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ミヒャエルべルク教会には、かの有名なフランケンビール博物館(Frank Brauerei Museum)がある。<br />入場すると一見狭そうに見える博物館だが、ここの本領は地下にあった。<br />おそらく醸造設備を転用したと思われる地下室は3階層になっていて、そこに所狭しとビールに関連する品々が並んでいたのである。ビアマグやコースターの一大コレクション、クラシックな醸造設備や道具、地下貯蔵所などなど、大変見ごたえがある。ひととおり地下の展示物を見学したあとは、1階に戻りプロジェクターでビールに関する解説ビデオを鑑賞。2時間は楽しんだ。<br />1階にはビアサーバーも置かれてあるが、飾りであり期待したような見学後の1杯は飲めないようだ。<br />かってはここミヒャエルベルク教会でもオリジナルのビールを醸造していたはずで、入口の案内図にも、&quot;Brauerei Michaelberg&quot;の文字が残されている。しかし現在では、教会内のビアガーデンではビットブルガーやエルディンガー、キースマンしか飲めないようだ・・・・・・・教会内でそんだけ飲めれば十分という気もするが。<br />

ビアライゼ2012(21) Frank Brauerei Museumに深く潜入する編

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2012/05/01 - 2012/05/01

203位(同エリア228件中)

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fuchiさん

ミヒャエルべルク教会には、かの有名なフランケンビール博物館(Frank Brauerei Museum)がある。
入場すると一見狭そうに見える博物館だが、ここの本領は地下にあった。
おそらく醸造設備を転用したと思われる地下室は3階層になっていて、そこに所狭しとビールに関連する品々が並んでいたのである。ビアマグやコースターの一大コレクション、クラシックな醸造設備や道具、地下貯蔵所などなど、大変見ごたえがある。ひととおり地下の展示物を見学したあとは、1階に戻りプロジェクターでビールに関する解説ビデオを鑑賞。2時間は楽しんだ。
1階にはビアサーバーも置かれてあるが、飾りであり期待したような見学後の1杯は飲めないようだ。
かってはここミヒャエルベルク教会でもオリジナルのビールを醸造していたはずで、入口の案内図にも、"Brauerei Michaelberg"の文字が残されている。しかし現在では、教会内のビアガーデンではビットブルガーやエルディンガー、キースマンしか飲めないようだ・・・・・・・教会内でそんだけ飲めれば十分という気もするが。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • ビール博物館の入口。教会を囲む建物の一角にある。<br />

    ビール博物館の入口。教会を囲む建物の一角にある。

  • 開いているのは4月から10月までなので注意。<br />入場時間は、水曜〜金曜は13時から17時、土日祝日は11時〜17時。<br />月、火は定休日。<br />

    開いているのは4月から10月までなので注意。
    入場時間は、水曜〜金曜は13時から17時、土日祝日は11時〜17時。
    月、火は定休日。

  • 一階にはカウンターと銅釜などの醸造設備、醸造士の人形などがディスプレイされている。またベンチが複数あり、プロジェクターでビールに関する説明ビデオを上映していた。

    一階にはカウンターと銅釜などの醸造設備、醸造士の人形などがディスプレイされている。またベンチが複数あり、プロジェクターでビールに関する説明ビデオを上映していた。

  • 様々なバンベルクのビール醸造所の看板が壁にディスプレイされている。マーシュやキースマン等の今なお残る醸造所のものもあるが、多くは今はバンベルクにない名前である。ホフブロイ・バンベルグが気になる・・<br />ここから矢印に従い地下に降りていく。

    様々なバンベルクのビール醸造所の看板が壁にディスプレイされている。マーシュやキースマン等の今なお残る醸造所のものもあるが、多くは今はバンベルクにない名前である。ホフブロイ・バンベルグが気になる・・
    ここから矢印に従い地下に降りていく。

  • 地下に続く階段の壁に様々なコレクションの展示がされている。<br />これは醸造設備のミニチュアモデル。

    地下に続く階段の壁に様々なコレクションの展示がされている。
    これは醸造設備のミニチュアモデル。

  • バンベルクの醸造所のグラスやジョッキ、マグのコレクション。

    バンベルクの醸造所のグラスやジョッキ、マグのコレクション。

  • 現在市内にある醸造所のマークが集められている。

    現在市内にある醸造所のマークが集められている。

  • こちらはボトルのコレクション。スイングタップが多いのは年代物だからであろうか。<br />これはドイツ中がら集めたと見えて、ビットブルガーやフレンスブルガーが確認できる。

    こちらはボトルのコレクション。スイングタップが多いのは年代物だからであろうか。
    これはドイツ中がら集めたと見えて、ビットブルガーやフレンスブルガーが確認できる。

  • 地下一階のフロアーでは、醸造設備・装置の展示。<br />傘のようなこれは、ビールのボトリング装置である。<br /><br />観光客が私以外に二人いたが、たまたま日本人だった。

    地下一階のフロアーでは、醸造設備・装置の展示。
    傘のようなこれは、ビールのボトリング装置である。

    観光客が私以外に二人いたが、たまたま日本人だった。

  • 自動ビン洗い装置。

    自動ビン洗い装置。

  • 樽洗いマシーン!動力は人力っぽい。

    樽洗いマシーン!動力は人力っぽい。

  • Brauerei-Kleebaum? 知らない醸造所の名前が入れられた樽。

    Brauerei-Kleebaum? 知らない醸造所の名前が入れられた樽。

  • ドイツによくある形の、吊り下げ式の看板。奥には別室があり、書類や小物が展示されている。

    ドイツによくある形の、吊り下げ式の看板。奥には別室があり、書類や小物が展示されている。

  • 陶器系のビアマグのコレクション。中央下の3つのジョッキがくっついたような形のが気になる・・・一体どんな使い方をするのだろうか。

    陶器系のビアマグのコレクション。中央下の3つのジョッキがくっついたような形のが気になる・・・一体どんな使い方をするのだろうか。

  • 表示から判断すると濾過槽と思われる。

    表示から判断すると濾過槽と思われる。

  • ボイリングポット。

    ボイリングポット。

  • 栓抜きや王冠など。

    栓抜きや王冠など。

  • さらに階段で地下2階に降りる。階段の壁は、同じように醸造所の看板で所狭しとディスプレイされている。ホフブロイ・バンベルクの看板もあるが、都市名を見る限りあちこちから集めている様子。

    さらに階段で地下2階に降りる。階段の壁は、同じように醸造所の看板で所狭しとディスプレイされている。ホフブロイ・バンベルクの看板もあるが、都市名を見る限りあちこちから集めている様子。

  • 地下2階は主にモルトに関する展示のようだ。<br />これはモルト製造の道具と写真。

    地下2階は主にモルトに関する展示のようだ。
    これはモルト製造の道具と写真。

  • モルトを運ぶ容器かな?

    モルトを運ぶ容器かな?

  • モルトをくだいて分別する装置と思われる

    モルトをくだいて分別する装置と思われる

  • モルトの色がひと目でわかるセット。これ欲しいな・・

    モルトの色がひと目でわかるセット。これ欲しいな・・

  • 瓶に入ったモルトや、試験管とピペット等。ビール作りが化学的なアプローチで進められていたことが伺える。

    瓶に入ったモルトや、試験管とピペット等。ビール作りが化学的なアプローチで進められていたことが伺える。

  • さらに地下3階に下がると、醸造関係の設備が展示されている。こちらは1965リットルも入る熟成用の大樽。

    さらに地下3階に下がると、醸造関係の設備が展示されている。こちらは1965リットルも入る熟成用の大樽。

  • 酵母の保存ポットだったはず。

    酵母の保存ポットだったはず。

  • 地下三階の一番奥にある、醸造用の倉。狭い入口から入るのだが、中は暗くひんやりしている。<br />

    地下三階の一番奥にある、醸造用の倉。狭い入口から入るのだが、中は暗くひんやりしている。

  • ハラタウ産のホップの袋。階段の脇に無造作に置かれているのが面白い。<br />この博物館、展示は全体的に混沌としてルーズなのであるが、そこに味がある。

    ハラタウ産のホップの袋。階段の脇に無造作に置かれているのが面白い。
    この博物館、展示は全体的に混沌としてルーズなのであるが、そこに味がある。

  • 角を加工したワイルドなジョッキ。説明文は一部隠れているけどTrinkHornerかな?

    角を加工したワイルドなジョッキ。説明文は一部隠れているけどTrinkHornerかな?

  • バイエルン風の大きな蓋付き陶器ポット

    バイエルン風の大きな蓋付き陶器ポット

  • コースターのコレクションが壁一面に。この写真でもほんの一部。

    コースターのコレクションが壁一面に。この写真でもほんの一部。

  • 地下の見学の後は、プロジェクターで醸造の過程や、楽しみ方などを視聴(英語)。ビールはバイエンルンの独自の文化だと主張していた。聞き取れたところをメモすると・・<br />・ドイツでの最古のビール醸造遺跡はレーゲンスブルクで発見された<br />・かつては何が原材料にはいっているか消費者に不明だったのが、純粋令以後はそれがなくなりクオリティが上がった。<br />・バイエルンのビールはオールナチュラル。水はダーク系のビールに適し、ミネラルがリッチな味わい。モルトはタンパク質が多いスペルトモルトを使用<br />・栄養にすぐれ、スポーツの後のエネルギー補給にも向いている<br />などなど。<br />プロジェクターの奥にビールサーバーがあるが、使われていない様子。

    地下の見学の後は、プロジェクターで醸造の過程や、楽しみ方などを視聴(英語)。ビールはバイエンルンの独自の文化だと主張していた。聞き取れたところをメモすると・・
    ・ドイツでの最古のビール醸造遺跡はレーゲンスブルクで発見された
    ・かつては何が原材料にはいっているか消費者に不明だったのが、純粋令以後はそれがなくなりクオリティが上がった。
    ・バイエルンのビールはオールナチュラル。水はダーク系のビールに適し、ミネラルがリッチな味わい。モルトはタンパク質が多いスペルトモルトを使用
    ・栄養にすぐれ、スポーツの後のエネルギー補給にも向いている
    などなど。
    プロジェクターの奥にビールサーバーがあるが、使われていない様子。

  • 帰り際に、教会の入口にあるミヒャエルベルク教会の案内図を撮影。③に&quot;Brauerei Michaelberg&quot;の文字が確認できる。<br />この時点で3時近く。ビールはおろか食事も取ってないのでいい加減辛くなってきた・・丘を下り、ビアケラーを目指すことにする。(続)<br /><br />ビール累計 39種/14.3l  次こそは・・  

    帰り際に、教会の入口にあるミヒャエルベルク教会の案内図を撮影。③に"Brauerei Michaelberg"の文字が確認できる。
    この時点で3時近く。ビールはおろか食事も取ってないのでいい加減辛くなってきた・・丘を下り、ビアケラーを目指すことにする。(続)

    ビール累計 39種/14.3l  次こそは・・  

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