2011/07/14 - 2011/07/14
89位(同エリア139件中)
まみさん
2011/07/14木 ロリ地方のアラヴェルディ周辺の教会巡り(車とガイドチャーター)
・アパランで焼き立てパン屋さん
・ヴァナゾル(ロリ地方)でコーヒーブレイクと少しだけ散策
・オズン教会
・サナヒン修道院(世界遺産)
・ハグパット修道院(世界遺産)
・アフタラ城塞跡と教会
【エレヴァン泊:ホテル・アララト(Ararat)】
空一面、暑い雲に覆われたのが非常に残念でした、ロリ地方の古い修道院めぐりの1日!
グルジア国境近くにある、古いアルメニアらしいシンプルで重厚な石造りのこれらの教会(一部は世界遺産にも登録)は、グルジアからアルメニアへの陸路で移動するなら、デベド渓谷の谷底にある18世紀以来の銅山の町アラヴェルディ(Alaverdy)あたりを拠点に回るのが、コーカサス旅行としては効率が良いようです。
でも私は、なるべくスムーズな国境越えがしたくて、コーカサス3カ国を寝台車でつないだため、ロリ地方へは首都エレヴァンからグルジア方面へ戻るコースをとることになりました。
でも、どの教会も、もともと公共交通機関でのアクセスは非常に厳しく、バックパッカーでも同乗者を募ってタクシーを貸し切りで回るような不便なところにあります。
そうしないと1日ではとてもはしごできません。
もっとも、ロリ地方の修道院に限らず、観光客を惹きつけるコーカサスの古い教会や修道院は、たいていそういう不便なところにあるのです。
なので、私は立案中から旅行代理店を通じて車をチャーターするつもりでした。
幸いなことに、アルメニアの首都エレヴァンは、さほど広くないアルメニアの国土のほぼ真ん中に位置しています。
つまり、どこの観光目的地も、車をチャーターするなら、エレヴァンから日帰りできる───と現地代理店の方に教えてもらいました。
アルメニア観光の中でロリ地方の修道院めぐりはぜひ入れたいと思っていました。
エレヴァンからの日帰りが可能なら……と思い切って、車とガイドをチャーターして出かけました。
アルメニアの古い教会も、グルジア同様、山岳地帯の高地にある村はずれの、さらに村でいちばん高い崖っぷちに建っていることが多いです。
そんな教会から見渡せる周辺も、また教会を見上げたときも、すばらしい景観が望めます。
───天気が良くて、あたりが晴れていれば。
エレヴァンを出発したときは、よく晴れていて、これは期待できそう、と楽しみにしていたのですが、残念ながら、ロリ地方への入口となるスピタク渓谷に近づいたあたりから、空は分厚い雲に覆われてしまいました。
そしてロリ地方にいた間は、ずっと曇天でした(泣)。
晴れていれば見られた景観は望めなかったものの、目的の教会自体はとてもすばらしかったです。
ロリ地方の修道院巡りは4ヶ所でしたので、旅行記は4つの教会を中心に4つに分けました。
ただし、ロリ地方に到着したのは午後3時でした。
実はガイドさんがはじめ都合していた車が事故ってしまい、代わりの車を手配するため、ホテルを9時30分出発の予定だったところ、10時出発になったのです。
事故った運転手さんは無事でした。
さらに、ガイドさんお薦めの美味しいパン屋さんがあるアパランに寄り、その後さらにヴァナゾルの町でもコーヒーブレイクをとりました。
そんなスロースタートで、ロリ地方の予定していた教会4ヶ所とも全部回れるのかな、と心配にならなくもなかったのですが、ロリ地方に着いてしまうと、4つの教会は2〜3時間で回れました。
ただし、そんなわけで、途中の車窓からの景色は、エレヴァンを出てまもなく見ることができた、アルメニア最高峰のアラガツ山は車を止めて写真を撮らせてもらったのですが、ロリ地方へ行くのが遅くなってしまうので、その後は車を止めずに車窓からパチパチやりました。
そのため、はじめは後部座席に座っていたのですが、途中から助手席に座らせてもらったので、フロント窓から好きなだけ車窓の外の写真を撮ることができました。
そんなというわけで、目的の修道院と修道院の間の写真は、そんな車窓から撮ったロリ地方の田舎風景と、修道院がある村の様子です。
「Alaverdyはアルメニアの北にあって、グルジアの国境の近くにある地方です。この地方の村はしばしば高い崖の上に位置していて、谷底とはロープウェイで結ばれています。Alaverdiの周辺には、有名なHaghpat(世界遺産、Sanain、Ozun(5−6世紀)の3つの修道院があります。教会以外にもAhtala宮殿があります。」
(「アルメニアにようこそ! Asya-Ararat Travel」より)
http://asyaararat.com/Tours/Alaverdy/alavedy.htm
「オズン教会/Odzun
7世紀頃の教会。地元の伝承では、建立者は8世紀前半の総主教オズンのヨヴハンネスとされる。その横には、2本の石柱からなる高さ5mの墓石のようなものがあり、石柱の表面には聖書の中の逸話などが描かれている。(後略)」
(「旅行人ノート シルクロード 中央ユーラシアの国々 [改訂版]」(2006年11月改訂)より)
※2011年コーカサス3カ国旅行の旅程一覧はこちら。
簡易版「2011年コーカサス3カ国旅行プロローグ(旅程一覧)地図付」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10584724
詳細版「2011年コーカサス3カ国旅行の詳細旅程(写真付き)」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2011/07/2011-1ab0.html
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
4000m級のアルメニア最高峰のアラガツ山
エレヴァンを出てしばらくして見えて来た美しい雪山です。
これを、現トルコ領のアララト山と間違えなかったのは、国立美術館でアラガツ山を描いた絵を何枚も目にしたため、そして夏場は空気に湿気が多くて、エレヴァンからアララト山はめったに見えないということを知っていたからです。 -
アラガツ山のある山脈とたちこめる雲
それでもエレヴァンにやって来たからには、ノアの方舟が乗り上げたという伝説のあるアララト山をぜひ彼方に望みたいと思っていたのですが、やはり叶いませんでした。
でも代わりに美しいアラガツ山が見られたので満足です。 -
万年雪のアラガツ山
このあとはガイドさんおすすめの美味しいパン屋さんのあるアパラン(Aparan)村に寄り道しました。
そのパン屋さんの写真はこちらのハイライト旅行記にあります。
「2011年コーカサス3カ国旅行ハイライトその7:食べ物編(ホテルの朝食以外)<アルメニア編>」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10587131 -
もうすぐオズン村!
アパランの後、さらにヴァナゾルでコーヒーブレイクを取りました。
そして、その後、すばらしい景観のスピタク峡谷を越えて、ロリ地方には15時になってやっと到着しました。
まずは最初の目的の教会のあるオズン村にやって来ました。
平坦な土地に見えますが、実はここまに来るまで、車でかなりの山道を登りました。 -
人口6千人ほどにオズン村
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このあたりが村の中心らしい
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オズン教会へのゲート
敷地に入るのに入場料を取るわけでもなく、村人にとっては現役の教会らしいです。
中庭は村の子供たちの遊び場になっていました。 -
6世紀のオズン教会
旅行人シリーズのガイドブックでは7世紀の教会とありましたが、ガイドさんやLonely Planetその他によると、6世紀創建の教会とのことです。
前身となる教会もあったらしいので、いつを創建とするか、はっきり決めづらいのかもしれません。
屋根全体は後に再建され、鐘楼は増築されました。石材は赤と白の珪長岩。
この教会のすぐ後ろは絶壁で、背景にはすばらしい渓谷がありました。
こんなに雲が厚くなければ、もっと景観が楽しめ、絵になる写真になったでしょうに(泣)。
でも、古城には曇天が似合うのかな。 -
エレヴァンの国立博物館の売店で買ったポストカードのオズン教会
こんな景観の写真が撮れるのを楽しみにしていたのに。
それを楽しみに、先に買っておいたポストカードでしたが、実際には晴天下で撮れなかった代わりになってしまいました。 -
歴代の王の石柱
いまあるものはオリジナルです。
でもいずれ保護のためにオリジナルはミュージーアムに収められ、ここにはレプリカが立つことになるでしょう、とガイドさん。
だから、これがここでこうやってオリジナルがオリジナルの場所にあるのが見られたのは貴重だといえます。 -
教会の前の碑
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墓石のような碑とオズン教会
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オズン教会の入口と草が生えた石壁
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高いアーチの天井に向かって
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後から取り付けられたシャンデリアと壁の聖母子のフレスコ
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採光窓のあるドーム天井
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いまのオズン教会の前にあった4世紀の教会の扉
壁の一部として保存されたものだそうです。 -
主祭壇
村の人々にとって生活の中に溶け込んだ信仰の中心、現役の教会であることが伺えます。 -
主祭壇とシャンデリアと聖母子のフレスコ
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入口の上、コーラス隊の席となるところ
そしてあそこから主祭壇のある壁に光りが差し込むと、厳かな雰囲気がますます高まることでしょう。 -
主祭壇の上の聖母子のフレスコ
後から描かれたので、教会に比べると、ここだけだいぶ真新しかったです。 -
アーチとドーム天井に向かって
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古い教会の破片
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ハチュカル───アルメニア独特の十字架の石碑
ハチュカルは、私がアルメニア旅行でいろいろなタイプを写真に撮るのを楽しみにしていた要素の一つです。 -
歴代の王の石柱
外に出て、さきほどの石柱を、改めてじっくり眺めました。
写真が撮れないかと、私もガイドさんも奮闘。
露出をうんとプラスにしてみたら、なんとか撮れました。 -
王や聖書について描かれたという絵文字
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マークや柱の浮彫もあり
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オズン教会全体
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古い墓とオズン教会
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柱の前で記念撮影中だった子供たち
ちょっとタイミングを逸しました@
カメラを向けたら、恥ずかしがられてしまいました。
でも、私の写真は撮っていたみたいです@ -
草が生えている屋根
日本のようにすぐに雑草がすくすくのびる土地ではないので、この草たちはかなり年季が入っていると思います。 -
車窓から撮ったオズン村
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自身も美しい山並みに見下ろされたオズン村
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オズン村のある山を下りる途中・その1
往路では撮り損ねたので、復路でねらっていました。 -
オズン村のある山を下りる途中・その2
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オズン村のある山を下りる途中・その3
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次はサナヒン村へ
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立ちはだかる岩山に見とれる
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今度はあの上に登るらしい
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崖上に住宅
サナヒン村はあそこにあるそうです。 -
目を奪われる奇岩と道路脇に放牧された牛たち
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サナヒン村に到着
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街灯を整備中のところに出くわす
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サナヒン村を進む
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がたごと揺れながら進む
ベンツもこの道路では形無しです@
つづく。
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