ビアライゼ２０１２(20) サイクリング・イン・Bamberg編

2012/05/01 - 2012/05/01

バンベルグ駅に到着。日が照りつけて暑い。
宿泊先のベストウェスタンホテルまで歩いて１０分ほど。そこで荷物を置き一休みしたあと、ホテルの自転車を借りて旧市街を目指す。自転車の機動力は圧倒的で、バンベルクのような道が狭くアップダウンが激しい街を回るには非常に使い勝手が良い。
レグニッツァ川の市庁舎や、シュレンケラーやアンブロジアヌムなどの市内の醸造所など、人ごみのなかを塗って懐かしいスポットを回りつつ、前回の旅行では行けなかった丘の上のミヒャエルべルク教会を目指す。
写真のように、教会のある高い丘からはバンベルクの街が一望でき、大変気持ちがよろしい。当の教会の中は、立体物が多数あり豪華な印象であった。

エリア バンベルク(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自転車
• 旅行の手配内容: 個別手配

ヴュルツブルグを発車し、電車の旅は続く。イケメンのヒゲダンディの車掌さんがチケットチェックに回ってきた。
11:55ごろ。電車の線路沿いの村で、屋台が多数出ていて、なにか村祭りっぽい雰囲気であるのが窓から見える。人が道に溢れていた。
緑だけで何もないところをひたすら走る。ふと窓の外を見ると、なんだか変な顔が書かれた小屋を発見。和む。

12:50 バンベルク到着。自転車をキャリーしている乗客もちらほら。
ドイツの電車は、自転車をそのまま持ち込める車両がたいてい付いている。

駅のお土産屋でグラスやワインを売っている。バンベルクのマークが入ったレーマーグラス（緑色の足を持つ白ワイングラス）をお土産に購入。

堂々たるバンベルク駅。

旧市街に向かって、歴史を感じさせる街角を歩く。

街角で見つけたセントジョージ醸造所のマーク。セントジョージはバンベルグ郊外の醸造所である。

さらに路地を進む。通りの上に布が張られている。内容はピカソ展の広告だった。

ホテル・ベストウェスタンにチェックイン、若い女性のカウンターの人がひじょうに聞き取り易い英語であった。
部屋の様子を写真に撮る。

ホテルで自転車をレンタルする。１日10ユーロ。
ドイツ人仕様なのでちょっと大きいが、乗れなくはない。

旧市街に向けて自転車を飛ばす。歩きでは少々遠い距離でも自転車ではラクラクアクセスできる。ただし、油断するとうっかり歩道を走ってしまうので注意が必要だ。自転車は自転車用のレーンがあるのだ。

バンベルグ市街に近づく。歩行者が多い。

バンベルクは２度目だが、前回は雪もちらつく１１月。寒空の下、人通りは少なく野外席もなかった。
今回は、５月の強い日差しの下、路上にテーブルと椅子が出てて、観光客らしき人が多数見受けられる。

建物と池に囲まれたオープンカフェは満員の様子。

謎の顔の彫刻。

レグニッツァ川に建てられた市庁舎の裏には、大きな壁画が描かれている。

レグニッツァ川の両岸に立ち並ぶ、クラシックな建物群。他の観光者も橋からの眺めを楽しんでいる。

いよいよ旧市街の中心に近づいてきた。
シュレンケラーのビアガルテン看板を確認。ただし、シュレンケラの野外席はかなりささやか。

シュレンケラーは見たところ店内満員。さらに、店の前の狭い通りに大勢の人がたむろしていた。
若者がボールを屋根に投げ上げては落ちてくるところをキャッチして遊んでいる。あぶねえ。

シュレンケラーの隣のアンブロジアヌム醸造所も、わずかな野外席を展開しており、人々がビールを楽しんでいた。

路地を自転車で進む。石畳の振動がけっこうくる。

細い坂道をひたすら登る。さすがに途中で力尽きて押し歩き。

12:20ごろ、教会のある丘の上に到着、ここまでかなりの急な坂道を長々と登る必要があった。まだ足にダメージがのこるので、歩きでは絶対に来れなかったと思う。自転車の恩恵を実感する。

自転車を駐車し、ミヒャエルべルク教会の門をくぐる。

教会を囲む塀を通り抜けると、二つのトンガリ屋根を持つミヒャエルベルク教会が目に飛び込んできた。なかなかの大きさ。

教会は高台にあるので、バンベルクの街を一望できる

となりの丘の上にあるバンベルク・ドムの４つの塔もここから見ることが出来る。あちらは前回の旅行で観光したので、今回は訪問しなかった。

教会の一部。城塞みたい。

教会の敷地なのに、ビアガーデンがある。これはオリジナルビールを醸造していた名残なのだろうか？

ビアガーデンのカルテには、地元バンベルクの醸造所、キースマンのロゴが確認された。

ここのビアガルテンのマーク。

いよいよ教会を観光する。さらに階段をのぼり一段高いところに入口がある。

教会の内部。白い漆喰の壁に、アーチと四角い列柱、所々にある金色のゴージャスな装飾物が印象的。

天井に様々な植物の絵が描かれている。

教会内部はけっこう奥まで自由に立ち入りができる。金のマリア像の奥は中央の祭壇だ。

教会の一番奥にある中央祭壇。

側面にある、ちょっと小さめなサブの祭壇。油絵や像、壁画等、とにかく装飾的である。

階段には磔にされたイエスや天使、賢人など、とにかく色々な像が並んでいた。

後光がさし、金色の衣を着た、ゴージャスな彫像。

こちらもゴージャス感あふれる装飾物。

なんか骸骨が寝てるんですけど・・さらっと不気味なものがあるなあ。

採光窓は大きくとられ、教会内は非常に明るい。手前の柱にも金色の複雑な装飾物が彫り込まれている。

観光を終えて教会から出たところ。教会をぐるりと囲む建物が見える。この一角に、有名なフランケンビール博物館があるのだ。次の記録では、その博物館をレポートする（続）

ビール累計　39種/14.3l　で変わらず・・・・