2012/05/01 - 2012/05/01
203位(同エリア228件中)
fuchiさん
- fuchiさんTOP
- 旅行記139冊
- クチコミ2件
- Q&A回答0件
- 78,238アクセス
- フォロワー7人
ミヒャエルべルク教会には、かの有名なフランケンビール博物館(Frank Brauerei Museum)がある。
入場すると一見狭そうに見える博物館だが、ここの本領は地下にあった。
おそらく醸造設備を転用したと思われる地下室は3階層になっていて、そこに所狭しとビールに関連する品々が並んでいたのである。ビアマグやコースターの一大コレクション、クラシックな醸造設備や道具、地下貯蔵所などなど、大変見ごたえがある。ひととおり地下の展示物を見学したあとは、1階に戻りプロジェクターでビールに関する解説ビデオを鑑賞。2時間は楽しんだ。
1階にはビアサーバーも置かれてあるが、飾りであり期待したような見学後の1杯は飲めないようだ。
かってはここミヒャエルベルク教会でもオリジナルのビールを醸造していたはずで、入口の案内図にも、"Brauerei Michaelberg"の文字が残されている。しかし現在では、教会内のビアガーデンではビットブルガーやエルディンガー、キースマンしか飲めないようだ・・・・・・・教会内でそんだけ飲めれば十分という気もするが。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ビール博物館の入口。教会を囲む建物の一角にある。
-
開いているのは4月から10月までなので注意。
入場時間は、水曜〜金曜は13時から17時、土日祝日は11時〜17時。
月、火は定休日。 -
一階にはカウンターと銅釜などの醸造設備、醸造士の人形などがディスプレイされている。またベンチが複数あり、プロジェクターでビールに関する説明ビデオを上映していた。
-
様々なバンベルクのビール醸造所の看板が壁にディスプレイされている。マーシュやキースマン等の今なお残る醸造所のものもあるが、多くは今はバンベルクにない名前である。ホフブロイ・バンベルグが気になる・・
ここから矢印に従い地下に降りていく。 -
地下に続く階段の壁に様々なコレクションの展示がされている。
これは醸造設備のミニチュアモデル。 -
バンベルクの醸造所のグラスやジョッキ、マグのコレクション。
-
現在市内にある醸造所のマークが集められている。
-
こちらはボトルのコレクション。スイングタップが多いのは年代物だからであろうか。
これはドイツ中がら集めたと見えて、ビットブルガーやフレンスブルガーが確認できる。 -
地下一階のフロアーでは、醸造設備・装置の展示。
傘のようなこれは、ビールのボトリング装置である。
観光客が私以外に二人いたが、たまたま日本人だった。 -
自動ビン洗い装置。
-
樽洗いマシーン!動力は人力っぽい。
-
Brauerei-Kleebaum? 知らない醸造所の名前が入れられた樽。
-
ドイツによくある形の、吊り下げ式の看板。奥には別室があり、書類や小物が展示されている。
-
陶器系のビアマグのコレクション。中央下の3つのジョッキがくっついたような形のが気になる・・・一体どんな使い方をするのだろうか。
-
表示から判断すると濾過槽と思われる。
-
ボイリングポット。
-
栓抜きや王冠など。
-
さらに階段で地下2階に降りる。階段の壁は、同じように醸造所の看板で所狭しとディスプレイされている。ホフブロイ・バンベルクの看板もあるが、都市名を見る限りあちこちから集めている様子。
-
地下2階は主にモルトに関する展示のようだ。
これはモルト製造の道具と写真。 -
モルトを運ぶ容器かな?
-
モルトをくだいて分別する装置と思われる
-
モルトの色がひと目でわかるセット。これ欲しいな・・
-
瓶に入ったモルトや、試験管とピペット等。ビール作りが化学的なアプローチで進められていたことが伺える。
-
さらに地下3階に下がると、醸造関係の設備が展示されている。こちらは1965リットルも入る熟成用の大樽。
-
酵母の保存ポットだったはず。
-
地下三階の一番奥にある、醸造用の倉。狭い入口から入るのだが、中は暗くひんやりしている。
-
ハラタウ産のホップの袋。階段の脇に無造作に置かれているのが面白い。
この博物館、展示は全体的に混沌としてルーズなのであるが、そこに味がある。 -
角を加工したワイルドなジョッキ。説明文は一部隠れているけどTrinkHornerかな?
-
バイエルン風の大きな蓋付き陶器ポット
-
コースターのコレクションが壁一面に。この写真でもほんの一部。
-
地下の見学の後は、プロジェクターで醸造の過程や、楽しみ方などを視聴(英語)。ビールはバイエンルンの独自の文化だと主張していた。聞き取れたところをメモすると・・
・ドイツでの最古のビール醸造遺跡はレーゲンスブルクで発見された
・かつては何が原材料にはいっているか消費者に不明だったのが、純粋令以後はそれがなくなりクオリティが上がった。
・バイエルンのビールはオールナチュラル。水はダーク系のビールに適し、ミネラルがリッチな味わい。モルトはタンパク質が多いスペルトモルトを使用
・栄養にすぐれ、スポーツの後のエネルギー補給にも向いている
などなど。
プロジェクターの奥にビールサーバーがあるが、使われていない様子。 -
帰り際に、教会の入口にあるミヒャエルベルク教会の案内図を撮影。③に"Brauerei Michaelberg"の文字が確認できる。
この時点で3時近く。ビールはおろか食事も取ってないのでいい加減辛くなってきた・・丘を下り、ビアケラーを目指すことにする。(続)
ビール累計 39種/14.3l 次こそは・・
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
fuchiさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
32