Vol4.ペルーぐるりと1周19日間　バックパッカー１人旅　～アレキバ編～

2011/07/15 - 2011/08/02

標高が寒く、終始肌寒かったチチカカ湖のある町プーノを後にし、次は石灰岩で作られた白い町、アレキバへ向かいます。大型バスの2階最前列に陣取り、山深い景色に見とれ揺られる事6時間強。リマに次ぐペルー第2の都市アレキバは、標高が2,335ｍで今までよりずいぶん体が楽に感じました。ここに来て一人旅の私に変化が！放浪中の日本人男性と出会い、一緒にコンドルの町カニョン・デル・コルカへ行くことに。さてさて、どんな道中になるでしょうか。

≪日程≫
2011年
7月21日　プーノ発　アレキバ着
　 22日　アレキバ発　カニョン・デル・コルカ着
　

エリア アレキパ(ペルー)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 観光バス タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

2011年7月21日ペルー7日目
標高の高い街プーノを離れ、向かう先はペルー第2の都市アレキバ。
大きな2階建てのバス最前列の座席で、どこまでも続く道と青い空をぼ〜っと見ながら快適な時間を過ごします。
途中、ウクレレのような楽器を持ったおじさんが、陽気に歌を披露していました。
チップ攻撃の視線を華麗にスルーします。
もう慣れたものです。

こ〜んなかわいらしい看板がありました。
エジプトでラクダ注意の看板を見ましたが、ここはリャマ注意でしょうか。

6時間後、バスは無事アレキバに到着しました。
預けた荷物を受け取る際「町までタクシーシェアしない？」と、声をかけられました。
後に一緒にコンドルを見に行く事になるＳさんです。
明日のカニョン・デル・コルカ行きのバスチケットを2人で購入して、一緒に宿を探しました。

こちら、今回の宿Mirador del Monasterio。
サンタ・カタリナ修道院のすぐ側にあり、3つ星ホテルのわりに値段がお手頃で即決しました。
今回の旅、初の暖房器具付きです。
タクシーをシェアしたＳさんは、近くの安宿に行きました。
ペルーを半年ほど放浪中で安い所しか泊まらないそうです。
この後、一緒に観光をしようと約束したのですが、後々この価値観の違いが悲劇を呼ぶことになろうとは、この時知る由もありませんでした。

こちらホテル近くのサンタ・カタリナ修道院です。
町で一番大きい修道院で大きな観光名所です。
実はＳさんと待ち合わせて一緒に観光する予定だったのですが、待ち合わせに現れた時、ＳさんはＨさん（香港人女性）と一緒でした。

ここまでは問題ないのですが、この2人、入場料代がもったいないのでお金のかかる施設は行きたくないと。
えっー、それじゃ観光できないじゃんっ！って事で、結局1人分かれて行動する事になったのです。

お金の価値って人それぞれだし、彼らの考えに否定も固定もしないけど、せっかくここまで来たのにチャンスを利用しないなんて、何か残念に感じました。
確かに入場料は高いかもしれないけど、ここで見れるものって今この瞬間だけであって、その価値はお金では買えないものではないかと思いますし。

気が合わなさそうな2人とコンドルを見に行く事を思うと、少し気が重くなってきました。
バスの時間をシレっとずらしたかったけど、もうチケット買っちゃたし〜。

今まで旅を一緒にした人って、違う価値観の人でも結構楽しめたので、今回も何とかなるに違いない！
悩んでいても仕方ないので、前向きに考える事にしました。

サンタ・カタリナ修道院は入り口が小さく、すぐに見学が終ってしまうのかと思っていたけど、中は広く見ごたえがあります。
壁の青や茶色が鮮やかで、とってもキレイ☆
庭も良く手入れされていて、お花が活き活き咲き誇っていました。
お世話している人の性格が見えてきますね。

太陽が沈みかけているのか、周りは暗くなってきました。
普段、夕方には閉まってしまうのですが、曜日によって夜も特別開いているんです。
暗闇を照らすランプの光が温かいです。

一通り見学し、いい感じに日が沈んだようなので、切り上げて夕食をしに町へ行く事にしました。
もう、お腹はペコペコです。

町の中心、アルマス広場、
実はここへ来る途中、夕食を終えたＳさんとＨさんとすれ違いました。
今から宿に戻るところだそうです。
運命でしょうか、やはり2人からは逃れらることはできないようです。

今夜のご飯。
チキンとフライドポテト、サラダ食べ放題にスープ、ペプシのセットを注文しました。
ペルー料理店は見当たらなく、こんな感じのファストフード店ばかりでした。
量が多すぎて、お腹いっぱい。
食べすぎで少々気持ち悪いので、大人しく部屋に戻ることにしました。
バス移動で疲れたので、この日はすぐに寝ました。

7月22日
ここのビュッフェの朝ごはんは、ペルー旅行の朝ご飯の中で一番でした！
とにかくパンがおいしいのです。
外がカリッとしていて、中がふわっとで日本人好みの食感なんです。
フレッシュジュースもおいしかった〜。

バスの出発までまだ時間があったので、街を散歩する事にしました。
サン・ラサロ地区というアレキバで最も古く美しいとされる場所です。
白い壁が石畳と調和していて、独特の雰囲気を出しています。

道路はこんなに狭いんです。
時々、車がすごいスピードで抜けていきます。
一方通行とはいえ、少し余所見をしていたら轢かれるでしょう。

戸の取っ手に小人が！
門番でしょうか。
武器らしき物を持っていて、凶暴な感じがしました。
早く立ち去るに限ります。

民家からおしゃれ服で身を固めた犬がこちらを見ています。
窓の格子もかわいい。
写真を撮っていたら、飼い主がにっこり笑いかけてきました。

街に戻りました。
昨日は暗くて分からなかったけど、アルマス広場周辺の古い建物も素敵です。
ペルーって広場周辺はどの町も似ている気がします。

カテドラルはどの町でも見かけました。
時間がなかったので、中には入りませんでした。
ここのは横に長いです。

右手のステンレス製の長細い柱は信号です。
上から赤・黄・青だったかな？
なんか変わった形www

バスの出発が近づいてきたので、ホテルに戻ります。
チェックアウトをして、バックパックを受付で預かってもらいました。
1泊カニョン・デル・コルカ周辺で宿泊し、再びここへ戻ってきます。
このホテル、超気に入りました☆

さて、これからバス乗り場へ移動します。