2004/04/01 - 2005/01/31
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JIC旅行センターさん
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ロシア人の生活は、日本人のそれと比べると、ずいぶんとゆったりしている、という印象が残っています。私自身、モスクワという知らない地で、言葉のストレスもあるはずなのに、ずいぶんゆとりを持って毎日を送っていたような気がします。もちろん振り返ってみれば10ヶ月はあっという間だったのですが、とても内容のある毎日を過ごしました。モスクワに来たころには、ロシア人のそのおおらかさ(悪く言えばいいかげんなところ)にイライラした時期もありました。
「この手続きはいつおわるの?毎日来なきゃいけないの?」
「休み時間は休むためにある、お客さんが並んでいてもなんのその・・・」。
でも、
「何をそんなに急いでるの?」
とでも言いたげなロシア人に完敗。そのおおらかさはロシアの広大な国土に由来するのでしょうか。いつの間にか慣れてしまいました。ロシア人の友達に散歩に行こうと誘われ、安請け合いをして、3、4時間ぶっ続けでただおしゃべりしながら歩くとか・・・。最初はその数字に素直にびっくりしていましたが、それが全然つまらなくないのです。モスクワは大変な都会ですが、いたるところに緑のあふれた公園が点在し、その緑の中をただゆっくりと歩くだけで、その贅沢な時間の過ごし方に感謝したくなるのです。緑いっぱいの公園は、夏には噴水と色とりどりの花で飾られ、秋には黄色と赤の葉でお化粧し、冬には一面の銀世界を見せてくれます。大学での授業は毎日3時間。みっちり勉強したら、宿題のことは夕方まで忘れて外へ!外に出ればロシア語を使う機会も増えるし、ロシアに住んでいるということもじわじわ身にしみます。
ほかにも留学しているときだからこそ楽しんでほしいことがたくさんあります。
まずは芸術に浸る。これを目的に留学している人もかなりいます。バレエの通訳になりたくて授業でロシア語を磨きつつ毎週バレエを観にいく人。演劇が大好きで毎日のように劇場へ通う人、好きな絵を観に美術館に通う人・・・。彫刻の公園なんていうのもあります。日本では劇場なんて値段も高いし、なかなか行けないのがつらいですが、ロシアでは一般的で安価な娯楽の一つです。私はロシアでフィギュアスケートを観に行きましたが、これも芸術の一つ(?)でしょうか。ロシア人がフィギュアスケートの世界で大活躍しているのは周知の事実ですが、それもロシアの寒さと、芸術観が広く深く浸透していることに起因しているのでしょう。
他に、滞在期間が長いからできるさまざまなこと。例えば、大学の学生団体やサークルに参加してみたり、日本語をロシア人に教えたり(意外に日本語を教えるのは難しいのです!)、ロシア料理を習ったり、地方の小さな町へ日帰りで旅行したり・・・。
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ロシアほど“百聞は一見にしかず”な国はなかなかないと思います。実際にロシアに足を踏み入れてみると、それまで信じていたロシアと実際のロシアがいかに違うかということがわかります。実際に行ったことのある方でも、あらためて訪れてみればその変化に驚くはずです。かといって、地下鉄の値段がたった1年の間に倍になっちゃうのはどうかと思うんですけど。でもこれもロシアの経済発展を証明することの一つです。ロシアは経済の成長により、昔と比べてずいぶん暮らしやすくなっています。
またロシアは日本と違って国土の広い国ですから、行く場所によってかなり印象も違います。私はこれまでモスクワやサンクトペテルブルグといった西側ロシアのほかに、イルクーツクやウラジオストクへも何度か訪れたことがあります。「マイナス4度は寒さではない、4000キロは距離でもない、ウォッカ4本は酒ではない!」と、どこかで耳にしたこの文句、皆さま自身で感じてほしいと思っています。でも調子に乗ってウォッカ4本飲んではだめですよ?(笑)。
と、このような感じで私の10ヶ月にわたるモスクワでの留学生活はあっという間に過ぎていってしまいました。実際に細かく振り返ってみると、勉強したくない時期も、大変だったこともいろいろありました。でもそれを打ち消すに余りあるほどの楽しくて有意義な時間を過ごすことができました。毎日が新しいことの連続で、失敗や成功を繰り返していた自分を思い出します。留学から戻ってきて、最近よく考えるのは、この10ヶ月間の留学にもし踏み切っていなかったら・・・このモスクワでの留学生活がなかったら・・・ということです。
大げさに聞こえるかもしれませんが、考えるだけでもぞっとします。「そんなのありえない!!考えられない!あ?、留学しておいて本当によかった!」と心からそう思えるのです。心のどこかに「留学」という言葉がひっかかっているのなら、ぜひ留学に踏み切ることをおすすめします。実際に行ってみて後悔したという人はほとんどいないのです。
「長期留学は難しい」と思われる方でも、3ヶ月以内の短期留学はおすすめです。選択肢もたくさん!自分に適したスタイルで、ぜひロシアへ!
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