2007/05/06 - 2007/05/06
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hizuk927さん
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黒部川には綺麗な扇状地が発達していて海岸付近にその扇端がある地形になっています。そのことから黒部市から入善町の沿岸部には至る所に湧水があり、日本の名水100選にもなっています。入善町の海岸付近には沢スギと呼ばれる天然のスギの群生地があり、この森の中には湧水地点が何箇所もあり、綺麗な水が天然のスギを育んでいます。
入善町の吉原沖の海底には海底林があり、約1万年以上前に自生していた木々で世界最古のものだそうです。沢スギの様な森が氷河期が終わって海面上昇したところに、黒部川から運ばれた大量の土砂で埋まって出来たようです。
黒部や入善では黒部川が創り出す不思議な自然環境がいくつも見られます。
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黒部市から黒部川を渡り、入善町に入ると広々とした田園風景が広がります。秋になると黄金色の稲穂が一面に広がって見えます。
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入善町の海岸付近を車で走らせると、田園風景が広がる中に不自然な感じで木々が密集した小さな森が現れます。こちらが杉沢の沢スギです。
昔は「杉沢の沢スギ」か「沢スギの杉沢」かよく分かりませんでしたが、紛らわしいネーミングです。 -
水源の森ということで、国の天然記念物に指定されています。確かに海が目の前の位置で水源というのも珍しいかも知れません。
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森だけを眺めていると、どこにでもある変哲の無い森ですが、天然記念物と聞くと何か異なって見えます。笑
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杉沢の沢スギについて書かれた案内板がありました。
この辺りは、表層の浅い湧水地帯になっていて、かつては一帯に沢スギと呼ばれる天然の杉が自生していたそうです。昭和44年の時点で45haあったのが、水田の整備で2.7haまで減少したそうです。
今、水田になっている辺り一帯が鬱蒼とした森林があったとは今では考えられないです。 -
近くに変わった形の建物がありました。沢スギ自然観です。沢スギの森の中を歩くためには、この建物の中に一旦入る必要があります。
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沢スギの森の見所を紹介した案内板がありました。森の中に湧き水がある点などが見所でしょうか。
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森の中を実際に歩いて見ると、数箇所に湧き水がありました。この湧き水が水源になって小川を形成し、そのまま日本海に注いでいます。当たり前かも知れませんが、湧き水は本当に綺麗でそのまま飲めそうな感じです。
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沢スギの見学ルートの入り口付近には木の幹が置かれていました。魚津や入善町には海底に埋まった埋没林を見ることが出来ますが、沢スギの様に海岸付近で自生していた木々が海底で土砂に埋まったものです。
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沢スギの森から目と鼻の先に日本海があります。埋没林は魚津の埋没林館で見ることが出来ますが、ここには案内板だけです。この沖合いには世界最古の海底林が今でも広がっているそうです。
海底林は海岸から0.5〜1km沖合いの水深20〜40mの海底に帯状に25km広がっていて、海底林の樹高は30〜50cmですが、高いものでは90cmもあるそうです。 -
この辺りの海岸付近は日本海の荒波の影響か侵食が激しく、殆どの海岸がコンクリートに覆われています。この沖合いには世界最古の海底林が広がっているんですね。
流石に海底に広がる太古の森を見に行くことは出来ませんが、1万年以上前に存在していた森が今でも沖合いに静かに存在しているかと思うとロマンを感じさせられます。
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