2011/09/29 - 2011/09/29
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ソフィさん
2011年9月29日(木)
今朝パドヴァから電車で、ヴェローナのポルト・ヌオヴァ駅に着いた私は、先ず市バスに乗ってアレーナまでやって来た。
その後アレーナ脇のブラ広場から、二階建ての赤い観光バスで、グルッと市の東北部を巡り、再びブラ広場に戻っている。
これから今朝18ユーロで買った切符を使って、同じ会社の運営する、もう一つのルートを巡る二階建てバスに乗るつもりだ。
切符は何度乗り降りしても、24時間有効なのだ。
この観光バスは、それぞれの系統が同じ道を何分かおきに(ヴェローナでは60分間隔)グルグル回っており、指定ポイントでの乗降自由で、観光客には至極便利である。
「City sightseeing bus」と名乗る、真赤な二階建ての可愛いバスは、世界で80都市以上に走っていると言う。
観光客にとってこんな便利なバスが、大阪や京都にあれば、どんなに客を喜ばせるだろうかと考える。
間もなくやって来た観光バスは、ブラ広場から古い城壁の城門をくぐり抜け、今朝駅からここに向かい通って来た「コルソ・ポルタ・ヌオヴァ(新しい門大通り)」」を、今朝とは逆方向に南に向かう。
この辺り、新旧両壁は並行して東西に走り、その間隔はほぼ1キロである。
アディジェ川で三方を取り囲まれたパドヴァは、手狭になって南に市域を拡大し、新しい壁を設けたのだろう。
「コルソ・ポルタ・ヌオヴァ」は、新しい市壁の正門「ポルタ・ヌオヴァ」と、古い都心とを結びつけた新市の背骨であり、巾が広くて並木が美しい。
ポルタ・ヌオヴァをくぐり抜ければ、駅に向かって、明るい緑地が広がる。
旧市街の、中世風の狭さ慣れた私には、別天地のようだ。
バスは駅前で客を乗降させ、再び新城壁を縫いながら、西へと向かい「ポッツァ広場」に達する。
関連の写真を、「ソフィさんの旅行ブログ」http://4travel.jp/traveler/katase/に掲載しております。
文章だけならば、「片瀬貴文の記録」http://blog.alc.co.jp/d/2001114の活字が大きく、読み易いと思います。
どうぞお訪ね下さい。
(2012年2月15日 片瀬貴文記)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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