ヴェローナ【1６】若者たちがジュリエットの愛を目指して・・・（イタリアを夢見て【Ｆ１６】）

2011/09/29 - 2011/09/29

２０１１年９月２９日（木）


ジュリエット（イタリア語ではジュリエッタ）の家は、カッペッロ通りに面しており、アーチをくぐって中庭に入れば、ロミオとジュリエットが愛を語り合ったとされる、ベランダがある。

その前に、等身より少し大きいジュリエットの銅像が立っており、乳房と銅像の横に立つ人の顔が、同じくらいの高さになっている。


この銅像の乳房に触れれば、触れた人の愛情が増幅すると考えられているのだろう。

乳房は錆が落ちて輝いているだけでなく、擦り減った後に修理し直した形跡さえ残されている。


入口の壁に残された落書の累積の凄さと共に、銅像の乳房の修理あとは、人間が、愛の深さと持続を求め続けてきた歴史を物語っている。

入口のアーチに隣り合って、記念品を売る土産店がある。


この店の売り物は、赤いハート型の布切れの飾りだ。

愛人の名前を○○と告げれば「I LOVE ○○」と、刺繍してくれる。

私も日本で留守番の妻に土産と注文したら、６ユーロだった。


関連の写真を、「ソフィさんの旅行ブログ」http://4travel.jp/traveler/katase/に掲載しております。

文章だけならば、「片瀬貴文の記録」http://blog.alc.co.jp/d/2001114の活字が大きく、読み易いと思います。

掲載順に検索もできます。

どうぞお訪ね下さい。


（２０１２年３月１８日　片瀬貴文）

エリア ベローナ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

愛を求めて世界から集まる若者たちが
長年踏んで丸く摩耗した
ジュリエッタの家の敷石

ジュリエットの家と
ジュリエットが愛をささやいた
ベランダ

ジュリエットの銅像は
愛を求める人たちに撫でられ
すっかりすり減っている

ジュリエットのベランダと
銅像

ジュリエットのベランダ辺りから
中庭を眺める

ジュリエットの銅像を撫でる
真剣な面持ち

ジュリエットの住んでいた
界隈風景

ジュリエットの住んでいた
付近の一郭

ジュリエットの家付近から
アーディジェ川対岸を見る
今朝ヴェロナの街を展望した丘の辺り