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山岳鉄道路線である大井川鉄道井川線。この日は井川線の各駅で途中下車しながらウロウロしておりました。井川線紀行、4回に分けてお送りいたします。<br />まずは奥泉から終点の井川まで。<br /><br />◇冬のスマタ・大井川紀行目次◇<br />(1) 1日目-1 近鉄・名鉄・豊橋カレーうどん <br />http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10637088<br />(2) 1日目-2 天浜線・遠州鉄道①(浜名湖・うな重弁当) <br />http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10641610<br />(3) 1日目-3 天浜線・遠州鉄道②浜松城・奥浜名湖温泉かんぽの宿<br />http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10641711<br />(4) 2日目-1 掛川城<br />http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10637089<br />(5) 2日目-2 大井川鉄道(抜里駅)<br />http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10638323<br />(6) 2日目-3 大井川鐵道SL急行かわね路号<br />http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10643635/<br />(7) 2日目-4 寸又峡温泉散策編<br />http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10644668<br />(8) 2日目-5、3日目-1 寸又峡温泉「求夢荘」、奥泉駅へ<br />http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10644699<br />(9) 3日目-2 大井川鐵道井川線①奥泉→井川<br />http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10646048<br />(10)3日目-3 大井川鐵道井川線②井川→ひらんだ<br />http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10656370/<br />(11)3日目-4 大井川鐵道井川線③ひらんだ→奥大井湖上<br />http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10656377<br />(12)3日目-5 大井川鐵道井川線④尾盛→千頭<br />http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10657074<br />(13)3日目-6 大井川鐵道 千頭・神尾<br />http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10657212<br />(14)3日目-7 川根温泉・京阪神ドリーム静岡号<br />http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10657261<br /><br /> ◆全旅行記目次◆<br />http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10642746/

20111203-05 冬のスマタ・大井川紀行(9) 3日目-2 大井川鐵道井川線①奥泉→井川

7いいね!

2011/12/03 - 2011/12/05

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planaly

planalyさん

山岳鉄道路線である大井川鉄道井川線。この日は井川線の各駅で途中下車しながらウロウロしておりました。井川線紀行、4回に分けてお送りいたします。
まずは奥泉から終点の井川まで。

◇冬のスマタ・大井川紀行目次◇
(1) 1日目-1 近鉄・名鉄・豊橋カレーうどん
http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10637088
(2) 1日目-2 天浜線・遠州鉄道①(浜名湖・うな重弁当)
http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10641610
(3) 1日目-3 天浜線・遠州鉄道②浜松城・奥浜名湖温泉かんぽの宿
http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10641711
(4) 2日目-1 掛川城
http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10637089
(5) 2日目-2 大井川鉄道(抜里駅)
http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10638323
(6) 2日目-3 大井川鐵道SL急行かわね路号
http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10643635/
(7) 2日目-4 寸又峡温泉散策編
http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10644668
(8) 2日目-5、3日目-1 寸又峡温泉「求夢荘」、奥泉駅へ
http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10644699
(9) 3日目-2 大井川鐵道井川線①奥泉→井川
http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10646048
(10)3日目-3 大井川鐵道井川線②井川→ひらんだ
http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10656370/
(11)3日目-4 大井川鐵道井川線③ひらんだ→奥大井湖上
http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10656377
(12)3日目-5 大井川鐵道井川線④尾盛→千頭
http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10657074
(13)3日目-6 大井川鐵道 千頭・神尾
http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10657212
(14)3日目-7 川根温泉・京阪神ドリーム静岡号
http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10657261

◆全旅行記目次◆
http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10642746/

同行者
友人
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
私鉄
旅行の手配内容
個別手配

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  • まずは奥泉駅で、切符を購入。

    まずは奥泉駅で、切符を購入。

    奥泉駅

    奥泉駅 by planalyさん
  • こちらが購入した井川線切符。これも冬のスマタ特別付録の一つでして、千頭・井川の往復で大人1000円小人500円。通常の運賃やフリー切符の代金を考えるとかなりオトクな価格。千頭・摂津峡温泉駅往復の切符もありました。

    こちらが購入した井川線切符。これも冬のスマタ特別付録の一つでして、千頭・井川の往復で大人1000円小人500円。通常の運賃やフリー切符の代金を考えるとかなりオトクな価格。千頭・摂津峡温泉駅往復の切符もありました。

    井川駅

  • ホームに出て、列車がやってくるのを待つ。

    ホームに出て、列車がやってくるのを待つ。

  • ホームからの景色<br />茶畑。さすが静岡。

    ホームからの景色
    茶畑。さすが静岡。

  • 暫く待つと、可愛い列車が到着〜♪

    暫く待つと、可愛い列車が到着〜♪

  • 各客車のドアは車掌さんが手で開けます。

    各客車のドアは車掌さんが手で開けます。

  • 車内の様子。<br />

    車内の様子。

  • お客さんはそれなりに……<br />とはいえ、この車両しか暖房を入れていないということで、お客さんはみなこの車両に集まってるんですよね。<br /><br />でも、地元の人がほとんど乗ることのない観光列車、それも朝9時と思えば多いほうなのかな。月曜日だし。

    お客さんはそれなりに……
    とはいえ、この車両しか暖房を入れていないということで、お客さんはみなこの車両に集まってるんですよね。

    でも、地元の人がほとんど乗ることのない観光列車、それも朝9時と思えば多いほうなのかな。月曜日だし。

  • 列車は大井川の源流に沿って走る

    列車は大井川の源流に沿って走る

    井川駅

  • そうしてアプトいちしろ駅へと到着。<br /><br />そう、寸又峡へのバスから見えていた、あの駅です。

    そうしてアプトいちしろ駅へと到着。

    そう、寸又峡へのバスから見えていた、あの駅です。

  • 吊り橋なんかがかかる静かな駅。道路が走ってるのは写真の右端あたりの山の中だろうか。<br />ここからのハイキングルートなんてものもあるそうで。

    吊り橋なんかがかかる静かな駅。道路が走ってるのは写真の右端あたりの山の中だろうか。
    ここからのハイキングルートなんてものもあるそうで。

  • ここから長島ダムまでの一区間は、日本で唯一のアプト式区間。アプト式機関車を後ろに連結します。長島ダムができるまではこれまでと同様普通の区間だったのですが、ダム建設でかつての路線が沈むことから、急勾配でも登攀可能なアプト方式を採用した新線に切り替えられました。<br />後ろに連結するのは、連結器が切れて客車が暴走……なんてことが起こらないようにするため。次の写真なんか見たらわかりやすいかと思いますが、アプト式機関車だけでなく、井川線の列車自体もいちばんうしろの車両が機関車。

    ここから長島ダムまでの一区間は、日本で唯一のアプト式区間。アプト式機関車を後ろに連結します。長島ダムができるまではこれまでと同様普通の区間だったのですが、ダム建設でかつての路線が沈むことから、急勾配でも登攀可能なアプト方式を採用した新線に切り替えられました。
    後ろに連結するのは、連結器が切れて客車が暴走……なんてことが起こらないようにするため。次の写真なんか見たらわかりやすいかと思いますが、アプト式機関車だけでなく、井川線の列車自体もいちばんうしろの車両が機関車。

    井川駅

  • 連結。<br />この車両の高低差。<br />井川線の車両が特に小さい上に、アプト式機関車がでかいのでその差が開くこと開くこと。

    連結。
    この車両の高低差。
    井川線の車両が特に小さい上に、アプト式機関車がでかいのでその差が開くこと開くこと。

    井川駅

  • 連結部分を撮ると……<br /><br />うん、なんというか、大人と子供?

    連結部分を撮ると……

    うん、なんというか、大人と子供?

  • 駅の構内には連結した機関車の他にも2両の機関車が休んでいた。

    駅の構内には連結した機関車の他にも2両の機関車が休んでいた。

  • うん、かっこいい。<br />

    うん、かっこいい。

  • で、アプト式アプト式うるさいけど、そもそもアプト式って何やねん、って話ですが……<br />アプト式とは列車が急勾配を登れるようにするために(ゴムタイヤで走る車やゆりかもめなんかの新交通システムなどとは違って、鉄の車輪で走る鉄道は勾配に弱いのです)、二本のレールの間にギザギザがついたレールを敷いておき、そのぎざぎざのレールを機関車につけた歯車で登って行こう、というもの。ま、要約すれば急な坂を登り降りするために特殊なレールと歯車がついてるってことです。どのくらい急な勾配かというと、1000m進む間に90mの高さを登るという日本一の急勾配。<br /><br />まあ、大井川鉄道のホームページでわかりやすく説明してありますよ。

    で、アプト式アプト式うるさいけど、そもそもアプト式って何やねん、って話ですが……
    アプト式とは列車が急勾配を登れるようにするために(ゴムタイヤで走る車やゆりかもめなんかの新交通システムなどとは違って、鉄の車輪で走る鉄道は勾配に弱いのです)、二本のレールの間にギザギザがついたレールを敷いておき、そのぎざぎざのレールを機関車につけた歯車で登って行こう、というもの。ま、要約すれば急な坂を登り降りするために特殊なレールと歯車がついてるってことです。どのくらい急な勾配かというと、1000m進む間に90mの高さを登るという日本一の急勾配。

    まあ、大井川鉄道のホームページでわかりやすく説明してありますよ。

    井川駅

  • これがアプト式特有のラックレール用歯車か……<br />よくよく見たら、真ん中にあるやつです。

    これがアプト式特有のラックレール用歯車か……
    よくよく見たら、真ん中にあるやつです。

  • で、こちらがラックレール。帰りの車内から撮ったものですが。<br />連結器の下(写真で言うところの左側)に見えるギザギザっぽいものがそれです。

    で、こちらがラックレール。帰りの車内から撮ったものですが。
    連結器の下(写真で言うところの左側)に見えるギザギザっぽいものがそれです。

  • さあ、そろそろ出発。<br />戻りましょうか。

    さあ、そろそろ出発。
    戻りましょうか。

  • 列車は急勾配を登っていく。

    列車は急勾配を登っていく。

  • 機関車は後ろ。連結器が壊れても暴走しないためですね。

    機関車は後ろ。連結器が壊れても暴走しないためですね。

  • 下の川では工事中。

    下の川では工事中。

  • アプト式の新線付替原因となったダムが見えてきた。<br />ちなみにこの写真、電車の窓枠にカメラを置いて、勾配に合わせて撮影したもの。如何に急勾配なのか、お分かり頂けるだろうか。

    アプト式の新線付替原因となったダムが見えてきた。
    ちなみにこの写真、電車の窓枠にカメラを置いて、勾配に合わせて撮影したもの。如何に急勾配なのか、お分かり頂けるだろうか。

  • 勾配が終わると長島ダムへ到着。あっと言う間の区間でしたが、この区間のためだけにアプト式を採用したとは、すごいですね。

    勾配が終わると長島ダムへ到着。あっと言う間の区間でしたが、この区間のためだけにアプト式を採用したとは、すごいですね。

  • ここからは長島ダム湖畔沿いに走ります。<br />レインボーブリッジなる、ダム湖を渡る橋も。

    ここからは長島ダム湖畔沿いに走ります。
    レインボーブリッジなる、ダム湖を渡る橋も。

  • 冬場でダム湖の水が少なくなっている為か、旧線跡が湖面から顔をのぞかせていました。

    冬場でダム湖の水が少なくなっている為か、旧線跡が湖面から顔をのぞかせていました。

  • レインボーブリッジの真ん中にある奥大井湖上駅。<br />乗り降りする人がいた……かどうかは忘れましたが。いや、この電車ではいなかったかな?

    レインボーブリッジの真ん中にある奥大井湖上駅。
    乗り降りする人がいた……かどうかは忘れましたが。いや、この電車ではいなかったかな?

    奥大井湖上駅

  • 接岨峡温泉駅<br />この駅でも乗り降りするお客がいた……ような。ちょっと旅行記書くまで時間が開きすぎてしまったのと、この後この路線をうろうろしていたこともあり、記憶が定かでない……

    接岨峡温泉駅
    この駅でも乗り降りするお客がいた……ような。ちょっと旅行記書くまで時間が開きすぎてしまったのと、この後この路線をうろうろしていたこともあり、記憶が定かでない……

    接岨峡温泉駅

    接岨峡温泉駅 by planalyさん
  • お次の見所は、関の沢鉄橋。 川底から高さが約71mという日本一の鉄道橋です。<br />うーん、高い!

    お次の見所は、関の沢鉄橋。 川底から高さが約71mという日本一の鉄道橋です。
    うーん、高い!

  • うれしいことに、一分ほど橋の上で止まってくれます。<br />なおかつ、井川線の車両は窓が開きます!!<br />まあ、高所恐怖症の人には全然嬉しくないかもしれませんが……

    うれしいことに、一分ほど橋の上で止まってくれます。
    なおかつ、井川線の車両は窓が開きます!!
    まあ、高所恐怖症の人には全然嬉しくないかもしれませんが……

    井川駅

  • 窓が開くからこんな写真も撮れると。<br />いやぁ、高かった。

    窓が開くからこんな写真も撮れると。
    いやぁ、高かった。

  • で、尾盛駅を経て、写真の閑蔵駅。<br />森の中の小駅です。というか、この旅行記作製に当ってIMEはグーグル日本語入力を利用しているのですが、駅名が予測変換で出てこないというのは初めてかもしれない。ちなみに、かんぞうえきと読みます。

    で、尾盛駅を経て、写真の閑蔵駅。
    森の中の小駅です。というか、この旅行記作製に当ってIMEはグーグル日本語入力を利用しているのですが、駅名が予測変換で出てこないというのは初めてかもしれない。ちなみに、かんぞうえきと読みます。

  • ここまで来ると、終点の井川まで後一駅<br />

    ここまで来ると、終点の井川まで後一駅

    井川駅

  • 沿線にはダムが結構ありますね。<br />というか、そもそも井川線が水力発電所建設の資材運搬用トロッコとして建設された路線ですからねー(そのため山あいを縫うようにカーブ箇所が多く、トンネルも小型なんです)。<br />越すに越されぬ大井川も、こうしてダムがいっぱい出来ておとなしくなったんですね。

    沿線にはダムが結構ありますね。
    というか、そもそも井川線が水力発電所建設の資材運搬用トロッコとして建設された路線ですからねー(そのため山あいを縫うようにカーブ箇所が多く、トンネルも小型なんです)。
    越すに越されぬ大井川も、こうしてダムがいっぱい出来ておとなしくなったんですね。

    井川駅

  • 何かの業務用のモノレール?<br />ダムと井川線の連絡用でしょうか。

    何かの業務用のモノレール?
    ダムと井川線の連絡用でしょうか。

    井川駅

  • しばらくすると前方に

    しばらくすると前方に

  • 井川到着もまもなくという段になって、井川ダムが見えてきました。

    井川到着もまもなくという段になって、井川ダムが見えてきました。

    井川駅

  • こうして井川駅へと到着。いやぁ、楽しかった。とはいえ、今日はまだ始まったばかり。これからさらに井川線を満喫しますw<br /><br />続きます。

    こうして井川駅へと到着。いやぁ、楽しかった。とはいえ、今日はまだ始まったばかり。これからさらに井川線を満喫しますw

    続きます。

    井川駅

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