マカオ＆香港　約13万歩の旅～名都酒楼、灣仔コンベンションセンター、SKY100（2012年香港　その1）

2012/02/27 - 2012/03/04

マカオに４泊、香港に２泊。
今回も母親と２人の個人旅行です。

この旅行記は、マカオ～香港へ移動した５日目の出来事です。

香港で行ったのは、「名都酒楼」、灣仔のコンベンションセンター、灣仔の露店、九龍のＩＣＣ・展望台ＳＫＹ100です。

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１～２日目午前の旅行記
http://4travel.jp/traveler/andiamo_a_piedi/album/10647304/

２日目午後
http://4travel.jp/traveler/andiamo_a_piedi/album/10650995/

３日目
http://4travel.jp/traveler/andiamo_a_piedi/album/10651156/

４日目
http://4travel.jp/traveler/andiamo_a_piedi/album/10651206/

エリア 香港(香港)

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道 船 タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

マカオ最終日。
あううー、今朝もまたドンヨリしています（＞、＜）

フードコートはまだ開いてないし、味は今一つだし…。どうやらハードロックには、通常のホテルみたいに朝食レストランが無いようなのです。グランドハイアットにはありそうだけど、ありきたりのバイキングよりマカオらしい物が良いなあー。

と困っていた時に、昨夜のカジノ視察で24時間営業の「金亭」があるのを知り、早速行ってみました。

写真はカジノの入り口です。

「金亭」はカジノの中のお店なので写真はありません。福建海鮮炒飯と麻婆豆腐、プーアール茶を注文してみました。サービス料も付いているので料金は少し高めで198MOP。（2,000円ちょっと）

私たちが席で料理を待っていたら、お揃いの制服を着たディーラーが列をなして何十人か歩いてきました。時計を見ると、ちょうど朝７時、交代の時間のようです。

イメージ的には三々五々、次の人と交代かと思ったのに、律儀というか、きっとルールなんでしょうね。ちょっと壮観で、こういう瞬間を見られてラッキーでした。

さて、あんかけの福建炒飯は、トローッとした中華あんにコクがあり、麻婆豆腐は色んなスパイスが効いた程良い辛さで、どちらも食欲をそそる美味しさでした。

「カジノの中の店だし・・・」と味は期待していなかったのに、ぶっちゃけ、一昨日のフードコートの夕飯よりもずっと美味しかったです！

そうそう。マカオでは香港ドルも使えるのですが、マカオの通貨MOPと香港のHDは、実は等価交換ではなく、「1対1.03」なのだそうです。

ガイドブックにはそう書いていたけど、今まではマカオMOPで払っても香港ドルでも等価でした。

ところが、「金亭」の支払いに200HDを出したら、ちゃんとMOPに換算してくれて、レシートには205.60MOPと印字されていました。あ、おつりはMOPで来ましたよん（＾＾；

へえ、さすがはカジノ、こういう所はシビアですね☆

食後は、昨夜に続き「大小」のテーブルを覗きました。
夜通しゲームをしている人なのか、最低の掛け金が昨夜の300MOPから1,000MOPになっていました。
「カジノってヤツぁ、凄いトコだよぉぉ」C= C= C= C=┌( ・_・)┘

荷物は昨夜まとめてあるから、ササッと身支度をしてチェックアウト。

私が２番目に並んでいたら、この中国人グループに横入りされました。ぶぅ！！(-ε-)
マカオは素敵な街なのに、中国人観光客のマナーの悪さにはストレスが溜まるわあ。

と、この写真をよく見ると、壁の「Hello,I love you,won't you tell your name?」というのは歌詞の一節なんですね。

フロント横には、いろんなスターの衣装やギターなどを展示しています。

私はロックを聴かないので、よくわかりません（Ｔ。Ｔ）
なんだか、もったいない。

当初の計画では、マカオ最終日は、荷物をフェリー・ターミナルに預けて、行ききれなかったマカオ観光をする予定でした。

残っているのは、マカオタワー、ギアの灯台、丘の上のペンニャ教会など。

でも３箇所とも「街を一望」という場所なので、この天気では行っても仕方がない。

ということで、マカオタワーなどは次回に持ち越しにして（また行く気ですかね、私たち＾＾；）、母と相談して朝のターボジェットで香港に向かうことにしました。

タクシーの中から。

やっぱり霞んでいる街（T。T）

観光する場合に備えて、15時のターボジェットをネット予約したのですが、早い便でも空きがあれば乗れるらしいのです。

この写真を撮ったのが午前９時。

窓口で予約のコピーを見せると、チケットに引き換えてくれます。

チケットは15：00のままなのですが＾＾；、大丈夫でした。9：15のに乗れるようです。

ピンクのシールをペタンを貼ってくれて、それが座席指定です。
ゲートにいる係員がピンクのシールを貼った船内座席表を持っていて、それを剥がしてチケットに貼りつけるというアナログなスタイルです。

10番ゲートの香港空港行きが9：30発、そして５番の上環行きが9：15発。

うーん、どうして出航順じゃないんだろう？＾＾；

それにしても、同じターボジェットでも船の種類はいくつかあるんですね。

５番ゲートに到着。
待合室から外を見ると、確かに微妙に違う船体が見えます。

さて、乗り込みます。

香港空港に比べると、ギリギリでもＯＫなのね。

他のゲートと間違わないように、きちんと仕切ってあります。

私が乗るのは、この船です。

今回は窓側の２人席でした。

座席前のパンフレットも見てみる。
ふむふむ・・・

そうこうするうちに出航しました。また来るよー、マカオ！

ここで、マカオの印象を振り返ってみると、計画中から予感していたように全然時間が足りませんでした（。＞。＜。）

数々の世界遺産と整備された街並みを見ると、マカオは紛れも無く「観光地」だけど、マカオ半島に暮らす人達はビジネスライク過ぎず、ホワンと温かったです。

一方、人工的なコタイ地区は、買い物をしない私にはちょっと退屈だったな。でも「House of dancing water」は見ごたえがあったし、こちらのエリアにも一度は泊まれて良かったです。

マカオは美味しい飲茶やマカオ独自の料理があって、ホテルや物価は香港よりも安かったです。西洋と東洋が混在していて街の至る所が絵になるので、「街歩き」するなら私は香港よりもマカオのほうが好きだなー。

今回行けなかったマカオタワーや紅街市、世界遺産は８箇所回れなかったから、また今度マカオに行くチャンスがあれば嬉しいな。

帰りも船内を一回りしました。

とっても空いています。考えてみれば、この時間は、マカオ→香港じゃなく、香港→マカオですよね。

帰りのターボジェットの荷物置き場。
最後尾の座席の後ろにシートベルトで固定しています。

行きのターボジェットは、船内後方にコンテナのような荷物置き場があったので、船のタイプによって、様々のようです。

あれー、香港は晴れてるじゃん！

と思っているうちに、最後の10分弱の船内は揺れる揺れる！（Ｔ。Ｔ）

母も私も、酔う寸前で香港に到着しました。ふう、危なかった（−−；

上環からタクシーでホテルに向かいました。
灣仔の「メトロパーク・ワンチャイ」に２泊します。
ホテル前の雰囲気はこんな感じです。角がホテル。

チェックインは午後にするとして、ひとまずフロントに荷物を預かってもらいました。

今回は、灣仔と銅鑼湾をブラブラする予定で、両駅周辺のホテルを探しました。

メトロパーク・ワンチャイは３つ星ホテルです。数年前に経営者が変わり、館内をリニューアルしたようです。
トラムや地下鉄駅も近そう、灣仔から尖沙阻へのフェリーもあるし・・・ということで決めました。

しっかし、過去２回の冬の旅行と違い、春を迎える香港のホテル代は高かったです ( `ω´。)

ホテル前の軒尼詩道です。トラムは１本北側を走っています。

私たちはトラムとは逆方向の海側に向かいました。

この辺りは、地下鉄駅からコンベンションセンター、色んなビルが歩道橋で繋がっています。

わあ、この旅行初めての青空です（嬉）

コンベンションセンターには行きたいお店があり、ついでに毎晩やっている「シンフォニー・オブ・ライツ」をこの辺りの海岸で見れそうか、下見に来たのです。

ところがご覧の通り、外は工事をしていて、コンベンションセンター前からは海岸に行けないみたいです。残念だなあ。

コンベンションセンターのカフェで一休み。

ブラブラしていると大行列の展示があり、テレビの取材も来ていました。
その正体は「日本展」でした＾＾；

香港の若手デザイナーの文具などが揃う「デザイン・ギャラリー」で、買い物。

香港版のプチ「ハンズ」みたいで、お洒落な雑貨や奇抜なデザインの文房具などがあり、面白い店でした。結構お勧め。

お土産のチョコを買いにコンベンションセンターの近く、グランド・ハイアットに寄りました。
やっぱり５つ星ホテルのロビーは風格があります。いいなあ。

昼ごはんを食べに、ここからタクシーで金鐘に向かいました。

ここは「名都酒楼」というお店。お昼時はワゴン式の飲茶を食べられます。

「名都酒楼」は、前回の香港旅行の時にも目をつけていて、結局行けなかったお店なのです。

今回も「日程的にダメかなあ？」と思っていたけど、悪天候でマカオ滞在を半日早く切り上げたから来ることができました。

お店は４階、エレベーターで向かいます。

12：50に到着しました。
予想通りの人気店です。

番号札を貰って待ちます。
順番が来るとモニターに番号が表示されます。

「Ａ」は２人連れ、「Ｂ」が３人、そんな感じになっているようです。

15分くらい待ちました。
ワクワクしていて、そんなに長く感じなかったけど。

順番が来て中に入ると、広くて活気に溢れていました。一度に1,000人が食事できるそうです。

さて、何を食べようかな。
「大根餅」をもう一度試そうっと。

お茶を頼んで、あとはワゴンが通るのを待ちます。

私のテーブルの近くにワゴンが来ました。
ワゴンの前に吊るしている赤い札、そのメニューを持っているのです。

料理の名前がわからなければ、中身を見せてくれます。

ジジジィ　((( ^・_^・)
「大根餅は・・・、このワゴンには無いな」

料理を貰う時はこのレシートを出します。
料理の値段がいくつかあって、そこにハンを押してくれます。

ワゴーーン・ラーッシュ！
しかし、大根餅は積んでない＾＾；

このお店には、ワゴンだけじゃなく、中央に点心やデザートのオープンキッチンがあるのです。
さあ、早速行ってみるじょｖ(⌒ｏ⌒)ｖ

ホカホカのお饅頭やシュウマイなどがありました。

こっちには・・・・

お！、大根餅を発見。右側です。
「一皿ずつ下さいな」

これは「腸粉」という物。
定番らしいので挑戦してみました。こんなに大盛で来ました(/--)/

うーーん。プルンとした皮の部分が多い点心です。
皮の食感は面白いけど、具が少なく（何が入ってるのかわからない量）いたずらにお腹に貯まる感じでした。

さて、マカオの大根餅と食べ比べです。

こっちの方が澱粉が少なくて、干しエビなどの味わいが生きていました。
やっぱり、大根のシャリシャリは残ってないけど、これはなかなかイケます＾＾

焼き餃子

ムッチムチの皮で美味しいです。中身もジューシーです。

ワゴンにも中央のコーナーにも無かったエビシュウマイは別に注文しました。

エビシュウマイ解体の図。
エビとタケノコが入っていました。

ううーーん、薄い塩味で何もつけなくても美味しい！

お店の中央のデザートコーナーです。

ウチの母、『はじめてのお使い』状態で１人で貰いに行きました。
「大丈夫かなあ？」と遠くの母を見つめ、娘はハラハラ＆ニヤニヤしていました。

ウサちゃんのマシュマロを貰って来ました。

以前「鴻星海鮮酒家」で食べたのに比べると、作りが荒いです＾＾；

冷たくて、優しい甘さのマシュマロです。
中までマシュマロ。

ちなみに2011年に食べたウサちゃんはこちら。
味は変わらないけど、見た目は差がありますよね＾＾；

名都酒楼では、壽眉茶と点心５品で210HDでした。
お店の雰囲気が面白くて、美味しかったからまた行きたいです。

名都酒楼の近くからトラムに乗って灣仔に戻ります。
前回のオクトパスを精算していないので、今回も活用しました。

程なく下車して散策です。

莊士敦道から山側を見たところ

この界隈はインテリアのお店が多いのです。
ウィンドウ・ショッピングしているだけで楽しい。

ネットでチェックしてきたイタリア食材店でダンナへのお土産、グラッパ（蒸留酒）を購入しました。
このグラッパは結局日本に持ち帰れず・・・（香港その２に書きました）

機利臣街に入ると青空市場がありました。

お花屋さんが多かったです。

お肉屋さん

プラプラしていると、メトロパーク・ワンチャイはすぐそこでした。

15時過ぎにホテルにチェックインしました。

12階のレディース・フロアです。他のツインルームよりも若干広そう（24平米）だったので、ネットで申し込みました。

日本のビジネスホテル並みの設備と広さだけど、マカオの５つ星に比べるとギャップが・・・（−−；

まあ、今回はアクセス優先で選んだから仕方ないな。
人間、贅沢に慣れるといけませんTT

それにしても、電話まで女性用じゃなくても。

窓の外はビルの谷間。
灣仔は下町の歓楽街なので、早寝した私には、外の音が少し気になりました。

バスタブもあって機能的だけど、うーーーん。

洗面所。

写真は撮らなかったけど、便座は「これぞピンク」という色に貝殻の模様がプリントされていました。

今までのホテル同様「無料の水」かと思ったら、ここは有料でした。

一休みした後、ホテルの向かいのビル２階に足裏マッサージがあったので行ってみました。

我が家の香港のレギュラー・コース、足裏マッサージ店です。

足湯は茶色、お茶だったのかな。

生姜、それとゴボウっぽい味がしたお茶。
ちょっと薬臭く、砂糖入りで甘い。
飲むと、身体の中から温まるんだと思います。

私、マッサージは好きだけど、甘いお茶は苦手です＞＜

足裏コースなのに、このお店は肩やフクラハギも揉んでくれました。

私の近くに中国人の男性客が２人居て、声高に会話しているので、最初は「うるさいなー」と思っていたけど、全く意味のわからない言葉なので、それがそのうちＢＧＭのように聞こえ、私はマッサージの気持ち良さも手伝ってウトウトしちゃいました。

50分コースで１人128HDでした。

マッサージが終わって歩き出すと、別人の体のような軽さです。

過去に行ったマッサージでは、施術後に足先が軽くなった分、上半身や太ももの重さが気になるのですが、この店では肩なども揉んでくれたので、全身スッキリ！

全身揉んだ訳じゃないのに・・・「経路で流す」ってヤツかな。東洋医学は不思議です。

「身体が軽くなったねえ＾＾」と母と話しているうちに地下鉄の灣仔駅に到着しました。

最初に見た時は驚いたけど、香港のエスカレーターは早いのです。
体感では日本の1.5倍くらいのスピードかも。

これから行くのは「九龍駅」です。

港島線から東涌線に乗り換えなので、中環から香港駅への移動。
長〜い「歩く歩道」があります。

九龍駅で下車し、2011年４月にオープンしたICCの「ＳＫＹ100」に来ました。

某サイトの紹介記事（写真付き）を印刷して持って行ったのですが、チケット売り場が見つけれず、ウロウロしちゃいました。

展望台のチケットは１人150HD。「シニア」というカテゴリーがあったけど、これは香港在住者向けだそうです。

エレベーターで地上100階まで、わずか１分で登ります。
中はこんな感じ。現在地がモニターに出ています。

フットボールアワーの後藤さんじゃないけど、「高低差で耳キーンなるわ！」です。

私たちは、夕暮れから夜景になる時間を目掛けてやって来ましたよん。

100階のエレベーターを降りると、床は香港のビル群の模型になっていました。

さて、到着。日暮まであと30分ちょっと、時間的には良いタイミングでした。

しかし・・・・この外の白さは何でしょう。
ああ、嫌な予感(；-＿-；)

正面写真はないけど、雲か霧の中に居るようにボーーっと街が霞んでいました。
真下は、かろうじて見えています。

薄っすらと、チャイナ・フェリー・ターミナルが見えています。

こちらは海と船かな。
灣仔を出る時は晴れていたのになあ。

この展望台は、360度香港の景色を楽しめるのがウリです。

ここは、高さ490ｍと世界で４番目に高いビルらしいです。
ドバイ、台北、上海、香港と上位はアジアばかりです。

ちなみにこのビルの上には、あの「リッツ・カールトン」があります。
ホテル予約サイトなどを見ると、この時期、一番安い部屋でも50,000円以上しました。色んな意味で「お高い」ホテルです。

九龍から香港島に向かう海底トンネルの入り口です。
ここは見られて良かったです。

エッグタルト、マカオのは美味しかったあなあ。

ああ、そう言えば、展望台に来た記念に面白写真を撮りましたよ。
巨大エッグタルトを持つ母と私、背景には合成した香港の写真。
２L版で60HDでした。

外を見ていたら、日本語を話せる従業員の男性が話しかけてきました。
「１時間くらい前までは外が良く見えていましたよ」だって。
うんうん、そうでしょうとも。下は晴れてたもの。

この天気のせいか、見ている人が少ないです。
やっぱり「香港の夜景＝ビクトリア・ピーク」なのかな

外は薄暗くなってきたけど、パっと晴れそうな気配はなし。

雲が流れて、少ーし見えたり、また隠れたりの繰り返しでした。

「こっち側の窓からは下が見えるかな？」とグルグル歩く

これは香港島側です。手前が海底トンネルの入り口。

この写真を撮った後からは、街の灯りがほとんど写らなくなってきました。

こりゃあ、待っててもダメそうだなあ。
マカオタワーといい、ＳＫＹ100といい、今回は高いトコに嫌われてるな＞＜

「耳がキーン」エレベーターを降りて、ＳＫＹ100と繋がっている「エレメンツ」に来ました。ブランド店がいっぱいです。

あまりお腹が空いていないので、今日の夕飯は何とサンドイッチとコーヒー。

「香港の夜なのにぃぃ \(*｀∧´)／、展望台上のレストランにせい！」・・・今、私はこの旅行記を作りながら自己ツッコミしています。

地下鉄で灣仔に戻りました。

ホテルの向かいの「サークルＫサンクス」でお水を買って部屋に戻る。
楽しみにしていた展望台が空振りで何だか消化不良です。

12階のエレベーター前の絵です。
このちょっとツンとした表情の女性、「あーら、展望台はまた見に行けば良いわよ」てな顔付きにも見えます（笑）

今日は歩くのをセーブしたつもりだったけど、万歩計は18,000歩超えでした。ありゃりゃ。