2012/02/19 - 2012/02/19
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まつじゅんさん
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天台宗の古刹「長谷寺」で18日深夜から19日未明にかけて江戸時代から続く伝統行事「牛玉(ごおう)授け」の夜が明けると、「観音市」として親しまれるこの地方に春を知らせる市がたちます。
古くは、参拝客目当ての店が参道に並び、農具や竹製品など、近在の農家は必要な物を求める機会でもあり、昔ながらの風情が楽しめます
牛玉授けは、19日となった0:00。商売繁盛や五穀豊穣、家内安全等、新しい1年の福を授かろうと参拝者が牛玉宝印を記した福木を奪い合うものす。
福木は例年12本ですが、うるう年の今年は1本追加され13本が投げ入れられたようです。(私はこの頃は明日に備え、爆睡タイムです。)
倉吉に春を呼ぶとありますが、今年は前日から雪・・・・。
朝の積雪は40cm近くあり、高齢者が多い街。
足元が悪いためか例年に比べ、人出は少なかったようです。
とはいっても縁起物のイベント。
毎年お参りすることを楽しみにされてる方々も多く、町内の方々のもてなしも、雪を溶かす温かいものでした。
過去の旅行記
(2011年版)http://4travel.jp/traveler/matujyunn/album/10548603/
(2010年版)http://4travel.jp/traveler/matujyunn/album/10432259/
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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子供はいつでも元気が一番です。
除雪して積み上げられた雪も、楽しい滑り台。
遊び道具となっています。 -
打吹(うつぶき)天女を象った小学校の壁も、雪に隠れています。
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倉吉の象徴。打吹山も雪景色です。
雪を降らせる山陰のドンヨリとした空から、晴れに移る時の青空は、もの凄く美しいです。
天気の回復が、もう1日早ければ・・・・。 -
観音様が長谷寺から、降りてこられています。
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長谷寺(ちょうこくじ)は、本堂には重要文化財に指定の厨子内に秘仏の本尊木造十一面観音菩薩坐像を安置する天台宗の古刹で、本堂内壁面に室町時代から江戸時代に奉納された秀逸な絵馬が多数掛けられていたことから、「絵馬の寺」としても有名です。
ただ、長谷寺が打吹山中にあるため、山登りに耐えれない、足腰が弱くなった人達にとっては、観音市でお参りするのを楽しみにされている人が多いようです。 -
古くは、参拝客目当ての店が参道に並び、農具や竹製品など、近在の農家は必要な物を求める機会でもあったようです。
例年は、ア-ケ-ドがあった銀座通りや、赤瓦・白壁土蔵群周辺に、地元をはじめ様々なお店が並び、多くの人で賑わいますが、今年は出店も少ない様に感じます。
お店もいつものテントでなく、街中の車庫や庇の中での営業です。 -
いつもの乾物のお店が、車庫の一部を借りて営業されていました。
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いかにも昭和初期生まれ!。という老婦人がてきぱきとお店を切り盛りしておられました。
例年なら人が多くて大変でしょうが、これ位の人出なら、高度成長期の商店街でならした接客術で対応可能のようです。
先日見た「三丁目の夕日」で着ていたような、懐かしい香りのするデザインの服が、綺麗な状態で激安で販売されていました。 -
この店も、昭和の香りプンプンです。
この辺りの学校出身者の方は、当時自分たちがかぶっていた、昔の学帽を見ることが出来ます。 -
非売品ですが、昔懐かしい南海や近鉄等の野球帽もありました。
この阪急ブレ-ブスの帽子を見ると、大阪時代に西宮球場に通っていた頃の記憶が蘇ります。
まだ20数年前なんですが、もの凄く遠い昔に思えます。 -
ここも味があります。
タイムスリップしたように感じるのは私達で、実際お店の方々は何も変わっていないかも知れません。
東京お台場や池袋のテ-マパ-クのような作られた懐古ではなく、人々と共に、そのままの時代が残っているからでしょうね。 -
この市は、農具や竹製品等の生活品を売るのが始まりですから、伝統は今も脈々と受け継がれていると言うべきでしょうか。
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即席の竹編み講座が開かれていました。
昔、昔、私もボ-イスカウトで色々な技術を学びましたが、今や完全に忘れてしまいました。 -
酒屋の前では甘酒が振る舞われていました。
関係3町内が、参拝者に心づくしの温かい物を振る舞っています。
私も、甘酒、あめ湯、ぜんざいを頂きました。 -
ぜんざいがほかほかと、身も心も暖めてくれます。
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倉吉では凧と烏賊があるんですね。
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新名物も誕生しているようです。
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今や倉吉の代表的な観光地となった、玉川沿いの白壁土蔵群、赤瓦も直ぐ側にあります。
この辺り一帯は、伝統的建造物保存地域に指定されております。 -
民家も街の景観を形成する重要な要素です。
一軒一軒が気をつけて、景観を守っていけるかが成否の鍵ですね。
因みに、右の少し低い2階屋は、男はつらいよ寅次郎の告白で、後藤久美子さん演じる泉チャンと寅さんが一夜を明かした家です。 -
観音市が開かれている通り沿いには、結構由緒ある建物が多くあります。
ここは有形登録文化財の豊田家住宅です。
中では定期的に漫談や落語会が開かれているようです。 -
観音市の日には、ここで富くじが行われています。
500円/回で参加賞はこの福手拭いです。
私も毎年引いていますが、今年は小当たりで、漫談会入場券を頂きました。 -
看板建築という物があります。
建築物と看板が一体的になった、昭和の代表的な商店建築ですが、この通りには、まだ看板建築が結構残っています。
ここは、中は昭和レトロ館として、展示場になっています。 -
観音堂に隣接して立派な洋館が残っています。
昭和6年に日本産業貯蓄銀行倉吉支店として建てられたもので、もう少し行くと協同組合倉吉大店会(旧第三銀行倉吉支店)という建物もあります。
どちらも飲食店にリノベ-ションされていますので、是非お立ち寄り下さい。 -
弁天参道という名の小径の奥には。。。
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大蓮寺という浄土宗の寺院があります。
ここは、豪商淀屋清兵衛歴代の墓や武将脇屋義助所縁の寺として知られています。 -
番外編ですが・・・。
いつもお世話になっている、4トラの前日光さんが、以前倉吉を旅された時に、「絶滅危惧種っぽさが気になり、思わずパチリ!」と掲載された土蔵も現存しております。
雪で、風情は消えてしまいましたが、駐車場も今日は閑散としています。
前日光さんの旅行記↓
http://4travel.jp/traveler/3927/album/10391564/ -
今年の冬は大雪とのことで、ここ倉吉にも何度となく雪が積もっています。
観音市の日も足元がこのような状態ですから、中々人出は望めませんね。 -
早く流し雛の時期にならないかな。。。
春が待ち遠しいです。 -
子供はこれ位の雪なら楽しいですよね。
雪だるまに雪遊び。
おもちゃが一杯積もっている様な物です。
相手するお父さんも若さが(体力)が必要です -
除雪した雪も、形を変えて、皆さんをお持ちしています。
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でも、足元は定番グッズ。
滑らない様にしましょう。
本日これまで!
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