入谷鬼子母神のあさがお市　～あさがおのシンプルな美しさに元気をもらいました

2012/07/07 - 2012/07/07

鶯谷駅から歩いて１０分ほど。アクセスの便利さもあって、気軽に訪れることのできる初夏の風物詩。午前中は、雨ももちそうだということで、ちょこっと行ってまいりました。
通りには、ぎっしりと露店が並び、あんどん型に仕立てられたあさがおが、あふれんばかりに並んでいます。威勢のいい売り子の掛け声に、いいあさがおはないかと品定めするお客さん。身動きができないほどの賑わいの中で、お邪魔虫の私でしたが、何とか無事にあさがおを楽しむことができました。

エリア 上野・御徒町(東京)

鶯谷駅の構内のポスター。
江戸情緒たっぷりのポスターです。

鶯谷駅 駅

南口を出て、山手線を越えていきます。
もうあさがおを手にして帰る人たちも。ちょっと出遅れたかなあと思いつつ。。

やってきました。
さっそく、鮮やかなピンクに。

これは桔梗咲き。

可憐な形に、

青い色。これは、すばらしいです。
日本の品種改良の技術は、すごいですね。

ぼかしの入ったタイプ。

こちらは、白い淵が入っています。

露天の前は、押すな押すなの賑わい。

これは富士シリーズ。赤いのは富士の紅です。

白い線と鮮やかな赤の取り合わせが、しゃれた美しさ。

これは富士の紫。この紫も鮮やかです。

店先には、あさがおの鉢がところ狭しと並びます。

このタイプのあさがおは一番シンプルですが、

深く濃い青が、とにかくきれい。存在感がありますね。

バリエーションもあります。

お客さんとの掛け合い。
この鉢は、四色ですよ、とか、大輪ですとか。

花を見ながら、

解説します。
咲いてる花は今だけのものなんですが、それでも咲いてる状態の鉢の売れ行きがいいようで。

押し合いへし合い。

だんだん

私も、目が慣れてきました。

この青さは

やっぱり、あさがおならでは。

色の変化も

楽しいです。

たくさん並んでいても、
なんか富士シリーズの鮮やかさが

目立ちますねえ。

白い線が赤や紫を引き立たせるんですよね。人気のはずです。

こっちもきれいなんですが、比べると地味にみえちゃいます。

これは有名な団十郎。江戸の粋を象徴しているというのですが、これはさらに地味ですね。

変わっていると思ったら、昼顔でした。

さて、

しばらくは

あさがおの

みずみずしい

感じを

ご覧ください。

朝だけの

限られた時間のみずみずしさです。

お客さんも

ますます増えてきたような。

改めて、

盛りの

花を

探して

撮影

タイム。

邪魔にならないように

隙間を見つけて

撮らせてもらいます。

賑わいから、離れると、こんなあさがお。

涼しげな青に、花付きも見事です。ここでは、人も少ないので、落ち着いて鑑賞できました。

ぽつんとひるがおも。

浴衣のお客さんもけっこういて

これも夏祭りの雰囲気を盛り上げてます。

さて、今来た道を

帰るのですが、

ますます混んできて、全然進めなくなってきました。

動かないついでに、お店の様子を

撮ってみます。

今日は、中日。

売り子の皆さんも、鉢を抱えて、追い込みです。

最後に

改めて

青いシリーズ。
微妙な色の違いが面白いです。

さて、あさがおは別名が牽牛。そこから牽牛と織姫の出会う七夕に、あさがお市となっています。一方で、入谷鬼子母神の鬼子母神は人の子供を取って食っていた鬼。自分の子供をお釈迦様に隠されたことで、他人の子供に対する愛を知って改心したのだそうです。七夕にあさがおに鬼子母神の組み合わせ。面白い組み合わせではあるものです。
さて、それにしても、あさがおはいつの間に進化をしていたんでしょうか。最近のあさがおは本当に色鮮やか。しっかり元気をもらいまして、これで、今年も暑い夏を乗り切れそうです。

この旅行記へのコメント （3）

• まつじゅんさん 2012/07/11 18:51:20

  初めまして

  たびたびさん、この度は私の拙いペ−ジへのご訪問＆投票ありがとうございます。
  
  この時期の東京は、朝顔市、ほおずき市等、江戸情緒一杯の風情ある催しが多く、何年間か、日が何故か良く出張と重なって、楽しませて貰いました。
  昨年は震災の影響で中止となっていましたが、このようなイベントが復活し、少しでも日本に元気を与えて欲しいと思います。
  
  毎年色々な朝顔に感心しますが、何年か前に初めて琉球朝顔というものを見て、購入して大切に抱えながら飛行機に乗ったのを思い出します。
  
  薄い茶色の花があったり、大輪の花の朝顔も良いですが、私は昔ながらの青、赤色に斑入りが混じったオ−ソドックスなのが好みです。
  
  ネットで購入できるようですが、やはりいつも行く店で、会話しながら選んでいくのが楽しいですね。
  
  また、私のペ−ジにも訪問いただければ幸いです。
  
  良い旅を！
  
  matujyunn

  たびたびさん からの返信 2012/07/12 15:26:43

  RE: 初めまして

  琉球朝顔ですか。画像を検索してみましたが、今回のあさがお市でも、それと知らずに見ていたようです。ちなみに、咲いた時の青から、閉じる最後はピンクに変わるのが特徴だということですが、なるほど。こんなタイプもあるんですね。ありがとうございました。

• 一歩人さん 2012/07/11 01:49:23

  ふ、ふ、懐かしいですね

  たびたびさんへ
  ふ、ふ、今から５年前だったか、行きました。
  当時の鉢の相場は、２，０００円でした。
  今は、２，５００円くらいではないでしょうか。
  鬼子母神のあさがおのお守りが大８００円、小４００円。
  ふ、ふ、当時のコレクションから精査なんてね。
  夏の風物詩いうか、江戸の風物誌ですよね。
  浮世絵にあるくらいだから。
  ありがとうございました。失礼しま〜す♪