2012/02/03 - 2012/02/06
439位(同エリア581件中)
マカロニグラタンさん
- マカロニグラタンさんTOP
- 旅行記30冊
- クチコミ1件
- Q&A回答0件
- 51,440アクセス
- フォロワー2人
1周約18キロのサイクリングロードをひた走る、小金門の旅。
金門島よりもさらにのどかで、かつ内戦の最前線の島でした。
現役の中華民国軍基地もあり、複雑な現代史を考えさせられました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 船 自転車
- 航空会社
- チャイナエアライン
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
まずは九宮碼頭から一番近くにある名所、
「九宮坑道」を観光。
ここも、国共内戦時、国民党軍の船を格納していたトンネルです。
前日観光した翟山坑道よりは小さいが、自分はこちらの九宮坑道の方が、明るく全体が見渡せるので印象に残りました。 -
当時の掘削作業を再現した様子。
-
このときの観光客は、自分以外、写真に写っている女性とその旦那さんと思われる男性のみ。
-
坑道の入り口はこんな感じです。
まさに海の要塞といった感じです。 -
九宮坑道を観光後、サイクリングロードに沿って島内を一周します。
サイクリングロードはこんな道が多いです。
わき見すると平らな所から逸れてしまいます。
借りた自転車はスプリングの効きが悪いので、少しの段差でもケツにモロに響きます。
あとから分かりましたが、この道、内戦時の軍用道路だったようです。 -
こんな感じでところどころに自転車マークがあります。
-
走り出してすぐに海に出ました。
自転車の利点は、こういったいい風景に出くわしたら気軽に止めて写真を撮ったりできることですね。 -
次に来たのが、「将軍堡」。
-
1958年(民国47年)の金門砲撃の際、蒋経国氏(蒋介石の息子・中華民国第2代総統)もここにやって来たそうです。
-
内部はかなり生々しいです。
学校の世界史の授業も、もっと現代史を細かくやるべきですね。
「国共内戦」だけでは、何も伝わりません。。。 -
こんな植物がたくさんありましたが、
これも人民解放軍の上陸時に少しでも妨害するために、意図的に植えたようです。 -
少し走ると、こんなとこに出て来ました。
地雷が埋まってるようです。
民宿の張さんも、小金門の海岸近くには地雷がたくさん埋まっていると言ってました。 -
地雷の間を歩いて行く。
後方は、地雷除去の作業を再現した人形です。 -
次に「鐵漢堡」にやってきました。
ここは地下道で「勇士堡」という堡塁とつながっています。
相当長い距離でした。
最初に案内図を確認せずに鐵漢堡に自転車を止めて観光。勇士堡から出たら当然のごとく自転車がない・・・。
仕方なく再び長い地下道を歩いて戻りました。 -
地下道には地面に地雷が展示してあります。
その上を踏むと爆音がします。 -
勇士堡側の出入り口。
-
このあと、サイクリングロードから少し逸れ、小さな集落を経由しながら湖井頭へ向かいます。
途中こんな立派な廟もありました。 -
途中、東坑という村を経由。
-
立派な廟もいくつかありました。
すごいのどかな村でした。 -
ようやく小金門の1番の名所とも言われる、「湖井頭」に到着。
ここがだいたい中間地点、九宮碼頭から一番遠いところになります。 -
建物の中に入るといきなり砲弾が展示してあります。
ちなみに真ん中の一番大きいのは国民党軍の砲弾。周りの小さいのはみんな人民解放軍の物です。
1958年の金門砲撃のときには、雨あられのように砲弾が浴びせられました。
その砲弾のカケラで作った包丁が重要な産業となって、金門の復興に貢献したのは有名な話です。
ここの記念館も入場無料。入口にお姉さんが座って暇そうに勉強していました。アルバイトかな?
わずかでもいいから入場料取ればいいのに。。。余計なお世話ですが。 -
遠くに小さな島が見えます。
中華民国の国旗、「青天白日満地紅旗」が見えます。
中華人民共和国ではない、中華民国の島であることをアピールしています。 -
湖井頭から少し走ると、「雙口出海口岸」という海岸に出ました。
ここにも人民解放軍の上陸を阻止するための杭が埋め込まれてありました。 -
再びサイクリングロードに戻ります。
-
8キロ地点。
小金門のサイクリングロードは、出発地点の九宮碼頭から100メートル毎に立て札があり、また1キロ毎に、このように地面に表示があります。 -
上林という地区に到着。
この時点で12時ちょっと過ぎ。
理想的な時間配分です。 -
なお、何の観光名所でもないですが、
自転車漕いでると、このようなトーチカが至る所に現れます。 -
上林にて1軒の食堂を発見。
迷わず入る。
ちょうど昼だったし、ここを逃したら、いつ食べ物にありつけるか分かりません。
前日の昼にも食べた「蚵仔麺(カキ入り素麵)」。ここのは、なんか肝が入ってた。
これで50元(約130円)。 -
腹ごしらえもし、サイクリング後半戦スタート。
しばらく走ると、小さな町に出ました。
烈女廟という立派な廟がありました。 -
市場まであります。
-
静か〜な町です。
時が経つのを忘れそうになります。 -
中華民国生みの親、孫文の提唱した三民主義。
小金門の崖にもでっかい文字で中華人民共和国に見せつけるように書かれています。
ここまで来ると3分の2周くらいしたかな。。。 -
まだこの自転車健在です。
少しタイヤの空気が減って来た感じがします。。。 -
小金門は金門島よりもアップダウンが厳しいです。
上りで何度か自転車下りて引きました。
上がり切ると写真のような下りが始まります(当たり前ですが)。
写真は分かりにくいかも知れませんが、これ相当急な下り坂、しかもカーブしています。
普段の自転車走行では経験できない、ジェットコースターのようなスリリングを味わえます。
サイクリングされる方、くれぐれもご注意を。 -
だいぶ戻ってきました。
金門島の発電所が見えます。 -
基地でしょうか、演習場でしょうか?
ヘリポートもありました。 -
17キロ地点を越えしばらく走ると、羅厝漁港に到着。
ここまで来るともうゴール目前です。
漁港に店が1軒あり、海産物でもあるのかなっと寄ってみましたが、フツーのスーパーでした。
兵隊さんが食料の買い出しに来ていました。 -
ゴール目前で、何か足りないと思い、地図を確認。
小金門に来たらこれを見ておかないといけません。
1958年8月23日砲撃の勝利を記念した塔。
勝利というのは、あくまで中華民国側の見方ですが、こういう表現・文字を見られるのも、その国に来てこそ経験できることです。 -
そしてこちら「八達樓子」。
小金門の象徴的建造物です。 -
小金門にもちゃんとセブンイレブンがあります。
-
こうして小金門サイクリングロードをメインに島を1周しました。
約5時間。トータルで22、3キロは走ったかな?
2日間ひたすら自転車漕いでたので、足はパンパンです。
途中辛いとき、「台北に戻ったらマッサージをフルコースで受けてやる」って自分に言い聞かせ頑張りました。
14:30のフェリーで金門島へ。 -
金門島からやってきたフェリーからは卵も運ばれてきました。
-
愛車「239号」。
ボロクソ言ってましたが、この頃になると愛着が出て来ました。
自転車持って島を渡るツーリストはいないようです。 -
フェリー、下の階の客席。
誰もいません。 -
金門島に帰ってきました。
金門島の旅の終わりを感じます。
それにしてもすごい島でした。 -
まだ15時前。
このまま水頭村の陳さんの民宿に預けたバックパックを受け取り金城バスターミナルへ向かってもいいのだが、帰りの飛行機は18:10。
余裕を見て17時に空港に着くとしても、まだ十分時間はあります。
そこであの山。水頭村からも見えて、昨日から気になっていたんですよね。
地図で見た限りかなり近いので寄ってみることに。
つづく・・・。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
マカロニグラタンさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
46