屋久島登山

2012/05/07 - 2012/05/15

いよいよ登山です。

今回の一番のメイン・宮之浦岳登山に出発・

エリア 屋久島(鹿児島)

9日
いよいよ・明日山に入る予定なので、登山バスの出ている自然館まで歩いて偵察、途中茶畑がありました。

朝安房７時３０分に出たのですが、地図見ながら近道したつもり・・
かなり地図はおおざっぱで、迷いながらやっと９時頃着きました。
この自然館９時からオープンで、時間的には丁度良かった〜
帰りのバスの時間調べて、時間までタップリ見学しました。
中は６００円払って見学です。
かなり見ごたえはあります。

ここから明日の登山バスが出ます。
ここまではバスで移動します。

左の奥に食事処もあり、ゆっくり出来る環境ですよ〜

次の日１０日
暗いうちにバス停まで来て、どうにか５時発に乗ることが出来ました。
荒川登山バス屋久杉自然館前発

　　４時４０分
　★５：００時
　★５時３０分
　　６：００時
　　１３：００時
この★マークの時間はバスが２台出ます。
私達が５時ぎりぎりについた途端、最初のバスは出てしまい・２台目に乗ることが出来ましたが、満席・補助席まで座っていました。
一番後方に乗ったので、良く見えて・お客さんの多さにビックリです。

山道４０分ほど走り、無事登山口に到着・・
もう人・人の列です。
皆さんツアーかグループでガイド付です。
個人のお客さんは少ないように見えました。

私は相棒が一度来ているので、何となく安心でしたが・・彼女は前の時は雨降りで、ほとんど下向いて歩いたから、何も覚えていない（：：）だって！

此方はトイレと更衣室がありました。

トイレの協力金・気持ちいれて出発♪

この頃は嬉しくて、元気・元気・

沢山居たお客さん先に行かせて、我々は日帰りすると違うので・とにかく
ノンビリ歩き始めます。

ここからトロッコ道が始まります。

トンネル抜けて・・

鉄橋も渡り・・

周り見渡せば、この苔の色・・８日見た白谷雲水峡より、色が鮮やかじゃ〜
ないですか？・

１時間ほど歩いて、小杉谷小跡に辿り着き・・
楽勝・楽勝と思ったら、ここからが長い！延々歩き、トロッコ道終わりまで、３時間ほどかかり（私達はかかり過ぎ）足の裏痛くなって来ました。
結構枕木の間が足の裏にきます。
今回私は何時もの登山靴ではなく、トレッキング用の靴にしたから・・
やはり靴底が薄くて、その影響だと思う。
彼女はしっかり登山靴だったので、平気と言っていましたから・・

ここからいきなり登山道、険しくなります。

そして有名なウイルソン株に到着・・
皆さん休憩して朝食なのかな？・
食べていました。
水場もあり、なかなかの賑わいです。

私も中に入り、この場所がお勧めと言われて・写したけど！
まるでダメですね〜
人が並んでいるので、
これで我慢！
どう見てもハートには・・見えないな！！！

でも歩いていると、足元にハート発見♪

とにかく縄文杉まで、このように急な階段ばかりです。
登りもキツイけれど、帰りの下山を考えると怖いくらいの斜度です。

やっと縄文杉に辿りつきました。
見晴らし台から見る為、側には行かれません。

圧巻の姿です。

皆さんこの杉目指して歩いて来たので、見晴台では歓声があがっていました。
帰りは同じ来た道歩くか、途中より白谷雲水峡に抜けると思いますが・
いずれにしても、結構な道のりです。
もし縄文杉見たい人は、１年でも若い内に見るのを勧めます。
ここまで、私達の足で５時間少々かかりました。

縄文杉より歩いて１２〜３分で高塚小屋です。
ここは古いので、私達はもう少し先にある、新高塚小屋を目指します。

小屋の側には鹿の親子が、小屋を挟んで親と子がいました。
時々心配そうにお母さん鹿が子供を呼んでいました。

蝦夷鹿に比べたら、お母さんが蝦夷鹿の子供みたい・小さいですね〜

やっと分岐まで来ました。

木の間から小屋らしき建物、新高塚小屋と名前、てっきり新しい建物と思い込み、別の場所にまだ新しい建物あるの？・なんて、聞く馬鹿な私（ＴＴ）

しっかり年数の経った建物でした。

しかし、ここまで８時間３０分歩き、体はもうクタクタ、夕食も食べずひたすら寝ました。

朝になって体力回復、この山小屋は中で食事ダメだそうで、外で用意して食べます。

丁度良いテーブルが空いいたので、我々だけでゆっくり朝食・・

この様に広い場所もあり、この奥に水場もあり・但し煮沸して使うこと・・
昨夜はこの広場にテント張り、外人さんの団体が１０名ほど見えました。
朝起きたらしっかり撤去して、部屋もそれなりに人居たのですが、山は皆さん早くて、暗い内にそれぞれ移動したみたいです。

私達も７時新高塚小屋出発です〜

登山道の道に屋久ざるが、しっかりくつろいでいたのですが、我々も前に進む為・声掛けながら道を空けてもらいました（＾＾）

丁度３匹居て、家族でしょうか？・
１匹は目が鋭い・・きっとお父さんざるでしょうか？・
でも気性は大人しい感じ・・

まず普通サルが出てくると、声ですぐわかるくらいキィキィ鳴くけど・・
屋久ざるは声を発しなかったような？・
静かに通り過ぎたり、避けてくれたりします。

屋久島しゃくなげ・・蕾見ないな〜と思っていたら、やっと登るにしたがって見えて来ました。
しっかり蕾です。
５月の末あたりに咲くのでしょうね〜
咲いたしゃくなげも見てみないな！

だんだん頂上に近くなり、この様にロープあり・・

木道ありで、道はキチンと整備されていました。

新高塚小屋を出発７時にして、１０時１５分宮之浦岳頂上です♪
１９３６ｍ・ここまで３時間１５分・・
新高塚小屋から歩く人は、余り居なくて１人ぐらいしか会わなかったけど・・
この宮之浦岳から淀川登山口までは、人に会うこと大勢居ました。
風もなく・お天気も最高でした〜（＾▽＾）/

宮之浦岳から見た永田岳１８８６ｍ・
この永田岳には、宮之浦岳に登る手前に分岐があり、そこから１キロチョット・・山の１キロって、時間にしたら？？

足に余裕なしで、行きませんでしたが・・地図には登り５０分・下り４０分と書いてあります。

此方は宮之浦岳下山途中に分岐あり、往復１時間ぐらいと言う黒味岳・・
此方は結構ザックデポして、行ってる感じでした。

上に一人・人が立っているのが見えます。

ここも私達はパス・ひたすら下山・

やっと淀川小屋です。
淀川小屋到着１５時４５分

新高塚小屋から休憩入れて、８時間４５分かかりました〜

この日この後も結構お客さん見えて、山小屋も賑やかに２０名ぐらい居たのかな？・

５月１２日
淀川小屋６時３５分出発

淀川登山口７時３０分
ここにバスがこないので、紀元杉まで歩きます。

登山口駐車場もこのとうり、結構車止まってました。

左の建物がトイレ・・やっぱり下のトイレは快適です。

山はどうしてもトイレ問題がね！

紀元杉まで歩いて２５分・

ここからが辛抱の始まり・・
何と言ってもバスが来ない、バスの時間１０時３９分・・
紀元杉に着いたのが、８時３６分・・

延々バスを待ちました（：：）

やっとの思いでバスに乗ったは良いが、東京から来た客と言う人がバスに乗って居て、ヤクスギランドが素晴らしい・・私は良く分からずスルーするつもりが、是非と勧めるので３０分乗っただけで、すぐ降りてヤクスギランドへ歩く事に・・
せっかく来たことだし、歩いて来るか・・軽い気持ち・・

ヤクスギランド・・色々コースありで・・
３０分・・６０分・・８０分・・１５０分・・　４コースあり・・
良く考えもせず８０分コースにするか〜で、以外と早く一周したような？
戻ってから帰るバス見ても・え〜え・・２時間来ない！
只ボーーっと座っているなら、１５０分コースにすれば良かった・・

私達に勧めた奥さんは、しっかり１５０分コース歩いて来て、バスに丁度間に合う時間でした。
私達も行く前にキチンと時間確認必要でした。

ボーーっと座っていると鹿さんが、この鹿・暫くここに居ました。

この建物の二階が休憩室になっていて、荷物など置いてヤクスギランド回って来たけど、中はかなり広いのですが、ガスなど使ってはダメと書いてありました。

さあ明日はレンタカーでも予約して、滝めぐりでもしましょう〜

この旅行記へのコメント （4）

• 夏への扉さん 2024/05/04 13:55:08

  2泊も！

  nimameさん、こんにちは。
  縄文杉と宮之浦岳の旅行記見に来ました。
  すごい！　山小屋2泊もしたんですか～。
  宮之浦岳からは、紀元杉に出てくるルートなんですね。
  
  個人で行くと、バスの本数が少ないのがつらいですね。
  せっかく2時間も待ったのに降りてしまうなんて・・でも、こんな大変な登山の後なのにすごい体力。とても真似できません。
  私は縄文杉に登った翌日、観光バスで縄文杉とヤクスギランドに行きました。ヤクスギランドは60分の軽いコースでゆっくり回りましたが、前日痛めた左膝がちょっと辛かった。
  とにかく屋久島行くなら縄文杉ハイキングしないと意味ないと思っていたので、ハイキングできるうちに行けてよかったです♪

  nimameさん からの返信 2024/05/05 06:44:42

  RE: 2泊も！

  > nimameさん、こんにちは。
  > 縄文杉と宮之浦岳の旅行記見に来ました。
  > すごい！　山小屋2泊もしたんですか?。
  > 宮之浦岳からは、紀元杉に出てくるルートなんですね。
  
  夏への扉さん・おはようございます(*'▽')
  
  忙しいのに即読んで下さったのね(^^♪
  有難うございます。
  そうなんです山で2泊しました。
  テントは背負わなかったけど・寝袋食料など持つと・
  それなりの荷物になり・1泊目の新高塚小屋では着いた途端寝込みました。
  nimameは山へ行くと疲れで直ぐ寝込む体質なんですが・一晩寝て起きるとスッキリ何時もしてました（笑）
  
  
  >
  > 個人で行くと、バスの本数が少ないのがつらいですね。
  > せっかく2時間も待ったのに降りてしまうなんて・・でも、こんな大変な登山の後なのにすごい体力。とても真似できません。
  
  
  この時は若かった！！
  でも延々とバスの時間を待つのって・凄い時間の無駄でしたね！！
  
  
  > 私は縄文杉に登った翌日、観光バスで縄文杉とヤクスギランドに行きました。ヤクスギランドは60分の軽いコースでゆっくり回りましたが、前日痛めた左膝がちょっと辛かった。
  > とにかく屋久島行くなら縄文杉ハイキングしないと意味ないと思っていたので、ハイキングできるうちに行けてよかったです♪
  
  
  チョットでも膝を傷めると辛いものがありますよね。
  なので行きたい山があれば遠い場所から行くべきと・
  友だちが行っていましたが、
  その彼女も今は膝が痛くて山へは行けなくなりました。
  nimameも昔は自他共に認める健脚でした・・・が・
  最近は一人前に膝が痛くなります。
  なので平日は大人しくして・少しでも温存しなければ・
  なつさん後は大雪のお花畑に出会えると良いですよね。
  
  遥か昔の話ですが・高原温泉沼巡りと言うとっても綺麗な紅葉見れる場所があるのですが・・
  その年により中々何時が素晴らしいか？
  読めないのですよ！！
  ある時元気なおじいちゃん（その時のnimame若かった）とお話する機会があり・聞いた話では・
  俺は紅葉の時期になったら毎日通う・・・
  そう言うのですよ。
  そうすると一番の紅葉が見れる！
  皆さん遥々遠くから行くのに・そんな事出来ませんよね！！
  まあそれぐらい通わないと駄目か〜と　思いましたけど！！
  
  長々となりましたが・本当に即読んで頂き有難う御座いました。
  nimame
  

• ねんきん老人さん 2017/12/22 15:54:11

  １年でも若いうちに・・・手遅れです。

  nimameさん、いやはや驚くやら羨むやら。　
  　幸せも命もカネで買えるご時世、そのカネのない自分はそこそこの幸せとそこそこの寿命で我慢するしかないと思っていますが、若さだけはカネで買えない宝だと、nimameさんの旅行記を読んで改めて思いました。
  　私も屋久島に行ったことはありますが、島内観光のバスでありきたりの所を回っただけで、屋久杉も宮之浦岳も話題にすら上りませんでした。
  　今の私が屋久杉を目指したら、１日目だけは見栄と意地でなんとか歩くでしょうが、２日目は誰かに背負ってもらって下山ということになるでしょう。
  　最近はその見栄と意地も怪しくなってきており、その分、妥協や諦めが身についてきているように思います。
  　「１年でも若いうちに」というnimameさんの言葉にまったく同感で、せめてあと〇年若かったらなどと思いますが、もはや手遅れです。
  　nimameさんが、今の若さを大切に、１年でも長く維持されるよう祈っております。

  nimameさん からの返信 2017/12/23 16:03:10

  RE: １年でも若いうちに・・・手遅れです。

  > nimameさん、いやはや驚くやら羨むやら。　
  > 　幸せも命もカネで買えるご時世、そのカネのない自分はそこそこの幸せとそこそこの寿命で我慢するしかないと思っていますが、若さだけはカネで買えない宝だと、nimameさんの旅行記を読んで改めて思いました。
  > 　私も屋久島に行ったことはありますが、島内観光のバスでありきたりの所を回っただけで、屋久杉も宮之浦岳も話題にすら上りませんでした。
  > 　今の私が屋久杉を目指したら、１日目だけは見栄と意地でなんとか歩くでしょうが、２日目は誰かに背負ってもらって下山ということになるでしょう。
  > 　最近はその見栄と意地も怪しくなってきており、その分、妥協や諦めが身についてきているように思います。
  > 　「１年でも若いうちに」というnimameさんの言葉にまったく同感で、せめてあと〇年若かったらなどと思いますが、もはや手遅れです。
  > 　nimameさんが、今の若さを大切に、１年でも長く維持されるよう祈っております。
  
  
  ねんきん老人さん・訪問＆書き込み有難う御座います。
  
  屋久島・宮之浦岳は相手が行きたい・行きたいで、正直まあ・・付き合って行って見るか・・と行きましたが、今になって思うのは、行っておいて良かった♪です。
  その時の彼女が山大好きでしたが、膝を悪くして・・そうなると山も諦め・・
  nimameの山の相手が居なくなり、最近は近間の山も御無沙汰です。
  なかなか上手く行かないものです。
  
  ねんきん老人さんは四国八十八ヶ所回られて、お寺と言えば階段・・ひたすら階段ですよね・nimameは行って居ないのですが、行った人の話とねんきん老人さんの読んでも階段・
  それを歩いただけでも凄い運動した事になりますね。
  
  折角体力着いていますから、次はトレッキングで訪問とか・是非旅は続けてほいいですね。
  奥様もきっと喜ぶと思います。
  
  nimameは奥様の写真を見ると、なぜかホット致します。
  優しさが顔に滲み出てますもの・・
  
  けして・ねんきん老人さんも手遅れではありません。
  四国を回った方ですもの・・
  
  今年も後わずかです・・お互いに元気で過ごしましょうね〜
  来年も宜しくお願い致します。m(__)m
  
  nimame