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京都における非公開文化財特別公開が13か所で行われており、連れ合いから龍の絵を拝観したいと誘われて寒さ厳しい中ではあったが一泊泊まりで、京都観光協会案内の定期観光バス特別コースの一つに参加した。<br /><br />中でも妙心寺・三門の天井に描かれている龍の絵を見たいからと言うので、それが組まれている・・・干支「辰」のご利益京の龍めぐり「やすらぎコース」・・・に申し込んだ。ところが訪問予定した日時(1月31日と2月1日)ではなんとこの三門の拝観だけは日にちを変更しないとここだけは除かれて行かないとのことである。<br /><br />こちらの都合で訪問日時の変更はできないので仕方なく京都観光協会だけではなく直接妙心寺にも問い合わせてみたところ、個人的に拝観可能との確認が取れた、1月31日にバス観光してこの三門だけは翌日の2月1日に個人で行くこととして・・・京の国宝と障壁画をたずねて「みやびコース」・・・に変更した。<br /><br />ところが出発直前になってやはり龍の絵を訪ねるのが目的なので定期観光バスへ直接再確認したところ、やはり三門は除かれているが「やすらぎコース」が一番龍の絵をめぐるコースになっているとの説明であったのでもとの「やすらぎコース」に再変更をして参加した。<br /><br />朝、観光バスのスタートが京都駅10時と言う事なので自宅から最寄りの駅5時33分発の電車に乗るべくタクシーを予約、東京駅6時43分発の新幹線「のぞみ」に乗り込むことが出来た。<br /><br />宿泊場所は昨年10月にオープンして評判のよい「近鉄京都駅ホテル」を予約した。<br /><br />途中、浜松付近が雪のための徐行運転で到着が少し遅れたが、観光バス乗車手続きの9時40分には悠々と間に合った。<br /><br />そして相国寺 法堂・開山堂 次に相国寺 大光明寺(18年ぶりの公開)・・・を見学 昼食はそのコースに組み込まれている京懐石に初めて天ぷらを取り入れた西陣の名店「天喜」での京料理をおいしくいただいた。<br /><br />このお店前は観光バスが停まれないので12:55にバスが迎えに来ると言う事であったが食事をしたあとまだ30分程度の余裕があったので、連れ合いはそのお店で聞いてすぐ近くにある京のお漬物屋さん、お菓子屋さん、そして昆布屋さんと何と3軒もの店を回ってお土産を買い、一時の時間を老舗昆布やさんのご主人と会話を交わしていた。<br /><br />それから予定通りバスに乗り、東福寺 龍吟庵 次に泉涌寺 雲龍院を訪ね、京都駅に戻って解散となった。<br /><br />相国寺・法堂<br />相国寺は「相国承天禅寺」といい、金閣寺・銀閣寺をその山外塔頭にもつ臨済宗相国寺派の大本山。<br /><br />1392年に、室町幕府三代将軍・足利義満が夢窓疎石を開山として創建し、京都五山の第二位に列せられた名刹である。<br /><br />重要文化財の法堂は「無畏堂」とも呼ばれ、慶長10年・1605年に豊臣秀頼が再建した現存する日本最古の法堂建築である。<br /><br />天井に描かれた巨大な「蟠龍図」は狩野永徳の子、狩野光信が描いたもので堂内の絵の下で手を打つとその反響音が天から降る龍の鳴き声のように聞こえるところから、「鳴き龍」・・通称・・・として知られている。<br />我々もその龍が描かれている下で手を叩いてその反響を確かめた。<br /><br /><br />今回初公開となっている泉涌寺 雲龍院だけは何故か全て撮影はOKとのことであったが、それ以外はすべて中は勿論のこと建物から外へ向かっての撮影も全て禁止になっているので、パンフレットなどを購入しないと写真の記録は残せない。<br /><br />雲龍院は1372年に北朝の後光厳天皇によって創建された御寺・泉涌寺の別格本山。<br /><br />雲龍院には、後小松天皇をはじめ北朝の天皇の肖像画や、星を供養し除災招福を祈念する行事「星供」の九曜星本尊九体など、数々の寺宝が伝わる。<br /><br />また草鞋で走る珍しい姿の「走り大黒天」像なども残されている。<br /><br />本尊・薬師三尊像を祀る本堂には、水彩画家・堂野夢酔が一年がかりで描き平成22年10月に奉納された襖絵「双龍風雷図」が特別公開されている。<br /><br />14面の襖に、風神・雷神を伴った双龍が、迫力ある筆致で描かれ、中央には般若心経と円相が描かれている。<br /><br />寒さ厳しい中ではあったが、この二日間の龍巡りを堪能し、何故か心癒されるものがあった。<br /><br />3月18日まで公開されているので、行かれる場合は靴下のまま廊下移動などもあり足元が寒く冷たいので、厚手の靴下をはくかその場で重ねて靴下を履くなどの準備をされた方がよい。<br /><br /><br />

京の冬の旅・・・龍の絵を訪ねて(1)

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2012/01/31 - 2012/02/01

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cypresscanada

cypresscanadaさん

京都における非公開文化財特別公開が13か所で行われており、連れ合いから龍の絵を拝観したいと誘われて寒さ厳しい中ではあったが一泊泊まりで、京都観光協会案内の定期観光バス特別コースの一つに参加した。

中でも妙心寺・三門の天井に描かれている龍の絵を見たいからと言うので、それが組まれている・・・干支「辰」のご利益京の龍めぐり「やすらぎコース」・・・に申し込んだ。ところが訪問予定した日時(1月31日と2月1日)ではなんとこの三門の拝観だけは日にちを変更しないとここだけは除かれて行かないとのことである。

こちらの都合で訪問日時の変更はできないので仕方なく京都観光協会だけではなく直接妙心寺にも問い合わせてみたところ、個人的に拝観可能との確認が取れた、1月31日にバス観光してこの三門だけは翌日の2月1日に個人で行くこととして・・・京の国宝と障壁画をたずねて「みやびコース」・・・に変更した。

ところが出発直前になってやはり龍の絵を訪ねるのが目的なので定期観光バスへ直接再確認したところ、やはり三門は除かれているが「やすらぎコース」が一番龍の絵をめぐるコースになっているとの説明であったのでもとの「やすらぎコース」に再変更をして参加した。

朝、観光バスのスタートが京都駅10時と言う事なので自宅から最寄りの駅5時33分発の電車に乗るべくタクシーを予約、東京駅6時43分発の新幹線「のぞみ」に乗り込むことが出来た。

宿泊場所は昨年10月にオープンして評判のよい「近鉄京都駅ホテル」を予約した。

途中、浜松付近が雪のための徐行運転で到着が少し遅れたが、観光バス乗車手続きの9時40分には悠々と間に合った。

そして相国寺 法堂・開山堂 次に相国寺 大光明寺(18年ぶりの公開)・・・を見学 昼食はそのコースに組み込まれている京懐石に初めて天ぷらを取り入れた西陣の名店「天喜」での京料理をおいしくいただいた。

このお店前は観光バスが停まれないので12:55にバスが迎えに来ると言う事であったが食事をしたあとまだ30分程度の余裕があったので、連れ合いはそのお店で聞いてすぐ近くにある京のお漬物屋さん、お菓子屋さん、そして昆布屋さんと何と3軒もの店を回ってお土産を買い、一時の時間を老舗昆布やさんのご主人と会話を交わしていた。

それから予定通りバスに乗り、東福寺 龍吟庵 次に泉涌寺 雲龍院を訪ね、京都駅に戻って解散となった。

相国寺・法堂
相国寺は「相国承天禅寺」といい、金閣寺・銀閣寺をその山外塔頭にもつ臨済宗相国寺派の大本山。

1392年に、室町幕府三代将軍・足利義満が夢窓疎石を開山として創建し、京都五山の第二位に列せられた名刹である。

重要文化財の法堂は「無畏堂」とも呼ばれ、慶長10年・1605年に豊臣秀頼が再建した現存する日本最古の法堂建築である。

天井に描かれた巨大な「蟠龍図」は狩野永徳の子、狩野光信が描いたもので堂内の絵の下で手を打つとその反響音が天から降る龍の鳴き声のように聞こえるところから、「鳴き龍」・・通称・・・として知られている。
我々もその龍が描かれている下で手を叩いてその反響を確かめた。


今回初公開となっている泉涌寺 雲龍院だけは何故か全て撮影はOKとのことであったが、それ以外はすべて中は勿論のこと建物から外へ向かっての撮影も全て禁止になっているので、パンフレットなどを購入しないと写真の記録は残せない。

雲龍院は1372年に北朝の後光厳天皇によって創建された御寺・泉涌寺の別格本山。

雲龍院には、後小松天皇をはじめ北朝の天皇の肖像画や、星を供養し除災招福を祈念する行事「星供」の九曜星本尊九体など、数々の寺宝が伝わる。

また草鞋で走る珍しい姿の「走り大黒天」像なども残されている。

本尊・薬師三尊像を祀る本堂には、水彩画家・堂野夢酔が一年がかりで描き平成22年10月に奉納された襖絵「双龍風雷図」が特別公開されている。

14面の襖に、風神・雷神を伴った双龍が、迫力ある筆致で描かれ、中央には般若心経と円相が描かれている。

寒さ厳しい中ではあったが、この二日間の龍巡りを堪能し、何故か心癒されるものがあった。

3月18日まで公開されているので、行かれる場合は靴下のまま廊下移動などもあり足元が寒く冷たいので、厚手の靴下をはくかその場で重ねて靴下を履くなどの準備をされた方がよい。


同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
観光バス 新幹線
  • 行きの新幹線から富士さんを見る

    行きの新幹線から富士さんを見る

  • 相国寺 法堂・開山堂、重要文化財の壮麗な天井画。写真撮影禁止なので、入り口の看板写真を撮影。<br /><br />この天井に描かれている狩野光信筆「蟠龍図」は「鳴き龍」として有名。

    相国寺 法堂・開山堂、重要文化財の壮麗な天井画。写真撮影禁止なので、入り口の看板写真を撮影。

    この天井に描かれている狩野光信筆「蟠龍図」は「鳴き龍」として有名。

  • 相国寺 大光明寺。入口の看板、普賢菩薩像。 <br /><br />「辰」年の守り本尊・普賢菩薩を祀る相国寺の塔頭寺院<br /><br />普賢菩薩は象の背に乗り、腕の前で合掌した姿の本尊・開創当初から祀られている。<br /><br />平成24年の干支「辰」年の守り本尊で、福をもたらし命を延ばすと言われ信仰を集める。

    相国寺 大光明寺。入口の看板、普賢菩薩像。 

    「辰」年の守り本尊・普賢菩薩を祀る相国寺の塔頭寺院

    普賢菩薩は象の背に乗り、腕の前で合掌した姿の本尊・開創当初から祀られている。

    平成24年の干支「辰」年の守り本尊で、福をもたらし命を延ばすと言われ信仰を集める。

  • 枯山水庭園<br /><br />白砂に老松が美しい「峨眉山の庭」は、中国四川省にある仏教四大名山の一つ・峨眉山が普賢菩薩の道場とされることにちなんで名づけられており、山の険しさと禅の修行の厳しさを表わしている。<br /><br />白砂に配された石組が「心」の文字を形どったように見える「心字の庭」は、対照的に穏やかな庭である。

    枯山水庭園

    白砂に老松が美しい「峨眉山の庭」は、中国四川省にある仏教四大名山の一つ・峨眉山が普賢菩薩の道場とされることにちなんで名づけられており、山の険しさと禅の修行の厳しさを表わしている。

    白砂に配された石組が「心」の文字を形どったように見える「心字の庭」は、対照的に穏やかな庭である。

  • 東福寺 龍吟庵<br /><br />室町時代初期に建てられた現存最古の方丈(国宝)を囲む枯山水庭園は、昭和の名作庭家・重森三玲の作。<br /><br />西庭「龍の庭」は、龍が昇天する姿を石組で表した名庭である。

    東福寺 龍吟庵

    室町時代初期に建てられた現存最古の方丈(国宝)を囲む枯山水庭園は、昭和の名作庭家・重森三玲の作。

    西庭「龍の庭」は、龍が昇天する姿を石組で表した名庭である。

  • 泉涌寺(せんにゅうじ) 雲龍院 の入り口の看板

    泉涌寺(せんにゅうじ) 雲龍院 の入り口の看板

  • 雲龍院へ入る門をくぐると屋根つきの渡り廊下があり、その途中から眺めた風景。

    雲龍院へ入る門をくぐると屋根つきの渡り廊下があり、その途中から眺めた風景。

  • 雲龍院の龍の絵

    雲龍院の龍の絵

  • 雲龍院でふすまに描かれた龍と風神<br /><br /><br />本尊・薬師三尊像を祀る本堂には、水彩画家・堂野夢酔が一年がかりで描き平成22年10月に奉納された襖絵「双龍風雷図」が特別公開されている。<br /><br />14面の襖に、風神・雷神を伴った双龍が、迫力ある筆致で描かれ、中央には般若心経と円相が描かれている。

    雲龍院でふすまに描かれた龍と風神


    本尊・薬師三尊像を祀る本堂には、水彩画家・堂野夢酔が一年がかりで描き平成22年10月に奉納された襖絵「双龍風雷図」が特別公開されている。

    14面の襖に、風神・雷神を伴った双龍が、迫力ある筆致で描かれ、中央には般若心経と円相が描かれている。

  • 雲龍院でふすまに描かれた龍

    雲龍院でふすまに描かれた龍

  • 雲龍院でふすまに描かれた龍

    雲龍院でふすまに描かれた龍

  • 雲龍院でふすまに描かれた龍と雷神

    雲龍院でふすまに描かれた龍と雷神

  • 雲龍院でふすまに描かれた龍

    雲龍院でふすまに描かれた龍

  • 雲龍院で木に描かれた龍

    雲龍院で木に描かれた龍

  • 雲龍院で木に描かれた龍

    雲龍院で木に描かれた龍

  • 龍の絵

    龍の絵

  • 居間から丸い額をイメージして造られた障子を通して自然の景色を眺められる「悟りの窓」

    居間から丸い額をイメージして造られた障子を通して自然の景色を眺められる「悟りの窓」

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