2012/05/25 - 2012/05/30
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funasanさん
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北軽井沢の見所は少ない。取りあえず「鬼押出し園」(写真)「白糸の滝」「浅間牧場・丘を越えて」等を見て回る。その他は天気と気分次第で北軽井沢の森の中を徘徊する。
私のホームページ『第二の人生を豊かに―ライター舟橋栄二のホームページ―』に旅行記多数あり。
http://www.e-funahashi.jp/
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ヴィラ北軽井沢エルウイングの玄関(写真)を出る。さて、今日は何処へ行こうか?
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取りあえず徒歩で北軽井沢の中心街(写真)まで朝の散歩に出かける。
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大正15年、草軽電鉄は草津温泉から新軽井沢まで55.5?の全線を開通させた。その後、台風の被害や急速な自動車輸送の発展により草軽電鉄は昭和36年(1961年)廃止された。写真: 旧草軽電鉄「北軽井沢駅舎」
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鉄道の廃止に伴い次々に駅舎が姿を消していくなか、当時の姿を現在までとどめた唯一の駅舎が 旧草軽電鉄「北軽井沢駅舎」(写真)である。
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今日は天気がいいので少し遠出をしてみよう。新緑の気持ちのいい1本道を「鬼押出し園」目指してドライブする。
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「鬼押出し園」からは遠くに「本白根山(2165m)」、雪をかぶった「岩菅山(2341m)、烏帽子岳(2230m)」(写真)が見える。
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入園料400円を払って「鬼押出し園」(写真)に入る。正面には土産物屋が並び、地酒、鬼まんじゅう、しいたけ茶、鬼焼きせんべい等を売っている。
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赤い外壁が印象的な「惣門」(写真)は赤鬼を連想させる。
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「惣門」(写真)をくぐり抜け、表参道(510m)を登る。
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浅間山の噴火によって流れ出た溶岩が「奇岩」(写真)を創り出している。
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「鐘楼堂」(写真)で鐘を1回「ゴーン」とたたき、手を合わせる。
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鐘の由来、及び、鐘の音の意味(写真)をここではじめて学ぶ。「一切の欲望を捨て、感謝の気持ちを持って功徳を行う」。無理だな〜。せいぜい欲を少なめにし、時々感謝の気持ちを思いだし、余裕があったら功徳をする。
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東叡山寛永寺別院「浅間山観音堂」(写真)のお参りをする。浅間山噴火の犠牲者の霊を供養するため昭和33年(1958年)に建てられた。
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「浅間山観音堂」からの眺め(写真)は良く、正面に「浅間山(2568m)」「黒斑山(クロフヤマ:2405m)」が迫る。
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浅間山観音堂の前に荒了寛の言葉が掲示されている。
「らくな道を苦しみながら歩いている人は、
近くても到達できない。
苦しい道をたのしみながら歩いている人は、
遠くても到達できる」 -
意味深きお言葉である。「若者は荒野を目指せ!」しかし、もう若くない私は「らくな道を楽しみながら歩きたい」。(バチ当たりか?)今日は天気がいいので(了寛先生の教え通り)少し遠回りして奥の院参道(1200m)を歩くことにする。
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溶岩の間に「ヒカゲツツジ」(写真)の群落が見える。開花は5月上旬〜6月上旬。
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また、「トウゴクミツバツツジ」(写真)の群落もある。開花は5月中旬〜6月上旬。
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奥の参道の見晴し台から見た奇岩と浅間山(写真)。実は、この反対側が凄い。
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見晴し台から眼下に大森林帯(写真)が広がり、浅間山と白根山とに囲まれた「北軽井沢」は緑の絨毯になっている。しかも、針葉樹林、広葉樹林と様々な植生を持ち豊かな森を形成している。
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お昼近くになってきたので、園内にあるレストランで「ざる蕎麦」(写真)を食べる。食事を注文すると「コンニャク食べ放題」のサービスがある。
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北軽井沢の深い森(写真)をドライブするのは気持ちがいい。次回は自転車を持ってきてサイクリングしよう。
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中軽井沢と北軽井沢の分岐点になる「峰の茶屋」に行く。ここから「碓氷峠」まで自然歩道が整備されていて絶好のハイキングコース(写真)となっている。
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「峰の茶屋→白糸の滝→竜返の滝→軽井沢レクの森→旧三笠ホテル→旧軽井沢→碓氷峠」と続く全長16?の「軽井沢木洩れびの道」である。写真:白糸の滝へ到る遊歩道
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峰の茶屋に車を止めて少し歩いてみる。しかし、途中で雨が降ってきたのでハイキングは中止し、車で白糸の滝(写真)へ向かう。
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高さ3m、幅70m、糸のように流れ落ちる「白糸の滝」(写真)は雨の日でも美しい。水源は浅間山の火山灰地層から湧き出す地下水で、中軽井沢を縦断する湯川の源流になっている。鬼押し園一帯に降った雨も地下水となってここに流れ出てくるのであろう。自然の巧みさを感じる。
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晴れた日には高原が似合う。この日は広大な敷地で牛を飼う浅間牧場に行き、気持ちのいい草原の遊歩道(写真)を登っていく。
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浅間牧場(写真)は観光農園ではないので、遊歩道以外の立ち入りはできない。
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浅間山を望む丘の上(写真)に登る。ここには有名な碑「丘を越えて」が建っている。歌手:藤山一郎、作詞:島田芳文、作曲:古賀政男の昭和歌謡曲の記念碑である。
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「丘を越えて」歌詞
「丘を越えて行こうよ、
真澄の空は朗らかに晴れて、
楽しいこころ、
鳴るは胸の血潮よ、
讃えよわが青春(はる)を、
いざゆけ、
遙か希望の丘を越えて」
http://www.youtube.com/watch?v=Djde19U4oZU -
「丘を越えて」は、1931年(昭和6年)12月に日本コロムビアから藤山一郎 の歌唱によって発売された昭和歌謡である。昭和初期における底抜けに明るい楽天主義に驚く。しかし、この年は満州事変が勃発し、日本はその後、日華事変・太平洋戦争へと突き進む。
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県道235線沿いにある「森のパンやさん」(写真)で昼食用にパンを買う。天然酵母を使ったパンが人気という。隣に「大自然生活館・華」がある。
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すぐ横に大自然生活館(株)ハーブ工場があり、裏側に ハーブガーデン(写真)が広がる。
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ホテルの部屋でコーヒーを煎れて昼食(写真)にする。浅間山を眺めながら「サンドイッチ」(300円)「あんパン」(150円)を食べる。うまい。
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北軽井沢には大別荘地帯(写真)が広がる。比較的地形が平坦なので別荘を建築し易い。
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三井の森・浅間高原の別荘地を散策する。洒落た別荘(写真)を見て回るのも楽しい。
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三井の森・浅間高原の管理センタ−の前に大きな池(写真)があり珍しく白樺林になっている。
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実は、三井の森・浅間高原の別荘地の中にダイヤモンド軽井沢ホテル(写真)がある。私は今年の4月下旬にここで2泊した。会員制リゾートクラブの「ダイヤモンドソサエティ」傘下の古いホテルである。
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ダイヤモンド軽井沢ホテルは古くてあまりお勧めではないが、この周囲の別荘地(写真)は素晴らしい。自然散策、散歩、ジョギング、サイクリングに最適である。
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森が深い北軽井沢であるが、脇道を行くと突然視界が開け、欧風の風景(写真)も現れる。
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北軽井沢では様々な野菜(写真)が作られている。
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特にキャベツ(写真)が有名である。
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タンポポの咲く野原にサイロ(写真)。のどかな北軽井沢の風景…。
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森の中を巡り、ホテルに帰ってきてバルコニーに立つと、目の前は萌える森の絨毯(写真)、自然が大好きな人にとって北軽井沢は魅力的である。(注:お洒落な軽井沢が好きな人は失望する)
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