冬のヨーロッパ旅支度（服装他）

2012/02/19 - 2012/02/27

バッグパッカーでもなく、新婚旅行の豪遊でもない、そんな中途半端な、ヨーロッパの旅がとても多いです。国内外合わせると、年間数回から十数回ほども出かけているので旅支度もずいぶん慣れました。……仕事なんですけどね。

時折、Ｑ＆Ａに、服装などの質問が出てくるので、一番初めの旅行記のかわりに紹介したいと思います。だからドイツの旅行記であることには、そんなに意味がありません。冬のヨーロッパならいずれもこんな感じでＯＫかと思います。

エリア マインツ(ドイツ)

• 同行者: その他
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

私は、いずれも機内持ち込みが“可能”なサイズに荷物をまとめます。
荷物を小さくするのは飛行機の急な欠航の時に、電車移動を楽にするためと、その駅が必ずしもエレベータ付・エスカレータ付とはかぎらないから、です。キャスターバッグも、持ち上げられるものにしておく方が良いかと、個人的には考えます。
（先を急がない観光旅行であれば大きなトランクでもかまわないと思います）

機内に持ち込むリュックに入っているのは、ノートパソコンとバッテリーケーブル、パスポート類と書類（←仕事なので）、携帯電話（辞書内蔵）とその充電器、ニットのセーター一枚と、一日分の下着、洗面具など。旅行ガイドが必要な人は、機内持ち込みの荷物に入れておくと、飛行機の中で読むのに良いかも。なお、ボールペンを一本持っていると、何かと便利。

まずはコートと靴、今回、寒波が来ているドイツなので、厚手のロングジャケットを用意した。インナーとして、丈のほぼ同じロングカーディガン。
（秋口出張の場合は、薄手のコートと、ソフトカーディガンになります）

靴は4.5センチヒールのショートブーツ。足回りとして滑り止めのバントと、室内用のサンダルは別に持って行くことが多いです。フライトがビジネスクラスなら、往路の機内で準備されているスリッパを貰ってしまうと楽です。

コートとロングカーディガンの長さは、こんな感じですね。ギリギリでインナーの白が見えない長さ。秋から冬なら、華やかな色のコートを持っていくとヨーロッパの街に溶け込めて良いかも。ドイツ人は地味なのだけど、赤を使う人が多いし。
今回は黒のコートでしたが、いずれも重ね着できる長さのものを選んでます。コートにライナーを付け外して使うのも良いと思いますが、ライナー部分だけで着れるなら、目先が変わっていいですし。

インナーは、ユニクロのヒートテックでも、イオンのヒートファクトでも、薄手で暖かいコットンニットのものを選ぶと良いかと。一週間程度なら、着ていくものも含めて３枚もあれば冬場は十分。ほかに一枚をニットの肌に着れるセーターにしておくと、着回せて良いかな。下着やタンクトップ、レギンス、靴下などは適宜。
ホテルによってはランドリーがありますが、バスルームで洗っても、タオルに重ねてクルクルと巻き込み、上から押さえるようにすると、コットンニットは簡単に水分が取れ、ハンガーにかけておけば半日で乾きます。

色はコートやアクセサリーに合わせて、何をどう組み合わせても似合うようにしておくと便利です。それから、全部重ねて着れるようなものだと、予想外に寒くなったときでも安心です。
(写真は通販サイトからもらいました)

仕事の場合スーツが必要ですが、丸めてもシワにならないジャージー素材で光沢のあるものを選ぶと、スーツ風に着こなせるだけでなく、きちんとしたレストランのフォーマルな席でもＯＫです。
いろんなメーカーで出ていると思うけれど、私はDoCLASSEのトラベルシリーズを使い倒してます。今回は、黒のパンツスーツと黒のスカート、チャコールのスカートを１枚。
（写真はDoCLASSEのHPからいただきました。写真のお姉さんの持ってるポシェットに、スーツが全部とスカートが入ります）

多分アクセサリーや化粧で、気分も雰囲気も変わるのではないかと思います。左から、スワロフスキーのシルバーネックレス、オパールのアンティークネックレス、長さ調整の出来る勾玉。リングは（結婚指輪は別として）ゴールドとシルバー、イアリングもゴールドとシルバーを一つづつ。時計も、黒系の革バンドと、デコラティブなメタルチェーンが一つづつ。
アクセサリーやスカーフは、嵩張らずに服装の印象を変えられる、便利なツールだと思います。

黒のスーツにシルバーならオフィシャルな感じに、ゴールドを合わせると、ゴージャスになります。仕事でスーツが必要だったのは、今回、一日だけでしたけどね。

ホテルのアメニティのソープ類が合わないことも、たまにあります。連日、合わないものを使うのは肌によくないので、２回分程度のシャンプーと洗顔フォームを持っていて、ホテルのものと交互に利用すると楽になります。
あとはトラベル化粧品（中身は普段使うメーカーに入れ替え）日焼け止め、ファンデーション、チークに、私の場合は、好みのアイラインや口紅は二色づつ。機内持ち込み荷物に、市販の一日分のパック入れておくと、バゲージトラブルの時も安心です。

忘れちゃいけない、プラグ変換機とか、パスポートとかインシュランスとか。普段使っている薬を、３日分くらい持っていると安心かも。

今回、マインツは薔薇の月曜日というカーニバルでした。地元友人と飲みに出るのに、仮装もしていないと目立つので、トランクにつけていたヒマワリの花と、黄色のバンダナで髪飾りを作り、なんとなく対応しました。　

楽しかったです。

仕事に来て、カーニバルは、ちょっと予想外でしたけどね。
そうそう、ドイツの寒波は私の到着と共に過ぎ去ってしまったようで、自宅のある東京の方が、冷え込みがきついくらいでした。

この旅行記へのコメント （2）

• rinnmamaさん 2014/12/15 11:48:21

  DoCLASSE

  Zebraさん、こんにちは
  
  急に寒くなりましたね！
  書き込みのお返事の前にリターン＾＾
  
  ポルトガルのアズレージョにあこがれていまして、偶然Zebraさんの旅行記
  を発見いたしました。
  お仕事とはいえ、海外に行ける事は羨ましいです。
  平凡な主婦目線でいいますと、Zebraさんは憧れの人ですね〜〜〜
  
  1年生のお子様と学会に行かれる・・大学の教授？企業の研究者でしょうか？
  とにかく、ご活躍ですね！がんばってください。
  
  そして、この旅支度のDoCLSSEが気になって、検索いたしました。
  じっくり見てみます。
  
  お子様は4年生になられたのかしら？
  お子様も国際人に成長なさることでしょう・・楽しみですね！
  私は孫と留学するのが夢ですが、Zebraさんは日常で出来るのが羨ましい＾＾
  
  2年前にドイツを旅して、治安も良いし芸術も素晴らしいし、サッカーも・・
  再来年に再訪の予定です・・また、何かとご教示お願いいたします。
  
  子育て・お仕事とお忙しいと思います。
  どうぞ、お身体ご自愛くださいませ・・・・
  rinnmama

  Zebraさん からの返信 2014/12/15 22:14:39

  RE: DoCLASSE

  先日の投票に続き、コメントまで、ありがとうございます。
  
  > そして、この旅支度のDoCLSSEが気になって、検索いたしました。
  
  通販の回し者ではないんですが、柔らかくて、くしゃくしゃにならない服、
  というか、丸めて運べて、でもスーツっぽくも着られる服を普段から探しています。
  DoCLSSEでも、常にあるわけじゃないみたいなんですが……
  
  > お子様は4年生になられたのかしら？
  > 私は孫と留学するのが夢ですが、Zebraさんは日常で出来るのが羨ましい＾＾
  
  息子は５年生になりました♪
  英語は真面目に習っているようですが、勉強嫌いな子に育ってます(悩
  お子さんや、お孫さんの留学先に遊びに来る方たち、多いですよ。
  私はドイツの研究所にいた時があるのですが、
  「親の案内で一緒に旅行してくる」という留学生が“どこの国の人でも”大勢いました。
  ドイツ人は家族を大事にするので、そういう時は快くお休みが貰えます。
  いや、私も夏休みに娘(当時小学生)を遊びに来させたことがあるのですが。
  
  > 子育て・お仕事とお忙しいと思います。
  > どうぞ、お身体ご自愛くださいませ・・・・
  
  ありがとうございます。
  急に寒くなりましたが、rinnmamaさんもお体に気を付けて、
  次の旅行に備えてください♪