2010/03/24 - 2010/03/25
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つるまるこさん
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最近どうにも仕事の疲れが抜けず、心身ともにお疲れモード。
どこかで気持ちを切り替えないと、仕事の能率も一向に上がらないぞ、ということで
無理くり連休をぶんどって現実逃避の旅に出ることにしました。
とはいえ、今の業務状況ではどうあがいても2連休取るのが精いっぱい。
目的地の選定も「2日間で好きなことをして帰って来られる」圏内で行わなくてはなりません。
さあどこにするべやと考えて、思いついたのが
会津。
そこはかつて一度だけ、家族旅行で訪れたことのある土地でした。
あれは中学2年の夏。新潟の祖父母宅に帰省する前に、五色沼のキャンプ場で1泊する予定が、当日とんでもない豪雨に見舞われ、泣く泣くスルーする羽目になったのです。
唯一、観光っぽいことをした思い出といえば、申し訳程度に喜多方のラーメン屋さんに寄ったのですが、お店のテレビで高校野球の決勝戦が放映されていて、佐賀商業が甲子園で初優勝する瞬間を見たことは覚えています。
いつかちゃんとリベンジマッチをしなければという思いはありつつ、なかなか行けずにいた土地だったこと。
なおかつ、今いちばん自分がしたいこと―ひとりでゆっくり酒でも飲んでアタマをリセットすること―ができる、日本酒の名産地でもあること。
そして、1泊2日でなんとか帰って来られるだけの距離であること。
条件は揃いました。鶴ヶ城の桜の季節には1ヶ月も早いですが、一路、会津へ隠遁です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今回の旅のおともはこちら。
春休み期間限定、JR東日本のツーデーパスです。
関東と甲信越・南東北の一部の区間で普通列車が2日間乗り放題。
おねだん5500円ナリ。
春休みのない勤め人にとって、この時期に18きっぷを全消化するのはかなり厳しいだけに、なんとも心強いきっぷです。
「もう三十路間際のいい大人なんだから、いいかげん新幹線や飛行機で手っ取り早く快適に旅したら?」
そんな忠告も聞こえてきそうですが、無類のローカル旅好き、おまけに途中下車大好きの私にとっては、このテのきっぷがどうにも手放せません。
もし将来、我が家にチビ太(orチビ子)が生まれたならば、おそらく旅のメインの手段は電車からクルマに移ることでしょう。だから、今のうちにできることを楽しんでおこう、などという魂胆で、割り切って楽しんでおります。
…と言いつつわたくし、おチビがそれなりに大きくなったら、一緒にイベント列車に乗ってキャッキャキャッキャはしゃいでみたいにゃー、などと目論んでいたりもするのですが^^;
オープンエアのトロッコ列車とかお座敷列車とか、GWや夏休みに乗ってみたいなぁ。
※2014年追記:この「ツーデーパス」、現在は販売されておりません。。。
現在はこれと同等のエリアをカバーする「週末パス」というきっぷがあり、土日祝日で連続2日間使用ができます。お値段は8,730円と、以前のツーデーパスよりもぐーんと上がってしまっていますが;;ただ、東京〜会津若松を新幹線と在来線で移動した場合の運賃が片道8,760円(新幹線自由席利用時)とのことなので、現地で1泊しても元は充分取れるかな、と思います。 -
というわけで、一泊二日・会津の旅、はじまりはじまり。
新宿から普通列車で北上すること約四時間。
まずは会津への出発口、郡山駅に到着です。
ここから磐越西線に乗り換え、本日の目的地・会津若松を目指します。
まだまだ雪深い山奥を走るのは二両編成のディーゼルカー…と思いきや
← バリバリ最新型の電車。
そこかしこに「赤べこ」のペインティングが施され、なんだかめちゃくちゃ可愛いぞ。 -
駅の休憩室の窓もこんな感じ。
-
キュートな赤べこ号に乗って一路、会津若松へ。
住宅街を抜けると、猪苗代湖に近づくにつれ、だんだん景色が寒々としてきました。
東京は桜もほころぶ暖かさだけど、このあたりはまだまだ、冬なんだなぁ。
窓の向こうに見えるは会津磐梯山。スキー場らしきものもちらほらうかがえます。
あー、スキーしたい。 -
一時間ほど電車に揺られたのち、会津若松駅に到着。
白虎隊! -
ドムドム!!(関係なし)
うー、寒い。小雨がぱらついています。
それなりに雪国向け装備をしてきて正解でした。
モコモコのブルゾンにヒートテックのスパッツ着用、足元もブーツで、この寒さもなんとか乗りきれそうです。 -
白虎隊ゆかりの地ということで、街じゅうに白虎隊にちなんだものが見受けられます。
だんなさまが会津出身の友人から、
「会津は犯罪防止のスローガンまで白虎隊テイストなのよ!」
との話を聞いていましたが、、、
いざ目撃すると、結構なインパクトです。 -
市内の観光協会の施設でレンタサイクルを借りられるというので、まずはそこを目指します。
てくてく歩くこと10分。ようやく到着するも
「本日、祝祭日のため休館 (レンタサイクルも休業日です)」
ぬあぁぁぁぁにいぃぃぃぃぃ〜〜〜?!
しかもよくみるとその看板の横っちょにこんなことまで
「※レンタサイクルは12月〜3月下旬まで休業です」
…きいぃぃてないよおぉぉ〜〜〜(古典ギャグ)
まあ、こんな看板が出ているぐらいですから
←
致し方ないとします。
駅でもレンタサイクルが借りられるとの情報も得ていたので、一旦、引き返すことに。
しかし、まったく知らない土地を歩くとき、わずか5分や10分といった間の距離でも、途方もなく遠く感じるのは、なぜなのでしょう。
再び会津若松駅に到着。
駅レンタカーでレンタサイクルを無事入手し、仕切り直しです。
観光協会で借りる倍の料金がかかるから敬遠してたんだけどなぁ(´・ω・`)
4時間1000円は今まで旅先で乗ったレンタサイクルの中でも最高クラスの額です。
それだけ駅にとって貴重な観光収入ってことかな…。
駅から観光名所まではいささか距離があり、徒歩で向かうのはハードなため、ここは頼らざるを得ません。
ママチャリレンタサイクルにまたがって再び市街地へ。
クロスバイクで移動する生活にすっかり慣れてしまったため、どっぷり腰に重心を掛けてまたがるタイプのママチャリはいささかおっかない。恐る恐るペダルを漕いでいましたが、5分もすると感覚が戻ってきました。
いやー、この安定感は尋常じゃありません。ラクチン! -
ノスタルジックな街並みに、走っているだけでテンションが上がります。
心なしか貸衣裳屋さんや呉服屋さん、写真館など、冠婚葬祭系のお店が多い気がします。
おそらく家族行事を重んじる土地柄なのでしょう。 -
-
-
会津若松のシンボル、鶴ヶ城が近づいてきたところで、まずは本日最初のおめあてスポット、会津酒造歴史館へ。
水のきれいな会津地方は、日本酒の名産地としても知られています。
宮泉銘醸さんという蔵元が運営するこの施設は、日本酒や焼酎の醸造工程が見学できる…だけではなく、実際に館内で試飲もできるという、呑んべえにはたまらないスポットなのです。
鶴ヶ城の入口に程近い場所にその歴史館はあり……
ありりりり〜〜????? -
残念ながら外観は補修中のようです。
-
さっそく中に入ってみます。
-
平日のお昼時なのに、ずいふんにぎやか。
…と、おや? -
なるほど。
どうやら日本語を母国語とする客は私一人のようです。
お隣の経済大国さんからツアーでお越しの御一行は、お酒の試飲や、お味噌やお漬物の試食で大はしゃぎでした。
楽しいだろうな〜。 -
さてさて、ここから蔵元の見学開始。
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入館料300円を払って、いざ突入です。
-
貯蔵タンクがいっぱいの薄暗い館内。
-
目の前で、職人さんがまさに仕込みの作業中。
ドキドキします。
-
-
写真を撮りながら館内をめぐっていると、作業中の職人さんが手を止めて、私を手招きしています。
「お姉さん、今しぼったばかりの酒、飲ませてあげるよ。新酒だよ〜」 -
なんと!
職人さんは作業中のタンクの中から、できたての日本酒をひしゃくでひと掬いして、私に差し出してくれたのです。
おぉ、究極の贅沢!!
さっそくいただくことに。
むむ〜、甘いっ!!フルーティ!!
まさに、日本酒のボジョレー・ヌーボーやぁぁ〜〜〜(彦麻呂口調で)
でもって、後味がピリッとしている。
「ちょっと炭酸が入ってるからね〜」なるほど。
いや〜、ひしゃくの中のお酒、全部いただいてしまいました。ごちそうさまです! -
施設の奥には、会津地方の伝説の呑んべえさん、小原庄助を紹介するコーナーが。
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・・・・・・・。
-
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
-
むむぅ、B級スポット感満載。
ここからさらに一歩踏み込んでしまうと、「淡路島ナゾのパラダイス」のような空間になってしまうのですね。 -
さてさて。
蔵を後にし、再び、受付前の売店コーナーへ。
さきほどの中国人ツアー客は去り、静かになった店内にいた客は、私ともう一人、おひとり旅中のご婦人だけでした。
売店では自由に試飲や試食ができるようになっていて、ご婦人と上機嫌でおしゃべりしながら、お酒やお味噌やお漬物をいろいろいただいてしまいました。
宿での晩酌用に、こちらのお酒とくるみ味噌を購入。
いやはや、美味しゅうございました。 -
日本酒をたらふく飲んですっかりいい気分になったところで、お次は会津の名城・鶴ヶ城へ。
入口を抜けると間もなく、立派な石垣とお堀が見えてきました。 -
お堀の真ん前になぜか鎮座しているド派手なラ○ホは見ないふりをして、いざ、お城へ。
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鶴ヶ城はこれからしばらく改修工事に入るとのことで、外壁が覆われてしまっているのではないかと心配していたのですが、なんとか間に合ったみたいです。良かった!
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凛とした立ち姿。グッときます。
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庭木の「雪吊り」の数々を見ても、この地域の冬の厳しさを感じさせられます。
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お城の前の和菓子屋「会津葵」さんで、ダンナへのお土産を購入しました。
http://aizuaoi.com/ -
蔵造りの建物も素敵です。
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私が購入したのはこちらの「鶴ヶ城羊羹」と
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見た目も美しいこちらの和菓子。
写真右側の「神饌 花餅」は、包みを開けると↓ -
中から、それはそれは美しい求肥のお菓子が出てきます。
照明の都合でわかりづらいのですが、パステルカラーの求肥の輪が五連でつながっています。
とっても繊細でステキ。 -
鶴ヶ城を離れ、次なる目的地へ。
そろそろ遅めのお昼ご飯をいただきます。
レトロな門構えのお店や会社の建物が並びます。 -
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こんな建物の職場にお勤めできたらかっこいいなあ。
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しばらく自転車を漕いでいきます。
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こちらはお洒落なカフェかレストランかと思いきや、
なんと、駅です。
「七日町」と書いて「なぬかまち」と読むそうです。 -
さてさて、ここでお昼ご飯。
味噌田楽で知られる「満田屋」さんへ入ります。 -
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注文すると、お店の方がこちらのいろりで一本一本、田楽を焼いてくださるのです。
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本日いただいたのは
こんにゃく(甘味噌、柚子味噌) -
一起もち(左・お醤油+海苔)
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豆腐生揚げ(上・山椒風味) 。
とっても美味しゅうございました。 -
あつあつの田楽とほうじ茶であったまった後は、本日の日本酒のアテをもう一品仕入れに、こちらの「肉の庄治郎」さんへ。
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購入したのは、
じゃじゃんっ!
会津名物・「馬刺」です。
特製のにんにく味噌もついてきました。
パワーつきます! -
この日の晩は駅前のお宿「駅前フジグランドホテル」さんへ。
なによりうれしかったのは、お隣にある日帰り温泉「富士の湯」に無料入浴できるというサービスがついていたこと。
このお風呂がでっかくて、湯船もいろいろな種類のものがあり、楽しかったです。
近くに地元のスーパーもあり、夜のお買い物も便利でした。
お風呂上りにこちらのコーヒー牛乳を。
左は隣県の仙台名物「牛タン」うまい棒。
しっかりお風呂であったまった後は、本日購入したお酒と地元の名産を肴に晩酌。
昼も夜も日本酒でへべれけ、仕事の疲れも吹っ飛ぶ一日でございました。
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