一大事だ!御隠居!あ・の・寒さ嫌いのPianoが冬眠中の穴蔵から這い出て旅路に・・おまけに南国ならまだしも、神戸ですぜ?!ははは,八兵衛や慌てるではない,国外は何かと金子がかかるでのう、鼻糞丸めて万金丹、もとーい!安近短な神戸辺りで、何時もながらのグータラ三昧じゃろう、ハハハハー!!−壱
2012/01/28 - 2012/01/28
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pianoさん
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と…、何時もながらに、リビングのファンヒータの前にどっかりと陣取り、冷凍南洋クロマグロ、右にゴロゴロ…、左にゴロゴロ…、と、グータラ道を骨の髄まで満喫している筈が、ふ・と・気が付けば、な…、な…、何と…?!
「ま…、眩し過ぎるわ!!ここは何処なの?!コバルトブルーに澄み切った空、エメラルドグリーンに輝く海、そう…、ここは南国の楽園パラオー!!ワォ!!久々のダイブ三昧なのね!!これも,日頃の信心お陰!神様ありがとー!!」(…,おいおい,何処の誰が信心してるって?!)
な…、グースカピーの夢の如き、ご都合主義天こ盛りしてみました―的なハッピーな話がある筈も無く…、
現実は…、海からの寒風が吹きすさぶ港町神戸!!滅茶苦茶寒いやん、どひー!!!!勘弁してよー?!
と…、何故か?!大の寒さ嫌いで,冬は冬眠じゃん!と,決め込んでいる筈の俺が…、旧正月は神戸の南京街だー!!との、最早、一時の気の迷いかー?!はたまた,性質の悪い妄想かー?!としか言いようの無い、何ら根拠も、確信も無い衝動に突き動かされ…、やって来ちゃったよ?!神戸!えーん、シクシク…、ぐっすん!僕…,もう…,泣かないもん!えーん!(…,マジ泣いてるじゃん?!)
と…、1人途方に暮れ、当て処も無く、波止場を彷徨っていると…,異人さんにー,連れられてー行っーちゃーったー♪は…,横浜で…,しかも,おやじを浚う様な奇特な異人さんが居る筈も無く…,
更に,とぼとぼと歩いていると…,巡回中の犬のお巡りさんに迷子の迷子のおやじに間違われ,しきりに,ワンワンワワンと吠えられたのだが…,
「あのな…,おめー何言ってんだか,ちーとも分かんねーの?!そんなに暇なら,とっとと,迷子の子猫ちゃんでも探しやがれ,このボケ犬が!」
と…,香港仕込みの必殺回し蹴り(…,お前なー,香港何か行ったことねーじゃん?!)をお見舞いしたのだ,が…,見事,かわされ,反対に,思いっきり,歯型くっきり!尻を噛まれちまった!痛てー!!!!!
だから,神戸なんか来るじゃなかったんだ―!!
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
-
何故に神戸?!
と…、事ある毎に…、
「桜の便りが届く頃まではー、穴蔵でグースカピーと冬眠だよねー、えへへ!」
と…、公言して憚らぬ俺だった…、筈が、何故か、海から容赦なき寒風吹きすさぶ港町神戸に1人ぽつねん…、
「け…、け…、刑事さん…、ほんの…、ほんの、出来心だったんです…、神戸が、こんな寒い町とは、夢にも思ってなかったんですよ?!ねえ?!信じてくださいよー?!ああ…?!俺が…、俺が大馬鹿野郎だったんだよ?!何時もの様に、穴蔵で惰眠を貪っていたら良いものを…、つい…、旧正月と言う、甘美な囁きに負けて這い出してくるなんて…、グワァー!!こんな自堕落な俺なんか…、俺なんか…、腹かっさばいて、腹から内臓という内臓を一つ残らず、鷲掴みに引きずり出し、グチャグチャベチョベチョの血溜まりの中でのたうち回って死んじまえば…、あ…、なんかスゲー気持ちが悪くなってきたけど気の所為かな?!あー?!ここでゲロ…、バケツ3杯分位吐いても良いですか?!エ?!交番がゲロ臭くなるから止めろ?!エエエー?!でもー?!刑事ドラマでよく言うじゃねーですか?!『さっさと、ゲロ吐いて楽になっちまいな!』って?!エ?!ゲロ違い?!エエエー?!じゃ、ジャスミンの香りのゲロとかあるんだー?!知らなかったなー?!ハハハハー!!あ…?!ところで、そろそろお昼時なんすけどー?!お馴染みの,カツ丼まだすかねー?!腹減っちゃたよなー?!あ…?!俺、今ダイエット中なんでヒレカツでね!」
と…、交番で思いの丈を赤裸々に告白!キャー!!恥ずかしくって、お嫁に行けなーい?!
と…、叫んだ時点で、見事、交番から放り出され…、またも、寒空の下…、酷っ!!公僕たるもの、民人の悩みを真摯に受け取るべきではないか?!昨今の、官憲の教育は如何様になっているのか?!この国の行く末を案じるのは俺1人だけなのかー?!しかし…,ウウウウゥー!!寒っ!!
と…、憂国の士、俺は一時の暖を取るべく、近くのコンビニに入るや、缶酎ハイ500ccを購入、グビグビグビグビプハー!!!と…、一気飲み!
と…、あれだけキンキンに冷やされた筈の液体は、胃の腑に入るや、不思議不思議摩訶不思議!魔法の如く、小さな灯火を灯し、その周りを小人さん達が楽しげ輪になってポルカを躍ではないかー?!やっぱ、缶酎ハイは友達だね?!(…、だね?!じゃねーよ!) -
異人館!…
と…、所期の目的は、旧正月は神戸だー?!と、言う、余りにも安直且つ無意味な衝動に駆られての、思わず,暴走しちゃったよー?!どひゃー!!!!とも言える神戸行き…、ならば、旧正月の本場?!天王山?!聖地?!メッカ?!エ?!どーでも良いから先に進め?!
の…,南京街に出向くのが本筋ではないか?!何故に何ら関係も異人館通りを彷徨く必要があるのだ?!
と…,過去、何の躊躇いも疑いも無く、お気楽な気分で異人館巡りに出かけたうら若き観光客の多くが…,謎の失踪を遂げたか?!
と…,本取材班は近所の噂好きのおばちゃんの,スゲー胡散臭い情報を元に,ある恐るべき真相に達した!
それは…,最早,単なる都市伝説と笑い飛ばすには…,んー?!やっぱ笑い飛ばした方が良いかもなー?!の…,身の丈3m、体重200Kgは優に超し、燃える様な赤い頭髪、底なし沼の様な暗い瞳と言う、一目見ただけで、余りの恐ろしさに…、
「おら!思わず小便ちびっちまっただー?!」
と…、びっくり仰天の巨大悪徳異人さんに極秘裏且つ無理矢理浚われ、香港辺りに売り飛ばされちまったー?!と言うもので…,官憲の度重なる必死の捜査にも拘らず,全く証拠の欠片も見つからない,正に,地獄からの使者とも言える魔物?!
と…,エエエー?!俺って迂闊にもそんな危ねーとこ来ちゃったのかよー?!かーちゃん!怖えーよー?!エ?!浚われるのは,商品価値のあるうら若き女性であり…,50過ぎの役立たずの糞おやじは相手にされない?!そっかー?!なーんだラッキーじゃーん?!でも,何かスゲー腹が立つのは気の所為?!
と…,やって来ました,「うろこ家」!
明治38年(1905頃、神戸旧居留地に外国人向けの高級借家として建設され、大正年間に北野町に移建された西洋館で、後にドイツ人R.ハリヤーの住居となった。
そのため旧ハリヤー邸とも呼ばれるが、「うろこの家」という通称の方が一般的である。
館内には、時代の経た家具・調度品とともにマイセンをはじめとする陶磁器、エミール・ガレやティファニーなどのガラス工芸品が展示されている。
国の登録有形文化財、兵庫住宅百選の一つである。
うろこの家の前庭にある「カリドン(ポルチェリーノ)の豬」はギリシャ神話に登場するイノシシで、そのオリジナルはイタリアのウフィツィ美術館にあるます。
鼻に触れると幸運を呼ぶといわれています。
そのため、イノシシの鼻はピカピカです。
と…,言う事で,触るわ触るわ触りまくり!仕舞いに,癇癪を起したイノシシに右手をガブリ!!
「痛てー!!!!!イノシシの分際で人間様を舐めるなー?!」
と…,今度は,少林寺で長年修行を積み(…,お前なー?!少林寺なんか行った事ね―だろ?!)会得したと言う,必殺拳をお見舞いしたのだ,が…,見事にかわされ,今度は尻を思いっきりガブリ!!
「だから,異人館は怖いんだ―!!痛てー!!!!!」 -
うろこの家!…
と…,数ある異人館の中でも,絶大なる人気を誇るここ「うろこの家」…,
休日ともなると…,全国津々浦々から老若男女,怒涛の観光客が押し寄せ,押すな押すなの大盛況ぶり!
で…,この時期,凍てつく日本海の荒波に揉まれた寒ブリは,程良い脂がのり,刺身,照り焼き,ブリしゃぶと,何かにつけて絶品なのだが…,
方や…,大盛況“ぶり”は,ある意味,寒ブリ同様に,揉みくちゃに揉まれてはいるのだが…,何だか汗臭い上に,当たり外れが激しく,ぴちぴちの活きの良いの当たれば良いのだが…,何だか棺桶に尾びれを突っ込み,カレー臭が辺りに漂う…,もとーい!
「かーちゃん!今日の晩飯は僕の大好きなカレーだね?!でへ!」
の…,カレーでは無く,加齢臭がそこはかとなく漂いまくり…,
「ねえ?!大将?!今日のぶり…,何だか…,水揚げされたんだけどー,隅っこに1ヶ月程完全放置状態,うーん?!何だか誰かさんの掲示板にそっくり!てな,感じで,腐敗島倉千代子!…,古っ!!最早,若者世代,何の事だかちんぷんかんぷん全然分かりませんぜ旦那?!」
と…,「誰かさんの掲示板にそっくり!」の部分で,心臓の辺りがズキンと痛みが走ったのは俺の気の所為かー?!
と…,全くもって耳無し芳一的話に,べべベンベンベン!祇園精舎の鐘の声〜♪またまた,もとーい!意味無し話,県警のパトカーの必死の追跡を嘲笑うが如く爆走中! -
うろこの家!−続…
と…,近頃,観光地を訪れると,地元の活性化を図ろうと,会社を定年退職したおじいさん達や,一般社会をドロップアウトしちゃった人達(…,エエー?!それ,駄目じゃん?!)が中心になり,ボランティアでガイドを買って出ると言う方々が増え,観光客の私達にとっては,とっても,うぜぇんだよ?!この糞じじい!(…,酷っ!!)もとーい!とっても,ありがたいことでごぜーます!
と…,ここ神戸異人館にも,ぽつねんと手持無沙汰なボランティアの方が…,
「あのー?!うろこの家について尋ねたいのですがー?!」
「ここ!!」
「ウーワッ!!短っ!!短縮ガイド,ギネスに挑戦の時間ですかい?!と言うか,大体,俺,うろこの家の敷地に入ってるのに,『ここ!!』は酷過ぎねーか?!何だかなー,嫌なガイドに巡り逢っちまいましたー?!って,感じ?!」
「げへへ…,あんた,この『うろこの家』に入るつもり?!」
「ま…,入館料も払ったし,人気でしょ,ここ?!」
「げへへ…,生きて帰れればいいんだがな…,」
「ウーワッ!!今度は脅しですかい?!嫌だなーマジ,この人?!」
「あんた…,何でこの屋敷が『うろこの家』と呼ばれてるか…,知ってて入るおつもりかい?!」
「エー?!外壁がうろこ状のスレートで覆われてるからでしょ?!そん位の事なら誰でも知ってねーですかい?!」
「げへへ…,それはガイドブックなんかに載ってる表向きの理由…,本当はね…,げへへ…,教えない…,」
「ウーワッ!!そこまで言ってて…,揚句,教えない…,ですかい?!何かこの人根性がスパイラル状に捩じりまくってねーか?!エエー?!そこまで言うんだから,教えてくださいよ―?!」
「げへへ…,出るだよ…,家の中の調度品なんかを見て,彷徨い歩いている内に,ふと,気が付けば,あれだけ賑やかだった館内に1人…,そしたらね,部屋の隅の薄暗がりで,蹲ってすすり泣いてる女の人がいるんだよ…,気になって『どうされたんですか?!お腹でも痛いんですか?!』と言いながら,近づいて,ふと気が付くんだよ,あれ?!何でこんな所に魚の鱗みたいな物が落ちてんだろ?!ってね…,そしたらね,その女がゆっくりと立ち上がり,振り向いて言うんだよ…,『私はね…,凄く腹が空いてるんだよ!』…,女の顔は鼻も耳も無く,全体がびっしりと鱗に覆われ,大きく裂けた口は,驚きの余り絶叫を上げる男の頭を,瞬時に飲み込むと,ずんずん,首,胴体,そして足先まで丸飲み…,女は満足げに二つに裂けた舌をチロチロさせながら,暗闇の中に姿を消してゆくんだよ,ひひひひひ…,」
「どひー!!!!!そ…,そ…,それって,へび女―?!さいならー!!!」
「こらこら,源さん,また,観光客の人にホラふいて…,泣きながら帰ってるよあの人…,」 -
ウェルカム・マイ・ホーム!…
と…,何もお構いできませんが,我が家だと思ってお寛ぎ下さいな,ハハハハー!!
と…,赤の他人の家にも拘らず,マッタリモード全開…,
しかし,無暗矢鱈に部屋が多いね,調度品も意味も無くわんさか,掃除も大変だろうなー?!,俺なんかさ,○さんと別居してからと言うもの,家の見方が完全に変わったもんね!広く無くって良い!汚れにくく,掃除がし易いに限るぜ!
ま…,こんな豪勢な家だからー,可愛いメイドさんがわんさかいて,ここは秋葉のメイド喫茶ですかい?!1人位分けてよお願い!異人さーん!って,な感じ?!
が…,驚きべきことに我が家にもメイドが1人…,と言うと…,
「だー!!Piano,遂に○さんとの別居生活の寂しさに耐えかね,別の女との同居生活!ああ…,如何わしさ300%UPね!(…,前年度比!),もう,夜毎,○△□したり,◎☆○○したり,キャー!!もう,恥ずかしくって言えな−い!!」
と…,あらぬ妄想を爆走させ,俺を獣の如く思っている人が多々いるのだろうが…,
が…,毎度毎度,事あるごとに「路銀が無い!」と連呼している俺に,別の女を喰わすだけの甲斐性がある筈も無く…,
じゃ…,尽くす女なのね?!今時,そんな殊勝な女性なんかいませんって…,
俺=冥途,ちーん!
「ウウウッ!!さっきまで,何時もながらの,下品で下らない事この上ない,アホ話をしてたのに…,『人間五十年 化天の内をくらぶれば 夢幻のごとくなり』って,信ちゃんも言ってたけど(…,信長の友達ですか?!あなたは?!),やっぱ,50って人生のデッド・ゾーンなのね?!」
て…,勝手に殺すなー?!もとーい!俺=メイド!だって! -
ウェルカム・マイ・ホーム!−続…
と…,何時ながらの平凡な日々が連綿と繰り返される…,とある夕方…,俺は何時如く,上司の取るに足らない小言,顧客からのクレームに疲弊した体を原チャから下ろすと玄関へ…,
「お帰りなさいませ御主人様!」
「ああ…,キャロライン…,今日も無意味な1日を過ごし,堕落した魂を地獄に落とす事無く,ここに戻ってきたよ…,」
「ああ…,御主人様!御自分を責めるのは…,もう…,止めて下さい…,何だか私まで涙が…,ああ…,御免なさい,泣いてる場合じゃないですわね?!あの…,今夜は,掃除になさいます?!それとも,洗濯を?!」
「ああ…?!ハニー…,それはまた大事な選択だね,洗濯と選択?!ぷぷ,こりゃまた傑作!!ハハハハー!!」
「御主人様…,アホな冗談はさておき,洗濯物は5日分溜まり,掃除に至っては,1週間も手つかず…,最早,お部屋改め汚部屋と呼ばせて頂きます!」
「ああ…,ハニー,怒らないでくれよ?!際限無く連綿と続く退屈極まる日々,冗談の1つでも言わなきゃ,マイケル・ジョーダン?!どひひひひひ!!体がもちません,と,バーナードは犬かい?!がははははは!!パコーン!!痛っ!痛たたたたー!!!!フライパンで後頭部を殴るのは止めれー?!」 -
うろこの家殺人事件!…
と…,何気なく,書斎らしき部屋を覗いてみると,デスクの上に本が広げられ,スタンドは付けっぱなし…,この部屋の主と思しき人物は,床にグッタリト横になり,寝息も立てず,只今爆睡中!
おいおい,豪邸の主とあろう人物が,如何に眠いからと言って,事もあろうに,冬の真っただ中,床に寝るのは如何なものであろうか?!はしたねーし?!風邪引きさんの元でもあろーし,これでは,うちのうっかり八兵衛に負けずとも劣らぬうっかりぶり思う存分発揮中?!おじさん…,うっかり八兵衛2代目襲名間違い無しだね,ハハハハー!!
更には,涎の代わりに口から血を垂らしてるしー,さっきから,全然息してねーし?!駄目だよ,息しなくっちゃ,死んじゃうよ?!って,マジ死んでるじゃーん!!どひー!!!!!!
と…,早速,兵庫県警殺人1課が出動!
「デカ長!死因は脳挫傷,後頭部への鈍器での殴打が原因だと思われます!」
「ふふふ…,鈍器か…,最早,犯人の目星は付いたも同然!俺の目は誤魔化せないぜ,ハハハハー!!」
「流石,兵庫県警にこの人在り!と,言われるだけのデカ長!で…,犯人は誰なんですか?!」
「犯人か…,ふふふ,鈍器だけに…,ドンキーコング?!てか?!」
「あのね…,駄洒落ですかい?!ニンテンドーDSからドンキーコングが飛び出して,被害者を襲った…,俺…,配置転換願い出そ!」 -
執事…
と…、邸内を散策の途中、年老いた老人に遭遇…、古めかしい燭台を片手に、半ばグッタリ…、タックルでも喰らわしたら最後、ポックリ、あの世への直行便1名様ご案内ー!と言うか(…、老人虐待かー?!)、最早、棺桶に両足突っ込んで、そのまま寝たら…ちーん!なむなむなむ〜と言うか…、
「失礼ですが、こちらの、屋敷の方でしょうか?!」
「ゲホゲホゲホ…、ガクッ!!」
「ウーワッ?!声掛けただけで、いきなりポックリかい?!」
「ゲホゲホゲホ…、いやいやいや、驚かして済みませんな、この歳にも鳴戸、渦潮に巻き込まれて、グルグルグルと目が回るわ回るわ、もとーい!この歳にもなると、心の臓が、1時間に1回の割合で休息をとり…、その間、心肺停止状態…、この間なんか、休息取ったまま、心の臓がうっかり、うたた寝…、気が付けば真っ暗なんで、驚いて起き上がると、何と…、葬儀の真っ最中!親族一同度肝を抜かれるわ、腰を抜かすわで、いやはや、傑作!!傑作!!ハハハハー!!」
「って…、笑い事ですかい?!スゲーなこのじいさん?!」
「ああ…、申し遅れました、私…、この館で60年執事を勤めさせて頂いております、セバスチャンと申します…、」
「メーメー年がら年中鳴いている?!」
「それ…、羊!」
「脊椎動物門、哺乳綱、ウシ目、ウシ科、ヤギ亜科の?!」
「そ・れ・も…、羊!!私は執事!」
「ところで、この紙喰う?!旨いよ!」
「それは、山羊だろが!」
「で…、話は変わるけどクララは元気にしてる?!」
「それはー、『アルプスの少女ハイジ』に出てくる、ゼーゼマン家の使用人のセバスチャン!私はー、クララが生きて元気にしてるか?!はたまた、墓石の下で骨になってるか?!全然関知してませーん!ゼイゼイゼイ…、ガクッ!!」
「ウーワッ?!また、心の臓のお休みタイムかい?!」 -
執事−続…
と…、半ば生きる屍かー?!の執事セバスチャン!本日も老体に鞭打って邸内の見廻り…、おいおい、足引きずってるしー?!顔色滅茶どす黒いしー?!アー!ウー!って唸り声上げてるしー?!アー!ウー!って唸り声上げる必要性って何よ?!エ?!気合い?!下手に、アー!ウー!って唸り声上げてたら、ゾンビと間違われ頭撃たれるよ?!ま…、殆ど、ゾンビとの格差ねーけど?!…、ここは、バイオハザードに出てくる洋館ですかー?!怖ーよ?!かーちゃん?!
「ねえ?!セバスチャン?!ここの執事を務めて60年と言うけどさ…、実際、幾つなのよ?!」
「ああ…、あれは忘れもしない、1951年…、力道山がプロレス界にデビューし、あ・の・シャープ兄弟との手に汗握る激闘!更には、『昭和の巌流島』と言われた、木村政彦との因縁の決戦!そして…、」
「ちょと待ったー!!棺桶に両足突っ込んでる割には良く喋るねー?!じいさんがプロレス・ファンなのはよーく分かった、で・も・ね…、俺…、シャープ兄弟かパナソニック兄弟かなんか知らねーけど?!全然知らねーし、そもそもー、じいさんの歳尋ねたのに、何でプロレス談義になる訳よ?!」
「ああ…、思わずプロレスの話となると興奮して、心の臓が止まってるのも忘れて話してることがちょくちょくあるのじゃよ、ハハハハー!!」
「普通、心臓止まったら話せません!マジ怖いなーじいさん?!」
「ふぉふぉふぉ…、そうそう、1951年に45歳にして、この館の執事としてご主人様にお仕えして早60年…、そう…、もう、105歳になるかのー?!ハハハハー!!」
「エエエー?!105歳にして現役ですかい?!退職とか考えねーんですかい?!」
「うーむ?!そうじゃのう…、そろそろ、老後の身の振り方を考える時期に…、」
「普通、とーーーーっくに過ぎてます!!」 -
お…重っ!!…
と…、とある部屋で、可愛らしいスタンドを発見!簡単に言うと、ステンドグラス状の傘を、ブロンズの女性が支えてると言う形状?!
「良いなー?!俺ん家にもこんな綺麗なスタンド欲しいよなー?!でも…、貧乏だから…、グスグス…、駄目駄目!高望みは!地道に…、虫けらの様に地面を這いずる様にして生きて行かなくちゃ!生きてるだけでも神様に感謝しなくちゃ!ね!」
と…、おいおい、何気に「ね!」の一言で締めくくり、ポジティブだね!と,自分を誤魔化してるけどさー?!虫けらの様に地面を這いずる様にして生きて行くってのは、卑屈そのものじゃねーか?!虫けら人生、神様に感謝してどーする?!それで良いのか俺の人生ー?!
「あ…、あ…、あの…、虫けらの様に地面を這いずる様にして生きて行くも、非常ーに辛いとは思いますが…、私も、それなりに辛い運命を背負っているんですよね?!」
と…、何処からか人の声…、しかし、辺りに人影は無く…、
「エエエー?!誰?!誰か隠れているのー?!殺人鬼とか、シリアルキラーさんは嫌だなー?!どうせなら…、年の頃なら、25〜30歳?!美人って程じゃないけど、程ほどに可愛らしくって、○さんと別居している俺を凄く可哀相に思って、私が庇ってあげなくちゃ!って心から思ってくれてる人が良いなー?!」
と…、先程までの、殊勝な気持ちは何処へやら…、アホは矢張りアホ…、
「あ…、あ…、あの…、それって…、○さんが見たら烈火の如く怒り狂い、口から紅蓮の炎ドバー的発言だと思いますが…、あ…、私…、申し遅れましたが、スタンド支えてる者で御座います…、」
「どひー!!!!スタンド様で御座いますかー?!ああ…、えーっと、私…、名刺?!名刺?!何処よ?!ワーッ?!旅行気分で名刺、うっかり家に忘れてきたよー?!ってか、スタンドさんと名刺交換してどーする?!」
「はははは、うっかり八兵衛さんみたいな方ですね?!」
「がーん!!ショック…、俺の人生も相当だとは思ってたけど、八と同列に並べられるとは…、あ…、あかん…、また一つ、生きて行く支えが音を立てて崩れ去っちまったよ、とほほ…、」 -
お…重っ!!−続…
と…、ふとしたことから、スタンドさんと知り合った俺…、
「ステンドグラスの傘は見た目程重くはないのですが…、開館の日は朝から夕方まで、じっと支え続けているのは、辛くないと言えば嘘になりますね…、日が西に傾き、辺りが金色に染まり、そして何処からともなく闇が忍び寄ってくる…、正面の大きな玄関の扉が閉じられた時は、正直、ほっとします…、傘をそっと、横に置き、台から降りると、足を忍ばせて窓によじ登るんです…、そこから見える景色、ああ…、言葉に出来ない位の美しい、星の光にも似た、無数の街の明かり、港に停泊する船の明かり、その一つ一つに物語があるのでしょうね?!私には、想像することしか出来ません…、楽しかったり、時に、哀しかったり、明かりはその物語を照らしてるんでしょうね…、この館にも昔は多くの人が生活し、笑ったり、泣いたり、喜んだり、悲しんだり、様々な日々が私の目の前を過ぎて行きました、でも…、それも、遙か昔、今は観光客の方が静かに通り過ぎて行くばかり…、ああ…、すいません、私、知らない間に、愚痴ばっかり…、ご免なさい、私のことは忘れて下さいね?!」
「ああ…、俺…、馬鹿だからさ…、物事の分別が出来ないって言うか、本当はこうすべきなんだけど…、本来はしちゃいけないんだけど…、って、事ばっか繰り返してるのよね、○さんが愛想尽かすのも分かるんだよ…、あ…、分かってねーから別居かい?!へへへ…、で…、今日は俺…、旧正月の南京街に繰り出そうと神戸に来た訳よ、人がわんさかいて、スゲー賑やか…、でさ…、もし、君が賑やかなのが嫌いじゃなかったら、俺のダウンジャケットの右ポケットに来ないかい?!ここらにある舶来の高級ソファー程座り心地は良くないかも知れないけどさ…、偶には神様も見逃してくれるって、俺が保証する!エ?!全然当てにならない?!だよなー、俺でも思うもん!傘を捨てて街に出よう…、ってか?!ハハハハー!!」
Pianoのパターンじゃねー!! -
コメント・シンドローム!…
と…、久しく、深い眠りの深淵に沈んでいた筈の症状が、突如勃発!
「コ…、コ…、コメントが…、1字も書けねー!!!!」
と…、全くもって、近所迷惑も甚だしき、魂の雄叫び、絶叫バージョン炸裂!
「何で…、何で…,何で後先も考えず、何ら知識の欠片も持たない、鳥類の絵画何ぞアップしちまったんだー?!俺は何時の間に、こんな糞溜めみたいな自堕落な人間に成り果てたんだー?!」
「あー?!もしもーし!!Pianoさーん!!赤ん坊が吃驚して泣き止まないんですけどー?!いい加減にして貰えませんかー?!あ・な・た・はー、人間絶叫マシンなんですか?!これ以上叫ぶんならー、富士急ハイランドでも売却しちゃいますよ?!」
「酷っ!!人をスパイラルコースターみたいに言いやがって…、あらー?!隣の奥さーん?!お久しぶり!何時見てもお若いですわねー!何か秘訣でも御座いますの?!ま・さ・か・40過ぎとは到底見えませんわー?!エ?!35歳?!あらら…、私としたことが悪いこと言っちゃったかしらー?!あ…?!そうそう、煩くってご免なさいねー?!で・も・ね…、あんたのとこの糞ガキも、年がら年中、ギャーギャー煩くって、さしずめ…、ミニ人間絶叫マシン?!ナガシマスパーランドにでも売却しちゃいましょか?!温泉入り放題で羨ましー?!ハハハハー!!」
と…、超ウルトラピンポイント的地域紛争に発展!
慌て、町内会長が和解に入るも、一度沸騰した湯は、煮え返る一方!
最早、武力衝突も秒読み段階かー?! -
コメント・シンドローム!−続…
と…、一度興が乗れば、荒れ狂う土石流の如き、次々に止まることを知らぬ、ホラ話、アホ話、馬鹿話の大奔流が、世間の常識、正論など…、片っ端から、木っ端微塵人に粉砕!最早、大自然の猛威の前に人は只、呆然と立ち竦むのみ的破壊力なのだが…、
が…、逆に、一度立ち止まると、動かぬ事山の如しの本家、武田信玄もおったまげて、座り小便をしちまう位、微動だに動かぬ指…、最早、古代ギリシャ神話の怪物メデューサに睨まれ、石と化した人間の如く、殴ろうが、蹴ろうが、金属バットで…、止めてー!!死んじゃうー?!
と…、必死の制止も空しく、金属バットは石化した俺を見事粉砕!
と…、音を立てて崩れ落ち、粉々に風化した俺を…、俺の魂は俯瞰でそっと眺める…、
「馬鹿ばっかやってたけど…、本当は、心根の優しい良い奴だったんだけどな…、」
と…、何気無く呟いた…、のだが…、この呟きに対し,各方面から怒号の嵐カテゴリー5直撃!
「馬鹿ばっかは事実だが…、あの野郎の何処をどう取れば、心根の優しい良い奴と言う結論に達するのか?!正直言って開いた口が塞がらない、何故に真冬の最中なのに、初夏は5月、節句の鯉のぼりの様に口をぽっかり開け続けなければならないのだー?!」
「あ奴の性根は腐りに腐りきって…、その腐臭たるや、肥溜めが尻をまくって逃げ出す位の悪臭、最早、国連がその使用を固く禁じている、毒ガスをも凌駕するものではないか?!」
と…,罵詈雑言のオンパレード!只今,華やかに開催中―!
が…,Pianoに対する罵詈雑言がヒートアップすればするほど…,粉々に散り,最早,跡形も無くなった筈だったのだが…,突如,竜巻のように砂塵が舞い上がり,そしてそれは,あたかも生き物の様に身を捩じらせると,見る見る間に,それは人の形を形成し,な…,な…,何と,Piano奇跡の生還!彼は他人の憎悪を自らのエネルギーに変換すると言う,彼を心底憎む人々にとっては,余りにも皮肉な結果!
ああ…,この世に神はいないのかー?!
「そんなもん,いる訳ねーじゃ,アホちゃうか?!けけけけけー!!」
と…,悪魔にも似た,Pianoの高らかな笑い声が辺りに響き渡るのであった,ちゃんちゃん! -
ドラゴンエアー!…
「本日は,当ドラゴンエアーを御利用頂き,誠に有難うございまーす!
当機は,ロンドンを目指し,約10分後に離陸態勢に入る予定となっております。
なお,離陸までの時間を利用して,皆様への,要!注意点を2,3かいつまんで,御説明させて頂きます。
当機は,離陸後,高度1万mで巡航飛行となります…,が…,見ての通り,当機には外壁なるものが存在しません!ナッシングです!
高度1万mでの体感気温は…,凡そ−50℃…,乗客の皆様におかれましては,風邪など引かれぬよう,十分な防寒対策をお願いしております。
更に,高度1万m上空ともなれば,空気は希薄を通り越し,最早,無きに等しいと言う,サバイバル状態,緊急時用にボンベを用意しおておりますが…,果たして,ロンドンまでもつかどうか…,ま…,底を尽いたら,ひたすら,息を止め,我慢の一文字!!運を天に任し腹を括ってくださいませー?!
なお,機長がドラゴン故,気分次第で目的地が代わる可能性が,無きにしも非ずで,先日のフライトでは,NYに行く筈が,アマゾンの密林の中に着陸,未だ乗客の安否は不明となっております…,アナコンダに丸飲みされたのか…,ジャガーに襲われたのか…,御愁傷さまでーす!
で…,最後にもう一点!機長がドラゴン故に,飛行中,余りに空腹感に耐えかね…,乗客に喰らいつき,無残,骨だけが目的地に着くと言う不祥事が先日,発生しましたが…,機長も痛く反省し,今後,斯様の事の無いよう,よーく,言い聞かせてますが,相手がドラゴンだしなー?!本当に反省してんのかよー?!てな感じもします?!
あ…,当機は1に乗りとなっており,機内サービス,トイレ,一切ございませんので,弁当の購入,再度便所で頑張る等,離陸前の準備を怠らぬよう,今一度,よろしくお願いいたしまーす!
では,フライト時間も迫りましたので,スタッフ一同,お客様の安全を祈願して,南無妙法蓮華経の合唱を…,エ?!縁起が悪いから止めて?!あらら…,お客様…,最後に縋れるのは神様のみですからね!
では…,今回のフライトの安全を祈願して,一同合掌!ちーん!」 -
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