EE4 【ルーマニア】 - マラムレシュ・動物市・陽気な墓

2012/01/01 - 2012/01/20

峠を越えてマラムレシュへ。

エリア シィゲトゥ・マルマツィエイ(ルーマニア)

長距離移動に備えてガソリン補給。
セルフのGSに入ったら、言葉が通じずあえなく撃沈。

近くの有人ステーションで入れてもらいました。
皆セルフに流れるのか、こっちは閑散としてます。

ヴァマ（Vama）

昨日は右のモルドヴィツァから来たので、今日はまっすぐ行きます。

クンプルング・モルドベネスク（Campulung Moldovenesc）

こんな長い町名になったのは、サプンツァの隣町と同じ名前だからでしょうか。

長い登坂車線がありました。

メステカニシュ（Mestecanis）峠で、ヒッチ車から降りてきた修道女さん。

すぐ野犬に囲まれます。

ここで右折し、17号線から18号線に入ると

道が途端に悪くなりました。

チオカネシュティ（Ciocanesti）という村を通ります。

かわいい家が並んでいます。

バス停？井戸？

ボトシュ（Botos）の修道院。

クルリババ（Carlibaba）

スチャヴァ県最後の村です。

立派な教会があります。

あれ？まだ人の姿が。

サトゥ・マーレ発ヤシ行きのミニバスとすれ違います。

マラムレシュ県に入りました。

さらに道は険しくなります。

プリスロップ（Prislop）峠にあったのは修道院。

誰か住んでるんでしょうか？

ボルシャ（Borsa）の街が見えてきました。
このあたりはツーリスト・コンプレックスというリゾートになっています。

峠を越えたら、教会のデザインも変わりました。

シゲトゥ・マルマツィエイまで行く予定でしたが、睡眠不足のため、今日はここボルシャに泊まることにしました。

町の中心までまだ10キロ以上あります。

スーパー、銀行、バス乗り場など一通り揃っている便利な町でした。

ジプシーの子が笑いながら「メルシー！」といって手を出してきました。

懐かしい電話。

レストランで食事をしてホテルへ。

ホテル・ヴィクトリア
http://hotelvictoria.in-romania.ro/

Wi-Fiも使えるきれいなホテルでした。（100レイ = 2356円）

翌朝、車の雪下ろしをしていると、ホテルのオーナーに話しかけられました。

「津波大変だったね」っていうことから、原発事故の話になって、喉の手術跡を指差しながら「男では珍しい甲状腺癌になったのは、チェルノブイリの影響だと思ってる」と。

ウクライナ国境近くのこの町で生まれ育ったというこの青年実業家の言葉は今の自分には重く響きました。

まず中心街の朝市に行ってみます。

朝一に行ったため、まだ袋から出して並べている最中でした。

ジプシーの商人もいます。

赤黒ボーダーのザディエの値段をこのおばあちゃんにきいてみました。

大中小のサイズがあって、それぞれ100・70・50レイだそうです。

こちらは食品売場。

次に、ホテルのオーナーさんにおしえてもらった動物市場へ。

ボグダン・ヴォーダの月曜市が有名ですが、ここボルシャでは毎週水曜日に開催されるそうです。

入口付近では、野菜果物穀類などを売ってます。

降ろす前からブタの品定め。

豚の取扱いが圧倒的に多く、ドラック10台以上はあったかと。

商談中。

こっちでも。

しっぽをつかまれ、のびきってます。

目がドナドナ・・・

牛の扱いは少ないです。

ヤギはこれ一匹。

馬も一頭だけ。

馬具ですかね。

屋台もでてます。

次に向かうのは、ヴィシェウ・デ・スス（Viseu de Sus）という町。

町はまあまあ大きい。

モカニツァ森林鉄道
http://www.cffviseu.ro/en/index.html

サイトに時刻表載ってるので、冬以外に訪れる方は是非。

中に入って写真撮ってきていいよって、昔ながらの鉄道員さんの優しさが嬉しい。

こっちは夏用のオープン車両で

こちらが冬用。狭軌なので車両もかわいいサイズ。

見る人が見ればわかるんでしょうが・・・

シゲット・マルマツィエィ（Sighetu Marmatiei）は思ったよりも大きな町でした。

サプンツァ（Sapanta）到着。
お土産屋さんの前に、観光客の車が結構とまってます。

陽気な墓（Cimitirul Vesel）の入口です。

こんな林の中をぬけていくと

修道院があります。

国内随一の高さを誇る木造教会。

かわいい階段。

空も飛べるはず。