2012/02/27 - 2012/03/04
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Tomoko@イタろじさん
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マカオに4泊、香港に2泊。
今回も母親と2人の個人旅行です。
香港は3回目、マカオは初めて訪れました。
この旅行記は、マカオ3日目の出来事です。
行ったのは、「大龍鳳茶楼」、康公廟、盧廉若公園、オランダ通り、仁慈堂婆仔屋、大砲台、大堂、「恒友」、盧家屋敷、コタイ地区のハードロック・マカオ、ドラゴントレジャー、フードコート、カジノです。
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1~2日目午前の旅行記
http://4travel.jp/traveler/andiamo_a_piedi/album/10647304/
2日目午後
http://4travel.jp/traveler/andiamo_a_piedi/album/10650995/
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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マカオの旅の3日目、今夜からガラッと雰囲気の違うコタイ地区に泊まります。
移動は午後の予定。朝食前にソフィテルをチェックアウトして、フロントに荷物を預かって貰い、今日もそのまま観光に出発します。
この写真はソフィテルの車寄せです。 -
空港からのシャトルバスかな。
この後、続々と中国人が降りてきました。
マカオでは、空港・フェリーターミナル・關閘(北側の陸続きの国境)から、あちこちのカジノホテルへのシャトルバスが走っています。
散策していると、ホテルの名前の書いたバスを見かけます。 -
マカオでは、毎日ドンヨリしていて遠くが見渡せないので、「もしも晴れ間があったら、マカオタワーに行こう」と思いながら、この日もダメでした。
さて、写真はホテルの前から見た、新馬路へのT字路です。
この建物の間が新馬路です。バスも通るのに狭い道です。 -
ホテルから新馬路に入り、程なく左折します。
この「康公廟前地」という看板が目印です。 -
ここは、「十月初五日街」と言います。
今は、ソフィテルの裏側まで埋め立てが進みましたが、かつては、この通りが西の海岸線だったので弧を描いた長い形状になっています。
1910年10月15日にポルトガルが帝政から共和制に移行したのを記念して、この名前に変わりました。
新馬路が出来るまでは賑やかな通りだったということです。(〜「マカオ滞在旅行」「マカオ歴史散歩」より) -
今日は、この通りにある「大龍鳳茶楼」で飲茶の朝食です。
ホテルから歩いて5分くらいのお店です。 -
入り口に鶏の丸焼きがありました。
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お店は6時オープンで、私たちが行ったのは9時くらい。
この時間だからか、ご飯やお茶をしていたのは、ほとんどがシニア男性でした。 -
席に着いて「プーアール茶お願いします」と言ってみました。
テーブルにメニューが無かったので「どうやって注文するんだろ?」とキョロキョロしていると、程なく、店員さんが来て、お茶と日本語も載っているメニューを置いて行きました。
見ると、取り皿のほかに、小さなボウルもあります。
「おお、このお店は洗杯するんだぁ(☆。☆)」...と感心したのに私は写真を撮っていなかったです(T。T)
「洗杯」、これは食事の前に小さなボウルにお茶(お湯の場合もあり)を入れて、テーブルの上で自分の食器を洗うことです。
とは言え、今は食器を洗って出していると思われ、器の温めや、「さあ、飯食うぞ」という動作なのでしょうか?
実際、出てきた食器は綺麗に洗ってあるようで、私たちは注文に夢中だったので、料理が来た時にはすっかり忘れて、そのまま食べました(笑) -
この紙に注文数を「正」の字で書きます。
黒い手書きの文字、少し値上げしたのね(笑) -
チャーシュー饅(「蜜汁叉焼包」)を頼みました。
私も母も「一度は食べてみたいけど、これだけでお腹が膨れそう」と躊躇していたメニューです。
今回の旅はまだ飲茶するチャンスがありそうなので初めてトライしました。 -
日本の安い肉まんしか食べたことのない私は、あの独特の匂い(いや、あれが旨み?)が気になり、どうも好きになれないのです。
それに比べると、ここのは甘めの味噌味、いや、蜜味(?)で匂いを感じませんでした。
日本の肉まんより少し小ぶりです。おかずと一緒に食べるというより、おやつのような感じかな。
ホカホカのがすぐ出てきて、柔らかい生地が美味しかったです。 -
これもすぐに出てきた中華ちまきです。
「龍鳳米大…(この先は文字化けして出ません、メニュー写真に載せてます)」というらしいです。
これは掌サイズでボリュームがありました。 -
日本だと、おこわ全体に味がついていて、具も混じっているけど、これは具材を挟んで蒸しています。
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中には骨無しの鶏肉や椎茸などが入っていました。ちょうど良い塩加減で美味しかったです。
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初挑戦の「大根餅(香煎蘿蔔…この先も文字化け、メニュー写真に載せています)」です。
私は「表面に大根のシャキシャキが残っているかな?」と想像していたけど違いました。
言われてみれば、「香りが少々大根テイスト」なだけで、全体的には澱粉のモチモチ感に支配された味でした。ホクホク感が少ない芋餅みたい。
中に乾燥エビや中華ハムを混ぜ込んでいるので、食べていくと、ほのかに甘いような、それでいて塩味も感じる面白い味です。
美味しいけど、澱粉が邪魔で惜しいな。
これは、他のお店でも食べてみなくちゃ。 -
定番のエビ餃子「龍鳳鮮蝦餃」。
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私が頼んだ中ではこれが一番高い料理、でも4つ入って17MOP(200円弱)
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野菜不足なので、野菜たっぷりの「潮洲蒸粉果」も注文。あっさりしています。
プーアール茶を入れて2人で90MOPでした。
ちまきが少ーし残っちゃったけど、ほぼ完食。
ううー、1人500円とは思えない味と量、そして食欲です。 -
さて、私たちが食後にお茶を飲んでいると、お隣のテーブルに60歳くらいの男性が1人で座りました。
そうして始まったのが洗杯の実演ですっ!
やったー(☆。☆)/”””
オジ様は、カチャカチャと実に素晴らしい手さばきで、お茶を使い、でも何故か手は濡らさずに、取り皿からお箸まで次々と洗うのです。
それはもう、まるで職人のような仕草で、私も母も横目でガン見&見とれていました。
これだけの妙技、できれば写真を撮りたかったけど、せっかくのムードを壊しそうなので止めました。
このお店一番の収穫は、この「生・洗杯」を目撃できたことでした。ありがとう、オジ様☆☆☆ -
朝食の後は、すぐ近くの「康公廟」を見学しました。
ここは世界遺産ではありませんが、道教の古刹です。
かつては、この前の広場が露天の賭博場になっており、マカオのカジノのルーツとも言える場所だそうです。(〜「マカオ歴史散歩」より) -
マカオに漂着した康真君を奉った廟です。
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朝のお参りには遅いのか、人影は無かったけど、渦巻き線香が静かに燃えていました。
お供えの花や果物もたくさんありました。 -
見上げると、凝った装飾です。
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煌びやかというより、毒々しい感じの色使いが目立つ寺院で、私はあまり好みじゃなかったです
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今年の2月、土曜朝のTV番組「朝だ!、生です旅サラダ」マカオ編に出てきた牛乳プリンのお店「李禧記」も、「十月初五日街」にあります。
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マカオでバスに乗ってみたくて、新馬路のバス停に来ました。
ここは色んな方面に行くバスの路線があって、常にバス停の前に人が立っています。
バスは次々に来るのですが、手を挙げて乗る意志を伝えないと、素通りされる場合もあるようです。 -
これは、タイパ行きです。新馬路は、どんどんバスが到着します。
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私が乗ったのは、5番の「關閘」という路線です。
前乗りの後ろ降りで料金は先払いです。
「關閘」は、マカオの北側の陸続きの国境です。
5番の路線は、關閘と媽閣廟を結んでいて、1人2.8MOPでした。おつりは出ません。
車中のアナウンスが無いので、私は運転手さんに「盧廉若公園」というメモを見せて乗り込みました。 -
バスから見えた八角堂です。次は間近で見てみたいな。
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新馬路からバスに15分くらい揺られると、バスは地下道を抜けて、この通りに出ました。
私は地図を見ながらバスに乗っていたので、「そろそろ着くな」と思っていると、運転手さんが合図してくれました。
周りは高い建物が多くて、住宅街のような場所です。荷蘭園大馬路(オランダ通り)という名前です。 -
バス停の近くには、こんな洋館も見えて気になるけど、まずは最初の目的地に行きましょう。
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ここは、「盧廉若(ロウ・リム・イオック)公園」と言います。
世界遺産ではないけど、地元の地図では大きく出ています。この地区のランドマークなのかな?
隣接している澳門茶文化館は開いていませんでした。ここも楽しみだったのに残念。 -
セナド広場の近くに世界遺産の「盧家屋敷」という中国式邸宅がありますが、この公園もまた、その盧家ゆかりの場所です。
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グルリと門で囲まれている閉鎖的な公園だけど、無料で開放されています。
庭園は当時の半分くらいに縮小されており、邸宅は現在中学校になっているそうです。
園内には庭師が何人か居て、手入れの行き届いた公園でした。 -
1840年に、実業家だった盧華紹が入札でマカオの賭博場の独占権を得て、その息子の盧廉若(ロウ・リム・イオック)が更に発展させたのだそうです。(〜「マカオ歴史散歩」)
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太極拳をしているお爺さんが居ました。
「教えてあげますよ」オーラがビンビンでした(笑)
どうせなら、習ってみれば面白かったかなあ ?(^-^)
私は昔から不器用なので、見ている母に大笑いされるのがオチだけど。 -
愛らしい狛犬。欄干のあちこちにチョンと座っています。
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太極拳をしている人、休んでいる人。年配者が多かったです。
建物が密集しているマカオでは、ここは住民のオアシスなんだろうなあ。 -
この池には枯れた蓮がありました。花の時期は美しいんだろうな。
公園全体は、蘇州様式なんだそうです。 -
この建物は、盧家の応接間だった「春草堂」です。
この日は、野鳥の写真展をやっていました。
でもこの公園で見られる鳥に限っていないようで、丹頂の写真もありました。 -
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この東屋の奥に「九曲橋」があります。
「地球の歩き方」に出ていて気になった橋です。
「悪霊は真っ直ぐにしか歩けないという言い伝えがあるので、魔よけの意味でわざと曲げて作った」とか。 -
母には「こういう橋があるんだよ」と話だけしていたけど、母はもっと大きな橋をイメージしていたようです。
私も実際に見て「朽ちる一歩手前の橋みたい」と思ったな。・・・うーん(・へ・)
でもこれがピカピカに修復されていたらガッカリだろうし、我がままな観光客ですみません^^; -
この公園には、何かを象徴しているかのような、こんな洞窟やオブジェのように積み上げられたゴロゴロの岩が点在しています。
近くで見ると、白い石やモルタル状の物、大理石などをくっつけた形跡があるのですヨ。こういう時は、ガイドさんが居ると有難いなあ。 -
さて、1周したので帰りましょうか。
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中国式庭園のすぐ近くには荷蘭園大馬路(オランダ通り)があります。
ポルトガル支配が長かったマカオなのに、ここはオランダ通り。欧州の列強に翻弄されたマカオの歴史を垣間見られる通りの名前です。
やっぱりここからもグランド・リスボアが霞んでいます。 -
さっきとは急に景色が変わって、「どこでもドア」状態です。
曇天なので、ちょっと不気味な臙脂色に見えます^^; -
この界隈は、歴史的建造物として残しているだけでなく、衛生局とか、今も現役で使われている建物もあります。
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画面奥、木々の茂っている場所が、先ほどの盧廉若公園です。
この写真の右側は、歩行者天国の石畳の広場になっています。「塔石広場」と言い、墓地に使われた時期もあり、その後は競馬場になったそうです。今はガランとした広場です。
私の乗ったバスが通った地下道は、この塔石広場の下でした。 -
うーん。地図と経路を照らし合わせると、この道は「和龍街」かな(たぶん^^;)
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イチオシ
この年季を感じる石畳。ほっこりします。
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西墳馬路を取り囲むように立つ、聖ミカエル墓地です。
建物の両側に墓石が見え隠れしています。 -
ミカエル墓地の近くを左折して「馬忌士街」の緩やかな坂を下ります。
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半分くらいまで下り、振り返った景色です。
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アーティスティックなポスターのある坂(「痛堂斜巷」)を上ると・・・
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「仁慈堂婆仔屋」の入り口です。
かつては高齢の女性を受け入れる施設だったそうです。現在はレストランやショップがあるようです。 -
この近くで、高校生か大学生くらいの男性日本人の7人組に会いました。
引率の大人は居なかったけど、修学旅行か研修旅行かなあ?
彼らは全員が真新しい「地球の歩き方」を教科書みたいに1冊ずつ持っていて、「ここが仁慈堂!」と小走りに私たちのそばを通り過ぎて行きました。
なんだかスタンプラリーのような急ぎっぷり。うーん、そんなんで良いのか?? ( ̄‥ ̄)=3 -
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仁慈堂婆仔屋前から階段を登って、大砲台を目指すのも良さそうだけど、私はこの「馬忌士街」の引きの街並みを見たくて、坂の一番下まで歩きました。
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やっぱり、ここまで来たほうが全体が見えて美しかったです。
石畳と洋館、まるでヨーロッパの街角のようです。 -
遂に来たぞ、登り階段の「痛堂中斜巷」です><
そりゃあ、下りの後は上りますよねえ(-"-;) -
ちょっと上っては、後ろを振り返る(ーー;
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階段を抜けると、また道案内の看板が出てきました。
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そうそう、マカオは公衆トイレが少ないのです。
「昨日行った博物館の入り口の手前にトイレがあったよね。寄っておこうか」と親子で意見がまとまりました。
ところが、この決断のせいで2,000〜3,000歩は余計に歩くハメになりました。 -
坂道の多いマカオでは、車が滑りにくいようにアスファルトに溝がある道をたまに見かけます。
街路灯に花を飾ったり、ゴミも落ちていなくて綺麗に整備されている通りが多いです。 -
さてさて、ラザロ地区からマカオ博物館の裏手に到着、ここからまでは計画通りだったのに、博物館のエレベーターで上に行ってしまい、途中から大砲台の散歩コースのような所に迷いこんでしまいました。
石垣を見ると、鉄砲の先端を出すような穴を見つけました。 -
グルグルと遠回りしながら下っていると、出てきたのがこの景色です。
大砲台の道に、ドドーンとグランド・リスボアが見えています。
道に迷ったから見られた眺めです。たまには迷って良い事もあるw -
博物館の入り口近くに来て、ホッとした時に見えた風景。
戀愛巷からの「チラリ天主堂跡」は見られなかったけど、天主堂跡の大きさが良くわかって、このアングルは案外良いですネd(* ̄o ̄) -
聖ポール天主堂跡は今日も賑わっています。
日本人を探して、前日は忘れていた母とのツーショットを撮ってもらいました。 -
セナド広場に戻る途中の小さな祠、女禍廟です。
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次は大堂(カテドラル)方面に向かいます。
ここもセナド広場とは、目と鼻の先です。 -
今日のお昼は、母のリクエストでマカオおでん。
ウチの母親は、蒲鉾が大好物なのです。
具を温めて仕上げにカレー汁をかけるのがマカオ風らしいです。
このお店はTVやガイドブックにも紹介されている「恒友」です。
「大堂巷」という小道にあります。「大堂」はカテドラルのこと。
すぐ近くなので、大堂の帰りに寄ろう。 -
おでん屋さんは、この他にも数軒あります。それも大堂巷の右側にズラッと。
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いやー、いろいろあって迷っちゃう (〃'∇'〃)
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食いしん坊親子は、通りの右側のおでんに目が釘付けでした。
実は、左側に世界遺産の「盧家屋敷」があったのですが、全く視界に入りませんでした。 -
大堂広場のアズレージョの前でスチール撮影をしていました。
エッグタルトの箱を開けて「キャー♪」みたいなお決まりのパターンも撮っていました。 -
撮影がなかなか終わらないので、ウチは先に大堂(カテドラル)に向かいました。
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撮影、早く終わらないかなあ。お腹が空いてきたよ^^;
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「さあ、迷ってないでお行きなさい」
龍の啓示があった訳ではありませぬが・・・。 -
ということで、本日も地面のお船に導かれて〜
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フワフワと「恒友」に戻って来ました。
撮影終わりまでの時間潰しに、ゆっくりおでんを食べてやる(笑) -
さて、何にしましょうー。
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蒲鉾やウインナー、モツ類、野菜もあります
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このお店では、店先に空のボウルを重ねて置いています。
この中に自分の食べたいネタを入れて、店員さんに渡すと温めてくれます。
私は、蒲鉾を2串とキャベツを選びました。23MOPです。 -
買った具材を串から抜いて、おでん鍋の中に入れます。キャベツは、食べやすいようにチョキチョキ鋏を入れてくれました。
鍋の中はいくつかに仕切られているので、他の人の注文と混じらないようになっています。
この時間は女性店員が2人居て、それぞれに温めから支払いまで同時にこなしています。お客さんは途切れず、次々注文があるので大忙しです。
温め上がりのタイミングや渡す相手を間違わないもんだなーと感心しながら、出来上がるのを待ちました。
出来上がった具材をプラ容器に入れて「辛いのをかける?」と尋ねてきます。 -
店の前の路地に御あつらえ向きのベンチがあって、そこに座って食べることにしました。
しっかりと中まで温まったおでん。クタッとしたキャベツも丁度良い感じです。竹串をお箸替わりにして「いただきまーす!」 -
サラッとしたカレー汁は、中辛〜辛口くらいの味です。
コクを感じるカレー味ではなく、とがった感じの辛さでした。
アツアツなので、身体が温まります。
この鞠麩のような、ツートンカラーがウニ入り蒲鉾です。 -
中は、こうなっていました。
黄色のペーストの中にはウニが混じっているのかな?
うーん、カレーが勝っていて良くわかりませんでした^^; -
屋台の梯子で、今度は「小上海」という店に来ました。
ここも賑わっています。放課後の女子高生の溜まり場みたいな感じです。 -
「地球の歩き方」には「餃子が美味しい」と書いていたけど、私の何人か前で売り切れ。
また追加で焼いていたものの、少し時間がかかりそうだったので、目に付いた物を適当に注文してみました。
単価が安く、1つから注文できるから食べ歩きにはちょうど良いです。 -
ムッチムチの厚い皮の小さな肉まん「生煎包」。アツアツだったけど、ちょっと固くて私はイマイチだったなー。春巻きなど3つで7MOP。
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お腹が満たされたので、今度は世界遺産の「盧家屋敷」に行くことにし、母と地図で確認しました。
「あれ?、お母さん。これって、さっきのおでん通りみたいだけど、そんな建物あったっけ?」「いやあ、気が付かなかったわ。でも、もしもあれば目に入るんじゃない?」
私も母も「そんな建物は無かった!」で一致し、半信半疑で行ってみると、ちゃんと盧家屋敷はありました!!(☆。☆)
この写真の右側がおでん屋さん数軒、左の灰色の建物が「盧家屋敷」です。 -
それにしても、こんな大きな看板を見逃すとは・・・。
右側のおでんに心を夢中だった食いしん坊親子は、穴があったら入りたい気分でした。 -
お屋敷の中は、通りとは、うって変わった静けさです。
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今朝行った「盧廉若公園」も、この盧家ゆかりの場所です。
ここはかつて、マカオの賭博独占権を持っていた盧家が権勢を振るっていた頃のお屋敷です。 -
ステンドグラス。
東洋と西洋が融合した建築です。 -
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採光できる中庭。土地が限られているマカオらしいです。
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全体的な間取りは、昨日訪れた鄭家屋敷と似ています。私は当時の炊事場なども見てみたかったです。
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おでんのスパイシーな香りが漂う道へ逆戻り。
この後、ガイドブックに出ていた足裏マッサージの店を探すも見つからず。閉店したのか、私の眼が節穴なのか(´・ω・`) -
撮影隊が居なくなったので、今度は、じっくりと大堂広場のアズレージョを見ました。
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世界遺産巡りはこれくらいにして、今度は板樟堂街から伯多禄局長街(白馬行)に足を伸ばしました。
記念に何か買おうと寄ったのは「リブラリア・ポルトゲーザ」。
ここはポルトガル書籍を扱う町の本屋さん。モノクロのマカオの写真集や絵皿とか、ちょこっとお土産になる物もあります。 -
私は水彩で描いたマカオの街のハガキを買ってきました。10枚セットで50MOP。
割と雰囲気のある街角スケッチなので、友人にも買って来れば良かったなあ・・・TT -
本屋の帰りに「信達城」というファッションビルをウロついていて、見つけた日本語の看板。「かわぃぃみせ」って。
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ここは、伯多禄局長街(白馬行)のワッフルの屋台です。
フルーツジュースやカットフルーツ、この辺りも買い食いできるお店がありました。
伯多禄局長街は地元の若者が多くて、すぐ近くの世界遺産エリアとはまた違う雰囲気でした。 -
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私たちはホテルに戻って、フロント階のティーサロンでコーヒーブレイクです。
私はカプチーノ、母はコーヒー。マンゴーのマカロンとか、プチお菓子が付いて2人で96HD。
ソフィテルは、立地も雰囲気も良く、過ごしやすいホテルでした。カジノを視察できなかったのが悔やまれる(笑) -
午後3時前、今度は「コタイ」地区を目指して、タクシーで移動です。
バスでも行けるだろうけど、荷物があるからね^^;
マカオとタイパ・コロアンを結ぶ3つの橋のうちの一番東側「友諠大橋」を渡りました。 -
わーん!よーく見ると、遠くにマカオタワーがTT
これじゃあ、登っても何も見えないだろうなあ。
明日こそ、晴れますように(・人・) -
コタイ地区に来ました。ここ数年、大型ホテルの建設ラッシュが続いている地域です。マカオ半島の歴史的な景観とは全く趣きが異なります。
この写真はベネチアン・マカオ・リゾート・ホテルです。
前景にはイタリアのベネチアを模した街並みがあります。
ドゥカーレ宮殿とサンマルコの鐘楼、遠目からは結構それっぽいです。 -
今夜から2泊する「ハードロック・マカオ」です。
タクシー代は、荷物とチップを入れて95MOP。 -
スタイリッシュなハードロックのフロントです。
「クラウンタワーズ・マカオ」と「グランドハイアット・マカオ」、それと「ハードロック」の3ホテル、それと3ホテルの真ん中にあるカジノやエンタメの複合施設の総称を「City of Dreams(COD)」と言います。
全部屋内で繋がっているから雨に濡れずに済むけど、結構広いです。
本当はグランドハイアットに泊まってみたかったけど、一番安い部屋でも1泊7,000円の差があったので、手頃なハードロックにしました。 -
私が泊まったのは、1562号室です。
今回はマカオと香港で3箇所のホテルに泊まりましたが、3箇所ともツインで1泊15,000円くらいの部屋です。
うーん、立地や築年数・好みにもよるけど、同じような価格帯でも色んなグレードのホテルがあるのを実感しました。やっぱり、ホテル選びは重要ですねえ。
コタイ地区で過ごした2日間は、結局一度も日本人に会いませんでした。出会うのは中国人ばかりです。それとたまに欧米人。
部屋では、ソフィテル同様、NHK放送を見られます。 -
このベッドの幅は、150センチくらいありました。
寝てみると、1人では広くて落ち着かない^^;
それと、ベッドは部屋の中央にあるのですが、夜寝ている時に、廊下を歩いている人の声や隣(いや、上かな)でトイレを流す音が聞こえて、ちょっと気になりました。
パッと目には豪華で新しいホテルだけど、壁や躯体は案外薄いのかもしれません^^; -
枕カバーにギターの刺繍、遊び心があります。
館内のBGMはロック、フロント従業員も黒の皮ジャンや皮ベストを着ています。リーゼントのお兄さんも居ました。
部屋から一歩出ると、ロックが聞こえて何だかテンションが上がりますね。
インテリアも雰囲気も「落ち着く」とは言えないけど、「いろんなホテルに泊まってみたい」という希望なので、たまにはこんなホテルもアリかな。 -
赤いカウンターの洗面所。
赤・黒・ベージュを基調としたインテリアです。若者向けですねえ。 -
このお風呂は、あまり使い勝手が良くなかったです。
・この小さなガラスだけでシャワーカーテンがないこと。
・浴槽に手すりが無いこと。
更に写真にはないけど、トイレはお風呂と独立した個室です。それは気兼ねがなくて良いのですが、グレー一色の壁紙、中にインテリアなどはありません。
私には、無機質な空間を狙っているというより、殺風景で寂しく感じました。「なんだかなあ(by阿藤海)」
まあ、何やかやとインテリアに難癖をつけるのも、旅の一興ですね(笑) -
部屋からはベネチアン(右側)と、フォーシーズンズホテル(左側)が見えます。
ベネチアンは3,000室もある、巨大ホテルです。 -
真下にはプールが見えました。
-
16:30からは「ドラゴン・トレジャー」というショーを見ることにしました。
ハードロックに泊まると無料でした。
コンシェルジュ・デスクでチケットを受け取ります。 -
「ドラゴン・トレジャー」の入り口です。
一応並んで入るけど、ほとんど中国人なので、途中からはワヤワヤ入る感じです。
<<以下、ネタバレがあります>> -
10分くらいのショーが始まりました。
ドーム型のスクリーンに、あらゆる方向から画像が映し出されます。
観客は立ったまま、ショーを見上げます。 -
頭上から降りてくるクラゲのオブジェ、スクリーンには打ち上げ花火、空から降るお金、滑空するドラゴンなどが出てきます。
次々と色んな場面が展開されて、「見る場所によって見える物が違う、だから何度見ても面白い」とのふれこみですが。うーーむ。 -
中国人には縁起の良いショーなのだろうけど、単に「寄せ集め」みたいな感じで私はすぐに飽きちゃいました^^;
天高く縦横無尽に駆け巡るドラゴンを写そうと、デジカメや携帯を片手に右往左往する観客たち、途中からはそっちを眺めている方が面白かったです。 -
私がcity of dreams(以下、COD)に泊まったのは、いくつか理由があります。
ホテルを渡り歩きたかったのと、マカオの前半にキシキシの日程を入れたので少し休むためと、そして、巨大プールを使った「House of dancing water」を見るためでした。ショーの後にマカオ半島のホテルに戻るのは面倒かなあと思い、「カジノで潤うコタイ地区に泊まってみるのも良いかなあ?」と考えたのです。
これから巨大なベネチアンに立ち向かうのも億劫なので、今夜はCODのフードコート「食通天」で早めの夕食です。 -
なんか、よーわかりませんが・・・番号で頼んでみました。
-
母はワンタン麺
-
私はチャーハン。
「茹で青菜を食べたいな」と思って頼んだら、あらかじめ付けあわせにも付いていて、母の皿に大量に来ました。 -
食後は、大人の社会見学でカジノを視察しました(*`艸´)
カジノは、CODの真ん中にあり、ここがハードロック側からの入り口です。
入り口ではセキュリティ・チェックがあって、中は撮影禁止です。
昨秋、私は沢木耕太郎の「深夜特急」を読み、その中で出て来た「大小」という香港やマカオのローカルなサイコロゲームを実際に見てみたいと思いました。
「大小」には、いろんな掛け方があるのですが、かいつまんで言えば、3つのサイコロを振って目の合計(11〜17が「大」、4〜10が「小」)を予想する、割と単純だけど、ハマりそうなゲームなのです。
ガイドブックでは「テーブルごとに最低掛け金(ミニマム・ベット)が決まっていて、50MOPくらいから出来るテーブルもある」と書いていました。
50MOPと言えば日本円で500円ちょっと。それくらいで始められるなら3,000円くらい投資して数回遊んでみようかと意気込んでいた(←という額か?w)けど、この時間のCODの大小のミニマムベットは300MOPからでした。
さ、さんぜんえん・・・かぁ(>。<;)
3,000円で一発勝負に出られない小市民の親子は、見学だけして帰りましたとさ。
あ、でも見ているだけでもカジノの雰囲気を味わえて楽しかったです。 -
写真は、部屋から見えるクラウンタワーズホテルです。CODの中で一番お高いホテルです。
カジノの帰りは、明日のお昼のレストラン予約をコンシェルジュにお願いし、テイクアウトのコーヒーを買って部屋に戻りました。
この日は、旅行中で最高の23,958歩も歩いていました。マカオは階段や起伏が多いから、足はパンパンです。
私は写真を撮るためにチョコチョコ1人で動いた箇所もあるけど、基本的には母も同じ場所までは行っているので、超疲れたと思います。母よ、すみません m(_ _)m
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