2011/11/06 - 2011/11/06
3310位(同エリア7384件中)
Leeさん
今日は盛りだくさん。
日中はプライベートツアー!
ベトナムの歴史(戦争)に触れ、
心を痛めつつも、
ベトナム人(クチの人々)の知恵と強い精神に
驚かされました。
ランチはローカル料理。
具だくさんバインミーにかじりつき、
夜はお料理教室。
本場の春巻きを習ってきました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- タクシー
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
PR
-
今日はきのう予約したプライベートツアーに行くので
8時に朝食。
ここのホテルの朝食はかなり充実していました。
だからついつい食べ過ぎちゃう。 -
8:30にピックしてもらい、
最初の目的地「クチトンネル」へ。
今回のガイドはブーさん。
日本語ガイドなので日本語が上手です。
クチまで76Km、約1時間半のドライブです。
**** ****
20年もの年月を費やして掘られたというトンネル。
地面の下の暗くて狭い世界。
どんな思いと願いをもって
クチの人々が暮らしてきたのかを
思うだけで胸が熱くなります。 -
こんなに狭い隠れ穴。
生きるため
守っていくため
クチの人々は強い意志と我慢強さをもち
誇りを捨てず日々過ごしていたのでしょう。 -
戦争の恐ろしさを知らされる弾痕です。
忘れたい過去
忘れてはいけない過去...。 -
落とし穴には
写真のような杭が細工されています。
落ちたら大変です。 -
兵士達はゴム草履を履いていたそうです。
米軍の車のタイヤからとったゴムから
作っていたようです。
硬くて履きにくそうですが、
長持ちするし、資源のない戦争中には
とても重宝したのだと思います。
そう考えると、
クチの人々からは知恵と根性も感じられます。 -
これは回収した不発弾だそうです。
こんな爆弾を目にすると
本当に戦争の恐ろしさを感じます。
その時、その場で暮らしていた人々は
どれほど恐ろしかったか想像するだけで
胸が締め付けられる思いです。 -
ここには射撃場もありました。
私はやりませんでしたが、
Eちゃんは果敢にチャレンジ。
ものすごい音でした。
戦争中はこの音が絶えず、響いていたのでしょう。
おかしくなってしまいそうです。
-
ここでは春巻きの皮作りを見せてくれました。
春巻きの皮の模様の謎が解けました。 -
実際に中に入って様子を見てきました。
本当に狭くて、暗くて、怖かったです。
小さい私でも身をかがめて入らなければ
入れませんでした。
ですから、大柄な米兵が進入しようとしても
大変だったことでしょう。
また、トンネルの周りには
落とし穴がたくさんあるそうです。 -
やっと出口の光を見つけた安堵感。
全長約200kmのトンネルですが、
ほんの10mの見学。
早く出たいという一心で
早足になり、
いろんな所に体をぶつけないように
気をつけましょう。 -
中には
武器や服を作る部屋や
傷ついた仲間を治療する部屋
学校などもあるそうです。
もちろん生活をするわけですから
台所もあります。
生活で出る煙をそのまま地上に出すと
敵に場所がわかってしまうので、
離れた所から出るような工夫もされているようです。 -
見学後にゲリラ中の主食だったタロイモを
食べました。
まずくはありませんが、
おいしくはありません。
でも、さすがにこれが毎日だと、
かなりまいってしまいます。 -
最後に映像とガイドさんによる説明を
入り口近くで聞きました。
(本当は最初に立ち寄ったほうがいいです)
ここは日本語なので、安心。
クチトンネルは蟻の巣のようになっています。
地下に自分達の生活の場を移し、
その生活を守るための
様々な工夫がされていました。
-
13:30・・・
たくさん歩いたし、おなかすいたぁー。
ってことで、ブーさんおススメのお店へ。
「BANH MI NHU LAN」
バインミーで有名らしいです。 -
バインミーとはサンドイッチのようなもの。
でも、柔らかいフランスパンのサンド。
フランスの植民地時代の名残なのでしょうね。
おいしそうな具材がたくさん。 -
うーん、おいしそう!
私のバインミーはレバーペースト、
お店のお姉さんが
味見をしながら作った酢漬けの野菜、
そしてハム。
食べ応え、満点。
これにソヤミルクをつけて
ティエン ティエン →29,000VND(約115円)
ほんと、安すぎっ。
-
さらにタクシーの中で
肉まんまで食べちゃった。
ティエン ティエン → 17,000VND(約67円)
安いけど、バインミーと比べると
高いかも? -
昼食の後は「戦争証跡博物館」へ。
たくさんの観光客がこの博物館を訪れるらしい。
約35年前までこの地で戦争が起きていたなんて、
信じられないことです。
忘れたいことであるだろうし、
忘れてはいけないことでもある。
ティエン ティエン → 15,000VND -
入り口を入ると、
戦車や戦闘機がたくさんあります。
多くの観光客がここで記念写真を撮っていました。
私もその1人でしたが、
旅行を終えて、戦車の前で映る自分を見て
切なくなりました。
なぜ、そんな写真を撮ってしまったんだろう...と。 -
建物の中に入る前に
「虎籠」と書いてある牢獄が再現されている所に
入ってみました。
拷問の方法が生々しく書かれてあり、
戦争という恐怖の他に
拷問という恐怖と苦しみと戦っていたことがわかり、
私もEちゃんも言葉が出ない状態でした。
-
博物館の中の展示物や写真は
さらにむごく、悲しいものでした。
撮影禁止ではなかったのですが、
1枚も写真を撮っていませんでした。
とても、とても写真を撮る気に
なれなかったのだろうと思います。
私が一番、衝撃を受けたのは
やはり「枯葉剤」が残したものでした。
戦争が終わっても、
その後の世代にも影響を及ぼし、
胸が締め付けられる思いでした。
アメリカの方々はどのような思いで
この博物館を見ているのでしょうか? -
次に、統一会堂(旧大統領官邸)に行きました。
地下には秘密の軍事基地のようなものがありました。
活気があり、明るく、社交的な国民が住むこの国で
本当にあのような悲惨な戦争があったなんて
信じられません。
ティエン ティエン → 30,000VND
-
ここには贅沢に作られた部屋がたくさんありました。
今でも時々使われる部屋があるそうです。
この場所はベトナムの方々にとって
特別な所なのでしょうね。
ベトナム戦争、終結の地ですから。 -
そして、サイゴン大教会(聖母マリア教会)。
無宗教な私ですが、
教会を見て、ホッとしました。
戦争に関する様々ものを見た後だからでしょうね。
-
続いて中央郵便局。
一見、駅のようにですが、
中に入ると、郵便局。
とってもきれいな建物です。
-
最後にベンタイン市場へ。
めちゃめちゃ混んでます。
タクシーを止めておく場所がありませんでした。
買い物時間も少なく、
バタバタ。 -
所狭しと品物が積み上げられていて
すごいです。
人が1人通れるくらいの幅しかなく、
Uターンするのが大変でした。
Eちゃんは布マスクが欲しかったらしく、
必死で探していました。
バイクが多く、その排ガズで
空気があまりきれいではないこの国では
ほとんどの人がマスクをつけていました。
このプライベートツアー(日本語ガイド付き)
ティエン ティエン → US$80(約6,500円) -
夜はお料理教室へ行ってきました。
メニューは鶏おこわ&生春巻き。
材料は・・・
とにかくお野菜いっぱい。 -
ピーナッツと味噌。
↑
大豆の粒が入っています。
ないときは普通のお味噌でも
代用できます。 -
鶏肉、豚肉、エビ。
鳥皮がついてるぅ〜
ちょっぴり苦手。
鶏肉は下味をつけて蒸します。
エビと豚肉はゆでます。 -
トマト、パイナップル、ジャガイモ、タマネギ、
紫タマネギ、トウガラシ、ニンニクを切ります。
次にこれらを炒めます。
炒めた後、味噌と一緒に
ミキサーにかけます。
そうするとおいしいタレの出来上がり! -
春巻きの皮は
はけで水をぬります。
レタス、香草、ビーフン、豚肉、
エビ、ニラなどの具を
上手に並べて
くるくるって巻きます。 -
具を上手に並べると
エビと野菜の綺麗な色が
表に見えておいしそうです。
パパイヤジュースは、パパイヤの種を取って
氷とコンデンスミルク、蜂蜜、パパイヤ、
ライムを搾って、ミキサーに入れ、
ガラガラするとできます。 -
ライムとペッパーソルトを添えて
鶏おこわを盛り付けてできあがり。
すごくおいしそう!
-
お料理教室の先生と。
ティエン ティエン → 35US$払い
**** ****
お料理の先生は日本語が話せませんが、
通訳の日本人の方がついて下さるので、
なんの問題もなくできました。 -
食事の後はお散歩がてら
もう一着のアオザイを作るためのお店探し。
いろんな所に
オーダーメイドのお店があります。 -
私達が選んだのが、このお店。
「HANH's」
Add:59 Le Loi,Ben Nghe Ward,Dist1
Tel:+84 908193066
Web:www.hanhcouture.com
E-mail:khanhvien95@yahoo.com
ホテルの近くにあって、デザイナーもほぼ常駐。
片言の日本語を話す店員さん(男)もいます。
でも、
ここで注文した結果・・・
*女子旅③アオザイでアオザめるへ続く
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この旅行記へのコメント (2)
-
- zzr-cさん 2012/05/26 13:39:23
- 戦争
- Leeさま 日本時間でこんにちは!
こんなに狭い所に隠れたりしていたんですか?
小柄とはいえ、ここに入っているのは苦痛だったと思います^^;
落とし穴とか穴倉での生活とかとても大変な思いをしながら
戦っていたんですね。
拷問の方法とか、写真に写っているのは恐ろしいです。
それに比べて料理教室はなんて落ち着くのでしょう^_^
鳥の皮も何とも思いませんよ(笑)
じぃ〜
- Leeさん からの返信 2012/06/02 06:55:44
- RE: 戦争
- じぃさま、おはよ。
クチの地下トンネルは本当にすごかったです。
攻撃に怯えながらの暗い地下での生活・・・私だったら耐えられないです。
クチの人たちの知恵と根性に ただただ驚くばかりでした。
「戦争証跡博物館」もかなり衝撃的でした。
目をそむけたくなるような事実・・・
二度と繰り返していけないと痛感しました。
Lee
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