天空の都市と天空の鏡に逢いに８年ぶりの南米へ!!　②クイもきつね色に、雨のピサック

2011/12/24 - 2012/01/04

　◆②クイもきつね色に、雨のピサック◆

クスコに8：30頃に着く予定が、大幅に遅れて13：30頃に。
海岸地方のリマとは異なり、山岳地方のクスコは標高3300メートルぐらい。
飛行機を降りたときはテンションが上がって気づきにくいけど、少々しんどい。
多くの人が経験する高山病の一歩手前って感じ。

この日はクスコの観光ではなく聖なる谷の観光をして、クスコよりも標高の低いウルバンバで宿泊。
通常の聖なる谷観光では、
・ピサック：インディヘナの青空市場とマチュピチュのミニ版のピサック遺跡。
・ウルバンバ：クスコの保養地らしい。
・オリャンタイタンボ：要塞ともいわれる遺跡、マチュピチュの観光客で結構にぎわってるっぽい。
・チンチェーロ：青空市と要塞跡。
この4か所らしいんやけど、どうしても
・マラスの塩田：インカ時代から続く棚田の塩田。
・モライ：農業試験所跡。
にどうしても行きたく、追加料金を払い(一人36ドル、高い!!)、
ピサック、ウルバンバ、オリャンタイタンボ、マライ、モラスに変更。

が、クスコに着いた時点で5時間押し。
さてどうなるのか・・・。

エリア その他の都市(ペルー)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• 交通: 2.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

5時間押しでクスコに到着。
ウイスキーの広告はマチュピチュ。
徐々に近づいてると実感。

空港はちっちゃくほんまに地方の空港って感じ。
観光客ばかり、到着した人以外は入れないらしい。

外はこんな感じ。

周りにはなんもなさそう。
外資系の看板が目立つ。

と、ここでまたまたトラブル。
うちのガイドがいない!!

困っていると、まん中のピンクの女の人が『どこの会社ですか？』
と声をかけてくれた。
が、手配した旅行会社が現地の旅行会社に委託してるのでわからない!!
こういう時のために緊急連絡先を聞いとけばよかったと激しく後悔。

なんだかんだで無事に落ち合えたのが3時ちょい前・・・。

しかし、このピンクの女の人がいろいろなとこに電話をしてくれて凄く助かった。
名前を聞くのを忘れたが、本当にありがとう。
(ミッキ−トラベルと言うとこの人らしい。)

無事に旅行会社の人と会え、ガイドさんとドライバーさんも到着。
どうもガイドとドライバーは現地の旅行会社の社員ではなく、
フリーの人を雇ってるみたい。
旅行会社の人は空港で待ってて、引き渡す役目みたい。

さっきの予定はどう考えても無理みたいなんで変更して、
ピサック、オリャンタイタンボ、マラスの塩田のみに。
けっこう楽しみにしてただけに残念。

クスコ市街を通り、市街を一望できるポイント。
ここからは盆地ってことがよくわかる。
雨でスカッとしないのが残念。

中心となるアルマス広場とカテドラル。

山道を進んでピサックへ。
どうもちょっとしたパレードがあるらしくこんな飾り付けになってる。
なんたって12月25日のクリスマス。
ちなみにこの黄色い服の人がガイドのカルロスさん。
なかなかのナイスガイ。
日本に５.６回行ったことがあるらしい。

野菜。

魚や肉。

原色なおっきな南瓜。

フルーツ。
この赤いのは確かサボテンの一種やったと思う。

野菜の種類はそんなんに無かったけど、フルーツは結構いろいろあった。

天気と時間が遅かったためか観光客用のはほとんどなかった。

いかにもアンデスって感じのおばちゃん。

ジャガイモ。
もちろんここ南米が原産。
ここからスペイン人が持ち帰ったジャガイモがヨーロッパを救ったといっても過言ではない。
このジャガイモがなかったら歴史が変わってたはず。

この赤いフルーツをカルロスが買ってくれた。
想像どおりの酸味のある味。

一番おっきなトウモロコシらしい。
チーズと一緒に食べる。
はっきり言って味がない。

食堂ぽっいとこの厨房(？)へ。
オルノ(スペイン語で窯の意味)でいろいろ焼いてる。

ジャガイモや鶏肉、りんごなどなど。

こちらがクイ、日本名はテンジクネズミ。
この辺では結構な御馳走らしい。
美味しいらしいが、少々引く。

これはなんやろ？
ネズミかな？
牙が生々しい。

生前のクイ。
次は・・・。

街中をぶらぶらしているうちにパレードが終わったらしい。
右の人がドライバーのファンカルロス。
彼はスペイン語のみ。

ピサックを跡にして次へ・・・。
のはずやったけど、寒さと軽い高山病、ちょっとした車酔いのために、以後の予定をキャンセルしてウルバンバのホテルへ。

途中やってたパレード。

派手な服に奇怪なマスク。

このまま銀行に行ったら、な違い無く勘違いされる。
撃たれそうや・・・。

女の人も派手派手。

日本で言う、女神輿か。

ってことで、暗くなり始めたころにホテルへ到着。