グリンデルワルトその2

2010/08/04 - 2010/08/12

ツェルマット2日です。
いい天気の中、一日中トレッキングを楽しみました。

エリア ツェルマット(スイス)

2010.8.6　朝起きると昨日まではっきり見えなかったマッターホルンがバッチリ見えてました。
ホテルの近くの橋の上から撮影。
この場所はお決まりのポイントらしく早朝は日本人だけ・・・およそ50名くらいはいただろうか？
外の国の人は興味ないのか、日本人だらけで遠慮してるのか何故かいない。
夕方は日本人以外も結構いました。

ツェルマット2日目は、今回の目的の一つ富士山の標高を越えるため長い長いゴンドラとロープウェイを乗り継いで展望台へ

ゴンドラからロープウェイの乗り換え地点トロッケナーシュテーク(2927m)からみたマッターホルン。
街から見るのとは形が違うが、素晴らしいに変わりはない。

トロッケナーシュテークからゴンドラにのってマッターホルン・グレッシャー・パラダイスに向います。
途中、眼下に氷河が見えだしてテンション上がります。
はるばる、ここまで来てしまいました（笑）

ついに富士山の標高越え、3800mをクリアー！

ロープウェイの駅からトンネルの通路を通り、エレベーターに乗りさらに階段を登るとヨーロッパ最高地点の展望台「マッターホルン・グレッシャー・パラダイス」に到着です。標高3883ｍです。
いままで味わったことない標高、しかもロープウェイで一気に上がってきたので高山病が心配だったが、多少めまいがしたり息が切れたりして空気の薄さを実感したが、少し経つとだいぶ慣れてきて平気でした。

展望台にはキリストが飾られてます。
前日(?)の雪でエビのしっぽが少しついてます。
十字架の左奥がマッターホルン(4,478m)が見えます。

十字架の右にはブライトホルン(4164m)のカッコいい勇姿が迫ってます。

右側の高いほうの山が、スイス領内にある山では最高峰のドーム山（4,545m)が見えます。
その左奥の山々が次の目的地ユングフラウ方面だそうです。
（展望台のプレートに書いてた）

展望台を降りた裏にはスキーコースがあって、その脇を通ってブライトホルンへの道の途中まで行って見た。
ここのスキー場では何人か日本の少年が滑ってましたが、きっと将来はすごい選手になるんでしょうね・・・っていうか親のお金の掛け方を考えたら一流になってもらわないと困りますよね（笑）

ブライトホルンへの登山者の後姿。
冬装備満載ですね、かなり本格的です。
我々もまだまだ修行しなきゃと思いました。

ロープウェイを降りてトロッケナーシュテーク(2927m)からトレッキング開始です。
コースはマッターホルン・グレッシャー・トレイルという氷河沿いの道をマッターホルンを見ながら歩くというコースです。

なぜかしら、こちらのコースは日本のガイドブックには載っていません、っていうかガイドブックに載っていないコースは山ほどあるんですけど・・・。

トレイルを進んでいくと背後にさっきまでいた、マッターホルン・グレッシャー・パラダイスの展望台（右のとんがり）と左にブライトホルンが見えます。

マッターホルンの先っちょだけ見えた！！

しばらくして小休止、パンとハムのサンドイッチを食べました。

さらに進んでいくと、ぽかりと穴が開いた氷河が見えました。
一見、土砂の堆積した物かと思うのですが、表面に土砂があって中が氷なのでしょう。
部分的に融けてぽっかりと穴が開いています。

氷河と氷河から融けた水が流れて出来た川のほとりでパチリ！

見上げると、山の上にヘルンリヒュッテという山小屋が見えます。
マッターホルンに登る人はここに泊まって深夜出発するらしいです。
本当はその小屋まで行く予定でしたが、思ったよりも時間がかかって
今回は断念です。

氷河の谷を過ぎると、ゴルナーグラートの展望台(3089m)とそれに続く鉄道の線路が見える

向こうの山はカストール(4226m)だろうか？そして氷河はクレンツェ氷河だと思う（ガイドブックで調べてます）

トレッキングの終着点、シュバルツゼー・パラダイス(2583m)のゴンドラ駅とホテルが見える。

これからの下りでマッタ−ホルンに登る大きなザックの登山者たちと何人もすれ違う。

その中に日本人も何人かおりました。

本日の終点のホテルのレストランのテラスでビールを飲む。
すばらしい景色と達成感で最高にビールがうまいです。

今回のコースの花達
標高の高いところはあまり無いが、降りてくるとどんどん花が多くなった。
昨日とはまた違った花を楽しむことができた。
（この写真、スライドショーになっているのだがこのページだとうまく動かない(^_^;)）

シュバルツゼー・パラダイス(2583m)で休憩したホテル。
前のほうにあるテラスでビールを飲みました。

ここから、ゴンドラに乗りツェルマットに戻ります。
写真がたくさんなので、ゴンドラからみた景色や街の様子をまとめてアップします。
（この写真も動かない）

今回、とっても見たかったエーデルワイス
実はこれ、街の花壇に咲いていたもの（種も売ってました）をパチリ（笑）
アルプスの代表的な花なのでトレッキング中に群生なんかみれたら綺麗だったろうなと思います。

トレッキングのまとめです。

一日目（曇り時々雨）
ケーブルカーでスネガ・パラダイスまで行き、ピンクのラインを歩き（2時間半）、リュッフェルアルプの駅からゴルナーグレート登山鉄道でツェルマットに戻る。

2日目（晴れ)
ゴンドラ（赤線）で一気にトロッケナーシュテーク(2927m)まで行き、
ロープウェイ（緑線）に乗り換えマッターホルン・グレッシャー・パラダイス

ロープウェイでトロッケナーシュテーク(2927m)まで降り、そこから水色のコースをシュバルツゼー・パラダイス(2583m)までトレッキング(休憩含んで3時間）

その後ゴンドラで、ツェルマットまで戻りました。