
2011/09/29 - 2011/10/11
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hirokiさん
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全12日間の旅の8日目(10/6)です。
今日は、ノイシュバンシュタイン城、リンダーホーフ城、カイザーテルメ という日程を辿ります。
1日目 フランクフルト→マインツ
http://4travel.jp/traveler/hakase705/album/10612550/
2日目 ライン下り
http://4travel.jp/traveler/hakase705/album/10612826/
3日目 古城街道
http://4travel.jp/traveler/hakase705/album/10632736/
4日目 ヴュルツブルク
http://4travel.jp/traveler/hakase705/album/10632747/
5日目 ローテンブルク
http://4travel.jp/traveler/hakase705/album/10634050/
6日目 ディンケルスビュール~アウグスブルク
http://4travel.jp/traveler/hakase705/album/10634188/
7日目 アウグスブルク→フュッセン
http://4travel.jp/traveler/hakase705/album/10634210/
8日目 ノイシュバンシュタイン城、リンダーホーフ城
http://4travel.jp/traveler/hakase705/album/10639261/
9日目 ザルツブルク
http://4travel.jp/traveler/hakase705/album/10639359/
10日目 ウィーン(1日目)
http://4travel.jp/traveler/hakase705/album/10639647/
11日目 ウィーン(2日目)
http://4travel.jp/traveler/hakase705/album/10664688/
12日目 ウィーン(3日目)
http://4travel.jp/traveler/hakase705/album/10667655/
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空 オーストリア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
10/5はレストランで不愉快な思いをしたので、ふて寝をすることに・・・と書いておきながら、翌朝訪れるノイシュバンシュタイン城の周辺の駐車場事情を探るべく夜のドライブだけは楽しんでいました。
「水曜どうでしょう」で通っていたノイシュバンシュタイン城近くの道路を通り、夜景に浮かび上がるノイシュ版シュタイン城をパチリ。
手ぶれがひどく、何枚も写真をとり、最後は畑の中に転がっていた大きなロール状に巻かれた牧草(ビニールシートがかかっていました)にカメラを静置してようやく納得がいく写真が取れました。
夜ドライブしてわかったのは、ホテルからノイシュバンシュタイン城まではあっという間で、またチケットセンターのごく近くにも駐車場がある、ということでした。 -
ノイシュバンシュタイン城を見学するには、城の麓のチケットセンターで見学チケットを購入する必要があります。ただ、混雑時はチケットを取るのが大変だ、とか、日本からでもオンライン予約が出来る、という話を聞いていたので、この日(10/6)の11時から見学を開始できるチケットを日本でネット予約して、予約票をプリントアウトしておきました。
11時からの見学の回ではあるものの、チケットセンターに集合するのは午前10時までと記載されており、駐車場が混んでいるときには遠いところに止めるハメになる、という体験記もあったので、ホテルを早めに出てお城に車を向けました。
途中、朝のノイシュバンシュタイン城をパチリ。 -
ちょっと気合が入りすぎて、ノイシュバンシュタイン城のふもとのチケットセンターについたのは8時30分ちょっと過ぎでしたが、ここでチケットセンターの人が「もっと早い回に案内できるけどどうする?」と提案してくれました。
それは有難い、ということで9時55分スタートの回に回してもらうことにしました。
チケットセンターからノイシュバンシュタイン城までは、歩き(徒歩45分)、バス(5分)、馬車(15分)があります。予定では、行き=バス、帰り=馬車のつもりでしたが、雰囲気が良かったことと、早い回に回してもらったことで、後の日程がゆっくり組めるので、往復馬車を使うことに。
行きと帰りで微妙に値段が違います。(詳しい値段は忘れましたが、行き8EURO、帰り6EUROだった気が) -
城の近くの馬車停(?)から、お城の入り口までは、約15分程度歩く、とチケットセンターでもらった資料に書いてあったものの、実際は早足で5分程度。お城の門に到着すると、このような表示灯があって、何時の回の人はこちら、と案内がされています。
この3桁の数字と自分のチケットの番号をにらめっこして、この自分のチケットに記載されている番号が呼ばれたら、自動改札機のようなゲートをくぐって城の中に進む、というシステムでした。
この入口の近くにはトイレもありましたが、女性用トイレはツアー客ばかりごった返していましたので、麓で済ませたほうが良いでしょう。
私は423(9:55)の回でしたので、まだまだ時間があることに気が付き・・・。 -
15分かかる、と城のパンフには書いてあったところを8分程度の早足で駆け抜け、マリエン橋に到着。
ここからのノイシュバンシュタイン城の眺めは、絵葉書等のショットで非常に有名ですね。無論、私もそのショットを収めました。
ここの橋から城に向けて帰るとき、チケットセンターからバスで来たと思われる日本人の高校生?か短大生と思われる集団に遭遇しました。そう馬車ではなく、バスで来ると、このマリエン橋近くのバス停で降りることになるのです。これまたこれで、便利だとは思います。 -
マリエン橋から城の入り口はのんびりと歩いて帰り、城の入口で時間を潰すことしばし。
ようやく9時55分の見学コースがスタート。一人ひとりに、大昔の携帯電話みたいな機械が手渡されます。これがオーディオガイドになっていて、見学の対象となっている部屋に入るときに、決められた数字を入れると、そこから多国語で解説が流れ、耳にそれを当てながら見学する仕組みです。
このオーディオガイドを受取るときに、係の人に「何語?」と言われるので「Japanese」と答えると、オーディオガイドを日本語に設定してくれます。
部屋から部屋へは、引率役の職員が連れていってくれます。おそらく見学間隔をコントロールするためでしょう。音声ガイドも「次の部屋へ移動するときには○番を押してください」と指示してくれますが、この引率役の人も英語でいろいろ指示をしてくれます。
写真は、城のバルコニーからマリエン橋を撮影したものです。かなり高いところにありますよね。 -
城の見学自体は45分程度で終わります。(城内撮影禁止)なんというか、ルートヴィヒ2世は、今の世に生まれたら「セレブ引きこもり」なんでしょうね。狂気のの完璧主義者、という印象を受けました。かわいそうなのは、ようやく一部が完成して住み始めて数日後に、捉えられて、その後すぐに謎の死を遂げているところ。さぞや無念だったに違いありません。
さて、城はどうやら改修作業をしているようで、城壁に足場が組まれており、職人さんたちが忙しく働いていました。
(そのせいでしょうか、前日にはしっかりされていたライトアップが、10/6の夜にはされていないように感じました。つくづく前日よるドライブしておいて良かったと思います。)
お城の見学コースを出てから子供番組の「ボブとはたらくブーブーズ」に出てくるようなマシンがあったので、思わずパチリ。 -
帰りも馬車で。乗っていると気が付かないのですが、馬車は結構揺れるもんですね。馬車からのショットは手ぶれがひどい・・・。手ぶれ防止機能がさっぱり役に立ちません。
帰る頃(11時過ぎ)になると、城へ向かう人が多くなってきます。私が見学したの次の次の回は、日本人の団体旅行客+すれ違った女子高校生?グループがわんさか居ましたので、ゆっくり落ち着いてみたい人は、早めにお城につくのが良いと思います。 -
朝早くから行動していたので、お昼をチケットセンター横のホテルのレストランで取りました。
が、これが大失敗。なんというか、これで値段を取るの?という料理です。どこでも売ってそうなソーセージを茹でで、電子レンジでチンしたようなフライドポテトをつけて、12EURO(だった気が)。
今回の旅行で一番がっかりした御飯でした。 -
本来計画していたのは、午前11時の回の見学コースに参加して、14時くらいまでお城近辺でグタグタしているつもりでしたが、早めに見学が終わったことで、ちょっとどこかに行きたくなってしまいました。
ドライブ旅行の良いところは突然の計画変更に柔軟に対応出来るところ。
ガイドブックをにらめっこしていると、ここからそう遠くないところに、リンダーホーフ城というこれまたルートヴィヒ2世が建築したお城があることがわかりました。
そこも綺麗でオススメだということが書かれていましたので、Tomtomを起動させて所要時間を見ると、ノイシュバンシュタイン城から約1時間15分程度。これはちょうど良い距離、ということで、早速予定外のドライブスタートです。
ドライブ途中に綺麗な川?湖があったので、パチリ。 -
本当にこの日は良い天気でドライブしているのが楽しい日でした。(というかドイツ到着以来、ずっと晴れ)
TomTomの予測通り、1時間15分程度で、リンダーホーフ城に到着。ここもノイシュバンシュタイン城のようにチケットセンターで、何時の回の見学コースを申し込む、というタイプです。
旅行記の表紙写真になっているのが、リンダーホーフ城を捉えたものです。
このお城が唯一、ルートヴィヒ2世が完成させたお城だそうで、近隣の諸国からいろんな贈り物がされたとか。
これもその一つ。セーブルの陶器でできているそうです。こんなに大きなセーブルを送られるとは・・・やはり王様は違う! -
リンダーホーフ城のツアーは、オーディオガイドはなく職員がドイツ語か英語で解説をするタイプです。英語も平易でわかりやすく、訛りも少なかったと思います。(ここも城内撮影禁止です)
個人的には、ノイシュバンシュタイン城よりも、このリンダーホーフ城の方が、よりルートヴィヒ2世の世界観が濃密に凝縮されているような気がしてなりませんでした。
ただ、無駄遣いをしすぎたのでしょう、彼が死んでから数週間後には、遺族はノイシュバンシュタイン城やこのリンダーホーフ城も一般公開せざるを得ない状況になった、とガイドは教えてくれました。そのくらい、金をつぎ込んだわけですね。
お城内部を見学した後、少し散歩をして城の北にある「人工洞窟」へと向かいます。(写真の奥にある緑色のガセボのさらに奥にある) -
人工洞窟「ヴィーナスグロッテ」の入り口です。ここも他の見学スポットと同様、決まった時間に見学が始まる仕組みになっています。
城からここに来るまで、結構な階段や坂道を上がることになります。この入り口にあるベンチに座ってのんびり出来たのはラッキーでした。
この人口洞窟、入り口はこんな感じですが、裏側にちょっと回ってみると人工の建築物であることが結構バレバレです。 -
19世紀に作られたにもかかわらず、この洞窟の完成度の高さと言ったら!
ルートヴィヒ2世は、この人工洞窟に楽団と歌手を呼び、時には洞窟内のこの白鳥のボートに一人で乗り、時には王様専用席(青く光っているところ)に一人で座り、ワーグナーにどっぷり浸っていたそうな。
ちなみにここのビーナスの洞窟ツアーは、一人の職員が最初ドイツ語で、次に英語で解説をしてくれます。(私が参加した回は、英語希望者が私だけでした。)
この洞窟、人工で波を起こす装置がついてると聞いていたのですが、どのようにしていたのですか?と聞いたところ、召使いたちが一生懸命、壁面の下部に備え付けてあるグラウンドを慣らすトンボのような装置を、エッチラオッチラと水面で引っ張って波を起こしていたそうな。
さすがに19世紀、そこまでは自動化出来なかったか。 -
洞窟から駐車場に帰るまでの道に、派手な建物を見つけました。
解説を読んだところ、これは東屋だそうで。
いやはや、彼は派手好きだったわけですね。 -
さて、予定外のリンダーホーフ城見学もできたので、満足しながらフュッセンの街に戻って来ました。前日、フュッセンで見忘れたものとして、「死のダンス」の絵があります。
これはフュッセン市博物館にある有名なもので、意味としては「誰一人として死からは免れない」というものだとか。実際、王侯貴族、聖職者から農民・子供にいたるまでいろんな人が、ガイコツとダンスを踊らされています。
この博物館に着いたのは午後4時過ぎ。博物館閉館は午後5時。「閉館時間わかってる?あんまり時間がないけどいいの?」とチケット売り場のおばちゃんに言われるも「死のダンスが見たいだけなんですよ」と述べたところ、「なら学生料金でいいわ」とおまけしてくれました。
ドイツは案外融通が効くところなのかもしれません。 -
死のダンスを見た後は、予定通りケーニヒス・クリスタル・テルメ(Konigliche Kristall-Therme)に向かいました。(http://www.kristalltherme-schwangau.de/)
温泉プール施設、とでも言うのでしょうか。ここの特徴は、屋外の温水プールからノイシュバンシュタイン城を眺めることが出来るというものです。
さらに毎週火・金曜日の19時以降、全館が裸入浴になること。(無論、混浴!)残念ながら、10月6日は木曜日でした・・・。いや、それを知っていたので、水着も持参していたのですが。
2時間10.4EUROのチケットを買い、中に入りましたが、英語の案内はひとつもありません!地元の人が対象なんでしょうね。ホームページもドイツ語だけでしたし。地元の人は慣れたもんで、さっさと着替えをして、バスローブなんかを羽織ってプールに出かけます。
こちらは、慣れない着替えで(男女の仕切りが私はわかりませんでした)、マゴマゴしてしまいました。
プールは、32度〜36度の屋内プールと屋外のプールがあります。どちらにせよ、とってもぬるい感じ。さらに屋内から屋外へと抜ける穴みたいなものもあり、そこを経由して自由に屋内⇔屋外を行き来することも出来ます。屋内のプールの中にバーまであり、ちょっとした社交場といった感じ。
死海よりも濃い?12 %の塩温水プールもあり、そこに浸かると面白いほど体がプカプカ浮かぶ、気持ちいい体験も出来ました。
ここで夜7時くらいまで粘って、ライトアップされたノイシュバンシュタイン城を見ようと思ったのですが、工事の影響でしょうか。一瞬だけサーチライトがついた!と思ったらすぐ消えてしまい、結局夜景を温泉から見るのはかないませんでした。(おまけに時間オーバー代として30分1.5EUROの追加料金を取られました) -
カイザーテルメから、再度フュッセンの街へ。前日目をつけていたレストランが定休日だったため、開いていたレストランに飛び込んで見ました。
名物と書いてあったメニューをオーダーしたところ・・・。すごーくおいしい豚の塩ゆで肉と、なんともすごいソーセージが出てきました。ドイツ語メニューだったので、ひとつもわかりませんでしたが、後からタップリと付け合せのマスタードが出てきたところから、これは血のソーセージだと思われます。
日本で、硬い血のソーセージ(サラミみたいな感じ)をかじったことがありますが、柔らかい血のソーセージは初めて食べました。
なんともこのソーセージは柔らかく、鉄の味がします。
私自身、苦手なものはあまりなく、何でも美味しく食べますが、これはさすがに「一生懸命」食べきった料理でした。 -
レストランには珍しいお客様が。黒猫が遊びに来て居ました。
他のお客さんにすごく邪険に扱われていましたが、とても可愛い猫でした。
名前も教えてもらいましたが、もう忘れてしまいました・・・。 -
ソーセージなどと一緒に頼んで、肉団子のスープです。御多分にもれず、このスープも、ものすごくしょっぱい。
おいしいんですけどね。
さて、明日はザルツブルクに向けて200キロ超の移動日。温泉にも使って、グースカゆっくり眠れそうです。
この日印象的だったのは、フュッセンの街をぶらぶらしていたところ、噴水の前にリンゴが置かれた箱がおいてあって「自由におとりください。リンゴは偉大なり」と書き添えられていたことです。
白雪姫の真似事か、すわ毒物混入か、と思ったのですが、後からしったところ、スティーブ・ジョブズがなくなった日だったんですね。
リンゴは偉大なりとは、そういうことか。。。と後で思い知りました。
9日目 ザルツブルク
http://4travel.jp/traveler/hakase705/album/10639359/
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