2011/10/08 - 2011/10/10
1288位(同エリア2729件中)
まゆままさん
久々の九州へ二泊三日の旅。
今回の旅の主なテーマは温泉で別府、武雄温泉、有田、唐津へ。
一日目は別府八湯のうちの明礬温泉の湯の花小屋、鉄輪温泉で地獄蒸し料理と町歩きを楽しみ、
観海寺温泉のいちのいで会館ではプールのような絶景の温泉に浸かった。
浜田温泉資料館では旧温泉の建物見学、
そして旧別府公会堂の見学、竹瓦温泉へも。
別府はほんとに温泉天国であちこちに100円で入れるお湯や無料の銭湯などなど・・
とにかく温泉の充実ぶりには感動~
ほんとに日にちがあればゆっくり滞在したいところだった。
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行きは南港からフェリーで。
南港まではなんと事故渋滞(事故が3件も)で、余分に時間をみていたにもかかわらず
出港時間ギリギリに・・
もう間に合わないかも?このまま夜通しかけて車で行くしかないかも・・
と覚悟を決めかけてた時に急に道路が空いてきて無事間に合った〜 -
フェリーで一夜を過ごして無事九州へ上陸。
湯布院の名宿「山荘無量塔」がプロデュースしたという別府湾SAへ
とりあえず寄ってみた。 -
その後まずやってきたのは別府八湯のうちの明礬温泉。
この湯の花小屋が立ち並ぶ風景がぜひ見てみたかった。
縄文時代の竪穴式住居っぽいこの小屋の中で湯の花が製造されている。 -
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湯の花は、温泉の沈殿物ではなく、温泉の噴気の成分を結晶化させて作る天然の入浴剤で
280年間変わらないそのその技法は国の重要無形文化財にも指定されてるそう。 -
地下からの硫化ガスを青粘土と化学反応させて結晶にするのだとか。
藁葺きの湯の花小屋は雨降りでも小屋の内部の温度を一定に保ち、雨漏りもせず
蒸気中の水分をわら屋根が屋外へと放出させるのだそう。 -
湯の里には湯の花小屋に似せた家族風呂も4つ並んでいる。
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製品化された湯の花の入浴剤にシャンプーや石鹸なども。
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お土産屋さんも。
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小鹿田焼の器も並んでた。
今回も日田にある窯元へ行きたかったけど、無理っぽいのでここで大皿を一枚購入。 -
湯の里から少し下りたところにある岡本屋の名物、地獄蒸しプリンも食べてみた。
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明礬温泉には他にも別府温泉保養ランドという施設があってそこの「泥湯」も
めちゃ興味深かったのだけど・・観海寺温泉のいちのいで会館へ行くことにしてたので今回は残念ながらパスすることに。 -
そして次にやってきたのは鉄輪温泉。
湯治場の雰囲気を残す温泉街。
素泊まりが基本の貸間旅館が多くあり、湯治客はそこへ宿泊して
温泉の蒸気を利用した地獄釜で自炊しながら逗留することができるようになっている。
宿泊しなくてもその地獄釜を使って調理できるという地獄蒸し工房へやって来た。 -
ここでは地獄釜が30分500円で借りることができ食材も持ち込み自由で蒸し料理を楽しむことができる。
係の人がついていて親切に蒸し方や食材を見て目安の時間も教えてくれる。 -
向かいにあったお店で卵や美味しそうな肉厚しいたけ、じゃがいもや玉ねぎを買ってきて私たちも地獄蒸しにチャレンジ。
地獄蒸しは高温の蒸気で蒸し上げる温泉地ならではの料理法。
素材の味が引き立って卵も野菜もとっても美味しかった!
ここの蒸し野菜が美味しかったので、しばらく蒸し料理にはまりそう・・ -
蒸しりんごも。
玉ねぎも甘味が引き出されて美味しい〜 -
そしてこちらの施設には無料の足湯もある。
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足蒸し湯は珍しいなあ。
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蒸し料理を軽く食べてからは鉄輪の町並みを散策。
別府石の石垣が美しい。 -
旅館が立ち並ぶ静かな裏通り。
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公衆浴場、熱の湯温泉も発見。
なんとここは無料で入れるようだ・・ -
裏へ回ると熱の湯の源泉跡が。
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熱の湯のすぐそばにはこんな洋風の館も。
明治時代の診療所だった建物がカフェに生まれ変わったのだそう。 -
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別府石の石畳の道を歩いていくと、
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登録有形文化財の旧富士屋旅館の建物。
明治31年に建てられ、平成8年まで旅館として営業されていたそう。
現在はギャラリーとなっているようだけど、どうも閉まっているみたい・・
ベルを鳴らしてみると、奥様が出て来られ現在はイベントの時にしか開けておられないとのこと。
せっかくなのでとお庭を見せてくださった。 -
少し前まで庭の樹齢200年のウスギモクセイが満開で、その間は開放されていたのだとか。
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当時は大分一の人気のハイクラスの宿だったそう。
客室は各室とも次の間付の本格的な書院造り、床板や床柱、天井板などには銘木が使われているとかで
内部を拝見できなかったのはちょっと残念。 -
鉄輪の温泉街をぐるりと一周。
高台に上がってくるとあちこちから湯けむりが上がってる光景が見れた。
あちこちに沸く温泉に噴気を利用した地獄釜、自然の豊かな恵みがすばらしい〜温泉街だった。 -
マンホールは花ろうばいときんせんかを デザインしたもの。
別府のマンホールは数種類あるみたい。 -
次に亀川温泉へ。
こちらの旧浜田温泉は昭和10年に建築されたもの。
老朽化の為一旦解体されたが別府市在住の篤志家による寄付のおかげで建物が復元され現在登録有形文化財の温泉資料館
となってることを知ってやってきた。
別府市に現存する和風木造温泉建物としては最も古いもだそうで堂々とした寺院造りが見られる。 -
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昭和42年には二階に公民館が造られたそうだが、最初はこのような天井の高い平屋建ての建物だったということで
8mの吹き抜けの格天井が復元されていた。 -
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階段を下りて、半地下になっているところにはタイル貼りのひょうたん型の浴槽が残されている。
岩のある部分からお湯が噴き出していたそう。
浴槽が地下に設置されているのは温泉は地面下から湧いてくるため浴槽に温泉水をためるには
地面より下に噴き出し口を作る必要があったためだとか。 -
温泉水によりやや変色した浴槽のタイル
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興味深かったのがこの戦前まであったという蒸し湯。
現在のサウナのようなもので、当時は豊富な噴気を利用していたそう。 -
真っ暗な蒸し湯のある地下室の天井部分にはコンクリートに埋め込まれたガラスブロックが使われていて
当時では斬新な仕掛けだったそう。 -
番台の前付近にあるそのガラスブロックを外から見たところ。
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温泉マークのタイル。
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この旧浜田温泉資料館の向かいには現浜田温泉がある。
バリアフリーに配慮しているという立派なたたずまいの温泉だけれど、ここも入浴料は100円と良心的。 -
別府には入ってみたい温泉がたくさんあり過ぎてほんとに目移りしていたのだけど
父母も連れてるし一日に入れるのはせいぜい2、3湯と考え、
この日はまず子どもたちも楽しめそうな絶景のプールのような温泉、「いちのいで会館」を選んだ。
いちのいで会館は別府八湯のひとつ、観海寺温泉にある。 -
しかしここへたどり着く道のりがかなり恐い・・
車一台がようやく通れる細道の上、超急激な登り坂が待っている。
車がのけぞりそうになりながらもなんとか到着・・ -
ここは食事(だご汁定食1300円)をすると温泉が無料で入れるという
仕出し弁当を営むお店が食事客向けに開放してる温泉。 -
コバルトブルーの美しい湯にプールのような露天風呂!
温泉はこのプールのような「景観の湯」と滝のある「金鉱の湯」が男女日替わりになっている。
この日はこの景観の湯が男湯に。
私たちが入った時間が夕方と閉店間際で誰もいなかったので、最初に男湯をちょこっと拝見。 -
さすがに急坂を上ってきただけあって、温泉からの眺めは絶景。
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プールのような温泉の下には岩で囲まれた少し熱めの湯もあった。
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そして母、娘と私は女湯の方へ。
金鉱の湯へのアプローチ。 -
こっちの湯は景観の湯よりはこじんまりしているけれど、山の木々に囲まれ小さな滝が流れ落ち、なんとも風情がある。
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温泉の湯は最初は透明だが、時間が経つにつれ乳青色へと変色していくのだそう。
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そしてなんとここには天然のサウナがある。
このサウナは元鉱山の坑道を利用したものだそう。
温泉の蒸気が心地よいサウナ。 -
娘は途中で男湯の景観の湯へ移動。
向こうでは息子と二人で大はしゃぎして頭から温泉へ飛び込んで泳ぎまくっていたらしい・・
プールのような露天風呂は水深も1mほどあり、お湯もぬるめなので子どもたちには大好評だった。 -
お風呂の後はお食事を。
この辺りの名物だご汁がメインの定食を食べる。
きしめんより太めの麺が入った豚汁のようなもの。これがとっても美味しかった。
子どもにはお子様ランチ(680円)もあり。 -
自家源泉のため、会館の横にはこんな源泉塔が立っている。
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いちのいで会館から別府温泉へ向かう途中、近くを通りかかって立ち寄ってもらった京都大学大学院物理学研究科附属 地球熱学研究施設は
大正13年建築、登録有形文化財。
赤煉瓦造りで幾何学的な装飾が美しい建物。 -
この建物を撮ってる時に、その前に訪れてた地獄蒸しの蒸気でカメラがやられてしまったのか一時制御不能に〜
一瞬焦ってしまったけど、時間が経ったら元通りに戻って・・ほっとした; -
別府で温泉地巡りを楽しんだ後、とりあえずここ旧別府市公会堂だけは内部を見学したいと思っていたので
暗くならないうちに行かなければ〜とやってきた。
が、もう日は落ちてしまっていて、見学を願い出ると、暗いけど大丈夫ですか?と言われつつ
暗がりの中見せていただくことに;
この写真は朝もう一度行き直して外観を撮ったもの。
旧別府市公会堂は昭和3年に東京や大阪の中央郵便局を手掛けた逓信省の吉田鉄郎により建築されたもので
現在は別府市中央公民館として使用されている。 -
スウェーデンのストックホルムの市庁舎に影響を受けて建てられたそうで
建築当時はこのアーチ窓が並んでいる二階へ大階段が付けられていて、入ったところが1階で大ホールと休憩室、
2階には貴賓室と食堂、地階には大食堂、浴室、ビリヤードがあったのだそう。 -
建物両脇には富の象徴である甕が置かれていた。
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玄関ホールの照明
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1階にあった畳敷きの部屋は大きなアーチ窓とアーチの柱のある部屋。
元地階なのでここはビリーヤード場だったのか?大食堂だったのか? -
大理石の階段
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2階に上がると大ホールの入り口の両脇には天使の像が立つ水場がある。
冷房設備のない当時はここで涼を取ったのだそう。 -
大ホールの向かいの部屋。
この扉からして中が期待できる感じ。
ホールは鍵が閉まっていたが、こちらは開いていたので中も拝見。 -
わーー、この部屋も素敵。
壁と柱が青緑のタイルで覆われている。
電気付けて見たいのに、どこ探してもスィッチがなく;
写真はフラッシュでなんとか明るく。
この部屋は元は正面大階段のホールだったそうで・・現在は階段が取り除かれて会議室となっている。 -
このタイルの色、ほんとにきれいだった。
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更にこの建物の目玉のステンドグラス。
こちらも吉田鉄郎が自らデザインしたものだそう。
夜空に月と星、雲が浮かぶ。シンプルだけど美しいステンドグラス。 -
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こちらの部屋は暖炉にシャンデリア付。
畳は後から敷かれたようだけど。
こちらのシャンデリアや壁の照明も吉田鉄郎のオリジナルだそう。 -
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一日目の泊まりは別府駅前のホテルにした。
別府駅周辺には公衆浴場がよりどりみどりでたくさんあって、私たちの宿泊したビジネスホテルですら天然温泉付。
とりあえず夕食前に行ってみたかった竹瓦温泉へ皆で訪れた。
薄明かりの中に浮かび上がる竹瓦温泉、すばらしく風格の漂うたたずまい・・
明治から続くこちらの温泉の建物は昭和13年に改築されたもので正面は唐破風造の豪華な屋根を持ち
木造の宮造りとなっている。 -
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格天井のあるロビーもレトロな風情があってとてもいい感じ。
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そして浴場の雰囲気にも驚いた。
昔ながらの公衆浴場の雰囲気そのもののような・・
脱衣所からは浴場が見下ろせ特に仕切りもなく
お寺の欄干のような手摺のある階段を下りると温泉水でいい具合に変色した浴槽がある。
別府温泉のシンボル的な温泉といわれてるくらいなので、観光客向けに内部はもっと近代化してるのかと思いきや・・
昔のままの素朴な雰囲気が残された温泉で感激! -
竹瓦温泉には砂蒸し風呂も別料金で入ることができるが、
温泉だけだと入浴料はなんと100円。 -
お風呂上がりには近くの海鮮もののお店を見つけて夕食した。
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