2010/01/09 - 2010/01/12
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ずーくさん
小さい頃アメリカに住んでいたことのある私。大学院の研究発表(国際会議)で渡米する機会を得たのは、それから実に20年経った2010年1月でした。
行き先はワシントンDC。前回の滞在ではサンフランシスコを中心にアメリカ西部内にとどまっていたので、初めてのアメリカ東部。私の大好きな西部の大自然とはまた違ったアメリカの顔に触れる機会となりました。
そして当時は学生生活も終わり頃。先生から『卒業旅行の代わりだと思って楽しんで』という有難い言葉を頂戴したので、同行した留学生とともにアムトラックの旅を楽しんできました。
ワシントンDC滞在中は国際会議に参加しつつ、市内観光も忘れずに。国際会議の紹介をしても仕方がないので、本編では寄せ集めですがワシントンDCでの観光の様子をご紹介します。
■全日程■
●1/9(土):東京⇒(航空機)ワシントンDC
●1/10(日):ワシントンDC(国際会議参加と観光)
●1/11(月):ワシントンDC(国際会議参加と観光)
●1/12(火):ワシントンDC(国際会議参加と観光)
1/13(水):ワシントンDC⇒(航空機)シカゴ、シカゴ市内観光、シカゴ⇒(鉄道)
1/14(木):(鉄道)⇒ワシントンDC
1/15(金):ワシントンDC⇒(航空機)
1/16(土):(航空機)⇒東京
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ANA ユナイテッド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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今日搭乗するフライトは、北京発東京経由ワシントン行きのユナイテッド航空UA898便、B747-400型機。航空保安検査が厳しくなっている昨今、特にアメリカ行きということで、手続きに時間がとられるんじゃないか早めに空港到着。保安検査はすんなりパス、でも搭乗前に持ち込みカバンの中身検査とかなり入念なボディチェックがありました。早くも緊張感が漂います…
飛行機は定刻16:05に出発。非常にいい天気の中、太平洋へと飛んで行きます。成田国際空港 空港
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出発して2時間ほど経った頃、最初の食事がサーブされました。UAの機内食はあまりいい評判を聞きませんが、私から見れば『機内食としては悪くない』というところでしょうか。野菜多めなのが○、そしてアメリカ系の会社ではよく見かけるブラウニーのようなケーキがいつものお楽しみです。
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出発して7時間、夜食としてレモンクッキーとカップラーメンが配られました。味はともかく、お湯がぬるめだったのでいつまで経っても麺がかたい(泣)
ところで、折りたたみテーブルを見てお気づきの方もいらっしゃるかも知れませんが、今回の座席は壁のすぐ後方、いわゆるバルクヘッド。前の座席がなく下に荷物が置けないので個人的にはあまり好きではない席なのですが、足元が広めなので一般的には人気があります。 -
ちょうどアンカレジ上空。当然外は真っ暗、いい時間なので周りもぐっすり、私もウトウト。
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到着2時間前、2度目の食事は軽めのオムレツとパン。もう少し食べたかったなぁ…
飛行機は15:30、ほぼ定刻にワシントン・ダレス空港に着陸。そしてアメリカ名物(?)入国審査をみっちりと。入国目的、滞在日数、所持金、職業、国内の知り合いの有無など。研究発表よりよっぽど緊張するもんです。そして指紋をとって、顔写真の撮影。これらをクリアし、晴れて入国を果たしたのでした。
ダレス空港からはSuperShuttleという空港バンに乗り、ホテルに向かいます。今は空港アクセス鉄道がありませんが、地下鉄シルバーラインが建設中で、これが開通すれば空港へのアクセスは飛躍的に便利になるでしょう。 -
ホテルはワシントン北西部の郊外、メリーランド州ロックビルRockville市。地下鉄レッドラインのツインブルックTwinbrook駅のすぐ近くにあるヒルトンです。本当は国際会議の会場に近い市街地のほうが便利なのですが、ホテル代が高かったのでここにしました。このヒルトンはツイン1泊USD99。この北西部のレッドライン沿いは日本人居住者も多くて治安が良く、駅からも近いので、都心まで地下鉄で30分程度ということに目をつぶればそれなりに良い選択肢かも知れません。
Hilton Washington DC/Rockville Hotel & Executive Meeting Ctr ホテル
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2日目から4日目までは、国際会議にも出つつ観光もしつつ。国際会議のことは書いても面白くないので、観光の記録を残しておくことにします。
2日目朝、ヒルトンの正面をパチリ。会議の会場で参加登録だけ済ませ、早速観光に出かけます。Hilton Washington DC/Rockville Hotel & Executive Meeting Ctr ホテル
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地下鉄レッドラインに乗り、Metro Center駅で乗り換えてFederal Center駅まで。少し歩くと目の前に連邦議会議事堂が見えます。周りを広々とした芝生で囲まれているからかも知れませんが、大きい!ここでアメリカが動いているのですね…
同行の留学生はずっとここをホワイトハウスだと言っていました。アメリカ合衆国議会議事堂 現代・近代建築
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アメリカン・インディアン博物館。日本で『スミソニアン』と言えば航空宇宙博物館のイメージが強いのですが、このアメリカン・インディアン博物館もスミソニアン協会の持つ博物館の一つ。アメリカの先住民の生活、歴史、文化に触れることができます。アメリカ西部を旅行された方なら、聞き覚えのある民族名を見かけるのではないでしょうか。
ちなみにこの建物のデザインも先住民によるものだそうです。国立アメリカ インディアン博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ナショナル・モール内を駆け回るリス。1月ですが、このあたりのリスは冬眠しないのでしょうか。
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航空宇宙博物館の前にはこんなオブジェが。実はこれ、100億分の1の太陽。そして同じ縮尺で太陽系の惑星が奥に並んでいます。太陽からの距離も縮尺通り。天王星より向こう側の惑星は、てくてく歩いて忘れた頃に見つけました。
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スミソニアン最大の人気を誇る航空宇宙博物館。大西洋横断単独飛行を成功させたチャールズ・リンドバーグの乗機スピリット・オブ・セントルイス号。
国立航空宇宙博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ライト兄弟による世界初の動力付き飛行機(厳密に定義するとこれは間違いらしいのですが)、ライトフライヤー号。
この他にも、アポロ宇宙船やミサイル、ボーイング747の操縦席など、民間から軍事、宇宙に至るまで大量の展示があります。科学を学べるコーナーもあって、とても1日では回りきれません。国立航空宇宙博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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航空宇宙博物館の向かいにあるナショナルギャラリー。入場しませんでしたが、きわめてたくさんの展示量を誇るそうです。
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国立自然史博物館。本当は入場してじっくり見学したかったのですが、時間の都合で入れませんでした。残念!
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スミソニアン情報センター、通称キャッスル。スミソニアンは数多くの博物館と膨大なコレクションを抱えていますが、その情報を知りたければまずここに来れば何かヒントが得られるかも知れません。
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ワシントン記念塔。旅行当時は上まで行けた(私たちは行きませんでしたが)のですが、先日の地震で被害を受け、無期限入場停止になっています。
ワシントン記念塔 建造物
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ワシントン記念塔のふもとから見たホワイトハウス。ある意味ここで世界が動いています。
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モールをさらに西へと歩いて、第2次世界大戦記念碑。このあたりはフォレスト・ガンプにも出てきましたっけ。
第二次世界大戦記念碑 モニュメント・記念碑
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リンカーン記念館のリンカーン像。視線の先にはワシントン記念塔、そして議事堂があります。
リンカーン記念館 博物館・美術館・ギャラリー
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リンカーン記念館からアーリントン記念橋を歩いて渡ったあたりでしょうか、何やら大きな鳥がたくさん!よく見ると、奥に広がる芝生の向こう側まで、数え切れないほどの鳥がたむろしています。
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まさに大群。この光景は衝撃的でした…
2日目はアーリントン墓地Arlington Cemetery駅から地下鉄ブルーライン、レッドラインと乗り継いでホテルに帰りました。 -
これは確か3日目だったでしょうか。地下鉄メトロ・センター駅のすぐ近くにあるマダム・タッソーろう人形館。歴代のアメリカ大統領が並んでいるそうです。
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フォード劇場。言わずと知れた、リンカーン暗殺の現場です。
フォード劇場 劇場・ホール・ショー
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ワシントン市内の観光に便利なサーキュレーターというバス。乗車1回USD1。ルートは限られていますが本数も結構あって使い勝手が良いと思います。
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ワシントンの地下鉄駅の構内なのですが…。近未来的と言えばそんな雰囲気もしますが、何といっても暗いのです。この駅はまだマシな方で、本当に暗い駅では足元がほとんど見えません。
そしてエスカレータもほとんどが停まっています。いくら地中深くの駅であっても、地上からのエスカレータは動いていません。真冬ですと凍ったエスカレータを延々と歩いて行かなければならないのです。上りはともかく下りは冗談抜きで恐怖。本当に足がすくみました。
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