2012/03/03 - 2012/03/12
1209位(同エリア1422件中)
ちゃおさん
マンダレー行の夜行バスが出るまでの昼間の時間、フルに利用すため、今日は4カ所の訪問先を考えていた。その一つが午前中に訪問した水上寺院であり、午後一番に訪ねたここシュエタゴン・パヤー、それと残りの二つはヤンゴンの下町、街の中心部にあるスーレー・パヤーと、街の北のバスターミナル近くにある日本人墓地。だからいつまでもこの寺院で感動して時間を過ごすこともできない。
広大な寺院の中のまだ見ていない堂屋の幾つかを足早に回り、信心深いミャンマー人の中にあって、当方も多少は心も洗濯され、如何に生きるべきか、何が幸せか、の考えるよすがともなり、最初に入ってきた回廊の場所に戻る。ここは丘の上だけあってヤンゴン市内が一望に見渡せる。平和で穏やかな光景だ。
60数年前、この町に日本軍の軍政が敷かれ、数万人にも及ぶビルマ派遣軍が駐留し、無謀な作戦計画の元に2万人以上の日本兵が飢餓街道で戦病死した。その過去の悲惨な歴史は、この町の光景からは何も読み取ることは出来なかった。日本軍駐留も一時的なことで、この国の高齢者ですら、そうした忌まわしい歴史を覚えている人も少ないだろう。
人は活きるよすべを何に求めるか。この国の多くの人はそれを仏教に求め、喜怒哀楽を越えて、仏教は普遍なものとして、日々の生活の基となっている。生老病死。生まれながらにして仏教に育まれ、見守られ、死後の世界に入って行く。だから彼等に取っては英国の植民地であったり、日本軍の占領があったり、多くの日本兵が山野で餓死しようとも、それらは普遍の中から外れた一時的なものに過ぎず、渡り鳥が回帰し、雛が帰巣するように、又再び仏教の世界の中で心の平安を愉しんでいるに違いない。丘の上からこの平和に見える街を眺め、この寺に集う数多の人々を見て、この国と人々の平和を思った。
- 旅行の満足度
- 4.5
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