03魚津行ったり来たり（雪なし北陸の旅その３）

2007/02/10 - 2007/02/10

鈍行で、えっちらおっちら魚津まで。
前々から行ってみたかった魚津埋没林と、魚津水族館観光です。
車が無いと移動に不自由だけど、それなりになんとかなるものでした。

エリア 魚津(富山)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー JRローカル

旅行２日目。
旅費の節約と、あんまり時間に差がないこともあって、金沢から魚津まで鈍行列車でのんびり移動。
朝早いので、通勤通学の人たちで車内は思ったより多いけど、その分出入りも多いです。
北国なので、列車のドアは自力でこじ開けていきます。

富山駅で車両切り離しのため、しばし停車。
３両だけが東に向かいます。

山口線より多いなあ。（下手すると１両だけになっちゃいます）

東滑川駅を過ぎてすぐに、今回の目的の一つ、魚津水族館向かいにあるはずのミラージュランドの観覧車が見えてきました。
魚津駅より東滑川駅の方が近いみたいだなあ・・・

魚津駅到着です。ここで往路の切符とはおさらば。
予想どおりの静かな街並みです。

魚津の名物。

蜃気楼・・・天候からして無理。

ホタルイカ・・・シーズンはもう少し先。

特別天然記念物の魚津埋没林を見に行きます。

魚津埋没林博物館までの公共交通機関は、コミュニティバスくらいです。
でも、出発までは３０分近くあります。
歩いたら１５分くらいらしいけど、今までの経験上１００％道に迷います。

ということで、タクシー移動。
女性運転手さんの話だと、冬場でも蜃気楼は見えるらしいのですが、客が少ないので目撃情報も少ないそうです。
とはいえ、今日の天気では、やはり見える可能性はないとのこと。

約５分で博物館到着。

入場して、魚津水族館との共通券購入。
実際の観覧場所までは、前の道の地下を通っていくような感じになります。

まずは水中展示館見学。
思ったより広いです。
そして誰もいない・・・

下からも観覧できます。

説明書きはこちら。

見て歩いていたら、アナウンスが聞こえてきました。
ハイビジョンホールで蜃気楼の上映が始まります。
生は見られないので、見ておきましょう。

予想はしていたんですが、やっぱり誰もいません。
１２０名定員のホールを１人＋クマで独占状態。

３０分に１回の上映（所要１０分）、蜃気楼について勉強中。
他の富山の風景なんかも見られてよかったです。

後で帰って博物館のサイトを見たら、蜃気楼で見える景色って、富山市の岩瀬の風景だそうです。
実は、魚津の次は岩瀬浜に行った訳ですが、知ってたら実際の風景探しに行ってただろうから・・・気付かなくてよかった。

せっかくなので、上の展望台に上がってみたら、雨が降り始めてました。
ん〜、やっぱりこの天気では風景今イチ。
海の駅の方には、わりと車が駐車してます。

館内では、冬場のイベントで、木の実を使っての工作教室が開かれてました。
無料で出来るそうですが、いかんせん時間もなければ、笑っちゃうほど不器用なので遠慮して、でも写真はしっかり撮ります。

ひときわ目立った作品。
魚津駅にもオブジェがあったので聞いてみたら、魚津のおまつりにつかう「たてもん」だそうです。

よく出来てるなあ、と思ったら、先生の作品でした。

他の展示館も見に行っておきましょう。
乾燥展示館、ここはなんと埋没林を直に触れることができます。

すりすり。

大体触っていくところって決まってくるようで、よく触られてるところは光沢が出てきてました。

ドーム館です。
発掘当初の状態が観察できます。

ここのは触っちゃいけません。

せっかくなので蜃気楼の丘にも行ってみます。
運がよければ見えるそうですが、そもそも晴れていないと・・・

海の駅に出るマリンゲートも冬期閉鎖中。
でもって、風雨が強くなってきたので引き返します。

さよなら、埋没林博物館。

と言う訳で、入場口のお姉さんにレクチャーうけて、コミュニティバス乗り場に向かいます。

バス停到着。

聞いたとおりに歩いたつもりなのに、なんで目標の魚津港前とは違うバス停にたどり着いているんだろう・・・

まあ、乗れれば問題なし。
コミュニティバス、時間どおりに水族館口に到着。
約４０分後に逆回りのバスが来るので、パパッと見学済ませれば間に合うかな？と思ってたけれど、バス停から水族館まで徒歩５分。
この時点で、コミュニティバス断念。
行きで見た東滑川駅に行くのはどうだろう？とバスの運転手さんに聞いてみると、「あそこは無人駅でタクシーいないから回送料取られるよ」とのこと。
どうしたものだか。

とりあえず、水族館見学しとこ。

やっぱり、この後の移動はタクシーしかなさそうです。
魚津駅まで・・・思ったよりはかからないかあ。

入口にはバレンタイン企画の水槽。

タツノオトシゴは、メスがオスのお腹に卵を産んで、オスがせっせと子育てするそうです。

なぜか、クマ置いたら寄ってきたタツノオトシゴ君。
これはオスなんでしょうか、メスなんでしょうか？

間に合いました、マリンガールの餌付けショー。

エイに餌やり〜

普通の水槽では、普通に餌やりもやってました。
主にオキアミ類？

お客さんとのコミュニケーションとりながらの餌やりです。
お子さん、大喜び。

これはあまり見かけません。
水中の中にいるように撮れる写真コーナー。
本当は１００円入れて撮ってもらうみたいだけど、経費節減。

出口近くにはタッチングプールがありました。
普通魚とかいるはずですが、ここはヒトデとかナマコが主流のようです。
少々水から出していても、だいじょうぶなのばっかりだなあ・・・

というわけで、ヒトデ君とツーショット。

外のペンギンコーナーまで来て、タクシー会社に電話します。
１０分程度かかるとのことで、それまではペンギン見て過ごしましょ♪としたら、お孫さん連れでペンギンコーナーにいたおじさんがいきなり「どこのタクシー会社に電話した？」と、声かけてきました。
・・・非番のタクシー運転手さんでした。
「魚津駅くらいなら連れて行ってやったのに」とのありがたい言葉をいただきましたが、既にタクシー呼んじゃったあとなので、丁重にお断り。
東滑川駅のことを聞いたら「鈍行しか停まらないけど近いよ」ということなので、タクシー料金節約のためそっちにいくことにしました。

しばらくしてやってきたタクシー、また女性運転手さん。
最終確認したら、東滑川駅には５分程度でいくとのこと。
行き先決定。
乗る予定だったのより一本早い電車に乗れるかも。

到着した東滑川駅。
絵に描いたような無人駅です。
タクシー料金魚津駅に行く場合のほぼ半額＋回送料（配送料？）１００円でした。

時刻表見たら、５分後に来るみたいです。
安心して駅の写真を１、２枚撮ったところで電車が近づいてきました。
意外に早く来ました。
慌ててプラットホームに走っていって、ドアこじ開けて乗り込みます。
セーフ。

うまくいったなあ、と思いつつふと見ると、行きと同じ方向にミラージュランドの観覧車が・・・あれ？

そして車内放送「次は魚津〜」
・・・反対方向の黒部行きの電車でした。
滑り込みアウト。

そんなに電車の本数ないのに、なんでほとんど同時刻にやってくるんでしょう？
追記：時刻表で調べたら、１２：１５発富山行きに乗るはずが、１２：１３発黒部行きに乗ったのでした。

ということで、魚津駅で振り出しに戻る。
幸いにも、改札で事情話したら、追加料金は取られずにすみました。

まあ、着いた時に撮れなかった駅の写真や、「うまい水」が飲めたからいいか（負け惜しみ）

次の電車が来るまでに食事済ませようと思ったけれど、よくある駅前のうどん屋さんは見あたらず。
時間節約のため、駅のコンビニでマス寿司のおにぎり等買って、当初使う予定だった電車に乗り込みます。
予想どおり空いていたので人目を気にすることもなく、もう一度東滑川駅に着く頃には食べ尽くしていたのでした。

この旅行記へのコメント （2）

• むんさん 2007/02/25 22:00:31

  魚津水族館etc

  くに・クマさん、こんにちは！
  
  魚津埋没林博物館、ほんと貸切状態ですね。
  ある意味、埋没林らしい雰囲気！？なのかもしれませんね〜。（笑）
  
  そして、魚津水族館！　規模自体は小さいみたいですが、
  アットホームで、楽しく過ごせる水族館みたいですね〜。
  コミュニケーションとりながらの餌やり！　こういうのって、
  子供達がとっても喜びますよね〜。
  こんな水族館って、大きな水族館にはない、独特の味があって
  いいですね！
  
  ＞滑り込みアウト。
  一瞬滑り込みで間に合われたのかな〜と思ったら、アウト〜なんですね。（笑〜失礼しました）
  
  
  

  くに・クマさん からの返信 2007/02/26 00:30:00

  RE: 魚津水族館etc

  むんさん、お立ち寄りいただきありがとうございます。
  
  魚津埋没林、帰るまでには５，６人くらいお客さんみかけました（笑）
  オフシーズンで天気が悪いと言うことも重なったせいでしょうが、おかげさまでやりたい放題でした。
  
  魚津水族館も、実は最初電車から発見した時は、かなり古い施設っぽくてどうかと思われましたが、なかなかおもしろかったです。
  
  電車はまさに「滑り込んだけどアウト」、終わってみればいい思い出です。
  
  旅行記が落ち着いたら、水族館コミュにもネタ提供しに行きますね♪