個人旅行で中部・南イタリアを周遊。<br />来訪地は、ローマ、マテーラ、アマルフィ、ポジターノ、<br />カプリ島、ソレント、タオルミーナ、<br />パレルモ、ナポリ、プローチダ島。<br />すばらしい魅力のある地域だが、いざ日本で現地の情報を調べようとすると、<br />特に南イタリアに関しては、まだまだ十分ではないのが現状。<br />少しでも参考になるように、記憶を呼び覚まさなければ。<br /><br />出発日～１日目はローマ市内を観光。<br />南イタリアが旅の中心地であるため、<br />ローマはあくまでオマケという位置付け。

南イタリア周遊（ローマ、マテーラ、アマルフィ、ポジターノ、タオルミーナ、パレルモ）～１日目

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2011/07/16 - 2011/08/02

3666位(同エリア6773件中)

#グルメ

Gunnersさん

個人旅行で中部・南イタリアを周遊。
来訪地は、ローマ、マテーラ、アマルフィ、ポジターノ、
カプリ島、ソレント、タオルミーナ、
パレルモ、ナポリ、プローチダ島。
すばらしい魅力のある地域だが、いざ日本で現地の情報を調べようとすると、
特に南イタリアに関しては、まだまだ十分ではないのが現状。
少しでも参考になるように、記憶を呼び覚まさなければ。

出発日～１日目はローマ市内を観光。
南イタリアが旅の中心地であるため、
ローマはあくまでオマケという位置付け。

エリア

ローマ(イタリア)

旅行の満足度: 5.0

同行者: カップル・夫婦

一人あたり費用: 30万円 - 50万円

旅行の手配内容: 個別手配

フライトはブリティッシュエアウェイズのキャンペーン航空券を利用。
往路：成田→ヒースロー→ローマ
復路：ナポリ→ガトウィック（ロンドン内で空港移動）→ヒースロー→成田
第三種のレックスロード社手配で１名往復９万円台。
価格だけを考えればもっと安いものはあるだろうが、
航空会社とフライトスケジュール確定、マイレージ加算ありを踏まえれば、
まあ納得というところ。
ヒースローで乗り継ぎ。
そういやスペイン行った時も来たな、とどこか見覚えある景色が懐かしい。
ローマのフィウミチーノ空港から市内への移動は、タクシーやバスよりも電車利用がベター。
終電も近いので電車マークを探しながら急ぐ。
テルミニ駅へ向かうレオナルドエクスプレス。
この切符を買う券売機で早くもトラブル発生。クレジットカードを認識してくれず、他にも困っている外国人ツーリストがちらほら。現金が使える窓口はとっくに閉まっているため、別の場所にある券売機へダッシュしてことなきを得る。
結果を言えば、夜遅くて検札がなかったから、切符を買わずに乗っても
余裕で無賃乗車できてしまうのがなんともイタリアらしい。
乗車前に切符に刻印する機械。
ないのが見つかると、罰金１００ユーロ。
夜でガラガラの電車内。
プラットホーム。
ホテル「La Habana B&B」の外観。
写真は翌朝のもので、到着は夜12時ごろ。寝るだけのホテルということを不踏まえて、駅近と低価格、無線ＬＡＮ無料を基準にチョイス。

結果、B&Bとしては良かったが、いかんせん、初めて訪れる街で夜中だと、駅からホテルまでの道がわかりにくい…。徒歩２分に魅かれたものの、日本みたいにＡ３出口からとわかりやすく表示されているわけではないので、地図があっても、まずもって現在地の把握が相当に困難。雑居ビルを改修したホテルであろうことは想定していたが、当然、目立つサインは皆無。なんとか通り名から探し当てられたからよかったが…、出だしからちょっと夜を甘く見てたなと反省した。

インターホンでホテル名が書かれた部屋番号を押して予約名を告げると、
オーナーが鍵を開けるというシステム。
そこそこ広く、天井高があるから開放感あり。
窓際に強引に設置されているエアコンがなかなか面白かった。

無線ＬＡＮはしっかり使えた。シャワーブース的なものが一応あるバスルームはかなり使いにくい。が、ローマで75ユーロ。文句は言えない。

La Habana B&B
Phone: +390697616763
Fax : +390697656212
Email: info@lahabana-bb.com
気持ちばかりのブレックファスト。

ちなみに、オーナーのいかついイタリア人！？の
奥さんなのか、パートナーなのか、
日本人の方がいて、いろいろと雑談できた。
アパートメントホテル３室を運営しながら、同じ階で暮らしているとのこと。
この年季の入ったエレベータ（ドアは手動）で客室階まであがる。
朝のテルミニ駅構内。
地下鉄乗り場。
目的地はバチカン。
地下鉄乗り場まではそこそこ歩かされる。
一般的にはローマ観光ってメインイベントのひとつになるんだろうが、相方がローマ、北イタリアを訪問済みのため、南イタリアを旅の中心地として組み立てた当方にとってのローマは前菜前のアミューズ程度の位置づけ。

とりあえず、バチカンくらいは行っとこうかというノリ。
ほぼなんの下調べもせず、ホテルにあったマップを頼りにバチカンへ。
トイレ利用がてら、ピスターシュとレモンのジェラート。
バチカン入国。広い。空青い。
普通は、バチカン観光と言うと、美術館とシスティーナ礼拝堂、そしてこのサン・ピエトロ大聖堂をまわるのが定番っぽい。
しかし、花より団子タイプのわれわれは、レストランの定休日は調べても、美術館の定休日は調べない。どうやら日曜は最終日曜以外お休みのよう。

「最後の審判」をみごとにスルー。
ただ、じゃあ日曜は観光客が少ないかと言うと、そうでもなかった。
サン・ピエトロ大聖堂入館まで45分以上の行列。しかもすこぶる天気がいい。帽子と水は必須。
大聖堂内。
このときは、まだ最後の審判があるけど見れないということに気づいてさえいない。
レストランだけはしっかり調べていた。
今回旅行計画を練るにあたっていろいろ参考にしたサイト「アーモイタリア」おすすめの店。
http://www.amoitalia.com/roma/restaurant_calabascio.html

「Ristorante Pizzeria Calabascio（リストランテ・カラバーショ）」

ところが、結論を言うと、あまりピンと来ないというか、
まずくはないが、普通。今回の旅行の中ではだんとつ最下位。

あらためて、これを書いている今、アーモのサイトを見ると、
９月に旅行した方で同じような感想の人も、そうではない人もいた模様で、もしかしたらシェフが変わるなどあったのかもとのこと。
ただ、よくよく考えたら日曜の昼から営業しているというだけでもありがたいし、ローマにはなかなか当たりのレストランは少ないらしい。
サーモンマリネ。
見た目はおいしそうだが、サーモンがじゃっかん脂っぽいというか、
好みではなかった。
インボルティーニ。こちらは良くも悪くも普通。
さすがイタリア。パスタはさすがに美味。

海老とルッコラのタリオリーニ、ムール貝とあさりのラビオリの両方とも合格点。
食後は少し歩いてサンタンジェロ城へ。
とりあえず、高い見晴らしのいい所への精神。
パノラマ撮影に挑戦。
さっきまでいたバチカンが見える。
ナヴォナ広場で一休み。
ローマ市内のいわゆる観光名所は１ヵ所にまとまっているわけではないので、本来であれば効率的に周るルートを考えておいた方がいい。
徒歩でまわれなくもないが、夏場はきついかもしれない。

バチカン→サンタンジェロ城が徒歩10〜15分、
サンタンジェロ→ナヴォナが同10分前後、
ナヴォナ→パンテオンが同５〜10分
パンテオン→トレビの泉が５〜10分、
トレビの泉→スペイン広場が同10前後という感じか。
（すべて漠然とした記憶の中で）
パンテオン。
パンテオン内部。
トレビの泉はまあ人が多いこと。
スペイン広場にて暇つぶし。そこそこショップもある。
ローマ唯一のディナーは、
トリップアドバイザーでいくつかあたりをつけていた中から第六感で選択。

これが大当たり。
リーズナブルではないが、クオリティ高し。
イタリアのレストラン巡りは基本予約なしで飛び込み入店に賭けた。
コベルトのパンから美味しい。
これは期待が高まる。
ロブスターのボイルと魚のマリネシトラス風味。
ローマ名物、アマトリチャーナ。これ絶品。
お腹の都合により、カルボナーラは断念…
ツナのロースト、ピスタチオの衣をまとって（みたいなメニュー名）
Slices of grilled Tuna with Pistachios, Topinambur purè and Roll of Cabbage
フォンダンショコラ。
２人で約80ユーロ。

Ristorante Crispi 19
http://www.ristorantecrispi19.com/menu.php?lang=en
地下鉄駅までの散歩がてら、夜のスペイン広場に立ち寄り。

Spagna駅からメトロに乗ろうと思ったら、行けども行けどもホームが見つからない…
わけがわからず戸惑っていると、同じような境遇のフランス人家族が。

「メトロはどうなってるんだ！？　運行終了か！？
　これはバスを使うしかないか」
という結論になって、一緒に一路バス亭へ向かうことに。

日曜だったからなのか、結局理由はわからなかったが、
来たバスに乗ってテルミニに到着。
「笑える結論になったトラブルはいい思い出」というのが自論だ。
夜のテルミニ駅。

ホテルに戻って荷物をピックアップし、再度駅へ。
時間を有効活用したいという狙いで、
ローマ→マテーラの移動は寝台列車を利用。

便利な時代になったものでトレニイタリアのサイトから簡単に予約できる。
参考になったのはこのサイト。
http://tsu-chan.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_34ab.html

from roma to bari （bari centrale）で検索。

タイムテーブルさえ変わっていなければ、
ローマを23:58発、バーリに06:35着くらいのＩＣＮ（inter city notte）が出てくるはず。後はお好きな席を予約するだけ。
テルミニ駅の夜は治安が…という話もあったが、
７月の観光シーズンだからか、たくさん人はいるし、
危険な雰囲気はまったくなかった。

電光掲示板付近で適当に時間をつぶし、電車を待つ。
（たいてい、遅れてくる）
日本で予約後に送られてくるバーコード、ＱＲコード付きのＰＤＦを印刷しておき、
それを車掌的な人に見せれば乗車ＯＫ。

車内はこんな感じ。通路は狭い。
当方は１室２名利用・２等クラス（ローマとバーリ間の個室はたぶんこれより上のクラスはない）。
なのに、なんで予約のシートナンバーが41と45なんだと引っかかっていたが、こういう配列だからと判明。
寝台内部。スーツケースはベッドの上に置かないと広げられない。
カップ入り水やおてふき、しょぼい歯ブラシなどが一通り揃ったアメニティはサービスで付いている。

このクラスではシャワールームはなし。
かろうじて飲み水ではない水が出る簡易洗い場あり。
エアコンもしょぼいのがある。
アメニティはこんな感じに。

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