スリランカ（９）真正ニゴンボ縦横無尽

2012/01/20 - 2012/01/29

スリランカ初日にニゴンボだと思って泊まった宿が実は違って一苦労したわけですが（http://4travel.jp/overseas/area/asia/sri_lanka/the_other_cities_of_sri_lanka/travelogue/10641886/）旅の終盤にしてようやく本物の浜辺に到着です。

鮮やかな夕焼け色に染まる海に迎えられ、たまたま路上で話したFernandoと意気投合して翌日のガイドをお願いする事に。早朝の魚市場から夜更けの繁華街までスリーウィーラーで裏道小径をスーイスイ。Fernando家で頂いたジンジャーティも忘れ得ぬ暖かな一杯に。

エリア ネゴンボ(スリランカ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 5.0

• 交通手段: タクシー

ネゴンボの浜辺には夕涼みをする地元の家族連れや若い子たちがいっぱい

見る見るインド洋が夕焼け色に染まっていきます

ファミリー層から若いカップルにチェンジする頃合いでビーチから撤収

リゾート地を浜辺と並行して走る一本道沿いにはホテルやレストランがたくさん

通りが随分賑やかだと思ったら新婚さんいらっしゃい

後続のノロノロ軽トラックの荷台には潔く調子っ外れなバンド付き

予期せず大半の道中を共にしたガイドのSamanthaとドライバーのDinesh両氏と別れてちょっと寂しい気持ちに浸りかけた所に路上で「毎度アリガトウゴザイマス！」怪しい日本語で話し掛けてきたスリーウィーラーのドライバー（※実はこれ以外の日本語は一切ダメ）彼こそFernando(27)

一度ははぐらかしたものの人懐っこい笑顔と綺麗に整備された車体を見て「じゃ明朝魚市場に連れてってくれる？」早起きに備え早寝

早起きし過ぎてホテル前のビーチを散歩する事に

漁を終えたじいちゃんが沖からやってきた

絡まりまくる網を広げるのを何故かじいちゃんの家族と手伝う

それでもまだFernandoとの約束まで時間が余りデッキチェアでゴロリ

ようやくニゴンボらしいリゾート気分を束の間

Fernandoにピックアップしてもらいリゾート地の西端にある魚市場へ

可愛い小ぶりなカニからマグロ級の巨大魚類までありとあらゆる海の幸が

わくわく見てる先から水揚げされたばかりの魚が続々登場

誠実なFernandoは片っ端からすべての魚を手に取り説明開始

でもFernandoの説明が細か過ぎてなかなか前へ進まない

市場の真横は水揚げ場の海

ビーチの至る所に銀色の絨毯かと思いきや、

天日に干されたイワシ系の小魚がすんごい数ズラリ

船から揚げたらまずドラム缶に直行で塩水だか何だかにどっぷり漬ける

出来上がり作品は魚市場を出た露店にズラっと

市場以外は殆どノープランだったけどFernandoはまだまだやる気満々だったので街を一周してもらおうと

市場から市街地側へほど近くに運河

魚介類よりも生活物資を運んでいた模様

父ちゃんが荷物を運びいれるのを待つ家族

この国の人は老いも若きも本当によく微笑む

カメラを向ければレンズを
目が合えばこちらの瞳をとらえて離さない抜群の笑顔だらけ

地域で一番大きくて古い寺院へ

堂内はやたらリアルな像が物語に沿って並んでて、

所によってはほとんどミュージカル風

誰も観光客なんて来ないもんだからお坊さんによるマンツーマン説明あり（お礼はお布施として気持ちばかり）

かわってクリスチャンのFernandoが通う教会にも

内装もベージュを基調としたコロニアルスタイル
像が手にするのも何故か椰子の木だったりする

Fernandoはドライバーだけでなく旅行代理店の社長も務める（でも多分社員は彼とその家族だけっぽい）

彼の相棒
廃車寸前みたいなスリーウィーラーだらけの中で輝いて見えます

安全運転だし綺麗に磨き上げられてるしすれ違う人全員に笑顔を振りまくし

お土産にシナモンで出来た爪楊枝を…とリクエストしたら（実はあまり取り扱いナシ）街の土産物店から雑貨店まで片っ端から巡って一緒に探してくれました

恒例の家庭訪問！Fernandoの実家へ

朝の漁を終えた兄上と父上が網のほつれを直す

つい先日結婚したばかりの姉上が披露宴でどれほど綺麗だったかを聞かせてもらう

母上が淹れてくれた生姜たっぷりの紅茶はミルクティとはまた別の深みと甘さと暖かさ

お邪魔しました！

ビーチに戻って昼寝した後ふたたびFernandoに乗せてもらってアーユルベーダのお店へ

本格的なフルコースで熱さに絶叫したり心地良さにうたた寝したりの至福の昼下がり

お手頃プライスでたっぷり一日アテンドしてくれました

スリーウィーラーはもちろん空港送迎やらあらゆるツアーを組んでくれるらしい

とっても気持ちのいい奴なのでニゴンボを訪ねる時はぜひFernandoにご用命を（ No.292 Lewis Place, Negombo / call 077-6929276 ）

スリランカ最後の晩餐はFernandoに連れてってもらったローカル食堂でアーッパなど軽いのをあれこれ

ビールの代わりにコーラでお別れ

振り返ればいつも笑顔に包まれていたスリランカの旅
ん　嫌な思いをした事が一瞬もなかったような気が？

もう一周やり直したい位名残り惜しいスリランカを離陸！乗り継ぎのマレーシア３日寄り道へ続きます