2012/05/18 - 2012/05/18
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mas98765さん
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シュテファン大聖堂を見ます。
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前の旅行記から続きます。
シェーンブルン宮殿駅から地下鉄U4線に乗り、カールスプラッツ駅で降りて、再びケルントナー通りに戻ってきました。ぶらぶらしながら通りを北上し、シュテファン大聖堂に向かいます。 -
宙に浮くおじさんを発見。この方はとても有名で、他の方の旅行記にもよく登場します。ホームページがあるようで、手前にアドレスが書かれています。
(参考)中に浮くおじさんのホームページ
http://www.guruart.at/ -
あちこちにパフォーマーがいます。
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シュテファン大聖堂の前にやってきました。ウィーンを代表する大聖堂です。大聖堂の本当の始まりはよく分かっていないようですが、現在の建物は12世紀に聖ステファノに捧げるために建てられた教会がもとになっていて、第二次世界大戦での破壊と再建の過程を経て、現在も改修作業が続けられているそうです。モーツアルトの結婚式もお葬式もこの大聖堂で行われました。普段出入口となっているこの門をリーゼン門といいます。
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門の上にはこのようなレリーフがあります。2人の天使が支える枠の中でキリストが右手を上げて祝福していて、頭の周囲に光輪が広がっています。
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14時06分、中に入ります。ユニークな色で照らされています。
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左を向くとこんな感じです。ステンドグラスがあって、正面に売店が見えます。
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この売店でシュテファン大聖堂の日本語版のガイドブックを買いました。9.50ユーロでした。何故かレシートをもらいませんでした。このガイドブックはシュテファン大聖堂について写真つきで詳しく書かれています。この旅行記の写真の説明は、この本を参考にさせていただきました。もっと詳しく色々なことが書かれていて参考になるので、ここを訪れるときは購入されることをお勧めします。
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2つ前の写真で売店の左手に、このような絵が描かれた祭壇があります。「イエスのみ心の祭壇」といって「イエスのみ心の似姿」の絵があります。
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逆に右を向くと、やはりステンドグラスがあって、先ほどと対称的な位置に
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聖像「マリア・ポッチュ」のある祭壇があります。この聖像は北ハンガリーのポッチュにありましたが奇跡的に涙を流したという噂を聞いたレオポルド1世がウィーンに運ばせました。その後オイゲンがトルコ軍に勝利したのがこの絵のおかげとされ、皇帝家を守る家宝になりました。
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中央部分を見渡すとこんな感じで
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天井はこんな感じです。
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大聖堂内部は「All Inclusive」チケットを買って見学しました。14.50ユーロでした。身廊中央部(オーディオガイド付)、カタコンベ、北塔、南塔の全てを見学できます。このチケットは売店ではなく、身廊中央入口(2つ前の写真の位置から左に進んで左側の通路に曲がる角のところ)で売っていました。オーディオガイドは日本語版を借りました。それぞれの場所に書かれている番号を入力すると説明を聞くことができます。番号の書かれた地図ももらいましたが、よく見ていなかったので目についた場所を手当たり次第に回りました。
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身廊中央部に入ってすぐのところにあるこれは説教檀です。3つ前の写真の左側に見えていました。砂岩でできています。特定の日(あるいは期間)に説教のために使われています。
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上の部分にはローマカトリック教会の教父が並んでいます。写真の左側は聖ヒエロニムス、右側は聖アンブロジオです。
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螺旋形の欄干は円が連なったデザインです。円には三つ葉飾りと四つ葉飾りの2種類があり、三つ葉は上り四つ葉は下るようなデザインです。よく注意して見ていませんでしたが、手すりの部分にも動物がたくさん並んでいます。
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下の方にこのような「窓から覗き見する男」の像があります。この説教檀を作ったピルグリム本人だと言われてきましたが、最近の研究によるとこの説教檀を作ったのは別の人だそうです。それから、この像の部分は正面裏手にあたるので、身廊中央の部分に入らないと見ることができません。
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正面の中央祭壇に行ってみます。
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左手と
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右手にはこのような絵があって
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向こう側の台の上に7本の燭台が並んでいます。さて、この上には縦長の巨大な祭壇画があるのですが、白いシートで隠されていました。
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左奥(中央祭壇の左側)にはこのような祭壇があります。「ヴィーナー・ノイシュタットの祭壇」といいます。
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下の部分を見ると「AEIOU」と書かれています。これは皇帝フリードリヒ3世のモットーだったので、この祭壇はこの皇帝が寄進したものと考えられています。
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少しだけ拡大して見てみます。中央下には幼いイエスを抱いた聖母マリア、中央上にはマリアの戴冠の様子が描かれています。左下はキリストの生誕、左上はもう1つのマリアの戴冠です。右下は3博士による崇拝で、左側の博士ほど若く右側の跪いている博士が一番の老人です。右上はマリアの昇天の場面で、青い服を着て抱きかかえられている人がマリアです。
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右奥(中央祭壇の右側)はこんな感じで
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ここにフリードリヒ3世の墓があります。
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中央祭壇付近から入口方向を眺めるとこんな感じです。
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入口付近上にはパイプオルガンが見えます。
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今更ながら順路の1番の位置に行ってみます。身廊右側の場所で、正面つきあたりにフリードリヒ3世の墓があります。少し先に
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このような像があります。
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これは「奉公人の聖母マリア」と呼ばれています。もともと身廊の左奥にあったマリアの祭壇に置かれていて、奉公人たちが多く参加する早朝のミサが行われていました。
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オーディオガイドを返しながら身廊中央部を出て、カタコンベに行きます。カタコンベには個人で行くことはできず、ツアーに参加します。集合場所は左側通路を歩いていったところ(通路の突き当たりには先ほど見たヴィーナー・ノイシュタットの祭壇があって、その手前)の左側です。次回のツアーの時刻が時計に表示されています。次回は15時です。ここでしばらく待ちます。
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この部分は少し引っ込んでいて、正面に十字架があります。この十字架のところまで歩いていって振り返ると
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こんな感じです。
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ここにはこのような像があります。「歯痛のイエス・キリスト」と呼ばれています。もともと大聖堂の外壁にありましたがレプリカに置き換えられ、本物は現在ここにあります。通りがかった酔っ払いが「歯が痛そうだ」とあざ笑って布切れを巻きつけたら、歯が痛くてたまらなくなったという言い伝えがあります。
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たしかに歯が痛そうにも見えます。
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ここでまっすぐ身廊側を見渡すとこんな感じです。
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身廊中央部にかかる十字架のキリスト像が見えます。
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やがて15時となりツアー開始です。ここにある地下への階段を下りていきます。ところどころに立ち止まりながら、ガイドさんがドイツ語と英語で同じことを説明して回りました。
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ドイツ語も英語も分からない日本人のために、地下に日本語の簡単な説明が置いてありました。カタコンベの中は写真撮影禁止なのでほとんど記憶が消えてしまいましたが、2つほど印象に残りました。1つは積み重ねられた人骨が見えたことで、もう1つはハプスブルク家の人たちの内臓を入れた壺(ただし内臓は見えません)が並んでいたことです。ハプスブルク家には変わった慣習があって、体はカプツィーナー納骨堂に、心臓はアウグスティーナー教会に、その他の内臓はここシュテファン大聖堂にそれぞれ納められました。カタコンベの出口は思いがけないところでした(他の人の旅行記を事前に見ていたので知っていました)。
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15時29分、北塔に上ります。再び大聖堂に入り、左側の通路を歩いていった左側(カタコンベの集合場所の手前)に入口があります。北塔は南塔よりずっと低い塔です。高くする予定でしたが、計画が変更されて低くなりました。エレベーターで一気に上ります。
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上に来ました。金網で覆われていますが、
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ちゃんと綺麗な写真が撮れます。
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下を見下ろします。
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馬車が見えます。
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オーストリア共和国とウィーンの紋章が並んでいます。下側には1950と書かれています。これは、第二次世界大戦による火災で大被害を受けた大聖堂を再建し、屋根をふいた年です。
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遠くの景色も眺められます。
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こんな感じの説明板があって、建物の名前を確認できます。
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見えている建物を右の方から少しだけ見ていきます。説明板の名前を書きます。一番右側はこんな風景で、中央やや右にプラーター公園のRiesenrad(観覧車)が見えます。左側の黒い建物はUniqa Towerです。
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その左側です。左側の建物はMedia Towerです。中央の大きな建物は最近建てられたもののようで、説明板にはありませんでした。
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その左側です。中央やや右よりに大きく見えているのは有名なOPEC(石油輸出国機構 Organization of the Petroleum Exporting Countries)の本部です。その向こう側に顔を出している白い建物はDianabadです。左側の建物はRaiffersen Hausで、その左側にMillenium Towerが見えます。
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更に上に上がる階段があります。
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たしか、階段の途中あたりから、北塔の大きな鐘が見えます。鐘全体を揺らして鳴らすタイプとしてはケルン大聖堂のペーターの鐘に次いでヨーロッパで2番目に大きな鐘です。この鐘はプンマリン(Pummerin 鈍い音の大鐘)と呼ばれています。でもこれは1951年に鋳造された2代目です。初代のものはオスマントルコ軍から奪った大砲の砲弾から1711年に鋳造されたもので南塔にありましたが、1945年の大火災のときに落ちて壊れてしまったようです。
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上からもまた違った角度で景色が眺められます。左側の緑屋根はペーター教会(Peterskirche)で、右端向こう側の2つの塔を持つのはヴォティーフ教会(Votivkirche)です。
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16時ちょうど、今度は南塔に上ります。教会の塔としては世界で3番目に高いものです。大聖堂の外側の右側面に入口があります。ところで、All Inclusiveチケットはそれぞれの券を切り離すようになっていますが、北塔の券しかついていなかったので、先ほど買ったところに戻って確認すると、そのまま南塔で使えるということで安心しました。北塔ではチケットを見せましたが券は切り取られず、南塔ではチケットを見せたような記憶がありません。
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高い方の南塔にはエレベーターがなく、狭い螺旋階段をぐるぐる上ります。階段は上下共通なので、時々下りてきた人に道を譲るため立ち止まります。わたしは階段を上るのは何の苦でもありませんが、時々こうして立ち止まらないと目が回ってしまいます。
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やがて、このような場所にたどり着きました。
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ここにかつて初代のプンマリンがあったようです。
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天井はこんな感じです。ここに吊り下げられていたのでしょう。
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更にちょっとした距離を階段で上ります。本当に狭いので、人が下りてきたら元に戻って道を譲り、その後一気に上ります。
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すると、展望台にたどり着きます。写真にはありませんが売店が中央にありました。テラスにはなっていなくて、ところどころにある窓から
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外の風景を眺めます。窓ガラスがない場所もありますので、写真は綺麗に撮れます。でも狭いので順番待ちです。
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ここから見える建物を、手当たりしだいに見ていきます。
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ビルも見えます。
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手前に見える緑屋根のとんがった塔は、先ほど上った北塔です。その先端やや右に小さくドナウタワーが見えています。左手にはOPECの本部などが見えます。
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市庁舎です。
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こちらがペーター教会で、
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こちらはカールス教会です。
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ヴォティーフ教会です。
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王宮とミヒャエル教会です。こんな風に、南塔は窓が小さいながら、有名な建物を見ることができます。
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階段の扉です。
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階段を下りて戻ります。下りたところで16時半頃だったと思います。
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一旦ホテルに戻って休憩した後、ウィーン西駅に行って明日のためのバッハウチケットを買ったりして、20時頃再び大聖堂に戻ってきました。「夕暮れ」の大聖堂の外観を一周して眺めておきます。
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まずは正面から眺めます。場所が狭いので全体像は写りませんが、正面から延びる道を少し入ったところから振り返ると、こんな感じの写真が撮れます。
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正面上のところにも塔が並んでいます。これは北塔でも南塔でもなく、ハイデン塔といいます。
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正面ファサードです。正面中央がリーゼン門(出入口)です。
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左側面に回ります。正面に北塔が見えます。
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左側面の前の部分です。この大聖堂の屋根の模様はユニークです。サラセン人の絨毯をモデルにしているようです。
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左側面の後ろ側です。このあたりに先ほど北塔から見た1950の年号の部分があります。
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このあたりの下にこのような場所があります。
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ここには15世紀につくられた「カピストラーノの説教檀」があります。上にはトルコとの戦いで亡くなったフランシスコ会の聖人を神聖化した「人間神化の彫刻」があります。
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ここには鉄格子があります。(ネタバレが嫌いな人は次の写真へスキップ)他の方たちの旅行記でもバラしているので言ってしまうと、カタコンベのツアーでは、最後にここから出てきました。
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この鉄格子の奥には、このようなプレートがあります。モーツアルトの葬儀が行われた場所を示しています。
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大聖堂の真後ろはこんな感じで、
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この下のあたりに
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レプリカの「歯痛のイエス・キリスト」像があります。本物は先ほど中で見ました。
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大聖堂の右側面に回ります。これは別の日に写した写真ですが、右側面の後ろあたりには、オーストリア帝国の紋章である双頭の鷲の真ん中にFIの文字(フランツ1世のイニシャル)、それに1831という年がかかれています。
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右側面には先ほど階段で上った南塔がそびえています。
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別の日に別の位置から写したものですが、南塔の先端はこのようになっていて、
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さらにその先端はこのようになっています。
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最後に右側面の前方です。このあたりは改修中で一部が絵になっています。
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シュテファン広場に戻りました。
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この建物のガラスに大聖堂や周囲の建物が映ります。
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ついでに、別の日の夜に大聖堂に入ったときの様子も合わせてのせてしまいます。
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シャンデリアもユニークな照明で飾られています。
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このときはたまたま、身廊内部を見学したときに見られなかった正面中央祭壇の絵がかすかに映しだされていました。
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かすかに映し出されているだけなので分かりにくいのですが、下の方には聖ステファノの投石で処刑される様子が描かれていて、間を置いて上の方に天があって、神様の右手にキリストが描かれているようです。
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もしかしたらお祈りの時間だったのかもしれません。左側の通路も閉ざされていました。お祈りの人の姿を写しては申し訳ないので、目に入った絵だけをいくつか写して帰りました。絵があるところは大抵祭壇になっています。これは中央右手付近の「ヨゼフの祭壇」です。
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これはその手前の「聖ヤヌワリオの祭壇」です。ヤヌワリオはディオクレティアヌス帝によって斬首されてしまったナポリの司祭で、この絵は(遠くから写しているのでよく分かりませんが)ナポリの上に輝くヤヌワリオの栄光を表しています。ナポリの大聖堂にあるヤヌワリオの血液は特別な日に液体に変わるという現象が起こり、「血の奇跡」として有名です。
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これはその右手の「三位一体の祭壇」です。
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身廊中央やや左には「女性の祭壇」があって、ここには「陽光のマリア」の聖像があります。マリアが幼いイエスを抱いて三日月の上に立っているところです。マリアの頭上にはハプスブルク家の冠がかざされ、足元には寄進者の家族が跪いています。
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別の日に撮った青空に映えるシュテファン大聖堂の写真で締めくくりたいと思います。町歩きの起点となった大聖堂のところは何回も訪れて写真を撮りました。分けてしまうとまとまりがないので、出来るだけまとめて1つの旅行記にしました。再び時系列に戻って次の旅行記に続きます。
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