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時は新型Aインフル跋扈で、同行予定の知人、あえなくキャンセル。<br />突然1人放り出された(苦笑)私はさて、どうする?<br /><br />もともとその知人の発案でのイギリス行き、後にも先にも英国は未踏地、<br />英語なぞ中学の域を出ず、何かと腰の引けていた私ですがキャンセル<br />するには惜しい鉄道チケにバレエチケを前に、「何にだって初めては<br />あるさ。」と、怖々決行決定。<br /><br />かくて、10日間のパリの前にジョイントしてのロンドン行きでした。<br /><br />初日<br />・パリからドーヴァーを潜って<br />・ウェストミンスター寺院、外から拝観<br />・ホテル 荷物預け<br />・バッキンガム衛兵交代式は雨と共に流る<br />・ポートレート美術館、上階レストラン<br />・ナショナル・ギャラリー<br />・リバティ百貨店でリバティ・プリント購入<br />・ホテル チェックイン<br />・ロイヤル・オペラハウス バレエ「オンディーヌ」<br /><br />最終日<br />・も一度ナショナル・ギャラリー<br />・大英博物館ならエジプトのこれとあれ<br />・テイト・ブリテン美術館、オフィーリアは何処?<br />・パリの灯に安堵

初めてのイギリスは突然の一人旅 ロンドン1泊2日

21いいね!

2009/05/27 - 2009/05/28

2303位(同エリア10385件中)

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91

さんしぇ

さんしぇさん

時は新型Aインフル跋扈で、同行予定の知人、あえなくキャンセル。
突然1人放り出された(苦笑)私はさて、どうする?

もともとその知人の発案でのイギリス行き、後にも先にも英国は未踏地、
英語なぞ中学の域を出ず、何かと腰の引けていた私ですがキャンセル
するには惜しい鉄道チケにバレエチケを前に、「何にだって初めては
あるさ。」と、怖々決行決定。

かくて、10日間のパリの前にジョイントしてのロンドン行きでした。

初日
・パリからドーヴァーを潜って
・ウェストミンスター寺院、外から拝観
・ホテル 荷物預け
・バッキンガム衛兵交代式は雨と共に流る
・ポートレート美術館、上階レストラン
・ナショナル・ギャラリー
・リバティ百貨店でリバティ・プリント購入
・ホテル チェックイン
・ロイヤル・オペラハウス バレエ「オンディーヌ」

最終日
・も一度ナショナル・ギャラリー
・大英博物館ならエジプトのこれとあれ
・テイト・ブリテン美術館、オフィーリアは何処?
・パリの灯に安堵

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ホテル
4.0
グルメ
4.0
ショッピング
4.5
交通
4.5
同行者
一人旅
交通手段
鉄道 高速・路線バス
旅行の手配内容
個別手配
  • パリ北駅7h過ぎ。<br />まっすぐ行けば、ユーロスター改札。<br />

    パリ北駅7h過ぎ。
    まっすぐ行けば、ユーロスター改札。

  • 8h07発の私は、チェックイン開始まで10分<br />足らず、便数にして2本の先発便があるようです。<br />

    8h07発の私は、チェックイン開始まで10分
    足らず、便数にして2本の先発便があるようです。

  • 日仏間と言えば、以前は、機内でこまごま書いて<br />いたのが、今は昔。<br />遠く離れた日仏間すら廃止したフランスって太っ腹<br />なんだか、緩いんだか、日本人が信用されてるんだか。<br /><br />で、イギリスは頑として入国カードの一筆を要求し、<br />何だか久しぶりで、職業欄に書き込む“主婦”も<br />英語でどんなだったか辞書を引っ張り出す始末です。<br /><br /><br />こちらが、件の入国カード。<br /><br />見ると、英語に続いて、仏語、そして日本語。<br />別に私を日本人として認識して渡してくれた訳ではなく、<br />積んであるのを適宜取っただけです。<br /><br />仏から渡英する日本人がそんなに居るんでしょうか、<br />ちょっとびっくり。

    日仏間と言えば、以前は、機内でこまごま書いて
    いたのが、今は昔。
    遠く離れた日仏間すら廃止したフランスって太っ腹
    なんだか、緩いんだか、日本人が信用されてるんだか。

    で、イギリスは頑として入国カードの一筆を要求し、
    何だか久しぶりで、職業欄に書き込む“主婦”も
    英語でどんなだったか辞書を引っ張り出す始末です。


    こちらが、件の入国カード。

    見ると、英語に続いて、仏語、そして日本語。
    別に私を日本人として認識して渡してくれた訳ではなく、
    積んであるのを適宜取っただけです。

    仏から渡英する日本人がそんなに居るんでしょうか、
    ちょっとびっくり。

  • セキュリティ・チェックの後はフランス出国、スタンプ<br />ぽんっ、と容易く追い出されます。<br /><br />パスポートをまじまじ見ると・・、目を疑うかわゆさ!<br />何ときしゃぽっぽです〜。<br /><br />飛来する場合は、ヒコーキですし、船なら当然・・、<br />でしょうね、試してみたくなります。<br /><br />イギリス入国、これが話しに聞いていた通り、一人に<br />かれこれ時間を取るったら。<br />なので、人が捌けず、フランスから出たものの、<br />イギリスには入るに入れず、成す術なくただ待つ人々。<br /><br />かく言う私も、お決まりの何日滞在するのかに始まり、<br />イギリスへは何回目か、挙句にあちらに家族が居るのか、<br />と聞かれた時にはさすがに「・・は?」<br /><br />これは“主婦”と書いたせいか、なぜに主婦が一人で<br />うろうろするか、と不審に思われたのか家族とでワン<br />セット、と言わんばかりの質問は、はなはだ解せま<br />せず。<br /><br />そして、帰りのチケットも荷物から引っ張り出して<br />見せ、明日には間違いなくイギリス退去と判れば<br />ようやく開放。<br /><br />決して怖もてでない、ジェントルな方だったので、<br />それなりに面白いひとときではありました。<br /><br />流れとしては、<br />・チケットの確認<br />・荷物検査<br />・フランス出国できしゃぽっぽスタンプを貰う。<br />ここまでは飛行機搭乗と同じ。<br /><br />違うのはここから。<br />・そこから数メートル先でイギリス(って、フランスの<br /> 北駅構内ですが)側から早くも入国スタンプ。<br /><br />この後は、イギリスかと言うと、免税店が並んでる<br />中を待機する訳なので、飛行場の出国後と同じ扱いと<br />思えばいいんでしょうか、つまりフランスでない外国<br />と言いましょうか。<br /><br />ああそうか、フランス内で、いち早くイギリス入国の<br />お許しが出たと思えばいいのでしょうね。<br />かような、どうでもいいことが気になりつつ、ユーロ<br />スターの乗車を待ったのでした。

    セキュリティ・チェックの後はフランス出国、スタンプ
    ぽんっ、と容易く追い出されます。

    パスポートをまじまじ見ると・・、目を疑うかわゆさ!
    何ときしゃぽっぽです〜。

    飛来する場合は、ヒコーキですし、船なら当然・・、
    でしょうね、試してみたくなります。

    イギリス入国、これが話しに聞いていた通り、一人に
    かれこれ時間を取るったら。
    なので、人が捌けず、フランスから出たものの、
    イギリスには入るに入れず、成す術なくただ待つ人々。

    かく言う私も、お決まりの何日滞在するのかに始まり、
    イギリスへは何回目か、挙句にあちらに家族が居るのか、
    と聞かれた時にはさすがに「・・は?」

    これは“主婦”と書いたせいか、なぜに主婦が一人で
    うろうろするか、と不審に思われたのか家族とでワン
    セット、と言わんばかりの質問は、はなはだ解せま
    せず。

    そして、帰りのチケットも荷物から引っ張り出して
    見せ、明日には間違いなくイギリス退去と判れば
    ようやく開放。

    決して怖もてでない、ジェントルな方だったので、
    それなりに面白いひとときではありました。

    流れとしては、
    ・チケットの確認
    ・荷物検査
    ・フランス出国できしゃぽっぽスタンプを貰う。
    ここまでは飛行機搭乗と同じ。

    違うのはここから。
    ・そこから数メートル先でイギリス(って、フランスの
     北駅構内ですが)側から早くも入国スタンプ。

    この後は、イギリスかと言うと、免税店が並んでる
    中を待機する訳なので、飛行場の出国後と同じ扱いと
    思えばいいんでしょうか、つまりフランスでない外国
    と言いましょうか。

    ああそうか、フランス内で、いち早くイギリス入国の
    お許しが出たと思えばいいのでしょうね。
    かような、どうでもいいことが気になりつつ、ユーロ
    スターの乗車を待ったのでした。

  • 2等車両待合。<br />

    2等車両待合。

  • 左手には免税店。<br />

    左手には免税店。

  • 長い車両の内、前方後方に分けて乗車口、<br />更に1等ラウンジが前方にありました。

    長い車両の内、前方後方に分けて乗車口、
    更に1等ラウンジが前方にありました。

  • 2等車の私はこのAゲートから。<br />時間前の今は未だ閉じて、行き来はできません。<br />

    2等車の私はこのAゲートから。
    時間前の今は未だ閉じて、行き来はできません。

  • そして、発車30分前、いよいよ乗車可能、<br />ゲートが開き、人の波が動きます。<br />

    そして、発車30分前、いよいよ乗車可能、
    ゲートが開き、人の波が動きます。

  • 動くスロープで下へ。

    動くスロープで下へ。

  • ここをゆるゆる降りました。

    ここをゆるゆる降りました。

  • 要所に、アテンダントのお嬢さん、<br />甲斐甲斐しく案内に勤めます。<br />

    要所に、アテンダントのお嬢さん、
    甲斐甲斐しく案内に勤めます。

  • 入り口に仏と同じく、ストラポンタン(折りたたみ<br />椅子)のあるのが目を惹いて。<br /><br />指定座席のみのこの車両、この椅子の出番がある<br />ものか、はて。<br />

    入り口に仏と同じく、ストラポンタン(折りたたみ
    椅子)のあるのが目を惹いて。

    指定座席のみのこの車両、この椅子の出番がある
    ものか、はて。

  • 2等座席、ヘッドレストの緩い婉曲がなかなか<br />優れもの、頭がうまく納まります。<br /><br /><br />

    2等座席、ヘッドレストの緩い婉曲がなかなか
    優れもの、頭がうまく納まります。


  • パリ北駅始発で乗り込みさえすれば、後は終着駅<br />までただ運ばれるだけ。<br />途中下車や乗換えの要がある場合と違い、気持ちの<br />上で、とてものどか。<br /><br />お隣は幸いどなたも居られず、のびのび2時間<br />30分の旅の始まりです。<br /><br />しばらくは、他国への便と並走するのも旅心を<br />くすぐります。(ベルギー方面へ、赤いタリス。)<br /><br />乗車すぐさま、仏語続いて英語でアナウンスが<br />入るのですが、<br />「ようこそ!私の名前は○○です〜♪」と<br />元気一杯な放送だなと思ったら、ビュッフェ車の<br />案内だったり。<br /><br />待合で買ったコーヒーにおやつをしながら、きっちり<br />決めてなかった今日1日の算段。<br />初めて尽くしの渡英は、まずは快調な滑り出しです。

    パリ北駅始発で乗り込みさえすれば、後は終着駅
    までただ運ばれるだけ。
    途中下車や乗換えの要がある場合と違い、気持ちの
    上で、とてものどか。

    お隣は幸いどなたも居られず、のびのび2時間
    30分の旅の始まりです。

    しばらくは、他国への便と並走するのも旅心を
    くすぐります。(ベルギー方面へ、赤いタリス。)

    乗車すぐさま、仏語続いて英語でアナウンスが
    入るのですが、
    「ようこそ!私の名前は○○です〜♪」と
    元気一杯な放送だなと思ったら、ビュッフェ車の
    案内だったり。

    待合で買ったコーヒーにおやつをしながら、きっちり
    決めてなかった今日1日の算段。
    初めて尽くしの渡英は、まずは快調な滑り出しです。

  • Carais カレ フランス側最後の駅。<br />

    Carais カレ フランス側最後の駅。

  • そして程なく入った海底トンネルは、ながなが<br />30分ほども走り続けたでしょうか、<br /><br />再び、日の目を見たそこはイギリス。<br />初上陸の記念画像は、何て事の無い、ここ。<br /><br />車内アナウンス、英語に続いて仏語に順番変わり、<br />越境を知ります。<br /><br />

    そして程なく入った海底トンネルは、ながなが
    30分ほども走り続けたでしょうか、

    再び、日の目を見たそこはイギリス。
    初上陸の記念画像は、何て事の無い、ここ。

    車内アナウンス、英語に続いて仏語に順番変わり、
    越境を知ります。

  • やがて、順当に終着駅、英側玄関口のロンドンは<br />セント・パンクラス駅です。<br />

    やがて、順当に終着駅、英側玄関口のロンドンは
    セント・パンクラス駅です。

  • やんわりした光降り注ぐホーム。

    やんわりした光降り注ぐホーム。

  • 市内への移動、複数人居れば、かのロンドンタクシーも<br />良いですが、ここはチューブを初体験。<br />地下鉄 TUBE、チューブ状のまん丸なトンネルの形から<br />命名されたと聞いています。<br /><br />初め、4ポンド(¥600)と言う1回券の高さに<br />びっくりしたものですが、オイスターカードと称す<br />プリペイドカード促進の為にあえて紙のチケットを<br />高額にしているとか。<br /><br />2日間と、ごく短期間な今回、少しだけ割高ですが<br />トラヴェルカード 1日パス 5,60ポンド/<br />¥800余)を各日で利用しようと思います。<br /><br />マシンは日本語変換可。

    市内への移動、複数人居れば、かのロンドンタクシーも
    良いですが、ここはチューブを初体験。
    地下鉄 TUBE、チューブ状のまん丸なトンネルの形から
    命名されたと聞いています。

    初め、4ポンド(¥600)と言う1回券の高さに
    びっくりしたものですが、オイスターカードと称す
    プリペイドカード促進の為にあえて紙のチケットを
    高額にしているとか。

    2日間と、ごく短期間な今回、少しだけ割高ですが
    トラヴェルカード 1日パス 5,60ポンド/
    ¥800余)を各日で利用しようと思います。

    マシンは日本語変換可。

  • 仏もそうですが、当のチケットと共に領収書も<br />吐き出されます。<br /><br />結構ぺらぺらのこれで1日、取り扱いとっても注意。

    仏もそうですが、当のチケットと共に領収書も
    吐き出されます。

    結構ぺらぺらのこれで1日、取り扱いとっても注意。

  • さて、パリに比べて随分小ざっぱり、整然とした<br />アプローチを下へ下へ。<br />

    さて、パリに比べて随分小ざっぱり、整然とした
    アプローチを下へ下へ。

  • 丸い形状故、面積が取れず、車内は聞きしに勝る<br />空間の狭さ。<br />

    丸い形状故、面積が取れず、車内は聞きしに勝る
    空間の狭さ。

  • そして、やがて着いたのがここ。<br />

    そして、やがて着いたのがここ。

  • ホテルまで後一駅を残しTubeから浮上したのは、<br />こちらロンドンのランドマークを見ようが為。<br /><br />まずは名にしおう、ビッグベンの大時計。<br />

    ホテルまで後一駅を残しTubeから浮上したのは、
    こちらロンドンのランドマークを見ようが為。

    まずは名にしおう、ビッグベンの大時計。

  • そして、例によって大き過ぎてファサードが<br />ちょん切れてしまいましたが、かのウェスト<br />ミンスター寺院です。<br /><br />ロンドンのシンボル、でも今回は外から見るだけ。<br /><br />重苦しい小雨もよいの空の下傘を引っ張り出し<br />ながらも、チューブで一駅分をわざわざ乗るほど<br />でもないと踏み、地図を頼りにホテルに向かいます。<br /><br />

    そして、例によって大き過ぎてファサードが
    ちょん切れてしまいましたが、かのウェスト
    ミンスター寺院です。

    ロンドンのシンボル、でも今回は外から見るだけ。

    重苦しい小雨もよいの空の下傘を引っ張り出し
    ながらも、チューブで一駅分をわざわざ乗るほど
    でもないと踏み、地図を頼りにホテルに向かいます。

  • 歩くこと10分足らず、お世話になるのが、<br />ジョリー・セント・アーミンズ・ホテル、<br />ロンドンをよく知る方からのお勧め。<br /><br />ブリティッシュな荘重さが、さすがです。<br /><br />チェックイン時間にまだ早く、荷物は、<br />クラシカルな制服のコンシェルジュの許へ。<br /><br />

    歩くこと10分足らず、お世話になるのが、
    ジョリー・セント・アーミンズ・ホテル、
    ロンドンをよく知る方からのお勧め。

    ブリティッシュな荘重さが、さすがです。

    チェックイン時間にまだ早く、荷物は、
    クラシカルな制服のコンシェルジュの許へ。

  • 身軽くなって、向かうのはバッキンガム。<br />近くの公園を楽しみながら、やがて、宮殿前。<br />

    身軽くなって、向かうのはバッキンガム。
    近くの公園を楽しみながら、やがて、宮殿前。

  • すでに、ぐるり出来上がっている人垣、<br />お目当てはもちろん、衛兵交代式です

    すでに、ぐるり出来上がっている人垣、
    お目当てはもちろん、衛兵交代式です

  • それに先立ち、騎馬隊がしずしずと去って行きました。<br /><br />さて、止むことの無い小雨の中、ものの5分も経った<br />頃、目の前の車両規制が解かれ、にわかに人垣が崩れ<br />ます。<br /><br />聞けば、本日は雨天中止との事。<br />明朝、もう一度やって来ることにして、向かうとも無く、<br />目に入ったのが赤も鮮やかな兵隊さん。<br /><br />

    それに先立ち、騎馬隊がしずしずと去って行きました。

    さて、止むことの無い小雨の中、ものの5分も経った
    頃、目の前の車両規制が解かれ、にわかに人垣が崩れ
    ます。

    聞けば、本日は雨天中止との事。
    明朝、もう一度やって来ることにして、向かうとも無く、
    目に入ったのが赤も鮮やかな兵隊さん。

  • あちらとこちら、2人一組でガードのお仕事中。<br />銃を構えたり、手足を高く振り上げての型通りの<br />パフォーマンス(?)を遠くから眺めて急ぎ駆け<br />つけた時には、一通り終えた後。<br />

    あちらとこちら、2人一組でガードのお仕事中。
    銃を構えたり、手足を高く振り上げての型通りの
    パフォーマンス(?)を遠くから眺めて急ぎ駆け
    つけた時には、一通り終えた後。

  • 以後、10分待ったものの、ボックスの中で微動<br />だにせず。<br />これも立派なお仕事でしょう。<br /><br />次なる目的地、ナショナル・ギャラリーへと<br />チューブ駅に向かいました。<br />

    以後、10分待ったものの、ボックスの中で微動
    だにせず。
    これも立派なお仕事でしょう。

    次なる目的地、ナショナル・ギャラリーへと
    チューブ駅に向かいました。

  • チャリング・クロス駅で地上に出ると、そこは<br />トラファルガー広場の片隅。<br /><br />そびえる柱の頂きには、ネルソン提督居わし、<br />遥けく英国全土を守るかのよう。<br /><br />パリでの戦勝記念碑が凱旋門なら、ロンドンでは<br />記念碑、と言うかネルソン提督個人を顕彰した<br />場がここです。<br />

    チャリング・クロス駅で地上に出ると、そこは
    トラファルガー広場の片隅。

    そびえる柱の頂きには、ネルソン提督居わし、
    遥けく英国全土を守るかのよう。

    パリでの戦勝記念碑が凱旋門なら、ロンドンでは
    記念碑、と言うかネルソン提督個人を顕彰した
    場がここです。

  • 記念柱を背にすると、そこにはナショナルギャラリー<br />の美しい正面立柱が迎えます。<br /><br />時は11h過ぎ、このままギャラリーにまっすぐ<br />向かうには、ランチが中途半端になりそうです。<br /><br />晴れていたら、バッキンガム近くのセント・ジェー<br />ムズ公園でと思っていたのですが、代替案は、北側に<br />棟を接するポートレート・ギャラリー最上階の、眺め<br />が良いと聞くレストラン。<br />

    記念柱を背にすると、そこにはナショナルギャラリー
    の美しい正面立柱が迎えます。

    時は11h過ぎ、このままギャラリーにまっすぐ
    向かうには、ランチが中途半端になりそうです。

    晴れていたら、バッキンガム近くのセント・ジェー
    ムズ公園でと思っていたのですが、代替案は、北側に
    棟を接するポートレート・ギャラリー最上階の、眺め
    が良いと聞くレストラン。

  • 評判の高い窓際の席をリクエストすると、<br />「1時間で終えて頂いてよろしいですか?」<br />予約が入っているのでしょう、一人なら<br />充分と思い、お願いしました。<br /><br />後日、映画を見ていて気付きましたが、<br />ジュリア・ロバーツ出演の「クローサー」の<br />一場面で、窓外の景観もろとも使われていました。

    評判の高い窓際の席をリクエストすると、
    「1時間で終えて頂いてよろしいですか?」
    予約が入っているのでしょう、一人なら
    充分と思い、お願いしました。

    後日、映画を見ていて気付きましたが、
    ジュリア・ロバーツ出演の「クローサー」の
    一場面で、窓外の景観もろとも使われていました。

  • その景観ですが、良いとは言え、何しろ和式<br />4階からなので、まあこんなもんでしょう。<br /><br />市内は俯瞰できる場所が、存外少ないとか。<br /><br />向こうに、ビッグ・アイの観覧車や先ほどの<br />ネルソン記念柱など。<br />

    その景観ですが、良いとは言え、何しろ和式
    4階からなので、まあこんなもんでしょう。

    市内は俯瞰できる場所が、存外少ないとか。

    向こうに、ビッグ・アイの観覧車や先ほどの
    ネルソン記念柱など。

  • 18ポンドのお皿2品の定食にしましょうか。<br /><br />フィッシュケーキ。<br />タラに小麦粉を絡めてなるほどケーキ、白髪ねぎ状の<br />リークのビネガー炒めとが相性良くてこれはおいしく<br />完食できました。<br /><br />ポーチドエッグの黄身が美味しいソース、<br />応用の利きそうな一品。<br /><br /><br />

    18ポンドのお皿2品の定食にしましょうか。

    フィッシュケーキ。
    タラに小麦粉を絡めてなるほどケーキ、白髪ねぎ状の
    リークのビネガー炒めとが相性良くてこれはおいしく
    完食できました。

    ポーチドエッグの黄身が美味しいソース、
    応用の利きそうな一品。


  • 桃のタルトタタン。<br />暖かいタタンのさっくりパイ(ちゃんとパイ!)に<br />キャラメルが纏わりついて、これも最後までおいしく<br />食べられ、英のご飯は今一つ、の誤解が解かれた<br />嬉しい時間でした。<br /><br />気が付けば、周りはいつの間にか満席。<br />時計を見ると、1時間はとうに過ぎ、急ぎお会計。<br /><br />お給仕の人たち、どなたもとても手厚く、チップを<br />幾ばくかとレシートを見ると、日本のホテルのシス<br />テムに似て、サーヴィス料を別会計できっちり上乗せ<br />されていて、昨今のパリでは見かけない気がします。<br /><br />それならば、郷に入ってそれ以上はチップは置かずに<br />終えました。

    桃のタルトタタン。
    暖かいタタンのさっくりパイ(ちゃんとパイ!)に
    キャラメルが纏わりついて、これも最後までおいしく
    食べられ、英のご飯は今一つ、の誤解が解かれた
    嬉しい時間でした。

    気が付けば、周りはいつの間にか満席。
    時計を見ると、1時間はとうに過ぎ、急ぎお会計。

    お給仕の人たち、どなたもとても手厚く、チップを
    幾ばくかとレシートを見ると、日本のホテルのシス
    テムに似て、サーヴィス料を別会計できっちり上乗せ
    されていて、昨今のパリでは見かけない気がします。

    それならば、郷に入ってそれ以上はチップは置かずに
    終えました。

  • ここはポートレートを収蔵する美術館、歴代の<br />王族、政治家など、多くの厳めしい顔の中で、<br />こうした“写真”も今のポートレート。<br /><br />麗しのヘプバーン嬢にお目に掛かるをしおに、<br />待望のナショナル・ギャラリーへ。

    ここはポートレートを収蔵する美術館、歴代の
    王族、政治家など、多くの厳めしい顔の中で、
    こうした“写真”も今のポートレート。

    麗しのヘプバーン嬢にお目に掛かるをしおに、
    待望のナショナル・ギャラリーへ。

  • ロンドンの美術館は、撮影禁止が多いんですね。<br /><br />最も心揺さぶられたのが<br />“The Excution of Lady Jane Grey<br />レディ ジェーン・グレイの処刑”<br />たったの9日間、英女王として祭り上げられ、惨い<br />末路を辿った、16歳のレディ ジェーンの最期の<br />場面を切り取ったフランスのドゥラロッシュ。<br />なるほど、歴史的場面を描くに秀でた画家だそうです。<br /><br />暗い画面の中央、白一色のレディ ジェーンに視線が<br />集まる効果的な色彩や構図、登場人物にも気を配り、<br />それぞれが今にも語り出しそうです。<br />絵葉書では、そのジェーンを切り取っています。<br /><br />古いものでは楽しみにしていた、“アルノルフィニ<br />夫妻像”油絵の具と言うツールを手に入れた、北部<br />フランドルの雄、ファン・エイクの作。<br /><br />エイク描く髪の毛一筋を追求した細密描写や、絵に<br />篭めた寓意を探しての至福のひと時でした。<br />時代下った同じオランダのフェルメールも一点。<br />ドイツ、クラナハも、妖しの少女っぷりが相変らず<br />すてき。<br /><br />更に、印象派ではモネの<br />“The Thames below Westminster <br />ウェストミンスター下のテムズ川”とは嬉しい出会い。<br /><br />同じフロアの、睡蓮に代表するおなじみの多彩な<br />“フランスもの”と並んで、こなたの色彩と言えば、<br />白から黒の間を移ろう幾段かの諧調と、画面右手に<br />集中する茶の色のみ。<br />それ故の静謐さに打たれました。<br /><br />普仏戦争の混乱の狭間、ロンドンで逃避の1年を<br />過ごしたそうですが、この絵を異境の地の霧濃い<br />風土をすかさずカンバスに切り取った意欲旺盛さ<br />と取るか、無彩色の表現を故国の戦乱に思いを<br />馳せる、彼の心象を映したものと感じるか、<br />はたして。

    ロンドンの美術館は、撮影禁止が多いんですね。

    最も心揺さぶられたのが
    “The Excution of Lady Jane Grey
    レディ ジェーン・グレイの処刑”
    たったの9日間、英女王として祭り上げられ、惨い
    末路を辿った、16歳のレディ ジェーンの最期の
    場面を切り取ったフランスのドゥラロッシュ。
    なるほど、歴史的場面を描くに秀でた画家だそうです。

    暗い画面の中央、白一色のレディ ジェーンに視線が
    集まる効果的な色彩や構図、登場人物にも気を配り、
    それぞれが今にも語り出しそうです。
    絵葉書では、そのジェーンを切り取っています。

    古いものでは楽しみにしていた、“アルノルフィニ
    夫妻像”油絵の具と言うツールを手に入れた、北部
    フランドルの雄、ファン・エイクの作。

    エイク描く髪の毛一筋を追求した細密描写や、絵に
    篭めた寓意を探しての至福のひと時でした。
    時代下った同じオランダのフェルメールも一点。
    ドイツ、クラナハも、妖しの少女っぷりが相変らず
    すてき。

    更に、印象派ではモネの
    “The Thames below Westminster
    ウェストミンスター下のテムズ川”とは嬉しい出会い。

    同じフロアの、睡蓮に代表するおなじみの多彩な
    “フランスもの”と並んで、こなたの色彩と言えば、
    白から黒の間を移ろう幾段かの諧調と、画面右手に
    集中する茶の色のみ。
    それ故の静謐さに打たれました。

    普仏戦争の混乱の狭間、ロンドンで逃避の1年を
    過ごしたそうですが、この絵を異境の地の霧濃い
    風土をすかさずカンバスに切り取った意欲旺盛さ
    と取るか、無彩色の表現を故国の戦乱に思いを
    馳せる、彼の心象を映したものと感じるか、
    はたして。

  • 続いて向った、リバティ百貨店。<br /><br />16世紀テューダー期を模して19世紀に建て<br />られたと言う木質基調のファサード。<br /><br />表通りの近代的な佇まいから一転、1本道を<br />折れて忽然と現れる木組みの美しさに、しばし<br />見惚れます。<br />

    続いて向った、リバティ百貨店。

    16世紀テューダー期を模して19世紀に建て
    られたと言う木質基調のファサード。

    表通りの近代的な佇まいから一転、1本道を
    折れて忽然と現れる木組みの美しさに、しばし
    見惚れます。

  • 中央吹き抜け、ぐるりを美しい木彫の手摺が<br />取り巻いています。<br /><br />パリの2大デパートも中央吹き抜け、天井<br />ドームと言った光の乱舞する、ドラマチックな<br />造りで魅了されますが、シックなこちらも<br />味わい深く美しい。<br />

    中央吹き抜け、ぐるりを美しい木彫の手摺が
    取り巻いています。

    パリの2大デパートも中央吹き抜け、天井
    ドームと言った光の乱舞する、ドラマチックな
    造りで魅了されますが、シックなこちらも
    味わい深く美しい。

  • 荘重で、どこまでもスクエアです。

    荘重で、どこまでもスクエアです。

  • さて、やって来たのは、リバティの名を冠する<br />リバティ・プリントの一角。<br />タナローンと呼ばれるコットンの布地からこれぞという<br />5,6点を選びます。<br /><br />私の順番が来て、後ろに並ぶお客さんをよそに、レジの<br />女性が持ち場を離れ、カットに同行してくれます。<br /><br />合間に、レジは別の係りが引き継いだ様なのですが、<br />分業すればもっと効率がいいのになあ、と余計な事を<br />考えながら、目の前で着々とカットされて行くのを<br />眺めます。<br /><br />このプリントは幅135cmと、広幅なのですが<br />お願いした30cmよりも1〜2cm余分に計って<br />鋏を入れ、一気に135cmを滑らせるので、途中、<br />どうかしてずれると、短くも長くもなり。<br /><br />ものさしはご存事、差し渡し30cm。<br />こうやって計ってみると、長いのでは10cm強、<br />余計にカットしてくれています。<br />この時は、双方、見るだに判り、あー、やっちゃった<br />な感じ。<br />「(でも長いんだから)いいわよね。」<br />笑いの内に、カッティング・ショー(?)終了。<br />そんなアバウトで、いいのかリバティ・・。<br /><br />で、この女性がそのままレジに戻り、特に頼む訳<br />でもなく、薄様の紙に麗々しく包み収めるは、<br />リバティカラーの紫の手提げ。<br />すごく、大層なものをお買い上げした、いい気分。<br /><br />免税手続きの要、不要も尋ねてくれ、とても手厚い<br />と思いました。

    さて、やって来たのは、リバティの名を冠する
    リバティ・プリントの一角。
    タナローンと呼ばれるコットンの布地からこれぞという
    5,6点を選びます。

    私の順番が来て、後ろに並ぶお客さんをよそに、レジの
    女性が持ち場を離れ、カットに同行してくれます。

    合間に、レジは別の係りが引き継いだ様なのですが、
    分業すればもっと効率がいいのになあ、と余計な事を
    考えながら、目の前で着々とカットされて行くのを
    眺めます。

    このプリントは幅135cmと、広幅なのですが
    お願いした30cmよりも1〜2cm余分に計って
    鋏を入れ、一気に135cmを滑らせるので、途中、
    どうかしてずれると、短くも長くもなり。

    ものさしはご存事、差し渡し30cm。
    こうやって計ってみると、長いのでは10cm強、
    余計にカットしてくれています。
    この時は、双方、見るだに判り、あー、やっちゃった
    な感じ。
    「(でも長いんだから)いいわよね。」
    笑いの内に、カッティング・ショー(?)終了。
    そんなアバウトで、いいのかリバティ・・。

    で、この女性がそのままレジに戻り、特に頼む訳
    でもなく、薄様の紙に麗々しく包み収めるは、
    リバティカラーの紫の手提げ。
    すごく、大層なものをお買い上げした、いい気分。

    免税手続きの要、不要も尋ねてくれ、とても手厚い
    と思いました。

  • 時間は5時前、チェックインも頃合、至近駅<br />セント・ジェームズの目の前にスタバがある<br />のを横目にホテルへは、ものの1分。<br />

    時間は5時前、チェックインも頃合、至近駅
    セント・ジェームズの目の前にスタバがある
    のを横目にホテルへは、ものの1分。

  • エドワード期と聞く佇まい、旧ヒルトン系、<br />ジョリー・セント・アーミンズ。<br />

    エドワード期と聞く佇まい、旧ヒルトン系、
    ジョリー・セント・アーミンズ。

  • 客室内の画像はこれのみ、<br />こざっぱりと過不足無いお部屋です。<br />

    客室内の画像はこれのみ、
    こざっぱりと過不足無いお部屋です。

  • 木材を多用した、ホテル、パブリックスペースの<br />お手洗い。<br />水周りがきちんとして気持ちのいいホテルです。<br /><br />

    木材を多用した、ホテル、パブリックスペースの
    お手洗い。
    水周りがきちんとして気持ちのいいホテルです。

  • 時はようやく18時、時間はたっぷり。<br />今晩はロイヤルバレエ観劇、コヴェントガーデンへと<br />動きます。<br />チューブとは反対側、表通りにバス停を探す<br />ことにしました。<br /><br />すぐの所に、ニュースコットランド・ヤード停。<br /><br />

    時はようやく18時、時間はたっぷり。
    今晩はロイヤルバレエ観劇、コヴェントガーデンへと
    動きます。
    チューブとは反対側、表通りにバス停を探す
    ことにしました。

    すぐの所に、ニュースコットランド・ヤード停。

  • これぞ、ロンドン!な赤いダブルデッカー。<br />今日初めてのバス乗車、この24番で近くまで<br />行けるはず。

    これぞ、ロンドン!な赤いダブルデッカー。
    今日初めてのバス乗車、この24番で近くまで
    行けるはず。

  • 2階に座を占めて夕方の渋滞の中を20分、<br />降車停のレスター・スクエアへやって来ました。<br />

    2階に座を占めて夕方の渋滞の中を20分、
    降車停のレスター・スクエアへやって来ました。

  • ロイヤル・オペラハウス。<br /><br />かつてコヴェントガーデン市場の隣接施設だった<br />こちらは、今やフローラルホールとして、オペラ<br />ハウスの開放的なロビー、飲食スペースになって<br />います。<br />

    ロイヤル・オペラハウス。

    かつてコヴェントガーデン市場の隣接施設だった
    こちらは、今やフローラルホールとして、オペラ
    ハウスの開放的なロビー、飲食スペースになって
    います。

  • web予約済みのチケットは、事前に本チケットに<br />引き換える要あり。<br /><br />指定されたブースに並ぶ私に、中学生位のお孫さんを<br />連れたおばあちゃま、<br />「チケットを安くお分けしますが。」と。<br /><br />私は、既に支払済みのチケットを交換するばかり<br />なので、その為のブースに並んでいることを指差し<br />ながら、既に持っているからと伝えたつもりが、<br />うまく伝わらなかったか、<br />「この子(お孫さん)の従姉妹が来られなくなって・・。」<br />と、しばらく言い募っておられ、気の毒でしたが、<br />おばあちゃんとお孫さんとがご一緒とは<br />世代間が近くて、素敵なお連れだと思いました。<br /><br />件のチケット、9ポンド(¥1.400)也、<br />天井桟敷のこちら、よく見ると“視界に制限あり/<br />ベンチ席”とあります。<br /><br />

    web予約済みのチケットは、事前に本チケットに
    引き換える要あり。

    指定されたブースに並ぶ私に、中学生位のお孫さんを
    連れたおばあちゃま、
    「チケットを安くお分けしますが。」と。

    私は、既に支払済みのチケットを交換するばかり
    なので、その為のブースに並んでいることを指差し
    ながら、既に持っているからと伝えたつもりが、
    うまく伝わらなかったか、
    「この子(お孫さん)の従姉妹が来られなくなって・・。」
    と、しばらく言い募っておられ、気の毒でしたが、
    おばあちゃんとお孫さんとがご一緒とは
    世代間が近くて、素敵なお連れだと思いました。

    件のチケット、9ポンド(¥1.400)也、
    天井桟敷のこちら、よく見ると“視界に制限あり/
    ベンチ席”とあります。

  • そのベンチとはこちら。<br /><br />

    そのベンチとはこちら。

  • しかも、こんな天井桟敷にも、一つ一つ、金色も<br />まばゆいオーナープレートが所有者を示しています。<br />これ、今も有効なんでしょうか。<br /><br />お隣は中国の女性、慣れておられると見えて、<br />「この席は、体を乗り出した上に、こうやって<br />捻らないと見えないから、明日になったら肩が<br />凝るわよ。」と、<br />実演しながら教示くださるのもおかしくて。<br /><br />反対隣の年配の男性には、幕間に<br />「(私が身を乗り出し過ぎて)見えますか?」<br />「パーフェクト、大丈夫ですよ!」(素敵なご老人<br />でした!!)といったやり取りも、和やかでいい<br />もんだなあと思ったり。

    しかも、こんな天井桟敷にも、一つ一つ、金色も
    まばゆいオーナープレートが所有者を示しています。
    これ、今も有効なんでしょうか。

    お隣は中国の女性、慣れておられると見えて、
    「この席は、体を乗り出した上に、こうやって
    捻らないと見えないから、明日になったら肩が
    凝るわよ。」と、
    実演しながら教示くださるのもおかしくて。

    反対隣の年配の男性には、幕間に
    「(私が身を乗り出し過ぎて)見えますか?」
    「パーフェクト、大丈夫ですよ!」(素敵なご老人
    でした!!)といったやり取りも、和やかでいい
    もんだなあと思ったり。

  • 馬蹄型のこのホールは音響が良いのでしょうか。<br />天井近くの私の席は条件的に最も劣悪かと思うの<br />ですが、とてもよい自然なバランスで、弱音も<br />逃さず届きます。<br /><br />また、この作品 Ondine オンディーヌは音楽が<br />とても練られていて、視覚的に見難く疲れた折には、<br />時に眼をつむり、音の世界に遊ぶ楽しみもあり。<br /><br />オペラグラスの助けも借りながら、話に惹き込まれ<br />つつ合間に2度の幕間を挟みます。<br /><br />

    馬蹄型のこのホールは音響が良いのでしょうか。
    天井近くの私の席は条件的に最も劣悪かと思うの
    ですが、とてもよい自然なバランスで、弱音も
    逃さず届きます。

    また、この作品 Ondine オンディーヌは音楽が
    とても練られていて、視覚的に見難く疲れた折には、
    時に眼をつむり、音の世界に遊ぶ楽しみもあり。

    オペラグラスの助けも借りながら、話に惹き込まれ
    つつ合間に2度の幕間を挟みます。

  • 先ほどの温室状のフローラルホール内側。<br /><br />面白いのは、シャンパーニュ付のチケットと言うのが<br />あって、カウンターには既に、名前と共に人数分の<br />グラスが点々と置かれているのです。<br /><br />いちいち、係りが貼り付いている風もなく、赤の他人が<br />そ知らぬ顔で持って行ってしまってもおかしくないの<br />ですが、そこは、マナーのイギリスでしょうか。<br /><br />

    先ほどの温室状のフローラルホール内側。

    面白いのは、シャンパーニュ付のチケットと言うのが
    あって、カウンターには既に、名前と共に人数分の
    グラスが点々と置かれているのです。

    いちいち、係りが貼り付いている風もなく、赤の他人が
    そ知らぬ顔で持って行ってしまってもおかしくないの
    ですが、そこは、マナーのイギリスでしょうか。

  • 中2階には、ホワイトクロスのレストラン。<br /><br />公演前既にディナーのメインディッシュを終えた客が、<br />この幕間に再び同じテーブルに戻り、締めくくりの<br />デザートを取るシステムなのだそうです。<br /><br />そそくさと済ませてしまいがちな食事を、観劇に<br />絡めることで、双方に相乗効果を生む、日本で言う、<br />幕の内弁当?なアイデアだと思いました。

    中2階には、ホワイトクロスのレストラン。

    公演前既にディナーのメインディッシュを終えた客が、
    この幕間に再び同じテーブルに戻り、締めくくりの
    デザートを取るシステムなのだそうです。

    そそくさと済ませてしまいがちな食事を、観劇に
    絡めることで、双方に相乗効果を生む、日本で言う、
    幕の内弁当?なアイデアだと思いました。

  • 重なる、ブラボーの掛け声のなか、<br />公演は成功裡に終わりました。<br /><br />

    重なる、ブラボーの掛け声のなか、
    公演は成功裡に終わりました。

  • 人の流れに乗って、やって来たのが<br />コヴェントガーデン駅。<br /><br />そこでは、眼を剥くような大勢の人の群れ。<br />この界隈は、ミュージカル劇場が集中していて<br />一斉にお開きとなった客が押しかけた模様です。<br /><br />一旦は、並ぼうと思ったものの、もう一駅先で<br />乗れば、乗り換えなしにホテルに帰れる事を思い<br />ついて、その場を離れ、11hも過ぎた頃、治安に<br />不安を感じることも無くホテルに戻りました。<br /><br />充実が上にも感激なロンドンの初日でした。

    人の流れに乗って、やって来たのが
    コヴェントガーデン駅。

    そこでは、眼を剥くような大勢の人の群れ。
    この界隈は、ミュージカル劇場が集中していて
    一斉にお開きとなった客が押しかけた模様です。

    一旦は、並ぼうと思ったものの、もう一駅先で
    乗れば、乗り換えなしにホテルに帰れる事を思い
    ついて、その場を離れ、11hも過ぎた頃、治安に
    不安を感じることも無くホテルに戻りました。

    充実が上にも感激なロンドンの初日でした。

  • 明けて、2日目早くも最終日です。<br /><br />コンチネンタルの朝食の後、すみやかにチェック<br />アウト、荷物は出発まで預かって頂け、意気揚々、<br />近くにあると言うポスト・オフィスに出向きます。<br /><br />何かと言えば、ロンドンからの初便りを友人へ。<br />ホテル・フロントに置いてなかった切手、案内<br />されたのがこちら。<br /><br />梱包資材や、定型の発送資材を陳列して、コンビニ<br />形式と言うか、おのおの手に取れるようになっていて<br />面白いと思いました。

    明けて、2日目早くも最終日です。

    コンチネンタルの朝食の後、すみやかにチェック
    アウト、荷物は出発まで預かって頂け、意気揚々、
    近くにあると言うポスト・オフィスに出向きます。

    何かと言えば、ロンドンからの初便りを友人へ。
    ホテル・フロントに置いてなかった切手、案内
    されたのがこちら。

    梱包資材や、定型の発送資材を陳列して、コンビニ
    形式と言うか、おのおの手に取れるようになっていて
    面白いと思いました。

  • 見れば10人ほどが列を成し、並ぶのはいずこも同じ<br />倣って末尾につきました。<br /><br />そうしている内にも、意外に早く列が消化していく<br />のは、窓口が最大12ブースもあり、この時間に<br />稼動しているのは半分ほどですが、電光掲示と音声で、<br />「○番にどうぞ〜。」と<br />次々捌いていくのも、これまた面白い。<br /><br />0,62ポンド(¥90前後)これがただいまの<br />日本への葉書の郵送費。<br />迂闊にも、留守宅に出すことなく終わり残念な事を<br />しました。<br /><br />さて、9hをまわったものの、バッキンガムに向かう<br />にはさすがに早くロンドンらしいモニュメントには<br />触れる事なく過ぎそうな今回なので、せめてもの<br />テムズ川、船着場のある辺りへ繰り出す事にしました。

    見れば10人ほどが列を成し、並ぶのはいずこも同じ
    倣って末尾につきました。

    そうしている内にも、意外に早く列が消化していく
    のは、窓口が最大12ブースもあり、この時間に
    稼動しているのは半分ほどですが、電光掲示と音声で、
    「○番にどうぞ〜。」と
    次々捌いていくのも、これまた面白い。

    0,62ポンド(¥90前後)これがただいまの
    日本への葉書の郵送費。
    迂闊にも、留守宅に出すことなく終わり残念な事を
    しました。

    さて、9hをまわったものの、バッキンガムに向かう
    にはさすがに早くロンドンらしいモニュメントには
    触れる事なく過ぎそうな今回なので、せめてもの
    テムズ川、船着場のある辺りへ繰り出す事にしました。

  • クレオパトラの針、と言われるオベリスク、<br />ニューヨークにあるいはパリに同様に見られます。<br /><br />

    クレオパトラの針、と言われるオベリスク、
    ニューヨークにあるいはパリに同様に見られます。

  • そもそも、一気に9本も造られたと言う、このオベ<br />リスク、遥か紀元前15世紀も昔にこしらえたものとか。<br /><br />時代下って、世界各地の一等地に据えられる事になろう<br />とは、施主のトトメス3世も預かり知らぬところ。<br /><br />河畔から画像に収め、満足して先へ。<br /><br />昨日、見損ねた絵を見に再びナショナルギャラリー<br />へ寄り、その頃にはバッキンガムの兵隊さんは、スルー<br />と決定。<br /><br />時間にゆとりが出来たので、大英博物館もそれなりに<br />見学できそうです。

    そもそも、一気に9本も造られたと言う、このオベ
    リスク、遥か紀元前15世紀も昔にこしらえたものとか。

    時代下って、世界各地の一等地に据えられる事になろう
    とは、施主のトトメス3世も預かり知らぬところ。

    河畔から画像に収め、満足して先へ。

    昨日、見損ねた絵を見に再びナショナルギャラリー
    へ寄り、その頃にはバッキンガムの兵隊さんは、スルー
    と決定。

    時間にゆとりが出来たので、大英博物館もそれなりに
    見学できそうです。

  • The British Museum、<br />英国博物館ではなく、“大英”なところが<br />畏怖感や期待感を表した訳なのかどうか。<br /><br />

    The British Museum、
    英国博物館ではなく、“大英”なところが
    畏怖感や期待感を表した訳なのかどうか。

  • 入場してまっすぐ、自然にこのホールへやって来ます。<br />開催中のイスラム展つながりで、ちょっとした、ダンス<br />講座が終わろうとしています。<br /><br />

    入場してまっすぐ、自然にこのホールへやって来ます。
    開催中のイスラム展つながりで、ちょっとした、ダンス
    講座が終わろうとしています。

  • 博物館の中央、丸く陣取るは、館のシンボル、<br />図書館でもある、リーディングルーム。<br />モダンな外観の中身はイングランドの風格を<br />誇ります。<br /><br />

    博物館の中央、丸く陣取るは、館のシンボル、
    図書館でもある、リーディングルーム。
    モダンな外観の中身はイングランドの風格を
    誇ります。

  • こんなクラシカルな風合い。<br />ガイド本より。

    こんなクラシカルな風合い。
    ガイド本より。

  • 頂いた地図を見るも、膨大と聞く展示物をどう攻めた<br />もんか、お昼をしながら作戦を立てるとしましょう。<br /><br />サンドイッチや、サラダのボックス、飲み物などを<br />好きに取り、最後に会計する言わばカフェテリア式。

    頂いた地図を見るも、膨大と聞く展示物をどう攻めた
    もんか、お昼をしながら作戦を立てるとしましょう。

    サンドイッチや、サラダのボックス、飲み物などを
    好きに取り、最後に会計する言わばカフェテリア式。

  • ホールのあちらとこちら2箇所にあります。<br /><br />一人だと、こういった気軽さは嬉しい。<br /><br />もちろん、きちんとしたレストランも、上階に。<br />アフタヌーン・ティーもお勧めとか。

    ホールのあちらとこちら2箇所にあります。

    一人だと、こういった気軽さは嬉しい。

    もちろん、きちんとしたレストランも、上階に。
    アフタヌーン・ティーもお勧めとか。

  • 本日のランチ、モッツァレラのサラダとコーヒー。<br />昨日今日、足りていない、野菜繊維の補給に努めます。<br /><br />このHildonと言う発泡水は、ロンドンに来て初めて<br />知りました。<br />プラボトルなのが持ち帰りに便利そうです。<br /><br />

    本日のランチ、モッツァレラのサラダとコーヒー。
    昨日今日、足りていない、野菜繊維の補給に努めます。

    このHildonと言う発泡水は、ロンドンに来て初めて
    知りました。
    プラボトルなのが持ち帰りに便利そうです。

  • 地図を広げ、目で追うことしばし、入ってすぐが<br />黄色4番の古代エジプト。<br /><br />おー、私的には早くもクライマックス。<br /><br />

    地図を広げ、目で追うことしばし、入ってすぐが
    黄色4番の古代エジプト。

    おー、私的には早くもクライマックス。

  • さて、その4番の丁度中央から入り目にしたのが、これ。<br /><br />岩。<br /><br />ではなく、博物館が世界に誇る、<br />かのロゼッタ・ストーン。<br /><br />エジプト、ロゼッタで発見された石碑、古代エジプト<br />文字解読の手がかりになったとか。<br />よく耳にするヒエログリフとはエジプト語の神聖文字<br />の事。

    さて、その4番の丁度中央から入り目にしたのが、これ。

    岩。

    ではなく、博物館が世界に誇る、
    かのロゼッタ・ストーン。

    エジプト、ロゼッタで発見された石碑、古代エジプト
    文字解読の手がかりになったとか。
    よく耳にするヒエログリフとはエジプト語の神聖文字
    の事。

  • もともと、こんなのの一部とか。<br /><br />発見のきっかけとは、<br />残った部分をつぶさに見ると、どうやら字体が<br />三層に異なる。<br /><br />そこで、<br />上からヒエログリフ(神聖文字)<br />次に、デモティック(民衆文字)<br />最下段に、ギリシア文字、の<br /><br />三言語で同文が書かれていると推測した事が事の<br />はじまり。

    もともと、こんなのの一部とか。

    発見のきっかけとは、
    残った部分をつぶさに見ると、どうやら字体が
    三層に異なる。

    そこで、
    上からヒエログリフ(神聖文字)
    次に、デモティック(民衆文字)
    最下段に、ギリシア文字、の

    三言語で同文が書かれていると推測した事が事の
    はじまり。

  • 展示ガラス越しで見づらいのですが、この辺り<br />ヒエログリフとデモティックの境目付近。<br /><br />エジプトからの略奪品と誹られつつも、こうした<br />管理のもと、比較的訪れ易いロンドンで見ることが<br />できるのはやはり、大いなる恩恵だと思います。<br /><br />

    展示ガラス越しで見づらいのですが、この辺り
    ヒエログリフとデモティックの境目付近。

    エジプトからの略奪品と誹られつつも、こうした
    管理のもと、比較的訪れ易いロンドンで見ることが
    できるのはやはり、大いなる恩恵だと思います。

  • 説明では、ヒエログリフはあたかも絵文字と同じ、<br />それぞれの絵が、文字を表しているのだそうです。<br />三文字の後ろには、補うように当の動物の絵が<br />書かれている。<br /><br />そこから、猫の鳴くミャーオと言う音声を想像し、<br />そこからこの、mi i w の三文字が確定。<br />まさに、絵解きの世界で、文法を少しかじれば、<br />我々でもヒエログリフを書くことが可能とか。<br /><br />

    説明では、ヒエログリフはあたかも絵文字と同じ、
    それぞれの絵が、文字を表しているのだそうです。
    三文字の後ろには、補うように当の動物の絵が
    書かれている。

    そこから、猫の鳴くミャーオと言う音声を想像し、
    そこからこの、mi i w の三文字が確定。
    まさに、絵解きの世界で、文法を少しかじれば、
    我々でもヒエログリフを書くことが可能とか。

  • さて、いにしえのエジプトより愛される猫。<br /><br />当館には、彫刻、絵画(浮世絵も)、陶器にブロンズ、<br />果てはミイラに至るまで、20数匹の猫が住まうそう<br />ですが、それら猫族の中の白眉がこちら、<br /><br />ゲイヤー・アンダーソン・キャット。<br /><br />金色のピアス、額にスカラベを頂く美しいブロンズの<br />猫は、同じ4番ブースに住処をあてがわれています。<br /><br />たかが猫と言う無かれ、紀元600年に産まれ、<br />連綿と生き続けた、神の化身。

    さて、いにしえのエジプトより愛される猫。

    当館には、彫刻、絵画(浮世絵も)、陶器にブロンズ、
    果てはミイラに至るまで、20数匹の猫が住まうそう
    ですが、それら猫族の中の白眉がこちら、

    ゲイヤー・アンダーソン・キャット。

    金色のピアス、額にスカラベを頂く美しいブロンズの
    猫は、同じ4番ブースに住処をあてがわれています。

    たかが猫と言う無かれ、紀元600年に産まれ、
    連綿と生き続けた、神の化身。

  • 軍人であったゲイヤー卿が、軍の任地カイロで<br />収集したコレクションの内、後に寄贈されたとか。

    軍人であったゲイヤー卿が、軍の任地カイロで
    収集したコレクションの内、後に寄贈されたとか。

  • ここは、ミイラの展示でも有名らしく、<br />ミイラの拵え方の絵入り展示も含め、<br />何体ものミイラのそれぞれに<br />大勢の人が見入っていました。<br /><br />

    ここは、ミイラの展示でも有名らしく、
    ミイラの拵え方の絵入り展示も含め、
    何体ものミイラのそれぞれに
    大勢の人が見入っていました。

  • 殊に、このうっすら残された黄色の髪の色から、<br />ジンジャレラ(ジンジャー しょうが)と名付け<br />られたと言う、女性のミイラ。<br /><br />紀元3400年、王国初期の自然な土葬の末に<br />出来上がったミイラだそうで。<br />言わば、ナイルの大地、乾燥した砂地が生んだ<br />ブリザーブド・ボディでしょうか。<br />

    殊に、このうっすら残された黄色の髪の色から、
    ジンジャレラ(ジンジャー しょうが)と名付け
    られたと言う、女性のミイラ。

    紀元3400年、王国初期の自然な土葬の末に
    出来上がったミイラだそうで。
    言わば、ナイルの大地、乾燥した砂地が生んだ
    ブリザーブド・ボディでしょうか。

  • 時代が下り、人の手でミイラを作るようになって後、<br />神の使いあるいは、化身である猫を始め、蛇など<br />動物までも、ミイラにして大切に埋葬されました。<br /><br />紀元2世紀ローマ。<br />猫を包む布の、巻き込む技の細かさは愛情の表れで<br />しょうか。

    時代が下り、人の手でミイラを作るようになって後、
    神の使いあるいは、化身である猫を始め、蛇など
    動物までも、ミイラにして大切に埋葬されました。

    紀元2世紀ローマ。
    猫を包む布の、巻き込む技の細かさは愛情の表れで
    しょうか。

  • 名も無き猫s。<br /><br />時間的にも体力的にも、そろそろリミットです。<br />名残り惜しみながら、チューブ駅に向かいました。<br />

    名も無き猫s。

    時間的にも体力的にも、そろそろリミットです。
    名残り惜しみながら、チューブ駅に向かいました。

  • 道中目にした民家、スクエアな感じ。

    道中目にした民家、スクエアな感じ。

  • こうした地階は洩れなく付いてるんでしょうか。

    こうした地階は洩れなく付いてるんでしょうか。

  • 再び、ウェストミンスター駅。<br /><br />ちなみに、このチューブの行き先表示、<br />Eastbound 東行き、とあって、自分の行きたいのが<br />東西南北のいずれかが判っていれば、東だ、西だの<br />方向表示に従えば良く、パリメトロの、終着駅で<br />向きを表示するよりもとても判り易いと思いました。<br />

    再び、ウェストミンスター駅。

    ちなみに、このチューブの行き先表示、
    Eastbound 東行き、とあって、自分の行きたいのが
    東西南北のいずれかが判っていれば、東だ、西だの
    方向表示に従えば良く、パリメトロの、終着駅で
    向きを表示するよりもとても判り易いと思いました。

  • さて、ここからテムズ川沿いに南下するとテイト・<br />ブリテンがあるのは地図で確認済み。<br /><br />上手くバスがつかまれば幸い、1km弱、歩けば<br />15分でしょうか。<br />なるべく体力温存したいところ、しばらくバス停で<br />待ったものの気配なく、仕方なしに国会議事堂脇を<br />歩き始め、車道沿いを歩くよりは、それと並行した<br />公園内を行こうと、何気なく入ったのです。<br /><br />そこで、遠目に何やら人だかり、気になったので、<br />人が立ち去るのを待ったところ、そこに見ゆるは、<br />ロダン美術館で見掛けた「カレーの市民」の彫像に<br />良く似た一群れ。<br /><br />200mほど戻ると、そこには間違いなく、今まさに<br />獄に繋がれんとする首に縄なす6人のカレーの人々。<br /><br />この彫像のそもそもの成り立ちは、14世紀、英仏<br />百年戦争時の、カレー市陥落の史実に沿って後世、<br />カレー市(ユーロスター仏側停車駅のあそこです。)が<br />記念行事の際に顕彰の為の依頼をロダンに持ちかけた<br />もの。<br /><br />後日知るに、オリジナルは、依頼した当のカレー市に。<br />同時に20近くも造られた内の一つが巡り巡ってここに<br />やって来たのだそうです。<br />

    さて、ここからテムズ川沿いに南下するとテイト・
    ブリテンがあるのは地図で確認済み。

    上手くバスがつかまれば幸い、1km弱、歩けば
    15分でしょうか。
    なるべく体力温存したいところ、しばらくバス停で
    待ったものの気配なく、仕方なしに国会議事堂脇を
    歩き始め、車道沿いを歩くよりは、それと並行した
    公園内を行こうと、何気なく入ったのです。

    そこで、遠目に何やら人だかり、気になったので、
    人が立ち去るのを待ったところ、そこに見ゆるは、
    ロダン美術館で見掛けた「カレーの市民」の彫像に
    良く似た一群れ。

    200mほど戻ると、そこには間違いなく、今まさに
    獄に繋がれんとする首に縄なす6人のカレーの人々。

    この彫像のそもそもの成り立ちは、14世紀、英仏
    百年戦争時の、カレー市陥落の史実に沿って後世、
    カレー市(ユーロスター仏側停車駅のあそこです。)が
    記念行事の際に顕彰の為の依頼をロダンに持ちかけた
    もの。

    後日知るに、オリジナルは、依頼した当のカレー市に。
    同時に20近くも造られた内の一つが巡り巡ってここに
    やって来たのだそうです。

  • 懐かしい人々に予期せぬ再会を果たした気分に浸り<br />ながらも、きびすを返して、黙々行くとようやく<br />テート・ブリテン。<br /><br />ここで、まみえたい絵が一点。<br /><br />

    懐かしい人々に予期せぬ再会を果たした気分に浸り
    ながらも、きびすを返して、黙々行くとようやく
    テート・ブリテン。

    ここで、まみえたい絵が一点。

  • 「オフィーリア」ジョン・エヴァレット・ミレイ<br /><br />かの、ハムレットに登場する、狂気の末、溺死して<br />しまう女性、オフィーリアが緑基調の画面の中、背景<br />となる水や植物に取り巻かれておりました。<br /><br />生への執着を感じさせる事のない虚ろに開かれた瞳、<br />白い歯のこぼれる口元からは歌声が洩れているので<br />しょうか。<br /><br />先ほどまで持っていた、亡き父への花輪がほどけ<br />水の流れの間に間に千々に散って行き今や、自分への<br />弔い花の様で。<br /><br />濡れた衣服に絡め取られた花もまた、滅びを想像<br />させて、痛ましさが募ります。<br /><br />水面に浮かぶ花のそれぞれには花言葉からの寓意が<br />あるそうですが個々が凄惨に美しい。<br /><br />水に浸かった部分、あるいは水上のそれぞれや、<br />水そのものや植物、何よりも死に行く人の肌、質感の<br />それぞれが確かだと思いました。<br /><br />僅か流れる水に運ばれ、今しも画面から去ってしまい<br />そう、振り返れば、その場に姿を留めていないかも。<br /><br />私以外に見る人も無いフロア、想像に遊びながら、<br />その場を後にすれば、充実のロンドン旅は残り僅か。<br /><br />荷物を引き取り、St.パンクラス駅へ向います。

    「オフィーリア」ジョン・エヴァレット・ミレイ

    かの、ハムレットに登場する、狂気の末、溺死して
    しまう女性、オフィーリアが緑基調の画面の中、背景
    となる水や植物に取り巻かれておりました。

    生への執着を感じさせる事のない虚ろに開かれた瞳、
    白い歯のこぼれる口元からは歌声が洩れているので
    しょうか。

    先ほどまで持っていた、亡き父への花輪がほどけ
    水の流れの間に間に千々に散って行き今や、自分への
    弔い花の様で。

    濡れた衣服に絡め取られた花もまた、滅びを想像
    させて、痛ましさが募ります。

    水面に浮かぶ花のそれぞれには花言葉からの寓意が
    あるそうですが個々が凄惨に美しい。

    水に浸かった部分、あるいは水上のそれぞれや、
    水そのものや植物、何よりも死に行く人の肌、質感の
    それぞれが確かだと思いました。

    僅か流れる水に運ばれ、今しも画面から去ってしまい
    そう、振り返れば、その場に姿を留めていないかも。

    私以外に見る人も無いフロア、想像に遊びながら、
    その場を後にすれば、充実のロンドン旅は残り僅か。

    荷物を引き取り、St.パンクラス駅へ向います。

  • チェックインは行きとさかさま、とは言え随分簡略で、<br />出、入国とも挨拶程度、特にやり取りする事も無く<br />あっという間に待合所、乗車時刻が来ておもむろに<br />道中のコーヒーを買ってから乗車をしました。<br /><br />座に落ち着けば、こみ上げるような安堵感。<br />これで、パリには間違いなく戻れます。<br /><br />思えば、新型インフルの事はどこ吹く風?に一顧たりと<br />思い出しもせず。<br />トラブル一つ見舞われず、楽しさ、珍しさ、面白さ<br />てんこ盛りでした。<br /><br />パリ帰着は21h過ぎ、スーパー、マーク&amp;スペンサー<br />で購入はこちら“駅弁”。<br /><br />いんげんとロケットのごまの香りが食欲をそそります。<br />そこへ投入されたくるみと干しぶどうの絶妙な取り<br />合わせに、感心しながら、一路パリへ。<br /><br />超初心者ロンドン紀行は、これにて幕切れ、<br />ご覧頂いて、ありがとうございました。

    チェックインは行きとさかさま、とは言え随分簡略で、
    出、入国とも挨拶程度、特にやり取りする事も無く
    あっという間に待合所、乗車時刻が来ておもむろに
    道中のコーヒーを買ってから乗車をしました。

    座に落ち着けば、こみ上げるような安堵感。
    これで、パリには間違いなく戻れます。

    思えば、新型インフルの事はどこ吹く風?に一顧たりと
    思い出しもせず。
    トラブル一つ見舞われず、楽しさ、珍しさ、面白さ
    てんこ盛りでした。

    パリ帰着は21h過ぎ、スーパー、マーク&スペンサー
    で購入はこちら“駅弁”。

    いんげんとロケットのごまの香りが食欲をそそります。
    そこへ投入されたくるみと干しぶどうの絶妙な取り
    合わせに、感心しながら、一路パリへ。

    超初心者ロンドン紀行は、これにて幕切れ、
    ご覧頂いて、ありがとうございました。

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