2011/09/29 - 2011/09/29
429位(同エリア608件中)
ソフィさん
2011年9月29日(木)
サン・ピエトロ城から下り、アディジェ川を右岸に渡ったバスは、ドゥオモの脇を通り、建物の美しさを、ゆっくり味あわせてくれる。
ヴェローナの建物は煉瓦を使い黒ずんだものが多いのだが、この辺りは明るい色の石が、街の空気にホッとしたアクセントを与えている。
西南に走っていたバスは、東南に方向を変え、シニョーリ広場をかすめて、エルベ広場に入る。
エルベ広場は、白いパラソルが並び、野菜や花の露店が続く、華やいだ空気。
恐らく、市民生活の中心的存在なのだろう。
ローマ時代は、シニョーリ広場と続いていて、市民が集会をするための広場(フォロ)だったそうだ。
周辺を、中世を偲ばせる建物が取り囲み、それぞれの色も形もバランス良く、実に落着いた雰囲気を醸し出している。
左手にランベルティの塔が聳え、塔の上から市街の眺望が素晴らしいようだ。
ランベルティの塔と並んで、広場の右奥の建物が、かつての市庁舎。
エルベ広場が終わり、そのまま東南方向に進めば、カッペッロ通りである。
この通りは、かつて市の中心街だった趣が残り、途中にあるシェークスピアの「ロミオとジュリエット」の舞台とされる建物「ジュリエッタの家」も、名所となっている。
ふと気がつけば、ヴェローナは自動車乗り入れを禁止している通りが多い。
このカッペッロ通りも、市内バスや一般の車は乗り入れできないようだ。
今から思い出せば、ボローニャの都心部にも、車の乗り入れがない道が少なくなかった。
パドヴァも、自転車専用通路設定に熱心だったり、トラム(市電)を建設したり、都心部への車の乗り入れを減らそうとする努力が目につく。
都市を、車から人間に取り戻そうとする動きは、イタリアでも目立っているようだ。
1970年前後、私はイタリアの各都市をドライブしたが、その当時は乱雑な駐車や、警笛を鳴らしての乱暴な運転が、至るところに見られたように記憶する。
関連の写真を、「ソフィさんの旅行ブログ」http://4travel.jp/traveler/katase/に掲載しております。
文章だけならば、「片瀬貴文の記録」http://blog.alc.co.jp/d/2001114の活字が大きく、読み易いと思います。
どうぞお訪ね下さい。
(2012年2月12日 片瀬貴文記)
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ヴェローナ
ドゥオモ -
ヴェローナ
ドゥオモ -
イチオシ
ヴェローナ
ドゥオモ -
ヴェローナ
ドゥオモ -
ヴェローナ
ドゥオモ -
ヴェローナ
ドゥオモ -
ヴェオーナ
素朴な教会 -
ヴェローナ
エルベ広場の西入口 -
ヴェローナ
エルベ広場が始まる -
ヴェローナ
観光バス二階席から見る
エルベ広場 -
ヴェローナ
エルベ広場
中央の噴水は「ヴェローナのマドンナ」
奥の塔は「ランベルティの塔」 -
ヴェローナ
白いパラソル店が並ぶ
エルベ広場 -
ヴェローナ
エルベ広場
真っ直ぐ先が
「カッペッロ通り」 -
ヴェローナ
エルベ広場に集う
人びと -
ヴェローナ
正面の路地が
アレーナに向かう歩行者天国
「マッツィーニ通り」 -
「カッペッロ通り」を真っ直ぐ突き当たると
アディジェ川を渡るナヴィ橋だ
そのすぐ手前を右に曲がると
アレーナ方向に向かう
角にはエキゾチックな住家が並ぶ -
やがてバスは城壁をくぐる
城壁に戦争を記念するような像が
取り付けられている -
乗っていた観光バスは
市内東北部ひと周りを終えて
出発点のブラ広場に着く -
イチオシ
観光バス乗降場の標識
-
私が降りた観光バスに
次の客が乗り込み始めた -
街歩きに気軽で便利な
お勧め「シティ・サイトシーング・バス」 -
ヴェローナ
ブラ広場にある
噴水 -
ブラ広場
バスを待つ人たち -
ブラ広場には
タクシーも待っている -
ヴェローナ
ブラ広場に面する
レストラン
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