2011/07/15 - 2011/08/02
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exreplpさん
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今回の旅、マチュピチュに次ぐ第2の目的である謎の地上絵を見るべく、アレキバから1人ローカルバスに乗り込みナスカへ向かいました。
小さな飛行機に乗り込み、大揺れする飛行機に耐えながら、大平原をキャンバスに描かれたハチドリや宇宙人に大興奮!
途中、気持ち悪くもなったりしたけど、大昔の人の芸術や技術、それを発見した人の努力と根性に触れて不思議なパワーを得た旅でもありました。
紛れもない、ここは強烈なパワースポットであります。
情熱的なアルゼンチン人女性との出会いありの、素敵な旅路となりました。
≪日程≫
2011年7月24日 アレキバ発 ナスカ着
25日 ナスカ・地上絵見学 ナスカ発 リマ着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 観光バス タクシー 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
2011年7月24日ペルー10日目
アレキバからバスに乗り、揺られる事12時間以上。
ローカルバスに乗ってしまった為、乗り降りするお客さんで途中止まってばかりでした。
ほとんどのお客さんがリマに行くため、ナスカで降りたのはほんの数人です。
ナスカに着いた時は23時半になっていて、もうクタクタ。
地球の歩き方にあったParedones Inn(パレドネス・イン)をとりあえず見学させてもらって、普通に良かったのでチェックインしました。 -
7月25日ペルー11日目
地上絵の遊覧飛行に申し込みしたくて受付に行ったけど、旅行会社に行ってと言われました。
アルマス広場近くの旅行会社でフライトを申し込み。
霧があって午後からしか飛べないと言われ、午前中はその他の施設を周るツアーに申し込みました。
ホテルに戻り準備をし、ツアーに早速出発です。 -
まず向かった先は、マリア・ライへ博物館です。
プライベートツアーの為、運転手さんが一緒に見て周って、英語でガイドもしてくれました。
写真はマリア女史のお墓です。
彼女は地上絵の解明・保存に大きく貢献したドイツ人であります。
ナスカに住み込んで、結婚することなく、故郷にも帰らず地上絵に一生を捧げた彼女の人生を垣間見る事ができます。
今の地上絵がこうやってあるのも、彼女の努力のお陰なのです。 -
お庭に車がありました。
タイヤがパンクしたままになっていて、相当古そうです。
これに乗って、ナスカの地上絵まで行ったのでしょうか。
これ以外に、彼女の部屋を再現した場所や、地上絵の古い写真、地上絵を探した時使ったであろう道具などが展示されていて、とても興味深かったです。 -
次に向かったのはミラドール、観察やぐらです。
私が行った時は運よく誰もいませんでした。
運転手さんが売り物の日本語の本を持って説明してくれました(笑)
写真もここぞとばかりに、沢山撮ってもらいました。 -
高さ20mから、手と木の地上絵の一部が見えました〜。
初めての地上絵に感激ですっ!!
空も霧が晴れてきて、午後からの遊覧飛行に期待が持てます。
団体さんが来たので、場所を譲りました。 -
やぐらの脇を真っ直ぐ通っている道路、パン・アメリカン・ハイウェイです。
どこまでも続く真っ直ぐな道。
この左右の大平原に地上絵が広がっているのです。
ここからは見えませんが・・・。
頭上にパラカスから来た飛行機が飛んでいました。
空中からどんなふうに見えるのでしょうか? -
次に向かった先は、一見何の変哲もない丘でした。
上に来てみてビックリ。
何本もの線があちこちの引かれています。
線は真っ直ぐ引かれていて地平線の向こうまで続いているそうです。 -
地上絵の線は、地表の砂を取り除く事によって描かれていました。
風がないので、崩れる事もないんだそうです。
これが遠くからだと絵に見えるって不思議〜。
しかもどうやってあんな巨大な絵を描いたのでしょうか。
これで一旦ホテルに戻り、正午少し前にナスカ空港へ向かいました。
いよいよ遊覧飛行です! -
空港は待ち人で溢れ返っていました。
朝から霧が晴れるのを待っていた人が、まだ待ち続けているそうです・・・。
空港で待っている間、昨日バスで通路を挟んでお隣だった女性がいました。
向こうもこちらに気付いて、嬉しそうに話しかけてきました。
昨日は一言もしゃべらなかったけど、お互い1人旅で時間を持て余していたので色々おしゃべりしました。
彼女マリエラはアルゼンチン人で、休暇を利用して1人旅をしているのだそうです。
この後、リマへ向かうのも一緒でした(笑)
そうこうしているうちに、マリエラが搭乗ゲートに消えていきました。
グットラック! -
私もすぐに搭乗になりました。
時刻は14時過ぎ。2時間以上待ちました。
荷物を旅行会社の人に預けて、いざ出発。
4人乗りの小さなセスナ機まで歩いて移動しました。
写真は副操縦士。 -
前に大きな男性2人、後ろに女性2人が座りました。
みんな窓が隣にあり、外が良く見えます。
地上絵への期待が最高潮になった頃、いよいよ出発です。 -
副操縦士が地上絵について英語で説明してくれました。
右と左、どちらもからも見えるように、絵の上空でぐるりと回ってくれました。
良く見えるようにと配慮からか、低空を飛んだりもします。 -
上空から見る、生の地上絵に4人とも大興奮です。
一瞬の隙を逃さないように、写真を撮りまくりました。
先ほど地上から見た、手や木も見えます。
宇宙人は子供が描いた絵の様で面白かったです。 -
ワイワイ、興奮していた私達に変化が・・・。
そう、恐怖の乗り物酔いです。
セスナが小型の為、上空をクルクル回ったり、ジェットコースターのよう下降した為、完全に気持ち悪くなり、胃から何かこみ上げるまでに悪化してきました。
視線は地上絵ではなく、目の前のゲロ袋に釘付けです。 -
他の3人も同様に気持ち悪いようで、顔色が悪く見えます。
副操縦士の解説など、もう誰も聞いていません。
願いは1つ、早く終ってくれ〜〜〜っ。
私の切実なる願いが届いたようで、飛行場に引き返すことに。
心の中で拍手喝采しました。 -
せっかく高いお金払ったのに勿体ないと貧乏根性で、最後地上絵を見続けました。
何とか持ち堪えて、ゲロ袋のお世話になるという最悪の事態は切り抜けました。
乗り物酔いなんて滅多にしないのに、もうびっくりです。 -
セスナを降りて、吐かなかった勝利に1人酔いしれました。
最後にセスナ機をパシャリ。
4人で気持ち悪かったね〜って話をしました。
後で聞いたのですが、1人参加の場合運よく1席空いていたら、待つことなく割り当ててくれる時があるそうです。
ほとんど待たずに乗れるなんて、ラッキーですよね。 -
ホテルに戻り、バスステーションにリマ行きの切符を買いに行きました。
今度はローカルバスでなく、高級バス、クルス・デル・スルです。
その後、アルマス広場近くの食堂でランチを食べました。
言われるままに注文したら、3皿くらい出てきました。
おいしけど、さすがに量が多かったです。 -
その後、バス出発時間までアルマス広場で野良猫とのんびり過ごしました。
芝生の模様やオブジェが地上絵仕様になっていてオモイロイ。
バス停に行ったら、ナスカ空港で会ったマリエラに会いました。
何と彼女、遊覧飛行で吐いてしまったそうです(苦笑)
リマまで一緒に行きバス停でお別れした時、両方の頬にキスしてくれました。
さすが、ラテン系!
いまでは、フェイスブックで近状を報告しあう仲です☆
さて、次は大都市、リマの旅行記です。
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