2012年02月イタリア(17) ピサ５

2012/02/07 - 2012/02/07

ピサの観光を終えフィレンツェに戻ります。

エリア ピサ(イタリア)

前の旅行記から続きます。

そろそろ帰ることにします。もう一度斜塔を眺めておきます。この位置では、たくさんの人たちが斜塔を手で支えるポーズで写真を撮っています。

斜塔の上の部分も眺めておきます。屋上とその下の階に観光客の姿が見えます。斜塔に上ったときのことは前の旅行記で書きました。

来るときは南側から歩いてきたわけですが、帰りはバスで帰ろうと思います。南側にバス停らしいところはありませんでしたから、きっと西の方向にあるはずです。

しばらく歩いて洗礼堂を過ぎた辺りで右を向きます。この広場は城壁で囲まれています。

正面の城壁のところまで来ました。

洗礼堂を振り返ります。洗礼堂の旅行記のところで書かなかったのですが、向こうの正面から見た屋根は大理石の化粧板があって白いのですが、こちらからだと素焼きの瓦になっていてレンガ色です。

傍らにドゥオーモ広場の案内図がありました。この案内図を見ているときに声をかけられたので振り返ると添乗員さんでした。添乗員さんはオプショナルの希望者を引き連れてバスでいらっしゃっていました。一匹羊（？）のわたしは、また一人気ままに電車で帰ります。

城門を出て振り返ると、こんな感じです。

目の前の道路で右を向きます。中央駅からバスで来た場合は右側の建物のところでバスを降ります。帰るときはこの写真の位置の左手の、道路を渡ったところがバス停です。

バス停はこんな感じで

時刻表もあります。幼稚な人たち（？）が落書きをしています。わたしは状況判断が苦手なので、念のためバス停にいる人にQuesta fermata e per la stazione?(アクセント記号省略、以下同様)と尋ねるとSiという答えで、駅方面ということが分かり安心しました。次にQuanto costa?と尋ねると１ユーロと答えかけて訂正し、運転手からだと1.5ユーロということでした。ガイドブックにもちゃんと書かれていました。

１６時２８分、バスがやってきました。運転手さんにVa a la stazione?と尋ねると、どのバスも駅に行くよというようなことを言われました。

運転手さんから切符を買います。

この黄色い機械に通して刻印します。

中はこんな感じです。

日本と同じように押しボタンがあります。バスは歩きと違って、少し遠回りします。アルノ川まで南下した後、橋を渡らずに左折して川沿いに走った後右折して橋を渡り、また右折してしばらく戻るような形で川沿いに走った後、また左折して南下し駅まで行きます。

１６時４０分、ピサ中央駅まで戻りました。

行きはちょっと失敗してしまったので、帰りはちゃんと解説したいと思います。「Partenze(Departures)」と書かれた方の電光掲示板を見るのがポイントです。左から電車番号(treno)、行き先(destinazione)、発車時刻(orario)が並んでいます。フィレンツェ中央駅(FIRENZE SMN)まで戻りたいので上から３番目に16:54発の電車(REG23388)がのっていますね。

発車時刻(orario)の横は遅れ(ritardo)、インフォメーション(informazioni)、番線(binario)と続きます。今回の場合は遅れがなくて、１番線に行けばいいんですね。インフォメーション欄にEMPOLI、SIGNA、FIRENZE RIFとありますが、これは途中の停車駅です。

１番線のホームに行きます。

イタリア鉄道のホームページでも検索しておきます。回線の混雑はなくスムーズにつながりました。一番下に出ている電車がそうですね。でも、こういうものにばかり頼りすぎると、行きのフィレンツェ中央駅のように失敗します。電光掲示板を見て乗ればいいのです。

プラットホームはこんな感じです。

切符に刻印をしておきます。

電車が来ました。乗ります。

中はこんな感じで

上の方には路線図も掲げてありました。先ほどのインフォメーションにあったように、３ヶ所ほど途中の駅に停車して、

１８時１０分頃、フィレンツェ中央駅（ＳＭＮ）に到着しました。鉄道は、後日ローマのフリーの日に日帰りでナポリ・ポンペイに行くときにも利用しました。後ほど別の旅行記で。

外はもう真っ暗です。フィレンツェの町をまた少し散策します。次の旅行記に続きます。なお、旅行記の検索はこちら。
http://mas98765.yokinihakarae.com/index.html