EE6 【ウクライナ】 - ブコヴィナ・チェルニウツィー

2012/01/01 - 2012/01/20

ウクライナ側のブコヴィナにも足を延ばしてみます。
建物名から旧（Former）を省いています。ご了承ください。

エリア その他の都市(ウクライナ)

スチャヴァ13時発のミニバスです。（25レイ = 583円）
プトナに行った時と同じ道を、途中まで走ります。

シレト（Siret）で二人乗ってきました。

ドライバーさんにパスポートを渡すだけで、出国手続きはすぐ終りました。

ウクライナ側に入り、入国手続きを待つ間、皆車内でおしゃべりしています。
・・・と思ったら、自分だけオフィスに呼ばれました。

さて威圧的な尋問タイムの始まりです。「入国目的は？」「友人知人はいるか？」「訪問都市は？」「チェルニフツィにはなにもないぞ。」「なぜモルドヴァに行った？」「日本のお札を見せてみろ。絵柄に興味がある。」などなど・・・

傍らにいる女性係官は、全員のパスポート情報をキリル文字に変換しながらチンタラ手入力しています。なぜ入国にこんなに時間がかかるのか、よくわかりました。

他の乗客に迷惑をかけることなく、何とか入国を許可され、バスは出発しました。あと35kmです。

国境からすぐの村で、突然バスが停まりました。

皆空のペットボトルを持って、この家の中へ。
アルコール度数96度の酒を詰めてもらうそうです。

市街地が見えてきました。

出発から2時間で、チェルニフツィのバスターミナル到着です。

バスで一緒だったおじさんが、フースト行きの時刻を調べてくれ、チケットを買うことができました。
ロシア語の教師をしていた人で、仏語は学校で、英語は独学で学んだそうです。
息子さんはカナダでコンピューター関係の仕事をしているといってました。

タクシーでホテルへ。英語の話せるドライバーさんで、息子さんはデトロイトに住んでいるそうです。

5ユーロ渡したら、3ユーロ分お釣りをくれました。
西欧なら2ユーロじゃバスにも乗れないです。

ホテルのレセプション。
担当者の当たりはずれが大きいかも。

物価の安さに気をよくして、夕食はホテルで。いろいろ頼んで1000円くらいでした。このホテル朝食も豪華です。

Hotel Bukovyna
http://bukovyna-hotel.com/?l=2

ソ連っぽい、巨大ホテルです。（296グリブナ = 2883円）

翌朝は、あいにくの雨。
ホテルでもらった地図を頼りに、中心部へ行ってみます。

ホテル前の公園もデカいです。

Cathedral of the Holy Spirit

この仙人のような方が、メトロポリタンさんだそうです。
お住まいが、昨年世界遺産になりました。

Polish National House

German National House

この通りなんかいいです。

Armenian Catholic Church

大学と同じ建築家の作品だそうです。

Armenian Catholic Church

前に停まっているバスの方が趣あったりして。

St. Nicolas Cathedral

塔がねじれてます。

St. Nicolas Church

裏手にまわると

St. Nicolas Church

同名の木造教会も。

Greek Catholic Church

市役所。

Art Museum

外観も凝ってます。

Taras Shevchenko

この国の警察は評判悪いので、こういう車を見つけたらすぐ逃げます。

郵便局。

Philharmonic Hall (Musical Society Hall)

Hotel Bristol

Cinema

ユダヤ関連のところは、たいてい英語の解説もあります。

寒い中、路上販売に立つおばさん四枚。

National University

大学に着きました。

Residence of Bukovinian and Dalmatian Metropolitans

久々に感動的な世界遺産です。ただデカすぎて、写真に写りきらないのが残念。

Josef Hlavka（ハプスブルク時代のチェコ人）の建築だそうです。

Residence of Bukovinian and Dalmatian Metropolitans

「ブコヴィナ・ダルマチア府主教の邸宅」（4Travel訳）
http://4travel.jp/sekaiisan/residence_of_bukovinian_and_dalmatian_metropolitans/

遠く離れた、ブコビナとダルマチアを兼轄するとは・・・

Residence of Bukovinian and Dalmatian Metropolitans

「ブコヴィナとダルマティアの大都市の住宅」（NHK訳）じゃ、URみたいでメトロポリタンさんかわいそうw
http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/library/area_list_europe.html

Residence of Bukovinian and Dalmatian Metropolitans

ユネスコのお墨付。

大学前公園のスタンドでパンを買う学生。

大学からの帰り道。

この建物もインパクトあります。

Theatre of Music and Drama

Olha Kobylianskaの銅像も。

History and Culture Museum of Bukowynian Jews

Bukovynian Chamber of Commerce and Crafts

Palace of Justice

劇場横の寿司屋に入ってみます。

ウェイトレスが少し英語のわかるコでよかった。

内装は、チャイニーズ・テイストたっぷり。

酢飯がちょっと硬かったけど、辺境の地で寿司が食べられたことに感謝。

また歩いてホテルまで帰ります。

ホテル近くのスーパーに寄ります。