2012/06/16 - 2012/06/23
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めておら☆さん
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イタリア大好き!一人旅大好き!
今回は3度目の旅行で、南イタリアはアルベロベッロ・
マテーラ・ナポリとその周辺を満喫しました。
1日目 東京(成田)→ローマ→バーリ
2日目 バーリ→アルベロベッロ→バーリ→マテーラ
3日目 マテーラ
4日目 マテーラ→ナポリ
5日目 ナポリ(カプリ島)
6日目 ナポリ(カゼルタ)
7日目 ナポリ→ローマ
8日目 ローマ→東京(成田)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
6/21
朝食後、Via Santa Brigidaのホテルをチェックアウトし、タクシーで中央駅前へ。この日宿泊する”Hotel Ideal”に行き、チェックイン前なのでスーツケースだけ預かってもらう。前回ナポリを訪れた時も宿泊したが、駅から徒歩3分ほどで便利だし、スタッフも親切なので、今回もまた予約した。 -
ナポリ中央駅からカゼルタ行きのRegionale(普通列車)に乗る。
カゼルタまで往復6.80ユーロ -
乗車約40分でカゼルタ駅到着。
駅を出て左の方向に歩いて行くと、すぐ宮殿が見えてくる。でか〜〜!
宮殿に到着したら入口で入場料14.20ユーロ(王宮内部と庭園両方の料金)を払い、建物裏手に出ます。 -
宮殿裏手に伸びる3キロの遊歩道は循環バスが運行していると、事前にネットで調べた際に読んだのだが、現地で聞くと運行していないとの事。往復6キロを歩く時間は無かったので、迷わず自転車を借りる。4ユーロで1時間。あまりのんびりしていられない!早速出発。
この日も猛暑だったが、自転車借りて大正解!楽チンだし、緑にかこまれた遊歩道を颯爽と走るのはとても心地よい。写真は途中の見晴台から撮影。この自転車が私の相棒です。 -
”イルカの噴水”
イルカにしては顔がオドロオドロしすぎないか? -
”ケレスの噴水”
おっ、右にイケメン発見! -
拡大。ん〜、めっちゃこっち見てる。しかも半笑い?!
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”ヴィーナスとアドニスの噴水”
美男子アドニスと彼に恋をしたヴィーナスのギリシャ神話のワンシーンだそうですが、躍動感があって、実際に演劇でも見ているような感覚になります。 -
初めは爽快に走っていましたが、だんだん坂がきつくなってくる・・・
自転車をとめてふと振り返ると、わぁ〜宮殿ちっちゃくなってる!ずいぶん来たなぁ。あともうひと踏ん張り。 -
ようやくGrande Cascata(大滝)まで到着。ここに天使や動物などの彫像で飾られた”ディアナの泉”があります。
写真は狩りの女神ディアナが入浴中にアクタイオンに覗かれ、周りの侍女が裸を隠そうとしているところなんだそうで。 -
アクタイオンは誤って裸を目撃してしまったらしいのですが、報いとしてディアナによって鹿に姿を変えられ、挙句の果てに自分の猟犬に食い殺されてしまったそうな・・・かわいそすぎる!
写真は鹿に変えられたアクタイオンが猟犬に襲われているところ。 -
帰りは下り坂なので、ほとんどペダルをこがなくてもスイスイ行けます。結局往復1時間かからないで宮殿まで戻って来ました。時間があったらゆっくりイギリス庭園も見たかったなぁ・・・
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Barで得意のCaffe freddoを飲んで少し休憩し、いよいよ王宮内部を見学。
まずは2党のライオンの像が左右に構えるScalone d'Onore(大階段)。ここからもうゴージャス感が漂っています。ここも映画”アマルフィ”に出てきたっけ? -
ライオンさん、しっかり監視役してます。
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この回廊を進むごとに、それぞれ異なった部屋が見られます。
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いやいや、ホントにもぉ、開いた口が塞がらないほどゴージャス。どこもかしこも黄金の装飾で、これぞまさに”王宮”って感じ。
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小さい頃お姫様にあこがれて、こんな天幕付きのベッドで寝たいなぁなんて考えませんでしたか?
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赤い壁のサロン、素敵ですね〜
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浴室。
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ここで王家のみなさんはどんなお話をしてたんでしょうか。
間違っても『奥さん、あそこのスーパー激安よ』的な話なんてしないだろうな。てか、スーパーも無いし。 -
この床の大理石の模様、すごくないですか?
日本が木の文化なのに対して、西洋は石の文化だけど、さすがその石の使い方にはいつも感心させられます。この床作る為、いろんな色の大理石持って来るのだけでも一苦労だろうに、ひとつひとつ切り出し、緻密な計算で組み合わせていく・・・どれだけの労力使ってるんでしょうね。 -
王宮といえばシャンデリア。これがますます豪華さを増すんですよね。
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こんな繊細なガラスのシャンデリアもありました。
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ここは書斎のようですが、棚には当時のものらしい本がそのままたくさん並べられていました。
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思いもよらず、王宮内には様々なプレゼーピオ(キリスト生誕の様子を人形などで表したジオラマ)が展示してありました。
ミニチュア好きの私にはたまりません♪ -
結構リアルに作られてますね。
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そして中央にはこんな大きなプレゼーピオ。正面からだけ見るプレゼーピオはよくあるけど、コレ、360度ぐるりと見まわせて、どこから見てもストーリーが展開されているんです。すごい!王宮と同じくらい感激してしまった。
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お昼頃にカゼルタ駅を後にし、ナポリへ戻る。
カゼルタ、面白かったなぁ。ここも来てホントに良かったです。 -
一旦ホテルにチェックインして、またすぐ外出。ナポリ最終日なので、もう少しナポリを楽しもう。まずは腹ごしらえ。
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Pizzeria ”Da Michele”へ。
ここのpizzaはもう王道ですね。ナポリに来るたびに食べています。1時半を過ぎていたのですが、やはり外には人の列が。とりあえず整理券をもらおうと中に入るが、私は一人なので『レジ脇で待ってな』と言われ、中で待機。相席できる場所が空いたら、潜り込ませてくれるようです。ウシシ。 -
焼いてる焼いてる。
店内の様子を見ているうち、待つこと10分も待たずに席に案内してもらえました。 -
私のお気に入り”Margherita doppia mozzarella(モッツァレッラ2倍のマルゲリータ)”です。
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こぉぉ〜んなにデッカイんだぞぉ!
でもペロ〜っと食べられちゃうんだぞぉ!
・・・だって、生地はトマトとモッツァレッラから出たソースでしっとりモチモチ、ジューシーかつ香ばしい。こんなに食べても胃にもたれないから不思議です。
Doppia mozzarella 5ユーロ
水 2ユーロ
合計7ユーロ・・・ホントにこの金額でいいの?!って感じです。 -
満腹になったところで再び散策開始。
ずっと見逃していた”サンセヴェーロ礼拝堂”。通り過ぎてしまいそうな路地にひっそりと建っています。
すぐ隣の建物にあるチケット売り場でチケット購入。7ユーロ。 -
中は撮影禁止なので、写真はHPから拝借したのですが、”ヴェールに包まれたキリスト”の像が横たわっています。これ、驚愕です。本当に石なのかと目を疑うほどリアルなヴェールのしわの寄り方や、その下に透けて見える腕や足、皮膚の質感まで、こんなすごい彫刻見たことないです。
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これもすごかった。”暴かれた欺瞞”
写真を見ただけでも伝わると思いますが、この網の質感、本当に石なんだろうか?とても人間技とは思えません。息を飲んで凝視してしまうこと間違いなし。
そして、礼拝堂の地下にはとても珍しい”血管だけを残した人体”が展示されていました。作り物かと思い守衛さんに尋ねたら、本物だそう。ちょっとグロテスクですが見て損はないかも。 -
サンセヴェーロ礼拝堂を出て、お土産を買うべくぶらぶら歩きます。
スパッカ・ナポリにはプレゼーピオのお店がたくさんあるので、見ているだけで面白い。でも今回はいくつか気に入ったものを買いました。神様のものなので不謹慎ですが、か〜わ〜い〜〜! -
これはちょっと笑いました。似てるのか似てないのか・・・微妙。
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ここもプレゼーピオのお店。カメラを構えたら、店主はすたこら逃げていきました。
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スパッカ・ナポリの食材店”Charcuterie”
店頭が賑やかに飾られ、その雰囲気に惹かれて店内に入ると・・・ -
店主もこれまた賑やか。カタコトの日本語をまじえながら、ナポリ特有の魚醤やカラスミの説明をしてくれました。魚のペーストをパンに塗って試食させてくれたり、写真を撮ってくれたり、とっても親切。
魚醤とカラスミ各1瓶、オレガノ1瓶を買って、しめて18ユーロ。帰国したらパスタ作ろ〜♪ -
トリブナーリ通りを北東に進み、カプアーノ城を超えて、カプアーナ門までやって来た。この辺に、zuppa di cozze(ムール貝のスープ)で有名な”A Figlia d'O Luciano”があるはず・・・
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あった!夕飯はここにしようと思い、近くまで行ってみたが、開店は20時過ぎとの事。まだまだ時間ある〜〜。どうしよ・・・
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とりあえず一旦ホテルに戻ろうと駅方向へ歩き、『あっ!』とひらめいた。
スフォリアテッラで有名な”Attanasio”に寄ろう♪
そして、今日も飽きずに買っちゃいました。
左はスフォリアテッラ、真ん中はシュークリームに似たもの、右はタラッリというナポリのお菓子で、生地に塩・胡椒・アーモンドを入れたパンのようなおやつ。これも美味しいんです。
合計で4.30ユーロ -
これがHotel Idealのシングルルーム。
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狭いですが、駅から近いし、1泊45ユーロという金額を考えたら全然いいです。エアコンを使用する際はフロントで10ユーロ払いリモコンを借りますが、チェックアウトの際は10ユーロまるまる返金してくれます。
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バスルームも狭いですが、まぁ普通に使えるのでよし。
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そしてまた外出。今度はノラーナ門付近をぶらぶらします。
この界隈は中国人をメインとしたアジア系の人種が多くお店を出しているようですが、食料を扱うところはやはり地元の方のようです。 -
魚やさんも、日本とはやはりちょっと雰囲気が違いますね。
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お菓子に目がない私はここでも手が伸びそうになりましたが、これから夕食、しかもホテルにはスフォリアテッラが待っている。ぐっとこらえて素通り。
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Lucianoでzuppa di cozzeを食べる予定でしたが、以前食べて美味しかったお店がリニューアルしてたので、吸い込まれてしまいました。
”AMPRESSA' AMPRESS'”ノラーナ門近くのラヴィナイオ通りにあります。 -
昼はターヴォラ・カルダで写真のケースに惣菜が並び、好きなものを注文するスタイル、夜はレストランでテーブルでオーダーする。この界隈自体がそうなのだが、お店も庶民的な雰囲気で、気取らない感じが私は好きです。
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店主に以前ここで食べてとても美味しかったと話すと、『じゃ、おススメのものを適当に出すよ』という事で、写真のものが出てきました。
左はタコを煮たもの、中央奥はジャガイモのサラダ、左はカプレーゼです。どれも一人分にしては量が十二分にあり、家庭的でホッとする味。 -
3品で終わりだと思っていたら、パスタも出してくれました。
トマトとバジルのタリアテッレ、これ、パスタ自体もモチモチして美味しかったけど、ソースの味がまろやかで塩加減もちょうど良く、もっと食べたいくらいでした。4品に水とパンがついて、合計18ユーロ。安〜い!
さて、ホテルに帰ろう。 -
ホテルの何軒か隣に食材店があり、買い忘れたKIMBOのコーヒーを買おうと店の中に入ると、このおじさん!とても気さくで人なつっこく、コーヒーでも飲んでいけと奥に通されました。しまいには売り物のチョコや、干しイチジクを店頭から持ってきて食べさせてくれる始末。おじさん、最高!
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お店には水やお菓子といった普通の食材の他、お土産に最適なワインやナポリの名物も色々置いています。雑多なようで、不思議とまとまったディスプレイになっている面白いお店。タイトルに使ってる写真もこのお店で撮影しました。
スーツケースに入らないと言ったのに、干しイチジクを1キロも買うはめになってしまったが、好物だし、おじさんいい人だからよしとしよう。
ナポリ最終日も人の温かさに触れて終わりました。
明日はローマへ移動・・・ナポリを離れるのがすごくサミシイ。
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