サイぱんだ～!?　5/眠る間もない！帰国劇

2011/12/03 - 2011/12/07

朝超早いです、はっきり言って夜中です。
寝てないです、眠くはないです、帰国日です。
ハプニングです、厄介です、試練です。

エリア サイパン(北マリアナ諸島)

• 旅行の満足度: 3.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 1.0
• 交通: 3.0

• 交通手段: 観光バス 飛行機
• 航空会社: デルタ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

5日目の朝、と言うよりまだ夜中。
本日は、帰国する日。
ピックアップが早朝3時、荷造りしたらあと数時間、寝過ごすのがコワイのでとてもとても眠れませ〜ん。

写真は部屋備え付けの「電話帳」、表紙はポリネシアンダンサーズ！

「新約聖書」もございま〜す。

電話は、米国メーカー「GE/ゼネラル・エレクトリック」。

エアコンのリモコン。

オーナーが韓国系らしく、

エアコンは、韓国メーカー「SAMSUNG/サムスン」。

テレビも「SAMSUNG/サムスン」。
リモコンは総てハングル表記〜…。
あっ、テレビ本体撮り忘れ〜ブラウン管の21形位でした〜。

冷蔵庫は、米国メーカー「WELBILT」。

部屋に入ってすぐ傍が、なかなか大きなクローゼット。
下部が引き出しになっています。
そうそう、確認し忘れましたが、このホテルにはプールもあるようです。

そろそろロビーへ行って、チェックアウトしようかと思っていると、扉の向こうの廊下が何やら喧しい。
時間は2時半位、宿泊客が多ければ、眠っている人だって沢山いるだろうに…
何人(なにじん)じゃーっ！全く！
ガキンチョきゃ〜きゃ〜、大人ペチャクチャそりゃもう大声大騒ぎ！ 大迷惑！
耳を立てると…ん？？？？
ニホンゴ〜!!
え〜っ！ 同じ日本人として恥ずかしい〜穴があったら入りたい〜目から火が出そう！
ここにも居たか、日本の恥さらし！
と、言うことは…イヤ〜なヨッカ〜ン…。

憂鬱な気分でロビーへ行くと…ヨッカ〜ン的中！
いちゃいました馬鹿親子…
男親はノリピーの元旦那にそっくりな風貌、女親はオシャレのみ気にかけているようなツンデレ勘違い的な感じで、走り回って騒がしい自分のガキには両親(共に40歳手前位)揃って一切お構い無し。
「この親にして、このガキあり」とは正にこのこと…
あぁ〜嫌だ〜何故旅先でこんなに気分を害され…あぁ〜関わりたく無い…どうか消えてくれ〜。
美しい生け花だけがせめてもの救い…
花はなんて美しいんでしょう〜まるで花の妖精に「忍耐、忍耐」と語りかけられているようで…
あぁ〜これは「神が与えた試練である」…。

フロントに御礼を言いチェックアウト。
レンタカーを確認するが、まだある…返却時間もフロントに伝えた引取り時間もとっくに過ぎているのに…大丈夫かいな？
まぁ気にしたってしゃーない、♪ケ・セラ・セラ〜(笑)
ほぼ定刻通りピックアップのバスが到着、往路と同じ車両に同じ係員。
当然馬鹿親子も同乗…
極力離れた座席をキープしたのは、言うまでもありません。

外はまだ真っ暗。
途中何軒かのホテルに寄っては客を乗せて行くと、ほとんどが何処か見覚えのある顔ぶれ、往路と同じ様なメンバーで、交通量もほとんど無いに等しい様な寂しい道をひた走り、「サイパン国際空港」到着。
「デルタ航空」のカウンターへ向かうと…
バスのトランクから荷物を受取る順番の差で、馬鹿親子のエセ高相(男親)が一足先に列へ〜…すると、カウンターへ続くベルトパーテーションの誘導路で突然停止、 エセノリピー(女親)とガキ共がまだらしく、振り返りやがった〜…
キッツイ顔見せんなや〜「はよ行けっ！」と言おうとした瞬間、ヤツがゼスチャーを交えながら「行け、行け」と。
なんやコイツ言葉遣いも知らんのか！ 非常識にも程がある！
カチンッときましたが「忍耐、忍耐」と天の声が…
こんなヤツとは関わらないのが賢明とばかりにグッと堪え、カウンターへ行き、荷物もオーバー料金なくチェックイン。
旅社の男性係員が往路同様とても親切で、最後まで横で見守っていてくれました〜あとは奴らと座席が近辺でないことを祈るのみ！
前もって、なるべく周囲が埋まっていない座席を指定しておいたから大丈夫だと思うケド…。

一難去ってホッと、トイレへ。
小便器の形状は日本同様ですが、やはりここもバルブ部分(水を流すスイッチ/レバー部分)が大便器と同じ形状。

大便器の方は、「北マリアナ諸島」とは言えここは空港。
やはりセキュリティ上の問題もあってか、ドア下の隙間は典型的なアメリカンスタンダードでした。
ちなみにトイレ全体の清潔感は、普通と言ったところです。

2階へ上がり、出国審査でちょっと陽気な審査官から簡単な質問と言うより「楽しかった？」的なことを聞かれ、難なく通過。
次に保安検査(セキュリティーチェック) へ行き、靴を脱いで手荷物検査の方へまわし順番が来ると、「これからボディチェックをします、OK?」と英語で鼻歌混じりの陽気な白人検査官が聞いてきたので、『OK』と答えチェックが始るかと思いきや、別のムスッとした黒人検査官が現れストップ！ 少々揉め気味に俺がやると白人検査官と交代…一体何？…ちとドキドキ…。
再び同じことを聞かれてOKすると、大の字状態で立たされボディタッチ＆金属探知機で検査開始、ウェスト辺りで金属探知機が「ピーッ！」、ヤバッベルト外すの忘れてた〜いつものことでベルトの金属製バックルが反応、『ベルト』と言うとシャツを捲って確認し「OK」、日本の空港だと反応したりしなかったりで、反応時は外すように言われますが…。
うっかり胸ポケットに入っていた「ミンティア」(清涼菓子)の空ケースを没収され〜、怪しいと判断されたのか悪評高き「全身透視装置」にかけられ、やっと無罪放免〜感じ悪〜面倒くさ〜。

解放されると目の前は「DFS(免税店)」、小じんまりとしていて品揃えは多くはありませんが、ブランド品から土産品まで一通り揃っています。

「DFS(免税店)」の両端、保安検査場(セキュリティーチェック) を背にして左右両方向に扉があり、そこを抜けると搭乗待合室で、写真のような「クイック・マッサージ店」が2ヶ所、

写真のような「売店兼軽食コーナー」が2ヶ所、「両替所」が2ヶ所。
ですが〜やはり空港、プライスは皆高めです。

「サイパン国際空港」の第二次世界大戦中と現在の写真が、解説文付で展示されていました。

こんな展示コーナーも。
「サイパン」の伝統工芸品？

小さい空港ですが搭乗口は6つ。
でも、待合室の椅子はかなりあるので、座れないことはまずないと思います。
乗るのは、往路と同じこの飛行機「B757-200」。

出発搭乗口は「GATE3」。
や〜〜〜っとぉ、グランドホステス(地上勤務員)が登場したので、もうすぐ搭乗開始。

そして、搭乗完了！
馬鹿親子の影も形も雑音も、全くございません！ ヤッホーッ！
早朝便な上に、本日は水曜で「成田」行きの便が比較的近い時間帯に3本集中しているせいもあってか、6割程度の搭乗率で空いてていい気分♪
それにも増して、奴らがいなくて超いい気分♪♪

離陸まで余裕があったので「携帯品・別送品申告書」が配布されました。
該当する物が無くても日本に入国する総ての人が記入し、「成田」で税関に提出しなければなりません。

こちらは「A面(表)」。

こちらは「B面(裏)」。

「デルタ航空287便/運航機材B757-200」にて、『成田』へ向かって定刻通り出発！

待っている間にスコールが。
Good Luck！「サイパン」。

離陸後、約20分。
空がにわかに明るくなり始め、美しい！

離陸後、約40分。
もう機内食(エコノミークラス)が。
「マフィン」、「カットフルーツ」は至って普通のお味。
「プレーン・オムレツ、ハッシュド・ポテト、ソーセージ、パプリカ」のお味は…やっぱり不味い!!
今時、まんま冷凍食品(パプリカ除く)！。

ひとつオモローなもんが。
「爪楊枝」ですが、両端共尖っております。
素材や作りは悪いケド〜機能的でよろしいのでは。

空はもうすっかり明るく、雲もほとんどなく快晴。

いつの間にやらウトウト…Zzzz…
強いショックがっ！
と思ったらもう着陸、予定より20分程早く「成田国際空港」到着〜。

難なくスムーズに入国審査を終え、急ぐ必要もないので、ゆっくりのんびり通路を移動。

手荷物受取りターンテーブルを目指します。

ターンテーブル到着〜紛失も破損もなく無事スーツケースを受取り。
税関で「携帯品・別送品申告書」を提出、申告品はないので難なく通過。

「成田国際空港第一ターミナル」到着出口から「北ウィング」の一番端にある、「ドコモ」の代理店で海外レンタルケータイを返却。
公衆電話から駐車場へ連絡して迎えを依頼すると、10分位で到着とのこと。
反対側の「南ウィング」待ち合わせなので結構歩き、送迎車の方が先に到着していて先客一組と待っていてくれました。

10分ほどで、今回利用した民間駐車場「シャトルパーキング」に到着。
空港周辺の民間駐車場は寂しい場所に立地している場所が多くて多少不安でしたが、クルマにキズや凹み、異常も無くて結果オーライ！
従業員の方々も感じが良くセキュリティーもしっかりしている様子、全面舗装で完全駐車位置固定式で移動なし、5日間で料金が￥3500-〜オススメ。

従業員の方々に御見送りされ、高速を一路「横浜」へ。
渋滞も無く、おだやかなドライブ日和で日差しが心地良く、疲れが出て来たのか眠かったケド〜気合いを入れて無事帰宅しました〜。

帰宅後、解錠(TSAロック)してスーツケースを開くと、こんな見覚えのないカードが…はは〜ん、やはり開けられたのね〜セキュリティーチェックと言い、怪しまれたカナ？(笑)
幸い荷物の大きな乱れや紛失物はありませんでした。

多分こちらが表。

要は「米国運輸保安局（TSA）」が解錠して検査したと言うことの様です。
仕方ないカモ知れませんが、気分のいいものではありませんねぇ〜。

多分こちらが裏。




今回の旅は、選考基準を日数と移動時間に絞った結果「サイパン」に決定しましたが、 実はあまり気乗りしていませんでした。
実際足を運んでみると、横浜育ちの私にとって、かつて目と鼻の先にあり忍び込んでは遊んでいた「フェンスの向こうのアメリカ」をだだっ広くした様な感じで、多少の懐かしさはあったものの、やはりピンと来るものがありませんでした。
セキュリティーチェックが思いのほか厳しく煩わしかったのも、否めない要因の一つです。
しかし、海外デビューされる方にはオススメですし、マリンアクティビティやゴルフを楽しまれる方にも楽しいかも知れません、私も20代前半位までに足を運んでいれば楽しかったかも知れません。
楽しむことはもちろん大切ですが、一方で、かつてこの地は日本領であり、戦争で大勢の方々が犠牲になったことを決して忘れてはならないと思います。
そして、これから訪れる方々には、日本人として恥じない振る舞いと、せめて1カ所くらいは戦跡を訪れ、慰霊の為に手を合わせていただけることを願ってやみません。
また「サイパン」へ足を運ぶ機会に恵まれたなら、今度は「テニアン」や「ロタ」に直行したいと思う今日この頃です。

やっぱり沖縄が好きだ〜〜〜〜〜　　
　完////////// To be continued ＞＞＞＞＞