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 5時半にセットした目覚まし時計が仕事する前にベッドを抜け出し、6時半には自宅をコソッと出る。こんな時間に空港に向かうのは久しぶりの事で路線バスの混み具合が分からず余裕を持っての出発だ。<br /><br /> バスに乗り込むと、やはりこんな早い時間ならば通勤ラッシュ前とあり乗客はまばらである。それでも荷物が有るので終点の降車停留所では全乗客が降りた後、最後に降車口に進む。そして乗車時に通したプリペイドバスカードをシャツの胸ポケットから取り出そうとする。ところが、見つからない。今からタイに向かうのに幸先が悪い。<br /><br /> 以前ハンジュン空港でパスポートを落とし、探し回った挙句ビジネスラウンジから出てきた苦い思い出が頭をよぎる。<br /><br /> カードは乗る時は、機械を通したので間違いなくあった。ポケットをまさぐっていると怪訝に思った運転手が、「カードですか?」、と尋ねてきた。「そう、乗る時にはあったんですが、落としたみたいなんです」、と返事をする。すると、運転手が、「これですかね?」、と一枚のカードをヒラヒラさせる。思わず「私のです!」、と手を差し出すと、運転手は手を引っ込め、「何日から使っていますか?」、と持ち主がどうかを特定しようと質問を発してきた。「買ったばかりでまだ5000円は残っているはずです」、と告げると、「間違いない様ですね、どうぞ」、とカードを渡してくれた。<br /><br /> そして「女の子が拾って届けてくれたんですよ」、と付け加える。バスを降りタバコに火を着けると、すぐ横に女の子がいた。もしかしてと思い、「カードを拾って頂いた方ですか?」、と声をかけると、「そうです」、と笑みを浮かべる。ここは丁重に礼を述べてリムジンバス乗り場に向かう。この様な場合、謝礼は必要なのだろうか?「今からタイに行くので、お土産でも買ってきます、帰国したら連絡しますので携帯の番号を教えて下さい」、と言った方が良かったかな?そんなセリフを告げる間もなく彼女は立ち去ったのでお礼の言葉だけに留めておく。<br /><br /> 雨降りで荷物の他に傘も持っていたので注意力が散漫になり、ポケットに入れたつもりが、そうではなく落としてしまったのだろう。<br /><br /> そのビニール傘をリムジンバスの停留所前の柱に吊しバスに乗り込む。皆そうしているようで、帰国した時に雨が降っていたら適当に置いてある傘を無断借用する暗黙のルールだ。ちなみに今回帰国した時は、私の傘はなくなっていた。<br /><br /> 関空に到着し、ガラガラのバスを降り、アオザイ航空(べトナム航空)のチェックインカウンターへ。タイ航空、ユナイテッド航空、シンガポール航空、大韓航空、日本航空、アシアナ航空などで、もう数えきれないくらい、訪タイを繰り返しているが、今回は初めてアオザイ航空を使ってみた。ハノイ経由とホーチミン経由でバンコクに入れるが、今回はホーチミン経由便だ。選択理由は、単に安かったからだ。<br /><br /> 何時もの様に最後列の窓側を指定する。普段は通路側が好みだが、初べトナムなのでホーチミンを空から偵察してやろうとの魂胆なのだ。そうだ、大韓航空にマイルを加算しなければ。もっとも、最近は大韓航空に乗る機会が皆無であまり加算は意味がないのだが。<br /><br /> その際、後ろを振り返ると長蛇の列が出来ている。タッチの差で並ばなくて済んだ。ラッキー!、バスのカードも手元に戻ったし、タイで何か良い事が待っていそう。<br /><br /> それにしてもアオザイ航空のチェックインでは預け入れ荷物のX線検査が無い。大丈夫なのだろうか?<br /><br /> 空港到着からパスポートコントロール通過まで10分。やった〜新記録だ!!<br /><br /> そしてタイ航空を除いて、この時間、アジア行きばかりの南ウイングに移動する。大声で喋る中国人に混じり、今日はファラン(白人と言う意味のタイ語)が目立つ。関空もハブ空港として認知され出したのだろうか?<br /><br /> まずは出発ゲートの確認だ。おっ、出発ゲートは喫煙室の前だ。その喫煙室に入り、中にある自動販売機で飲み物を買う。街と同じ値段なのが嬉しい。ただ珈琲缶が無いのは興ざめだ。<br /><br /> ボーッと搭乗口を眺めているとアオザイのCAが飛行機に消えて行った。そろそろ搭乗時間だ。 アオザイ航空VN951便の搭乗が開始された。待合室の乗客が全員乗り込んだのを確認して最後に搭乗口にのんびりと行く。狭い機内での滞在時間を少しでも少ないしたいのでいつも最後なのだ。<br /><br /> 事前に調べた限りでは中央通路1本のエアバス320だと思っていたが、ゲートから見ると大きな機体だ。乗り込んでみると通路2本のエアバス330だった。しかも各座席にはモニターも付いてある。<br /><br /> ただ不思議な事が2つあった。搭乗口ではチケットのモギリ無しでチケットがマルマル手元に残ったのだ。チケットとパスポートをチラッと見るだけの通過だった。そしてドアを閉めると、各キャリアお約束のCAによる顔見せ安全デモンストレーションが有るはずだが・・・、これは無し。<br /><br /> 席に座りモニターをチェックする。使い方が拙いのか、ゲーム、音楽は使用出来ない様だ。映画4、5本と飛行情報のマップが出るだけだ。<br /><br /> 機内の雰囲気は予想通りタイ便とは違い、ある意味上品だ。そして若い女性客は少ない感じだ。ベトナム人も結構搭乗しているが、正直私には外見からは判断出来ない。<br /><br /> 最後列は予約済で希望が叶わず、後方から3番目の席で隣は空席だ。後ろの席にはお近付きになりたい美少女が一人座っている。だが、水平飛行に移るとベトナム人らしい団体の席に移動して行った。<br /><br /> そこに「お飲み物をお持ちしました」、と流暢な日本語で声がかかった。アオザイ姿の綺麗なCAだ。「日本語上手ですね」、と声をかけると、「あら、私日本人なんですよ」、とほっぺたを膨らませる。胸元を見ると名札の横に小さな日の丸バッチが。<br /><br /> それから注意してCAの胸元を見ると3人までは日の丸が確認出来た。タイ航空の日本人CAはタイ民族衣装を着せて貰えないので、ベトナム航空のアオザイ姿のCAは全てベトナム人だとの先入観があった様だ。そうタイ航空の日本人CAは事務服のような制服で出迎え、それが、「機内に入れば、そこはタイ」の宣伝文句に違和感を覚えるのは私だけだろうか?その点、アオザイ航空は日本人CAもこぞってアオザイ姿で、「機内に入ればそこはヴェトナム」かな?<br /><br /><br /> 飲み物に続き食事がサービスされた。事前に配布されたメニューリストによるとビーフと魚からの選択だ。当たり前か?魚のメニューには鰻と書いてあり気持がゆらいだが、ビーフにする。食事は中々良い感じだ。タイ航空よりも良いかもしれない。<br /><br /> 食事が終わったら強制睡眠タイムだ。CAが食器回収時に「窓を閉めて下さい!」、と各席に声をかけ、程なくして機内の照明が一気に落とされ真っ暗になる。まるで幼稚園児のお昼寝タイムだ。これでは寝るしかない。沖縄を通過する頃である。CAも一部を除いて休憩に入るのだろう。<br /><br /> 「窓を開けて下さ〜い」、と言ってきたのは「着陸態勢に入る」、と機長のアナウンスがあってからだ。それまではCA共々寝なければベトナムの国賊扱いかな?<br /><br /> ホーチミン空港に到着。こじんまりした空港だ。<br /><br /> 到着階から出発階まで上がる必要がある。ところが何処にも案内の看板が見当たら無い。小さい空港なので往ったり来たりして探すが、それらしい階段もエスカレートも見当たらない。<br /><br /> 数回前を通っただろうか、トランスファーデスクの横に狭い通路が有り、デスクで発券したのだろうチケットを手にした団体が列を作っている。「さては、上がり口は、あそこしかない」、とばかり列を掻き分け突進する。団体客のチケットをチェックしている係員に関空で入手した搭乗券を提示すると、「行け!」、と合図してくる。そのまま進むと手荷物のX線検査が有り、その先のエスカレートで出発階へ。<br /><br /> まだバンコク便の搭乗まで、たっぷり1時間は有る。まずは喫煙室探し。おっ、アオザイ娘がワンサカいる。上と下の色が違う鮮やか色使いの物が多く、全ては制服なのだろう。確かにスタイルの良い娘が着ていると後ろを追いかけたくなる魅力的な衣装だ。<br /><br /> その中の極力可愛い娘に声をかけ喫煙室の場所を尋ねる。教えられた所に行くとこじんまりした喫煙室が見つかった。扉のガラス、室内にセブンスターのロゴがデカデカと掲げられている。JTの協力で作った施設かな。<br /><br /> そうだ、安いタバコが有れば、買っていってタイで吸おう。見ると韓国で一時よく吸っていた超細身のメンソールタバコが9米$だ。安い!!<br /><br /> 尋ねてみると米$以外はダメとの返事。世界に冠たる日本円が通用しないとは何たる事だ。タバコ以外にも飲食、チープな土産にも触手が動くが、残念ながら米$を用意しておらず喫煙室を何度か往復し時間を潰す。<br /><br /> ゲート前の待合室に行くと日本語が飛び交っている。でもアクセントが様々なので、東京、福岡からの乗り継ぎ客なのだろう。安さに惹かれた訪タイの連中だろうが、ここでは若いグループが目立つ。<br /><br /> そろそろバンコク行きの搭乗だ。<br /><br />時間になりバンコク行きアオザイ航空VN853に搭乗する。<br /><br /> 通路側とだけリクエストしたが、ラッキーな事に足元の広い非常口席だ。しかも通路を挟んで横にはCA席。更に隣に金髪ファラン娘だ。楽しい旅になりそうだ。<br /><br /> と思ったのも束の間、金髪女は席に着くなり鼻を何回もかみ出した。それも色気もへったくれもないズルズルと音をだしての鼻かみだ。使用済みのテッシュでパンフが入った前のポケットはパンパンに膨らむ。しかも咳も頻繁にする。ヤバイ、こんな所で新型インフルエンザなんか移されたら折角の訪タイが目も当てられない。<br /><br /> よって必然的に金髪娘とは逆の通路側に顔を背け放し。彼女との空気を遮断したい無駄な抵抗だ。首が痛い痛い。その方向には離着陸時にはアオザイCAが着席してくる。ジーッと見ていると変態と思われるが、隣の金髪風邪娘を避けている大義名分がある。<br /> <br /> 夕食のサービスが有り、食べ終わると、もうバンコク上空寸前。飛行機は予定より30分も早く到着し時刻はまだ18時。半年ぶりのタイだ!<br /><br /> ところが早く着いたもののイミグレが激混み。敢えて一番奥で隣のブースが閉じられている列に並ぶ。これが大失敗。前に男女中国人の若者グループが10人並んでおり、彼らが書いた入国書類がデタラメでイミグレ係員に指導されたり、書き直しを指示されたりで一向に進まない。グループだからか、中国人の気質だからか書き直しても、並んいる者を無視して係員の元に走る。後ろに並ぼうとの考えは全くないのだ。<br /><br /> 結局45分を費やしてイミグレを疲労困憊で通過。バッグをピックアップに行くとレーンには一個のバッグも無く、おびただしい数のバッグが係員によって全て脇に置かれている。如何にイミグレの通過に乗客が時間がかかっているかが分かる。そりゃ45分も並んだらOUTだわにゃ。<br /><br /> そのバッグを引きずり通関に進むと、「バッグをX線に通せ!」、と係員から告げられる。80回近くバンコク詣をしているが初めての経験だ。土産のデジカメが見付かり課税されるのかを心配したが、結局何も言われず無事通関。やっとタイの地が踏めた。<br /><br />さあ、羽を伸ばすぞ!!<br /><br />

アオザイ航空でバンコクへ

3いいね!

2009/12/11 - 2009/12/19

20340位(同エリア24256件中)

0

5

ルート3

ルート3さん

 5時半にセットした目覚まし時計が仕事する前にベッドを抜け出し、6時半には自宅をコソッと出る。こんな時間に空港に向かうのは久しぶりの事で路線バスの混み具合が分からず余裕を持っての出発だ。

 バスに乗り込むと、やはりこんな早い時間ならば通勤ラッシュ前とあり乗客はまばらである。それでも荷物が有るので終点の降車停留所では全乗客が降りた後、最後に降車口に進む。そして乗車時に通したプリペイドバスカードをシャツの胸ポケットから取り出そうとする。ところが、見つからない。今からタイに向かうのに幸先が悪い。

 以前ハンジュン空港でパスポートを落とし、探し回った挙句ビジネスラウンジから出てきた苦い思い出が頭をよぎる。

 カードは乗る時は、機械を通したので間違いなくあった。ポケットをまさぐっていると怪訝に思った運転手が、「カードですか?」、と尋ねてきた。「そう、乗る時にはあったんですが、落としたみたいなんです」、と返事をする。すると、運転手が、「これですかね?」、と一枚のカードをヒラヒラさせる。思わず「私のです!」、と手を差し出すと、運転手は手を引っ込め、「何日から使っていますか?」、と持ち主がどうかを特定しようと質問を発してきた。「買ったばかりでまだ5000円は残っているはずです」、と告げると、「間違いない様ですね、どうぞ」、とカードを渡してくれた。

 そして「女の子が拾って届けてくれたんですよ」、と付け加える。バスを降りタバコに火を着けると、すぐ横に女の子がいた。もしかしてと思い、「カードを拾って頂いた方ですか?」、と声をかけると、「そうです」、と笑みを浮かべる。ここは丁重に礼を述べてリムジンバス乗り場に向かう。この様な場合、謝礼は必要なのだろうか?「今からタイに行くので、お土産でも買ってきます、帰国したら連絡しますので携帯の番号を教えて下さい」、と言った方が良かったかな?そんなセリフを告げる間もなく彼女は立ち去ったのでお礼の言葉だけに留めておく。

 雨降りで荷物の他に傘も持っていたので注意力が散漫になり、ポケットに入れたつもりが、そうではなく落としてしまったのだろう。

 そのビニール傘をリムジンバスの停留所前の柱に吊しバスに乗り込む。皆そうしているようで、帰国した時に雨が降っていたら適当に置いてある傘を無断借用する暗黙のルールだ。ちなみに今回帰国した時は、私の傘はなくなっていた。

 関空に到着し、ガラガラのバスを降り、アオザイ航空(べトナム航空)のチェックインカウンターへ。タイ航空、ユナイテッド航空、シンガポール航空、大韓航空、日本航空、アシアナ航空などで、もう数えきれないくらい、訪タイを繰り返しているが、今回は初めてアオザイ航空を使ってみた。ハノイ経由とホーチミン経由でバンコクに入れるが、今回はホーチミン経由便だ。選択理由は、単に安かったからだ。

 何時もの様に最後列の窓側を指定する。普段は通路側が好みだが、初べトナムなのでホーチミンを空から偵察してやろうとの魂胆なのだ。そうだ、大韓航空にマイルを加算しなければ。もっとも、最近は大韓航空に乗る機会が皆無であまり加算は意味がないのだが。

 その際、後ろを振り返ると長蛇の列が出来ている。タッチの差で並ばなくて済んだ。ラッキー!、バスのカードも手元に戻ったし、タイで何か良い事が待っていそう。

 それにしてもアオザイ航空のチェックインでは預け入れ荷物のX線検査が無い。大丈夫なのだろうか?

 空港到着からパスポートコントロール通過まで10分。やった〜新記録だ!!

 そしてタイ航空を除いて、この時間、アジア行きばかりの南ウイングに移動する。大声で喋る中国人に混じり、今日はファラン(白人と言う意味のタイ語)が目立つ。関空もハブ空港として認知され出したのだろうか?

 まずは出発ゲートの確認だ。おっ、出発ゲートは喫煙室の前だ。その喫煙室に入り、中にある自動販売機で飲み物を買う。街と同じ値段なのが嬉しい。ただ珈琲缶が無いのは興ざめだ。

 ボーッと搭乗口を眺めているとアオザイのCAが飛行機に消えて行った。そろそろ搭乗時間だ。 アオザイ航空VN951便の搭乗が開始された。待合室の乗客が全員乗り込んだのを確認して最後に搭乗口にのんびりと行く。狭い機内での滞在時間を少しでも少ないしたいのでいつも最後なのだ。

 事前に調べた限りでは中央通路1本のエアバス320だと思っていたが、ゲートから見ると大きな機体だ。乗り込んでみると通路2本のエアバス330だった。しかも各座席にはモニターも付いてある。

 ただ不思議な事が2つあった。搭乗口ではチケットのモギリ無しでチケットがマルマル手元に残ったのだ。チケットとパスポートをチラッと見るだけの通過だった。そしてドアを閉めると、各キャリアお約束のCAによる顔見せ安全デモンストレーションが有るはずだが・・・、これは無し。

 席に座りモニターをチェックする。使い方が拙いのか、ゲーム、音楽は使用出来ない様だ。映画4、5本と飛行情報のマップが出るだけだ。

 機内の雰囲気は予想通りタイ便とは違い、ある意味上品だ。そして若い女性客は少ない感じだ。ベトナム人も結構搭乗しているが、正直私には外見からは判断出来ない。

 最後列は予約済で希望が叶わず、後方から3番目の席で隣は空席だ。後ろの席にはお近付きになりたい美少女が一人座っている。だが、水平飛行に移るとベトナム人らしい団体の席に移動して行った。

 そこに「お飲み物をお持ちしました」、と流暢な日本語で声がかかった。アオザイ姿の綺麗なCAだ。「日本語上手ですね」、と声をかけると、「あら、私日本人なんですよ」、とほっぺたを膨らませる。胸元を見ると名札の横に小さな日の丸バッチが。

 それから注意してCAの胸元を見ると3人までは日の丸が確認出来た。タイ航空の日本人CAはタイ民族衣装を着せて貰えないので、ベトナム航空のアオザイ姿のCAは全てベトナム人だとの先入観があった様だ。そうタイ航空の日本人CAは事務服のような制服で出迎え、それが、「機内に入れば、そこはタイ」の宣伝文句に違和感を覚えるのは私だけだろうか?その点、アオザイ航空は日本人CAもこぞってアオザイ姿で、「機内に入ればそこはヴェトナム」かな?


 飲み物に続き食事がサービスされた。事前に配布されたメニューリストによるとビーフと魚からの選択だ。当たり前か?魚のメニューには鰻と書いてあり気持がゆらいだが、ビーフにする。食事は中々良い感じだ。タイ航空よりも良いかもしれない。

 食事が終わったら強制睡眠タイムだ。CAが食器回収時に「窓を閉めて下さい!」、と各席に声をかけ、程なくして機内の照明が一気に落とされ真っ暗になる。まるで幼稚園児のお昼寝タイムだ。これでは寝るしかない。沖縄を通過する頃である。CAも一部を除いて休憩に入るのだろう。

 「窓を開けて下さ〜い」、と言ってきたのは「着陸態勢に入る」、と機長のアナウンスがあってからだ。それまではCA共々寝なければベトナムの国賊扱いかな?

 ホーチミン空港に到着。こじんまりした空港だ。

 到着階から出発階まで上がる必要がある。ところが何処にも案内の看板が見当たら無い。小さい空港なので往ったり来たりして探すが、それらしい階段もエスカレートも見当たらない。

 数回前を通っただろうか、トランスファーデスクの横に狭い通路が有り、デスクで発券したのだろうチケットを手にした団体が列を作っている。「さては、上がり口は、あそこしかない」、とばかり列を掻き分け突進する。団体客のチケットをチェックしている係員に関空で入手した搭乗券を提示すると、「行け!」、と合図してくる。そのまま進むと手荷物のX線検査が有り、その先のエスカレートで出発階へ。

 まだバンコク便の搭乗まで、たっぷり1時間は有る。まずは喫煙室探し。おっ、アオザイ娘がワンサカいる。上と下の色が違う鮮やか色使いの物が多く、全ては制服なのだろう。確かにスタイルの良い娘が着ていると後ろを追いかけたくなる魅力的な衣装だ。

 その中の極力可愛い娘に声をかけ喫煙室の場所を尋ねる。教えられた所に行くとこじんまりした喫煙室が見つかった。扉のガラス、室内にセブンスターのロゴがデカデカと掲げられている。JTの協力で作った施設かな。

 そうだ、安いタバコが有れば、買っていってタイで吸おう。見ると韓国で一時よく吸っていた超細身のメンソールタバコが9米$だ。安い!!

 尋ねてみると米$以外はダメとの返事。世界に冠たる日本円が通用しないとは何たる事だ。タバコ以外にも飲食、チープな土産にも触手が動くが、残念ながら米$を用意しておらず喫煙室を何度か往復し時間を潰す。

 ゲート前の待合室に行くと日本語が飛び交っている。でもアクセントが様々なので、東京、福岡からの乗り継ぎ客なのだろう。安さに惹かれた訪タイの連中だろうが、ここでは若いグループが目立つ。

 そろそろバンコク行きの搭乗だ。

時間になりバンコク行きアオザイ航空VN853に搭乗する。

 通路側とだけリクエストしたが、ラッキーな事に足元の広い非常口席だ。しかも通路を挟んで横にはCA席。更に隣に金髪ファラン娘だ。楽しい旅になりそうだ。

 と思ったのも束の間、金髪女は席に着くなり鼻を何回もかみ出した。それも色気もへったくれもないズルズルと音をだしての鼻かみだ。使用済みのテッシュでパンフが入った前のポケットはパンパンに膨らむ。しかも咳も頻繁にする。ヤバイ、こんな所で新型インフルエンザなんか移されたら折角の訪タイが目も当てられない。

 よって必然的に金髪娘とは逆の通路側に顔を背け放し。彼女との空気を遮断したい無駄な抵抗だ。首が痛い痛い。その方向には離着陸時にはアオザイCAが着席してくる。ジーッと見ていると変態と思われるが、隣の金髪風邪娘を避けている大義名分がある。
 
 夕食のサービスが有り、食べ終わると、もうバンコク上空寸前。飛行機は予定より30分も早く到着し時刻はまだ18時。半年ぶりのタイだ!

 ところが早く着いたもののイミグレが激混み。敢えて一番奥で隣のブースが閉じられている列に並ぶ。これが大失敗。前に男女中国人の若者グループが10人並んでおり、彼らが書いた入国書類がデタラメでイミグレ係員に指導されたり、書き直しを指示されたりで一向に進まない。グループだからか、中国人の気質だからか書き直しても、並んいる者を無視して係員の元に走る。後ろに並ぼうとの考えは全くないのだ。

 結局45分を費やしてイミグレを疲労困憊で通過。バッグをピックアップに行くとレーンには一個のバッグも無く、おびただしい数のバッグが係員によって全て脇に置かれている。如何にイミグレの通過に乗客が時間がかかっているかが分かる。そりゃ45分も並んだらOUTだわにゃ。

 そのバッグを引きずり通関に進むと、「バッグをX線に通せ!」、と係員から告げられる。80回近くバンコク詣をしているが初めての経験だ。土産のデジカメが見付かり課税されるのかを心配したが、結局何も言われず無事通関。やっとタイの地が踏めた。

さあ、羽を伸ばすぞ!!

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
交通
4.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
航空会社
ベトナム航空
旅行の手配内容
個別手配
  • 関空の表示板

    関空の表示板

  • アオザイ航空のチェックインカウンター

    アオザイ航空のチェックインカウンター

  • ホーチミン空港

    ホーチミン空港

  • アオザイがまぶしい隣に座ったCAさん

    アオザイがまぶしい隣に座ったCAさん

  • さて、機内へ

    さて、機内へ

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