2011/09/29 - 2011/09/29
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ソフィさん
2011年9月29日(木)
ジュリエッタの家を訪ねた後、カッペッロ通りを元来た方向に右に戻ればエルベ広場、その奥にシニョーリ広場がある。
エルベ広場には、野菜や果物の市がたっており、魅力たっぷり。
だが午前中観光バスで、一度通り抜けている。
そのときに比べれば、グンと人通りが多くなって、混み合っている。
明日以降も元気で旅を続けるには、腹八分のこの辺で我慢しよう。
広場の中央にある、「マドンナの泉」(1368年建造)、ヴェネチア支配下に造られた「翼のあるライオン像」を乗せた石柱(1523年建造)、さらに神話伝説の壁画のある商館「カーザ・マッツァンティ」など・・・。
シニョーリ広場には、市の政庁だった12世紀の「パッラッツォ・デル・コムーネ」、エレベーターで登り全市街を展望できる高さ83.6メートルの「トッレ・デイ・ランベルティ」、ダンテの滞在を記念した「ダンテ像」等々・・・。
垂涎の対象に、多々後ろ髪を引かれながら・・・。
私の旅は、若いころから、すべてを見尽くさない癖がある。
余韻を残す方が、その旅の印象をより強く残すことになる可能性がある。
好奇心が大きいほど、旅に求めるものは限りがなく深い。
それを完全に満たすことは、先ず持って無理だろう。
ジュリエッタの家を出た私は、駅に行くバス停を目指し、エルベ広場を背にして、カッペッロ通りを左に歩く。
13世紀から14世紀にかけてヴェローナの最盛期があり、並行して都市貴族間の内部抗争も激しかったようだ。
「ロメオとジュリエット」の背景も、そのような内部抗争である。
今歩いている辺りは、当時人口数万の町の中心部であり、最盛期にはどんな様子だったのだろう。
15世紀になると、ヴェネチアの支配下にはいる。
その後ほぼ100年間、大航海時代まで、オスマントルコやペストと戦いながらも、ヴェネチアは栄えたのだ。
通りの東端辺りに、ローマ時代の痕跡が遺されている。
関連の写真を、「ソフィさんの旅行ブログ」http://4travel.jp/traveler/katase/に掲載しております。
文章だけならば、「片瀬貴文の記録」http://blog.alc.co.jp/d/2001114の活字が大きく、読み易いと思います。
掲載順に検索もできます。
どうぞお訪ね下さい。
(2012年3月22日 片瀬貴文)
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